プログラム173「揺れる二つの白桃(後編)」


 プログラム173 苦痛の果てに・・・(後編) 「ほら!! ほら!! もっと喘きなさい!! もっといい声で!!」  ヒュンッ!! バシィィン!! ヒュンッ!! バシィィン!! ヒュンッ!! バシィィン !! 「あひぃ!! くぅぅ!! うぁぁぁ!! くはぁぁぁ!!」  激しく泣くかえでさん。 「ほら!! ほら!! もっと!! もっといい声で!!」  ヒュンッ!! バシィィン!! ヒュンッ!! バシィィン!! ヒュンッ!! バシィィン !! 「ひぃぃ!! んぁぁぁ!! はくぅぅぅぅ!! いぃぃぃぃぃ!!]  妖しく喘くいずみさん。 「どう? 感じる? かえでさん」  ヒュンッ!! バシィィン!! ヒュンッ!! バシィィン!! ヒュンッ!! バシィィン !! 「あぐぅぅぅ!! ひぃぃぃぃ!! いたぁぁぁぁぁい!! 止めてぇぇ・・・イ ヤァァァァ!!」  今だに苦痛に呻くかえでさん。まだ完全に鞭の悦びに気付いていないみたい。 「ほら!! もっとしっかり感じ取って!! いずみさんみたいに!!」  ヒュンッ!! バシィィン!! ヒュンッ!! バシィィン!! ヒュンッ!! バシィィン !! 「あぅぅぅ!! そんなこと・・・言われてもぉ!! ひぃぃぃぃ!!」  やっぱりまだ苦痛が勝ってるみたい。かえでさんの口からは苦痛の叫びしか聞こえ ない。 「もう、しっかりして下さい!! かえでさん!!」  ヒュンッ!! バシィィン!! ヒュンッ!! バシィィン!! ヒュンッ!! バシィィン !! 「あひぃ!! そんなぁぁ!! くぅぅぅぅぅ!!」  う〜ん、まだダメか・・・どうしよう? 「はぁ・・・はぁ・・・ちょっと・・・休みましょうか・・・」  とりあえず一旦休憩。そうしないと、かえでさんが壊れちゃう。 「はぁ・・・はぁ・・・痛ぅ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 「・・・大丈夫? かえでさん」 「はぁ・・・はぁ・・・そう思うなら・・・もう・・・はぁ・・・はぁ・・・止めて ください・・・」  ・・・結構滅入ってるみたい。 「でも、いずみさんはこんなに感じてるし・・・」 「一緒にしないでください・・・はぁ・・・はぁ・・・」  そうかしら? 結構かえでさんも素質があると思うんだけど・・・ 「まぁ、とりあえず小休止ということでちょっと休みますね?」 「はぁ・・・はぁ・・・そうして・・・ください・・・はぁ・・・はぁ・・・」  う〜ん・・・小休止って言ったけど、中休止になりそう・・・ 「はぁ・・・はぁ・・・さやかちゃん・・・ちょっと・・・話があるんだけど・・ ・」 「はい?」 「あのね・・・ちょっと・・・かえでさんと離して欲しいだけど・・・」 「え? どうして?」 「ちょっと・・・ね・・・」 「はぁ・・・まぁいいですけど?」  とりあえず、一旦いずみさんの拘束を解く。 「じゃあ、ちょっと離れましょうか」 「はぁ・・・はぁ・・・私は・・・このまま・・・はぁ・・・なんですかぁ・・ ・?」 「えぇ、ちょっと待っててね?」 「そんなぁ・・・」  かえでさんの寂しそうな声を無視して少し移動する。 「で・・・話って?」  かえでさんに聞こえない音量で訪ねる。 「あのね、これは全部が全部じゃないんだけど・・・」  いずみさんもヒソヒソ声で話す。 「はぁ・・・」 「多分、かえでさんの場合は今の状態からお尻を撫でて責めてあげたほうが効果的だ と思うの・・・」 「? はい?」 「私の場合はね、鞭の衝撃がオ○ンコに響く感覚に快感を覚えたけど、最初は打たれ た後に生じる熱・・・みたいなものに快感を覚えてたの」 「はぁ・・・」 「それでね? そういう時って撫でられて意識させたりするとなお効果的になるの」 「・・・そうなんですか?」 「少なくとも私の場合はそう。それから鞭で打たれる悦びに目覚めたんだから・・ ・」 「なるほど・・・」 「だからね? 今からそうやって責めてあげたら?」 「そうですね」 「そのほうがかえでさんも快感に目覚めれるだろうし・・・」 「じゃあ、とりあえず・・・」  そっか、そういうことなんだ・・・でも、全部が全部そうじゃないって事は、それ 以外にもあるって事なのかしら? 「鞭でいやらしく撫でてあげて」 「解りました。じゃあ、とりあえずいずみさんは見ててくれます?」 「いいわよ」 「それじゃあ、早速始めますね?」 「ええ」 「そういうわけでかえでさん、お待たせしました」 「何がそういう訳なんですか・・・何が・・・二人してヒソヒソと・・・」  あ、拗ねてる・・・ 「ふふふ、ヒ・ミ・ツですよ」 「はぁ・・・」 「さぁ、また可愛がってあげますね?」 「もう勘弁してください・・・」 「ダメです」 「うぅ・・・」 「さぁ、いきますよ?」  そう言って鞭を振り上げる。 「ひぃ!!」  ふふふ、怯えてる怯えてる。でも・・・ 「えい!!」  サワサワサワ・・・ 「ひゃぁ!?」  打たれると思ってたかえでさんは、いきなりお尻を撫でられて素っ頓狂な声をあえ た。 「な、何?」 「ふふふ、どう? かえでさん」 「どうって・・・? ひゃん!!」  徐々にお尻を揺すり始めるかえでさん。感じてきたのかな? 「あ・・・やぁ・・・お尻がぁ・・・」 「お尻が・・・どうしました?」 「ふぁぁ・・・何か・・・変・・・」 「変って?」 「解らないんです・・・ただ・・・」 「ただ?」 「熱く・・・なって・・・」 「ふぅん。いずみさんの言う通りね」 「え?」 「ふふふ、初心者向けの快感の与え方」 「えぇ!?」 「さぁ、これからどんどん感じてもらいますね?」 「そんなぁ・・・ふぁぁ・・・」 「ふふふ、いきますよ?」  そう言って再び鞭を振るい始めた・・・


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