プログラム138「完全なる絶頂・・・(前編)」


 プログラム138 完全覚醒(前編) 「んじゃ、かえで姉、動くよ?」  そう言うと同時に、かすみお嬢様がゆっくり腰を動かし始める。 「あ・・・くぁ・・・うぁ・・・き・・・ついぃ・・・」  しかし、前とは違い、あまり馴染んでいないせいか、凄まじい圧迫感と息苦しさを 感じる。これは・・・思った以上に辛い・・・ 「大丈夫? かえでさん」 「うぁ・・・少し・・・きつい・・・かも・・・」 「まだアナルはあまり慣れてないから・・・でも、我慢してくださいね?」 「くぁぁ・・・はいぃ・・・」  我慢しないと・・・でも・・・くぅぅ・・・辛いぃぃ・・・アナルだけの時は・・ ・こんなに・・・辛くなかったのにぃぃ・・・ 「くはぁ・・・かすみ・・・お嬢様ぁ・・・もう少し・・・ゆっくりぃ・・・」 「うゆぅ? まだそんなにきついの? まぁ、確かに窮屈だけど・・・」 「ほらかすみ、かえでさん、辛いって言ってるんだからもっとゆっくり動いてあげな さい」 「むぅ、これ以上ッスか?」  かすみお嬢様がこれ以上は無理といった感じでそう返す。確かに、かすみお嬢様の 腰の動きはそれほど・・・いや、まったくと言って良いくらいゆったりとしたもの だった。なのにまだ辛いなんて・・・ 「すみません・・・かすみお嬢様・・・」 「うゆぅ? 別にいいよ、かえで姉。まだまだアナルは初心者なんだからね、しょう がないよ」 「ホントに・・・すみません・・・」 「うぃ、でも頑張ってよ? かえで姉。私は全然満足してないんだから」 「はい・・・」  確かに、かすみお嬢様は先ほどから一つも満足に快感を得ていない。二つ同時に入 れられ、アソコで馴染むだけでもかなり時間がかかった。なのにさらにかすみお嬢様 をおいて、さやかお嬢様と二人で楽しんでしまい、絶頂を迎えてしまったのだ。かす みお嬢様がそう言うのも無理はない。けど・・・ 「はくぅぅ・・・くはぁ・・・かはぁ・・・ぐぅぅ・・・」  かすみお嬢様は私の希望通り、ゆっくりと腰を動かして馴染ませてくれている。な のに私は今だに圧迫感に苦しみ続けていた・・・ 「かえでさん、どう? 少しは楽になってきました?」 「くぁぁ・・・まだ・・・辛いで・・・すぅ・・・」 「どうしたものかしら? いくら馴染んでないからって・・・これ以上待たせたらか すみに悪いし・・・」 「そうだよ、悪いよ。二人だけで満足しちゃうなんてヒドイなり」  まだ拗ねてるし・・・困ったものだな、かといってまだ快感を得るほど身体が馴染 んでいるわけでもないし・・・ 「そうだ、前の時みたいにクリトリスを責めればいいんじゃないかな?」 「うやぁ、その手があったね。確かにクリちゃんなら快感を得ることが出来るし、身 体も順応してくれるはずだよ」 「それじゃあ、今度は私がかえでさんのクリトリスを弄りますね?」 「はい・・・宜しくお願いします」  クリトリスは私の・・・いや、全ての女性が快感を得る場所・・・ここと一緒にさ れれば確かに感じ始めるかも・・・ 「ふふふ、さっきの余韻が残ってますね? ビンビンにしこってる」 「はひぃ!? ふぁぁぁぁ!!」  優しくゆっくりクリトリスを撫でられ始める。すでに包皮が剥けているため、直に 真珠に触れられる快感に、身体を思いきり仰け反らす。 「いくよ、かえで姉」 「ひぃ!? くひぃぃぃぃ!!」  かすみお嬢様が再び腰を動かし始めた。若干の苦痛はあるものの、クリトリスの快 感がそれらをかき消してくれる。 「ひぁぁ・・・んくぅ・・・くはぁ・・・はひぃ・・・」  微妙に訪れた刺激の変化に、直腸を弄るバイブから徐々にアナルを犯される快感が 溢れ始める。 「はぁ・・・ふぁぁ・・・んふぁ・・・くぅぅ・・・んぅぅ・・・い・・・い・・ ・」  口から快感を得ている証拠を洩らし始める。そして、それを合図に・・・ 「ひぁ!? んはぁぁぁぁぁ!!」  かすみお嬢様が徐々にピッチを上げてきた。アナルの腸粘膜がバイブのイボに擦ら れる感覚がハッキリと解る。 「ふぁぁ!! スゴイぃぃぃ!!」  さらにクリトリスへの愛撫も優しいながらも的確に私を高めていく。 「ひぃ・・・くぅぅぅぅぅぅ!! いぃぃぃぃぃぃ!!」  圧迫感から脳を蕩かすかのような快感への変貌。狂おしいまでの切ない情感が私を 支配する。 「んぁぁぁぁ!! かすみお嬢様ぁぁぁ!!」  アナルへの突き上げに激しく雄叫びをあげる。いぃ・・・ 「ふふふ、かえでさん、いよいよ感じ始めたみたい。凄く気持ち良さそうな声で喘い でる」 「いいの? かえで姉、気持ち良いの?」 「いぃ・・・いいです、かすみお嬢様ぁぁぁ!!」  耳元で囁かれ、甘い吐息を吹きつけられて芯から痺れてしまう。 「かえでさん、感じてるのね? 気持ち良いのね?」 「んふぁぁぁぁ!! いいのぉ!! さやかお嬢様ぁぁ!! 気持ちいいのぉぉぉ!!」  さやかお嬢様のその問いに、激しい咆哮で応える。 「ふふふ、いよいよね、かえでさん」 「さぁ、ココから一気に本番に入るよ!!」 「覚悟してくださいね? か・え・で・さ・ん」  蕩けていく頭に、二人のその言葉が心地よく響いた・・・


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