プログラム129「それぞれの覚醒(前編)」
プログラム129 放たれる牝の咆哮(前編)
「んぁぁぁぁ!! ひぁぁぁ!! ソコォ・・・ダメェ・・・いいのぉ!! はぁぁぁん
!!」
不安定な意識の中、私は淫らな喘ぎを洩らしていた・・・
「ひぁぁぁぁ!! お尻ぃぃぃ!! ふぁぁぁぁぁ!! もっとぉぉぉぉぉ!!」
お知りの穴に異物が挿し込まれる。本来の機能とは掛け離れた刺激が突き抜ける・
・・
「いぃぃぃぃ!! ソコォ・・・もっとぉ・・・あはぁぁぁ!! んふぁぁぁぁ!!」
出し入れされる度に、熱い何かが私を悶えさせる。決して嫌ではない何かが・・・
「ふぁぁぁぁ!! クリトリスがぁぁぁ!! くぁぁぁぁ!! もっとぉぉ!! してェェ
!!」
敏感な女の急所を弄くられる。『女』の刺激に身体を震わせて叫ぶ・・・
「はひぃぃぃぃ!! あはぁぁぁぁ!! いいのぉぉぉ!! アソコがぁぁぁ!! 燃え
るぅぅ!!」
性行為の穴を激しく掻き回される。狂おしいほどの悦楽が身体を支配する・・・
「くひぃぃぃぃ!! もうダメェ!! もう・・・イくぅぅぅぅぅ!!」
甲高い叫びを放つと同時に・・・性のアクメを迎えた・・・
「ぁ・・・ぁぁ・・・ぁぁぁ・・・」
私の意識は彷徨う。身体と隔離し、そして・・・堕落への道へと進んで・・・堕ち
ていった・・・
「ん・・・?」
ふと・・・目が覚める・・・
「ここ・・・は・・・?」
身体に残る淫痕の刺激に気だるい状態で起き上がる。そこは先ほどまで私が痴態を
演じた白いシーツのベット・・・
「あれ・・・? 二人は・・・?」
さっきまで私に性悦を施していたさやかお嬢様とかすみお嬢様が見当たらない。ど
こへいったのだろう?
「それにしても・・・」
そう言ってシーツを見渡す。3人で出した淫液によって、シーツは淫らな残痕だら
けになっていた。
「・・・はぁ」
溜息が洩れる。自分でも解るぐらい、甘い熱を含んだ吐息・・・
「あ・・・んぁ・・・もう・・・」
起き上がろうとすると、今だに淫靡な刺激の残るアソコから、甘く切ない感覚が走
る。まだ・・・したりないのだろうか? 私の身体は・・・
「・・・少し、お腹が空いたな。さて、どうしたものか」
どうやら甘い余韻だけではなく、軽く腰の抜けた状態になっているようだ。これ
じゃあ、何も出来ないな。
「せめて、どちらか一人でも戻ってきてくれれば助かるのに・・・」
そう言って、また身体が甘く発情しだす。二人の甘い香りを思い出す。あの柔らか
で暖かい二人の恥肉の感触を思い出した瞬間、また求めたくなった。
「あれからどれくらい経ったんだろう? お腹が空いてるぐらいだから結構経ったは
ずだし・・・ひょっとしてもう夜中なのか?」
さて、どうしたものか・・・?
「そうか、もう堕ち始めたか。たいしたものだな。この俺でもこんな短期間でそこま
で出来なかったんだ、これはご褒美をやらんとな」
俺を挟んで寄り添っているさやかとかすみに、そう言ってやる。思った以上にいい
仕事をしてくれたものだ。
「え? 本当ですか?」
「ヤタ!! 何くれるんだろ?」
無邪気に喜ぶさやかとかすみ。くくく、何か勘違いしてる様だな? だったら今す
ぐ教えてやらないとなぁ?
「これがご褒美だよ」
「え? ふぁぁ!?」
「うやぁ? ひゃぅん!!」
二人揃って快感の声をあげる。それはそうだ、二人の胸を揉んでやったんだから
な。
「ふぁぁ・・・優しく・・・してくれるんですか?」
「ん? 激しい方が良いか?」
「偶には・・・優しく・・・して欲しいです・・・」
「そうかい。ならそうしてやろう。何しろ御褒美だからな?」
「はい・・・」
服従の視線で俺を見つめるさやか。最近ではすっかりサディストとしても目覚めて
いる。いずみとそっくりな性格になってきているが、それなりにさやか個人の人格も
確立されている。まぁ、マゾには変わらんがな。
「ふぁぁ・・・まさひろぉ・・・」
「かすみもそれでいいな?」
「うん・・・」
しなだれて甘え声を出すかすみ。相変わらず幼稚な面があるが、今ではそれがこい
つの魅力といっていいだろう。
「くくく、さぁ、二人ともたっぷり可愛がったやろう」
「嬉しい・・・」
「うゆぅ、嬉しいなり・・・」
既に二人の目からは淫靡な輝きが放たれている。くくく、この変態共が・・・
「ふぁぁ・・・いぃ・・・気持ち良いですぅ・・・」
「うやぁ・・・もっとぉ・・・揉んでェ・・・」
二人の甘えた嬌声に、俺の疲れの癒えた精力はじっくりと覚醒し始めた・・・
「はぁ・・・お腹空いた・・・」
空腹に、深い溜息を洩らす。誰でもいいから、どうにかしてくれ!!
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