『その2、初日。寺田』(2)
「うぅん、あん、あ、ひぃん!ひゃ、ひゃめて、く…ださ、いん!」
「なんだ?まだ胸だけだぞ。もうハメて欲しいのか?我慢がたりんなぁ、たくやは…」
“たくや”と男の名前で呼ぶ事にある種、倒錯的な感じがするのだが、征服感がそれに勝る。
「ちが!…うん!違うんです、やめ…はぁん!や、やめてくださいぃ」
「何?ハメるなって云うのか、たくや?」
俺はその気もないのに、一旦動きを止めてたくやを窺う。たくやは
はぁはぁと息をしながら頷いた。
「じゃあ、今回は入れないで済ましてやろうか?」(こくん)また頷く。
「なら…俺がどうして欲しいか判るな?」
そう云って、俺は胴衣の下を脱ぎパンツも脱ぐと、息絶え絶えのたくやの前にイチモツを差し出した。
「5時限目の終礼まであと五分だ。それまでに俺を満足させろ。ダメな時は…」
…たくやは身体を起こすが、その場に座りこんだまま動こうとしない。
たぶん、こう考えているだろう…俺がそれで済ますはずが無い。この場を逃れてもまだ時間はあるのだ。
その間に何もされないはずがない…と。
「時間が無いぞ!タイムアップと同時に上四方固めだ。たくやの為の特別版のな…」
そう云って俺が怪しくニヤけると、たくやは(仕方ない…)といった表情で俺に近づき、おずおずと俺の
モノに手を伸ばした。
「っ!?」…これは!触れられただけでこんなにヤバいとは思わなかった。
さすがにたくやは男のツボを知っている。しかも三十秒ほど手で擦ると、すぐに顔を寄せて咥え始めたのだ。
「うっ!」思わず声が出ちまう。裏筋に沿って舌を這わせる。棹の下から上まで舐めあげ、亀頭部分を口に
含み、舌を被せたり、尿道口を刺激したり…うぅ、10代童貞少年なら一分持たんぞ、こりゃ。
「うぐ、むうん、うん、ふん」たくやはまさに絶技といえるフェラで俺を追い詰める。
だが三分過ぎたあたりから、俺がイかない事にたくやは焦り始めた。
それまで絶妙だったモノへの刺激が、ただ咥えて出し入れするだけの単調な動きになる…
しかもたくやの目は壁の時計をみつめたままだ。
これなら時間切れだな…そう俺が確信した、その時!
「何ぃ!?」たくやは最後の勝負に出た。身体を更に俺に寄せると
、イチモツに胸を…「パ、パイズリかぁ!」
いかんいかん、思わず叫んでしまった(笑)。
俺の目の前で、たくやは涙ぐみながら乳を両手で寄せてモノを挟む。
口から唾液を垂らしてヌルヌルの乳…たくやの手で揉みしだいて、いやらしく形を変える乳が俺を責めたてる。
「はぁ、あん、どう、ですか?き、気持ち、よくないですかぁ…
あたしの胸、うん!胸でイって、あつぅいのかけて、くれないんですかぁ?…うむん」
“パイズリ+言葉責め”か〜!たくや!いつ覚えたんだ、そんなの!やばい!やばいぞぉ、まだか!まだ鐘
ならんのか!
たくやは胸の間から出た亀頭の部分をチロチロ舌で舐めあげる。
俺の下半身はまるで感覚がマヒしたようになる。制御がきかん。
こんな快感、初めて、かも…うぅ!!
『き〜んこ〜んか〜んこ〜ん』ド、ドピュ、ドクッドク…
「きゃうん!?」「うぅ、うぅうう、…はぁはぁ」
「…先生、イキましたね。鐘と同時っぽいみたいだったけどOKですよね…はぁ〜、もうこんなに出しちゃって…」
と云いながら顔や胸に付いた精液をタオルで拭いている。
「センセっ、道場脇のシャワー借りますね…って、ぇえええ!?」
背を向けていたたくやがこちらに振りかえる。
そこにはいまだ存在を激しくアピールしている俺のイチモツがある…
「や、先生、な、なんで…」動揺するたくやに俺は笑顔で返した。
「たった一発で満足すると思ったのか?お前のイヤらしいその身体を犯すのを今日まで心待ちにしてたんだぞ。
たくや。俺は『五分で“満足”させろ』と云ったよな?覚えてるだろ…」
…やはりバイアグラ飲んでおいて良かった。効くなぁ、これ(笑)
さらにつづく
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