プログラム218「終局へ(その16)」
プログラム218 最終段階(その16)
「ん・・・くふぅ・・・んぅ・・・ひぁ・・・あくぅ・・・」
「んく・・・きゅぅ・・・ひゃぅ・・・んきゅ・・・ひぁ・・・」
「はぅ・・・ん・・・んぅ・・・くぅ・・・ぁ・・・ぁく・・・」
焦れったそうに悶える私とさやかお嬢様とかすみお嬢様。それもそのはずだ。何し
ろ、今私たちの身体を、筆がゆったりと撫で回しているのだから・・・
「あ・・・ひぁ・・・あぅん・・・くぅ・・・ダメェ・・・」
「ひゃぅ・・・んきゅ・・・ダメェ・・・ソコはぁ・・・」
「はぅ・・・くぅ・・・ダメ・・・い・・・やぁ・・・くぅ・・・」
巧みに、そして確実に私たちを感じさせる筆遣い。今まで、さやかお嬢様とかすみ
お嬢様、二人掛りで責められた体験はあるが、ここまで沢山の筆が身体を襲うと、半
端じゃなく物凄い快感に狂ってしまいそうだ。
「ほれほれ、ココをこうするとどうかな?」
「んひゃ・・・きゅぅ・・・ダメェ・・・ソコ弱いよぉ・・・」
いやらしい問いかけに悶えるかすみお嬢様・・・
「ココの反応はどうかな?」
「んぁぁ・・・ダメェェ・・・ソコォ・・・許してェェ・・・」
いやらしいといかけに、切なそうに喘ぐさやかお嬢様・・・
「くくく、ほれ、ココをこうするとどうかな?」
「はぅん!! ひぁ・・・あひぁ・・・くぅぅ・・・」
両方の乳首をクルクルと撫でられて身体を反らしてしまう私。
「くくく、素晴らしい反応ですなぁ。筆責めもココまで好きとは思いませんでした
よ」
「やはりマゾの血が濃いようですなぁ。辱められれば辱められるほど、身体が敏感に
反応している」
男達の淫猥な批評。それらを聴くだけで恥ずかしさに身体が火照ってしまう。
「ほれほれ、もっと悶えなさい」
「そうそう、ご褒美なんだからイきたくなったら何度でもイって良いんだよ」
しかし、そういう彼らの筆は、肝心の恥部に触れてくれない。こんな状態でイける
はずがないのは解っているはずなのにだ。
「あ・・・ひぁ・・・くぅ・・・んぅ・・・ダメェ・・・ひぁぁ・・・」
「んぅ・・・くぅ・・・ヤぁ・・・もぅ・・・くぅぅ・・・」
「くぅ・・・ダメ・・・あひ・・・くぅぅ・・・はぅん・・・」
かすみお嬢様もさやかお嬢様も、どうやら肝心の恥部を筆で責められていないよう
だ。もどかしそうな、切なげな喘ぎを洩らしている。
「ほれほれ、どうだ? ココは? ん? ほれ、ほれほれ」
「くくく、ビクビク反応して、いやらしいなぁ」
「全身が性感帯みたいですなぁ。何処を撫でてもいやらしく反応する」
「いやいや、弱い部分を徹底的に責めようとしても何処も過敏に反応すると、逆に
じっくり責めたくなりますなぁ」
「そうですなぁ。あまりそういうことを牝にするのは良くないのですが・・・頑張っ
たご褒美ですからなぁ。たっぷり味わってもらうとしますか」
こんなに切ないのがご褒美だというのか? まったく、本人の意思を完全に無視し
てくれる。・・・まぁ、切ない快感は別に嫌ではないが・・・何と言うか、やはり強
い刺激も欲しいというか・・・
「ひぁ・・・んくぅ・・・あひ・・・ひゃぅ・・・もう・・・きゅぅぅ・・・」
「ダメ・・・はぅ・・・くぅ・・・ヤぁ・・・ひぅ・・・ゆるし・・・んぅ・・・」
「はくぅ・・・くぅ・・・ひぁ・・・んぁ・・・ダメ・・・あはぁ・・・」
そんな事を考えながらも、只与えられる切ない筆責めに、さやかお嬢様もかすみお
嬢様も私も限界がきていた。ましてや、さやかお嬢様とかすみお嬢様は、さっきまで
股縄で焦らされ続けたのだから完全に限界のはずだ。
「皆様、お遊びになられるのは構いませんが、壊さない程度にお願い致しますよ。ま
だ商品の状態なのですから・・・」
「うむ、そうだったな。いや、彼女たちの反応が余りに素晴らしいものだったからつ
い・・・な」
「うむ、まさに至高の出来上がりですからな。夢中になってしまった」
「左様でございますか」
「では、そろそろ3人とも満足させてやるとしますか」
「そうですな」
下萄の言葉に、ようやく絶頂を与えるべく行為に移ろうとしている男達。・・・下
萄なんぞに助けられるとは思わなかった。
「さぁ、思い切り絶頂を迎えるといい」
「ほれ、いくぞ」
「んぁ・・・ひぁ!? ふぁぁぁぁ!! ひゃ・・・あひゅぅぅぅぅ!!」
まずはかすみお嬢様から始めるようだ。かすみお嬢様の驚きと安堵の喘ぎが部屋を
響かせた。・・・それにしても、かすみお嬢様の喘ぎ声はいつもああなのだが・・・
一体何故?
「ひぁ!! あひぁ!? ひゃぅぅぅ!! きゅ・・・んきゅぅぅぅぅ!!」
「ほれほれ、もっと感じなさい。ほれほれ」
「イきそうになったらちゃんと報告するんだぞ?」
「ひゃきゅぅぅぅぅ!! らめ・・・ひぁ・・・イきゅぅぅぅぅ!!」
「くくく、ほれ、イきなさい。遠慮せずに思い切りイきなさい」
「きゅぅぅぅ!! イきゅぅぅぅぅ!! あきゅ・・・ふやぁぁぁ!!」
激しく絶頂を迎えるかすみお嬢様。・・・やはり不思議だ。ひょっとして意識して
いるとか? ・・・流石にそれはないか。
「ほれ、今度はお姉ちゃんの番だよ」
「はい・・・」
「たっぷりイかせてやるからね」
「はぅん!! ひぁぁぁぁ!! あはぁ!! くぅぅぅ・・・んぁぁぁぁぁ!!」
さやかお嬢様は・・・まぁ、普通と言うのだろうな。AVで見た限りでは、普通に
年相応の喘ぎ方をしているといっていいだろう。・・・因みに、AVは下萄に強制的
に見せられただけであって、自主的ではないぞ?
「ふぁ・・・ダメェ・・・もう・・・イちゃ・・・イっちゃうぅぅぅ!!」
「おやおや、もうイきそうなのか? 早いなぁ」
「それだけ我慢の限界だったのでしょう。ほら、遠慮せずにたっぷりイきなさい」
「ひぁぁぁ!! んぅぅぅ・・・イくぅぅぅぅ!! イくぅぅぅぅぅぅ!!」
部屋中に響き渡るくらいの大きさで絶頂を告げるさやかお嬢様。
「くくく、派手にイったねぇ?」
「いやいや、これはかなり限界だったみたいだねぇ」
「まぁ、これで少しは満足できたでしょうな」
「うむ」
「では、次はかえで君といこうか」
「そうですな」
「では、いくぞ? かえで君」
「・・・はい」
素直に頷く。と同時に・・・
「ひぁぁ!? あひぁぁぁ!! んぁぁぁぁぁ!! あはぁぁぁぁぁ!!」
待ち焦がれてた部分への筆責め。加えて、全身を襲う筆責めに、思わず脚が折れて
しまう。まさか全員でしているのか!?
「んぁぁぁぁ!! ひぁ・・・ひぃぃぃぃ!! あはぁぁぁぁ!!ダ・・・メ・・・
くぅぅぅ!!」
さやかお嬢様とかすみお嬢様に筆責めをされた時の比じゃない。物凄い快感だ。
「くぅぅぅぅ!! ダ・・・メェ・・・イ・・・くぅぅぅぅぅぅ!!」
「おやおや、こっちもですか? ほれほれ、君も遠慮せずに二人に負けないくらい派
手にイっちゃいなさい」
「イくぅぅぅぅ!! あはぁぁぁ!! イくぅぅぅぅぅぅ!!」
頭が真っ白に弾ける。口からはこれ以上で無いというくらい大きな声が洩れる。
「あ・・・はぁ・・・ん・・・ぁ・・・ぁ・・・ぁぁ・・・」
身体が完全に弛緩し、意識が遠退く・・・
「これはこれは・・・かなり派手にイってしましましたなぁ」
「そうですなぁ。2回もイっておきながらここまで激しくイくとは」
「身体が熟している分、貪欲なんでしょう」
「なるほど」
薄れていく意識の中、男達のそんな会話が耳に入った・・・
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