プログラム237「限界の限界(その11)」


プログラム237 最終覚醒(その11) 「ふぁぁ・・・こんな所があったんだ・・・」  思わず感嘆の溜息が洩れる。今私たちがいる場所は風呂場。仮面のおじさん達の後 について行ったらこんな場所があったなんて・・・ 「大きいなぁ・・・私たちの場所とは段違だよ・・・・」  私たちが普段使ってる風呂場の倍ぐらい大きい。こんなに大きいとかえで姉が喜ぶ だろうなぁ。かえで姉、お風呂好きだし・・・ 「凄い・・・こんな・・・広い・・・」  そんな事考えてたらかえで姉がそう呟いた。あ、凄く感動してる・・・ 「おやおや、そんなに感動したかね? かえで君」 「え? あ、はい・・・凄く広いお風呂場ですね・・・」  仮面のおじさんの問いに素直に応えるかえで姉。ホントに好きだねぇ・・・ 「ホント、かえでさんってお風呂が大好きなんですね」 「ほう? そんなにお風呂が好きなのかね?」 「え? あ、はぁ・・・」  何か曖昧な返事をするかえで姉。何ゆえ? 「じっくり味わってもらうのは後にしてもらうが、いいかね?」 「え、あ、はい・・・」  だから何ゆえ曖昧な返事を? まぁいいけどね・・・ 「さぁ、まずは君たち3人を綺麗にしてあげるとするか」  うやぁ? して・・・あげる? 「ど、どゆこと?」 「すぐに解る。さぁ、3人ともココに座りなさい」  すぐに応えてくれないのがヤダなぁ・・・もう、いい加減慣れたけどね。 「コレって・・・座椅子?」 「多分・・・」 「でも、一般的なモノとは少し違いますね・・・」  何だか真ん中に窪みがある座椅子。幅だけなら人の腕も軽く通るぐらいの窪み。一 体何? 「それもすぐに解る。さぁ、3人とも早く座りなさい」 「うゆぅ、解ったなり」 「はい・・・」 「はぁ・・・」  とりあえず大人しく座ってみる・・・何だか股間部が無防備でヤダなぁ・・・こ れ。 「何だか変な感じだよぉ」 「いつもと勝手が違うから?」 「何て言うか・・・アソコの部分が・・・凄く気になりますね」 「そだね」 「な、何なのかしら、この窪み・・・」 「くくく、すぐに解ると言っただろう?」 「さぁ、早速身体を洗ってあげよう」 「ふぇ!?」 「え!?」 「な!?」  そ、そうくるのォ!?  「うやぁ、そりは遠慮したいなぁ、なんて・・・ダメ?」 「何だ? 身体を綺麗にしてスッキリしたくないのかね?」 「いえ、そういうわけでは・・・」 「ならば遠慮することはない。綺麗に洗ってあげるから大人しくしていなさい」 「でも・・・」 「ほれ、じっとして」 「うゆぅ、解ったなり・・・」  あんまり抗うと他にも色々されそうだから、この辺でやめとこうっと。 「さぁ、たっぷり洗ってやるからな」 「うゆぅ、お手柔らかにぃ・・・てひゃぁ!?」 「ふぁ!?」 「な!?」  いつの間にか後に周ってた仮面のおじさんの一人が、背後から胸を揉み始めた。い きなり何するかな!? 「ほれ、じっとして。身体が洗えないだろう?」 「うゆぅ、そんな事言われても・・・」 「急に・・・こんな・・・」 「せめてタオルを使ってください・・・」 「何を言ってるんだ? こっちの方が綺麗になるし、気持ちが良いだろう?」  き、気持ち良いって言うのは解るけど、綺麗になるって言う時点で妖しいなり。っ ていうか無理でしょ? 「でも・・・ふぁ・・・こんなの・・・ひゃぅぅ・・・」 「んぅ・・・ダメ・・・ ひぁ・・・あくぅ・・・」 「くぅ・・・いぁ・・・あは・・・ひぁ・・・」  じっくり満遍なく洗ってくる仮面のおじさん達。洗うって言うより、愛撫してきて るね、こりって・・・ 「くくく、まだ吟たちとの余韻が残ってるみたいだね? こんなに乳首が固いぞ?」 「ほぅ? どれどれ」 「ひぁ!? やぁ・・・きゅぅ・・・ダメェ・・・」 「ふぁ!? そんな・・・摘まないでぇ・・・」 「くぅ!? ソコは・・・許してぇ・・・」  指で乳首を転がして確認してくる仮面のおじさん達。うゆぅ、まだ敏感なままなり ・・・ 「この分だと・・・いけそうですな?」 「そうですな・・・」 「くくく、楽しみですな・・・」  何だか周りですっごく意味深な会話が繰り広げられてる気が・・・一体何? 「さぁ、そろそろ他の部分も洗い始めましょうか」 「そうですな」 「時間も残り僅かですからな、早く済ませますか」  そう言って私たちを3人ずつで囲みだした・・・


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