第９話「焦らさないで」

「ほらほら、こうやって締めるとどう？　気持ち良いかしら？」
　先生のその言葉と同時に、ボクのが凄い力で締め付けられる。
「ひぁ・・・ひ・・・ぃ・・・」
　その凄い圧迫感に、早くも射精そうになる。ただ、普通に締め付けられただけなの
に凄い快感だよぉ・・・
「ふふふ、どう？　気持ち良い？」
「ひぁ・・・は・・・ひぃ・・・」
　そんな事尋ねられても、凄過ぎて何も言えないです、はい。
「こら、ちゃんと答えなさい」
　そう言って締め付けた状態で腰を動かす先生。
「ひわぁ!?　らめぇ・・・腰・・・動かさないでぇ・・・」
「だったらちゃんと答えなさい」
「ひぅ・・・気持ち・・・良いです・・・もう・・・許してぇ・・・」
　これ以上されたらすぐにでも射精ちゃう・・・
「ダメよ、まだまだこれからが本番なんだから」
　まだするんですか先生・・・っていうかもう許して。
「うぅ・・・もう許して・・・」
「ダメよ」
　そんな即答しなくても・・・
「さぁ、今度はこういうのはどうかしら？」
　そんな考えも他所に次の動きに入る先生。
「ほら、ほらほら・・・どう？」
「ふぁ・・・ひぁぁ!?　ひぁ・・・やぅぅ・・・」
　締め付けられるのが無くなったかと思えば、今度は中のヌメリを利用した、上下運
動が襲ってきた。
「ふふふ、どう？　程良く濡れてるでしょう？」
「ひわぁ・・・やぅ・・・らめぇ・・・」
　ヌメリが不思議なくすぐったさにも似た快感をボクのに与えてくる。それが、上下
に動き、満遍なくボクを襲う。
「ほらほら、ん・・・もっと早く動かしてあげる」
　妙に楽しげにそう言ってくる先生。そして、その言葉と同時に襲ってくるより激し
い快感。
「やぅぅ!!　らめ・・・ふぁぁぁ!!」
　何というか・・・粘膜のヌルヌルが表現し難い刺激でボクのを優しく包み込む感じ
が、締め付けられてる時と違って別の凄さがある。凄すぎ・・・
「ほらほら・・・ん・・・この程度で根をあげてちゃこれから先が保たないわよ？」

　・・・まだこれ以上にあるんですか？　先生・・・
「もう・・・勘弁して・・・」
「ふふふ、どうしたの？　もう２発目が射精そうなの？」
「ふぁ・・・そりぇも・・・ありましゅ・・・ひぃ・・・速いのらめぇ・・・」
　それもありますけど、これ以上はヤバイと思いますけど？　色々と・・・
「ふふふ、じゃあまた抜いてあげるわね？」
「ひぁぁ・・・人の話・・・聞いてぇぇ・・・ひにゃぁぁ!?」
　けど、そんなボクの言葉は当然の如く無視され、今まで以上の速度で腰を上下させ
始める先生。ホントに人の話聞かないんですねぇ・・・
「ダメよ。君はもう私の玩具なんだから」
　い、いつの間に・・・っていうか玩具って何なんですか？　何で玩具？
「うぅ・・・クラスメートには苛められ、女子生徒には苛められ、先輩達にも苛めら
れた挙句先生にまで・・・」
「ん・・・あら？　私は苛めてるんじゃないわよ？」
「ふぁ・・・じゃあ、一体何だって言うんですか？」
　若干腰の動きが緩くなったので少しまともに喋れるようになってきた。
「ふふふ、弄んでるのよ」
　・・・苛めてるのとどう違うんですか？　先生・・・
「全然変わらないんですけど・・・」 
「つべこべ言わない!!」
「ひにゃ!?　うひぅぅぅぅぅ!?」
　まるで怒ったかのような声でそう叫んだかと思うと、さっきまで以上に腰を激しく
上下させ始めた先生。その突然の出来事と、凄まじい快感に一気に高まってしまっ
た。
「ふぁぁ!!　らめぇぇ!!　れちゃう・・・れちゃうよぉぉぉ!!」
「あらあら？　早いわねぇ？」
　いや、さっきから何度も射精そうって言ってますけど・・・
「でも、まだダメよ？」
　そう言ってまたまたまた腰を止める先生。ヒドイ・・・
「ふぇ？　ひぁ・・・」
「ふふふ、やっぱり敏感になってるだけあって２発目でも早いわねぇ？　弄び甲斐が
あるわぁ」
　敏感になってるのは認めますが、一応ボク、今日が初めてなんですけど？
「ふふふ、ほら、ほらほら」
　極限状態で、頭がかなり呆け始めてるボクを他所に、再び腰を動かして責めてくる
先生。も、勘弁して・・・
「ひぁ・・・も・・・ゆるひへ・・・限界・・・ふぁ・・・」
「あら？　また射精そうなのね？　じゃ、またお預けよ」
　そう言ってまたまたまたまた腰を止める先生。お願いです、先生。これ以上焦らさ
ないで・・・
「ふふふ、その切なそうな表情・・・ゾクゾクするわぁ・・・」
　ボクの顔をウットリとした表情で見つめてくる先生。そんなこと言われても嬉しく
ないんですけど・・・
「ん〜・・・私も感じてきちゃった。でも、まだまだこれからよぉ？」
　だから、何がこれからなんですか？　先生・・・それ以前に徐々に締め付けるのを
止めてぇ・・・
「ひぁ・・・やぅ・・・もぅ・・・やぁ・・・」
　その締め付けにまたまたまた高まってきて、頭の中が爆発しそうになる。ホント、
も、イヤ・・・
「ふふふ、じっくり焦らしてたっぷり搾り取ってあげるからね？」
　うぅ・・・もう、焦らさないでってば・・・
「ふふふ、さぁ、今度はもっと凄いわよ？」
　とてつもなく楽しそうな表情でそう言うと同時に、最大級の快感とピンチが襲って
きた・・・