プログラム126「本能と葛藤」


 プログラム126 狂喜の性悦 「んぁぁ!! くぅぅ・・・くるぅぅぅ・・・入る・・・入ってくるぅぅぅ!!」  私の膀胱内に洗浄水が入ってくる。やや温めのそれは、私の膀胱を熱く悩ませる。 「ひぃぃぃぃぃ!! ひぃ!! はひぃぃぃぃぃ!! 変・・・変になるぅぅぅ!!」  尿道がカテーテルの不規則な変形に、堪らない快感を送り込んでくる。 「ひぁぁぁぁ!! くぅ・・・ダメェェェ!! あ・・・」  下腹部の燃えるような感覚に絶頂を迎えてしまった。こんな場所も・・・快楽を得 る恥部だったのか・・・ 「ひぐぅ・・・ぐはぁ!? うぁぁ・・・くぁ・・・くる・・・しいぃ・・・」  しかし、絶頂を迎えたと同時に凄まじい苦しみが走った。膀胱から凄まじい尿意と 鈍痛が走る。 「うぁぁ・・・もう・・・ダメェ・・・もう・・・入りません・・・止めてぇ・・ ・」 「おっとっと・・・うやぁ、思ったより入ったね? かえで姉ってひょっとしてココ の素質スゴイ?」 「んぁぁ・・・苦・・・しい・・・お願いです・・・出させてぇ・・・」 「ふふふ、200ccも入ればかなりきついはずだし、出させてあげよ? かすみ」 「うぃ、ということで移動ターイム!! ベッドに行くよん」 「うぁぁ・・・早く・・・早くぅぅ・・・」  凄まじい尿意と鈍痛は、快感に呆けていた私の意識を徐々に取り戻させてきた。 「ふふふ、もうちょっと待っててくださいね? すぐに楽にしてあげますから」 「そうそう、ベットに着くまで待っててね?」  二人は私を運びながらそう語りかけてきた。早く・・・早くして欲しい・・・ 「さぁ、ベットに着いたよ」 「ふふふ、さぁ、たっぷり楽しんでくださいね?」  さやかお嬢様の意味ありげな言葉に、背筋から妖しい感覚が走った。 「ぁぁ・・・早く・・・はや・・・くぅ・・・」  しかし、迫りくる尿意は私を延々と苦しめる。そして、口からは解放への渇望が零 れる。 「はいはい、かえで姉ってばせっかちさんなんだから。でも、気持ちは解るなぁ。私 もお姉ちゃんに散々焦らされてオネダリしたしね」 「そんなこと言ってないで早く降ろしてあげなさい。でないと膀胱、破裂するわ よ?」 「うぃ、了解ッス。んじゃ、たっぷり出してね。って言っても勝手に出ちゃうんだけ どね」  その言葉を聞くと同時に、膀胱から内容液が流れていく。快感を伴って・・・ 「んふぁ!? あくぅぅ・・・またぁ・・・んはぁ・・・いぃ・・・」  尿道部分のカテーテルが、液体が出る勢いに合わせて私の尿道で激しく変化してい く。かすみお嬢様の手によって目覚めたそこからは、絶え間なく私を翻弄する刺激に 甘く蕩けていく。そして、中のものが出ていき、解放される快感・・・ 「ぁぁ・・・ふぁ・・・くぁぁぁ・・・ぁぁ・・・」 「うゆぅ、随分とすっきりしたみたいだね? すっごく気持ち良さそう」 「ふふふ、洗浄水もすっかり出きったみたいね」 「んじゃ、また始めちゃおう」  まだ・・・何かあるというのか? これ以上されたら・・・ 「ひぃ!? ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」  しかし、拒絶の言葉を放つ前に、その違和感は私を襲った。いや、妖しげな悦びが 再び私を訪れたと言うべきだろう・・・ 「ひぁぁぁぁ!! 入るぅぅぅ!! またぁ・・・入ってくるぅぅぅぅ!! んぁぁぁ・・ ・ヒァァァァァ!!」  そう、再び洗浄液が私の中に入ってきたのだ。カテーテルの先、洗浄水が入ってい る容器は、かすみお嬢様の手によって高々と持ち上げられている。 「ひぃぃぃぃぃ!! んぁ・・・くひぃぃぃぃぃ!!」  再び膀胱が膨らんでくる。入ってくる度に、尿道がカテーテルに激しく嬲られる。 「ひぃぃぃ!! イく・・・イくぅぅぅぅぅ!!」  また、尿道で絶頂を迎えてしまった。そして・・・ 「くぅぅぅ・・・・もう・・・入らない・・・もう・・・入りません・・・」  再び膀胱は洗浄液で満たされてしまう。 「んじゃ、また出したげるね? 今度はゆっくりと・・・」 「うぁ・・・うぁぁぁぁ・・・」  かすみお嬢様のその言葉と同時に、洗浄水が出ていく。だが、今度はさっきとは違 い、言葉通りゆっくりと流れていく。 「んぅ・・・くふぅん・・・ぁぁ・・・はぁん・・・」  洗浄水がゆっくりと出ていく事によって、尿道に対するカテーテルの刺激も緩やか になった。それは非常にもどかしく・・・そして切ない快感・・・ 「あふぁ・・・はぁ・・・こんなの・・・ぁぁ・・・ダメ・・・んひぁ・・・」  緩くなった分、尿道がどんな風に責められているのかが解る。色んな場所に瘤が発 生し、それらがランダムで様々な場所を擦っていくのだ。まさに綿棒以上の細かい責 めといえる。 「んふふ〜♪ かえで姉ってばすっごい色っぽい顔してる。尿道責め、そんなに気に 入ったの?」 「・・・・・」  かすみお嬢様のその言葉に、私は視線を逸らす。『気に入った?』・・・その言葉 に、私はどう表現していいのかわからなかった。されるままに感じ、この刺激に心を 解放している自分が怖かった・・・ 「ふふふ、その様子だと戸惑ってるみたいですね?」 「そうなの? ダメだなぁ、かえで姉は。素直にならないと気持ち良くなれない よ?」 「・・・・・」  二人のその言葉に、目を閉じ、黙り込む。 「さっきは結構素直だったのにねぇ? どしたの? かえで姉」 「多分、綿棒の責めのショックが大きくて、一時的にかえでさんの中の本能が表に出 たんだと思うよ」 「うゆぅ? どゆこと?」 「つまり、尿道カテーテルで一旦牝の状態になったんだけど、洗浄水を膀胱が苦しく なるまで入れられたショックで元のかえでさん、まだ屈していない状態のかえでさん に半分戻っちゃったわけ。解る?」 「うゆぅ、なんとなく・・・」 「そんな!? ち、違います!!」 「あら? だったらどうして黙り込むんです?」 「そ、それは・・・」 「ふふふ、解ってます、かえでさん。認めたくない理由を、そして、それらに抗え切 れない状態なんですよね? 今は・・・」 「う・・・」  何も言い返せない。 「ふふふ、図星・・・ですね?」 「ちが!?」 「大丈夫ですよ。私達の気持ちが完全に理解できるようになれば・・・ね?」  さやかお嬢様のその言葉は、深く私の心を抉っていった・・・


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