『その2、初日。寺田』(1)


「はぁ、はぁ…せ、先生。さすがに、き、きついですよぉ」 「あぁ、教える方もマンツーマンだと疲れるな、こりゃ」 特別合宿初日。基本的に三日間とも日程は一緒だ。 一時限目、保健体育(苦手だ)、2〜4時限は体育をいろいろ、午後は武道か水泳(屋内温水プール があるのだ)。 この時間割は五分で考えた…もちろん裏時間割の作成に時間をかける為だが(笑)。 我ながら良く出来た(もちろん「裏」)と思うのだが、もちろん状況によって随時変えていくつもりだ… 5時限目に入り柔道を教えている。(さすがに初日の頭から女に変えるわけにはいかない…これでも 一応教師だからな) だが午前中から真面目にやってるだけあって相原はもうバテバテだ。 俺も表面上疲れた顔をしているが、教える方はそれほど疲れない。 むしろこの後の事を考え元気になっているぐらいだ。 「じゃあ、ちょっと休憩だ。そこで休んでろ」相原はすぐその場に座りこむ。 俺は早速、薬入りのドリンクを取りに教官室へ向かった。そろそろ実行といこう… 道場に入る前に中を窺う。まだ相原は肩で息する状態だ。 「待たせたな。これ飲んで一息つけ。そしたら寝技を教えるからな」 「は、はいぃ!やったぁ〜。すごく喉乾いてるんですよぉ」 と、俺からペットボトルを受け取るなりごくごく飲み始めた… よ〜し全部飲んだ!飲んだぞぉ!っといかんいかん!ビデオをセットしなくては… 「先生、ビデオなんかどうするんですか?」 「あぁ、真面目に授業を受けたという証拠だ。担任に提出するように言われてるんでな」 三脚を立て、ビデオを録画にセット…よしオッケ〜だ! 「…う〜ん、なんか余計に身体が熱くなった感じが…」 相原がうめく。見ると額には玉のような汗が吹き出ている(き、来たかぁ〜!) 「あ、あれ?…な、あ、あぁぁぁあ、うぅあああああああ!!!」 相原はその場にうずくまり、両肘を抱えるようにして叫ぶ。 「お、おい!大丈夫か!?」さすがの俺もチョット心配になって覗きこむ…ん? 「はぁはぁ…だ、だいじょう、ぶ?あ、あれ声が、変?あたし、どうしのかな…って、あ、“あた しぃ”!?」 や、やったぁ!成功だ!見ると男のときも細かった身体が更に華奢になって…しかしあきらかに 以前より膨らみを増した胸… 「せ、先生…ま、さ、か?」 「あぁ。さすがに3日も男二人じゃ味気ないんでな。ちょっと薬を…」 「すぅえんすうええええいいい!ふざけないでくださぃぃい!」 絶叫してるがもう遅い!やったもん勝ちだ! 「お、相原!元気じゃないか!よしっ、続きだ!」 「何のですかっ!あたし帰ります!早く先輩に戻る薬を…」 「お〜っと、今帰ったら進級出来ないぞ。来年は後輩と一緒に授業か…それとも退学するのかな?」 「せ、先生、ずるいですよ」 「まぁ、いいじゃないか。3日の我慢だ。最終日には男にもどしてやるし… それに、今学園内には俺とお前しかいないんだ。誰も邪魔するやつはいないぞ…」 そう云いながら相原に近づいていく。相原は後ずさりしながら出口に向かう… 「待て!」「きゃ!は、離して」 「何、勘違いしてるんだ?ほら続きだ」「つ、続きって?」 「寝技だよ、寝技!」「やだ!やめてください!」 「ほら」「きゃ!うっ!」 いきなり相原の袖を掴み足を掛け倒すと、俺はその上に覆い被さった。 「これが横四方だ。相手の肩口から手を背中に回して…」「あ、あん!」 「もう一方の手を股間から…」「や!いや〜〜」 「むう、胴衣の下は邪魔だな、脱がすぞ」 「や、いやです!やめてくださいぃ…あぁ」 脱がすとあの夢にまで見たスラっとした白い足に…トランクスぅ? 「相原ぁ〜、いや“たくや”…トランクスはいかんなぁ、女の子なのに」 「何云ってるんですかぁ、さっきまで男だったんですよぉ〜 ひゃ!そういいながらトラン、ぁん、クスの上、から、あ、あん さ、触らないで…ひゃうん!」 「って事は上は裸…なんだ。シャツ着てたのか…っておお!!」 帯を解き、肘のあたりまで胴衣をはだけると、少しだぶついたTシャツに胸の部分だけが見事な盛り 上がり。 しかも汗でビショビショなので、これまた見事に透けまくって乳首がくっきり浮きあがっている! あぁ、たくや、なんて素晴らしい身体なんだ! 「もうやだぁ〜帰してくださいぃ」 自分の姿を見て涙を流しながら俺に訴え掛ける…その泣き顔がますますそそるんだがなぁ! 「うむん、ちゅ、ちゅう」「ひゃ!す、吸わないでぇ、汚いぃ、汗で汚いか、らぁ〜」 俺はシャツの上から胸にしゃぶりつく。乳輪から乳首に、周りから徐々に内側へと舐めると、乳輪部分 から持ち上がったように膨らんでいく… 「いやぁ、感、ひゃ、感じちゃ、う、あ、あぁ、んぅ!」 相変わらず感じやすいようだ。乳房、乳首への攻撃のみでトランクスはもうびしょびしょに濡れている。 始めは俺の身体を引き離そうと肩を押していた腕は、力が入らないようで俺の肩口に添えるだけになっている… つづく


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