32・たくやのフタナリ道中記・その1(XC3)


「ふやぁぁぁぁぁん! あっあっあっあっ、あアァァァ! 相原くん、イく、イッ、んひァああああああッ!!!」
 机の上に豊満な乳房を押し付けるようにうつ伏せになった麻美先輩のヒップに腰を叩きつけるたびに、あられもない嬌声が研究室の隅々にまで響き渡る。
 それは数日前まで処女だったとは思えないほどの乱れようだ。誰にも穢されたことのなかった蜜壷は、三度続けて子宮の奥へと叩きつけられた大量の精液でドロドロにぬかるんでいて、それでも祈祷が膣奥を突き上げるたびにぎゅうぎゅうと締め付けてきている。そんなヴァギナの具合のよさに唇の端を吊り上げるように笑みを浮かべたあたしは、ブラウスを肌蹴て露わにした乳房を先輩の背中に押し付けるようにして覆いかぶさり、滾り狂った肉棒を根元まで捻じ込んだ。
「んハァああああァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
 腰を前後に振りたくると、コリコリと固くなった乳首が汗がにじむほどに熱く火照った麻美先輩の肌の上をすべり、緊縮する肉壁に肉棒を締め付けられ、たまらずあたしの膣口からも愛液が滴り落ちてしまう。
 ペ○スがありながら、その根元には陰嚢の代わりに陰唇がある……ひと言で言えばフタナリと呼ばれる身体にされたあたしは、飛沫を撒き散らすほど濡れそぼった淫孔に肉棒を抽送しながらも、麻美先輩の耳元へ唇を近づけると、机と乳房の間に手を押し込んで乳首を探り当てながらそっと囁きかけた。
「ほら、もっといい声上げて鳴いてくださいよ。あたしをこんな身体にした責任、取ってくれるんでしょう?」
 事の始まりはいつもどおり。学園内で顔を合わせた麻美先輩と千里がいつものように自分の研究品の数々で争いを初め、そしていつものようにあたしが巻き込まれて女なのにおチ○チンを持つ身体にされてしまったのだ。
 けれど、いつもと違う点が二つあった。それは二人の薬や機械が複数入り混じって効果を発動させたせいで、いつもの薬ではすぐに元の身体には戻れなくなってしまったこと。そして異常に性欲が強くなってしまい、恋人の明日香が気を失うまで相手をしてくれたのに昂ぶりが収まらないこと。
 本当はもう一つあるけれど……そのことを考えるよりも先に、圧倒的な質量を誇る麻美先輩の乳房に指を食い込ませながら、先輩の膣奥深くを容赦なく抉り抜く。
「わ…悪いと…思ってるの……だから…か、河原さんと…頑張って……きゃふうううううッ!!!」
「ウソばっかり。いい加減正直になったらどうなんです? あたしのこと、好きだったんでしょ? そんなあたしに抱かれて嬉しいんでしょ? ほらほらほらァ!」
「あっ、やっ、んッ、あァ、そ、そうなの、相原くんと一つになれて、ほ…ほんとは嬉しいのォォォ♪」
「前は研究のことしか頭にないような済ました顔してたのに、身体の方はバージン破られながらイっちゃうぐらい淫乱だったもんね。今日だって危険日なのに膣出しをせがむし!」
「だって、だって欲しいんだもん! 相原くんの赤ちゃん、欲しいの、孕みたいの、産んじゃいたいのォ!!!」
「ふふっ……そういうことを言えるようになった麻美先輩、とっても素敵だよ」
「あ…相原くゥ〜〜〜〜〜〜んんんッ!!!」
 もはや肉欲の虜になった麻美先輩のヴァギナへ既に今日は十回以上射精している肉棒を捻じ込んで子宮口をズンズンと力強く突き上げる。いつも理知的な麻美先輩の端正な美貌が悩ましく歪み、水蜜桃のようなヒップをくねらせながら泣き悶える姿にゾクッとするものを感じてしまうと、あたしはほくそ笑みながらせわしなく痙攣している膣肉を押し広げるように肉棒を荒々しく抽送した。
「んっ…ん、はァ、くッ、あ…ああァ、お…おねがィ、出して、熱いの、おマ○コに、私のおマ○コにィ〜〜〜!!!」
 もはや理性も吹き飛んで恥じらいも何もない声を上げる麻美先輩のご希望通り、あたしはヒクヒク痙攣しっぱなしの胎内に捻じ込むぐらいに肉棒を押し込んだ。そして迸るのを今か今かと待ち構えていた精液を麻美先輩の膣の奥深くでしぶかせると、一撃目を受け止めた途端に先輩の頭が大きく跳ね上がる。
「―――――――、〜〜〜―――――………♪」
 膣の外にまで音が聞こえてきそうなほどに勢いのよい射精を全身で受け止めながら、先輩は全裸の身体をガクガクと打ち震わせる。
 あたしの身体を元に戻そうとして毎日頑張ってくれているのだ……だからあたしからのささやかなお礼として、男に圧し掛かられて膣内射精される喜びと快感を骨の髄まで味わいつくしてもらおう。
 まだ麻美先輩には四発目。ちらりと横に向けた視線の先で気を失っている千里は、先輩が研究している間にヴァギナとアナル合わせて八発ほどその喜びを味あわせてあげたのだから、もう四発ほど射精してあげなくちゃ申し訳ない。
 ―――女性を平等に扱うってのも大変よね〜♪
 さて、それでは次は、キュウキュウと締め付けてくる麻美先輩のアナルをいただこう。
 あたしは先輩のおマ○コから白濁液にまみれたガチガチのペ○スを引きずり出すと、舌なめずりをしながらゆっくりとお尻の谷間の奥へと先端をめり込ませていった―――


 −*−


「それじゃあ先輩、千里、ごちそーさまでした♪」
「…………………」
 千里と同じように床の上で気を失った麻美先輩からの返事はない。六発目あたりから意識が飛んでいたようだけれど、おマ○コの方がちゃんと反応してくれたのできっちり八発分の精液を胎内と腸内へと注ぎこんであげておいた。意識はないはずなのに先輩の口元には笑みが浮かんでいるし、きっと喜んでくれていることだろう。
 ―――それにしても……本当に面白い身体になっちゃったな。
 女の身体におチ○チンがあると言うのは非常にアンバランスなのだけれど、精液をたっぷりと吐き出して性欲が一旦収まった男性器はズルズルと体内に引き込まれ、クリトリスと化してしまっている。いったいどういう体構造になっているのかは知らないけれど、膨張率がかなりスゴいことだけはわかる。
 ―――そのおかげでショーツも問題なく履けるんだし、これはこれで便利なのかな?
 と言うわけで、ブラウスとミニスカートにニーソックスと言う服装に身を包んだあたしは、気を失った二人を寝かせたまま、そっと研究室を後にする。
 少々薄情かもしれないけれど、後始末をしようとして二人の身体に近づいたら……再び性欲が暴走する可能性が非常に高い。実際に、ロストバージン直後の千里にそうやって襲い掛かってしまったりもしたので、帰るときは速やかに二人から離れることにしている。
 ―――ん〜、今日はそこそこ出せたし、明日の朝ぐらいまでは持つかな?
 今日はもう時間も遅い。連日で相手をしてくれている明日香は今頃ベッドの中だろう。あたしの身体が元に戻るまでは迷惑をかけるけれど、明日の朝にはまたまたお相手してもらおう。
 だから今日はこれでおしまい……と思っていたのだけど、こう言う時に限ってエッチ舐めに会うのは、あたしの生まれ持った不幸な運命とでも言うのだろうか―――


 −*−


「やっ…だめ……! そ、そこは……ん、ふ…ふ、っ、ん〜〜………!!!」
 痴漢バスに乗り合わせてしまう可能性を避けて地下鉄で帰ることを選んだのに、車内に乗り込んですぐにあたしはお尻を撫で回され、二駅目に付く前にずっぷりと中指をアナルへ挿入されてしまっていた。
 時間も遅いので車内は満員どころかガラガラ。他に人がいないわけではないけれど、痴漢のおじさんがあたしを開くことのない扉へと押し付けながらショーツの中でジュポジュポとお尻の穴を刺し貫かれているのに、誰も止めてくれるでもなく、むしろ嬉々として近くの席に移動して観戦しにくるような有様だ。
「お姉ちゃん、こんな色っぽい格好で電車に乗ったら、犯してくれって言ってるようなもんだぜ?」
「ぬ、抜いて……お尻だなんて、や…めッ……あ、あはァあああああッ……!」
 せっかく半分だけでも男に……いや、体積や重さで言えば一割にも満たないような部分だけだけど男に戻れたのに、お尻で感じちゃうなんて変態だ。例え麻美先輩や千里とのSEXの余韻が身体の奥底でくすぶっていたからと言って、お尻の中を嬲りまわされて愛液が染み出るぐらいショーツを濡らてしまったなんて……!
「今日は彼氏とお楽しみだったのかい? 悪いね、その後でこんなおじさんが弄んじゃってさ」
「ん…はァ……あいッ、クッ…ふゥうぅぅぅ…んぅ………!」
「悪いと思ってるからさ、その分たっぷりと可愛がってあげるよ、へへへ……」
 首筋に吐きかけられるタバコ臭い息にはムードも何もあったものじゃないけれど、太くてゴツゴツとした指を抜き差しされるたびに股間以外はエッチな女の子のままのあたしの身体は確実にオルガズムへと押し上げられていく。服の下の肌は汗ばみ、大きく張り詰めた乳房を車窓へと押し付けながら強烈にアナルをすぼめ、腸壁を緊縮させてしまう。そして股間からはグッショリと愛液を垂れ流し……ショーツをひっぱっり上げるかのようにクリトリスは雄々しいまでに勃起したペ○スへと変わり果ててしまっていた。
 ―――見られる……お尻の穴をかき回されておチ○チンが大きくなってるのを見られちゃうゥ!!!
 幸いにして痴漢のおじさんはお尻にしか興味がないらしく、前のほうはショーツも剥かれていないし大きくなったモノはスカートによって覆い隠されている。けれども車内のあちこちからそそがれるイヤらしい視線を感じるたびに、股間は今すぐにでも指を突き入れて掻き毟りたいほどに疼き、肉棒もショーツを引きちぎりそうなまでに猛り狂っていく。
 ―――ヤバいって。興奮が全然収まらない……こ、このままじゃ………!
 腰を揺らすたびにスカートに包まれたおチ○チンの先端がコツンコツンと冷たく固い電車の扉に当たってしまう。その感触に下腹部をキュッと窄めてしまえば、おじさんの指まで締め付けることになってしまい、感じていることを否応なく知られて嵩にかかって責め立てられてしまう。
 ―――んああああああっ! ダメ、イっちゃう、射精しちゃうぅぅぅ〜〜〜〜〜〜!!!
 直腸の中を満遍なく揉み解されたあたしは飛び掛っている意識の中で、外に出ていない陰嚢が下腹部の中でキュッと収縮し、大きな塊のような精液をポンプのように射精感へ押し出してくるのを感じてしまう。
 もうあたしの気は狂いかけていた。どんなに押しとどめよとしてもザーメンが脈動とともに射精口へ向けて込み上げ、周りから見られる羞恥心によってアナルを穿り返される快感はますます昂ぶってしまう。恥ずかしい姿をさらけ出すのも厭わないぐらいにあられもなく息を乱し、張り詰めた乳房を押しつぶすように車窓に身体を押し付けながら激しくわななく肉棒をアルミの扉へと擦り付ける。
 ―――ショーツの裏地が…こ、すれ…てェ……!!!
 何度も麻美先輩や千里の窮屈な膣内に擦り上げられ、真っ赤に腫れあがって過敏になった亀頭には、肌触りのよいショーツの裏地でさえ紙やすりにも等しい。直腸をざらつく指先に擦り上げられる快感と裏筋を固い扉にこすりつける快感とが共鳴し合い、今まで味わったことのない二点責めにあたしの腰はガクガクと痙攣し始める。
 ―――男、なのに…お尻ほじられて、イっちゃったら、あたし…へ、変態になっちゃうぅ〜……!
 だけど指が出入りするたびに感じてしまう焼け付くような快感だけは否定しようがない。前と後ろから感じる二重の喜悦に、放置されているヴァギナからも噴水のように愛液が噴き出し、悶絶して……誰の目にもあたしが感じていることは丸判りだ。
 ―――変態だ、あたし、もう変態になっちゃったんだぁ……!
 女の身体におチ○チン生やして、どこもかしこも感じるところばかり。感じる場所が男と女で二倍になって、感じ方まで二倍になって、さらに倍倍倍で、もう訳わかんなくなるくらいにおマ○コでは愛液が滾っちゃってる。
 もうオスとかメスとか関係ない。どっちでだって感じるんだから、抵抗感じる理性までドロドロに蕩けちゃうぐらいにお尻をかき回されちゃえば……とか考えていると、
「イヤらしいケツマ○コしてるよな……もうたまんねェ」
「んふぁ……!」
 ギュポン……なんか物凄くイヤらしい音がして、アナルの窄まりからおじさんの指が引き抜かれてしまう。
 ―――そんなこれからって時にぃ……
 だらしなく開いた唇からネットリとした唾液を滴らせながら後ろへ振り向くと、想像通り性欲でぎらついた目をしたおじさんは、あたしの唇にむしゃぶりつき、そして……あたしのお尻には、指なんかよりずっと太くて、もっと熱い肉の塊がグイッと押し付けられていた。
「んっ!? んぐっ、んむぅうぅぅぅ〜〜〜〜〜〜!!!
 指でたっぷりと揉み解されて絶頂寸前に追い込まれていたお尻の穴は、抵抗する素振りを見せながらも、むしろ嬉々としてあたしに生えているものより太くて長い剛直を飲み込んだ……初体験じゃないとは言え、内臓全体を突き上げるような圧迫感に直腸粘膜をカリ首で掻き毟られる快感に、一も二もなくあたしは喜びに打ち震えてしまっている。
 なんて節操の無さだ。固くて、太くて、火傷しそうなぐらいに熱くて逞しいおチ○チンに刺し貫かれるたびに、あたしのおチ○チンまでがビクビクと脈を打ち先端からビュクビュクと先走りを迸らせる。痴漢のおじさんはよほどお尻を犯し慣れているらしく、直腸の奥の奥まで抉り抜かれ、いつの間にか乗客があたしの地殻の席に集まり始めた車内にぱちゅんぱちゅんと直腸粘膜と肉棒の擦れあう音が響いてしまう。
「お姉ちゃん…あんまりケツを締めるなよ。出しちゃうぜ、電車の中でケツに中出しされたいのか?」
「やだ…は、早く、ぬ…ぬい……んあああァ、くぁ、はぁぁぁぁぁん!」
「どっちだよ、抜いて欲しいのか? 抜いて欲しくないのか? キッツキツに締め付けるくせに、まるでマ○コみたいに奥の奥まで絡みつかせやがって」
「だって…だって気持ちいいんだもん! あっあっああっあっあっあっああっあいっいい、イっちゃう、電車で、お尻で、イクイクイクイクイっちゃうのォ―――――――――!!!」
 きゅんきゅんと緊縮するアナルに腰を叩きつけられ、根元まで捻じ込まれる肉棒にお尻の穴を蹂躙されたあたしは、車内に響き渡る電車のそう高温すらかき消しそうなほど大きな声で絶叫すると、直腸内に煮えたぎった精液をぶちまけられながらショーツとスカートの中で自分のザーメンも迸らせる。
 ―――きっとこれから一生、トイレでお尻を拭くたびに京の快感を思い出しておチ○チン勃たせちゃうんだろうな……
 そんな予感を覚えるぐらいに身体の奥底にまで快感を刻み込まれながら、お尻の中を精液でいっぱいにされてしまったあたしはズルズルと引き抜かれていく柔らかくなったおチ○チンをいつまでも愛おしげに直腸で締め付け続ける。
「へへへ、どうだい、今夜一晩オレにアナル調教されてみないか? 今まで知らなかった快感をたっぷりと教えてやるぜ?」
 その提案はスゴく魅力的だったけれど……何度も何度も虚ろな瞳でこくこくと頷いてしまいそうになっていたけれど……あたしは次の停車駅でおじさんを振り払うと、床にポタポタと白濁液の雫を滴らせながら電車を降りる。
 ―――ホームには……あたし一人しかいなくて……
 だから本能の命じるまま携帯を取り出してネットにつないだあたしは、駅名とイヤらしい言葉をキーワードにして検索をし始めた―――


たくやのフタナリ道中記・その2へ