プログラム118「崩れゆく鋼の意思(後編)」
プログラム118 もう一つの処女(後編)
「ぁぁ・・・ぁ・・・ぁぁぁ・・・」
あまりの屈辱に声が出ない。人まで排泄行為という非道徳的な行為を行ったんだ、
当然である。そして、その屈辱は恥辱となって私の身体をさらに狂わせ始めていた。
「うやぁ、かえで姉ってやっぱり健康なんだね? 固形でしっかり出てきてるし、臭
いもきつくないし・・・いいなぁ、私なんて便秘気味だから毎日しないと匂うもん」
「ぁぁ・・・ぅ・・・ぁ・・・」
かすみお嬢様のその言葉が、さらに私を恥辱へと突き落としていく。その言葉その
ものが、私が排泄行為をしたという証拠なのだから・・・
「さぁ、汚い物は片付けて、中をもっと綺麗にしようね」
「うん。かえで姉、これで終わりじゃないからね。まだまだ浣腸するから覚悟して
ね?」
「!?」
その言葉に、下を向いていた顔を二人に向ける。無邪気な表情の二人のその言葉
は、まさに悪魔の囁きだった。
「ふふふ、そんなに驚かなくてもいいのに・・・。この中の汚らしい物を全て流し
て、綺麗にするだけですよ。でないと舐めることも出来ないでしょ?」
「お姉ちゃん、私これ片付けてくるね?」
そう言うと同時に、私と、かすみお嬢様の汚物が入った容器を持ってかすみお嬢様
は部屋を出ていこうとした。
「うん、お願い」
「んじゃ、行ってくるね?」
ギィィィ・・・ガチャン・・・
「さやかお嬢様・・・もう・・・止めてください・・・いい加減に正気に戻って・・
・」
部屋からかすみお嬢様が出て行くと、私はポツリポツリとそう切り出した。
「あら? 私たちは正気ですよ? 今のこの状況で生きるために、自ら進んだ、ただ
それだけです」
「え・・・?」
その意外な言葉に、再びさやかお嬢様の方を見る。その表情は憂いをもった儚げな
ものだった。
「嫌な思いをして苦しむより、与えられる快感に身を委ねる。そうしないと狂っちゃ
いそうだったから・・・」
「さやか・・・お嬢様・・・?」
「幸いにも、下萄さんはこういった事のプロだから、気持ち良かったし、言うことを
聞けば苦痛を感じることもない。だから私たちは牝奴隷への道を歩んだんです」
「・・・そ・・・んな・・・?」
「だからかえでさん、もう苦しむのは止めて、背徳の快感に身を委ねてください。そ
して一緒に堕ちましょう。ね?」
「ダメ・・・ダメですそんな・・・そんなのって・・・」
「お姉ちゃん、戻ってきたよ・・・ってあり? 何でそんなシリアスな表情になって
るの? しかも二人揃って・・・」
「気にしなくていいのよ、かすみ。とりあえず中を綺麗にするのも任せるからお願い
ね?」
「うぃ、了解ッス。んじゃ、かえで姉、覚悟してね?」
「かすみお嬢様・・・」
「かえでさん、今は深く考えないで、ただ与えられる快感に身を委ねてみてくださ
い。堕ちるかどうかの判断はその後で・・・ね?」
「・・・・・」
潤んだ瞳で私にそう語ってくるさやかお嬢様。ここまで言うからには、相当辛い思
いをされたんだと思う。けど、私は堕ちるわけにはいかない。二人を助け出さないと
いけないから・・・
「うゆぅ? 何かよくわかんないけど、始めるよ? お姉ちゃん」
「うん、始めてあげて。かえでさん、もう何も言いません。ただ、その身体で、私た
ちがどうして堕ちたのか、感じ取ってください」
「はい・・・」
そう・・・言うしかなかった・・・。一体どうして二人が堕ちていったのか? そ
れを知るためにも、私はこの辱めを受けるしかない・・・
「じゃあかすみ、綺麗になるまで何度も・・・ね?」
「うん、かえで姉、たっぷりしたげるからね」
そう言うと同時に、私のお尻の穴に再び浣腸器があてがわれる。
「はぅぅ・・・くぅぅ・・・」
チュ・・・チュゥゥゥゥ・・・
「くはぁ・・・あ・・・くぅぅ・・・」
ゆっくりと中に液体を入れられる。そのおぞましい感覚に、苦悶の嗚咽をあげる。
「ゴメンね、かえでさん・・・」
恥辱に穢れていく私の心に、さやかお嬢様の洩らした微かな言葉が響いた・・・
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
あれから幾度となく浣腸を施され、その度に嗚咽を洩らしてきた。
「うやぁ、これでようやくスッキリしたね?」
「そうね、もう濁って出てこないし・・・ようやく本番に入れるね」
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
何度も苦悶の嗚咽を洩らしてきた為、息切れを起こしてしまっていた。
「ふふふ、さぁかえでさん、堕落への道を進みましょう」
「さやか・・・お嬢・・・さ・・・ま・・・?」
「ほい、お姉ちゃん。アナル用の双頭ディルドゥだよ」
「ありがとうかすみ。じゃあまずはゆっくりと解して・・・っと」
さやかお嬢様はそう言うと私のお尻の穴を舌で舐めてきた・・・
「ひぁ!? くぁぁぁ・・・そこは・・・ダメです・・・んぅぅ・・・」
そのおぞましくも切ない快感に悶えながらも、汚らわしい部分を舐められるという
行為の嫌悪感に、拒絶の言葉をあげる。
「大丈夫だよ、かえで姉。その為に液が透明になるまで浣腸したんだから。それに、
ちゃんと拭いたでしょ、タオルで」
「それは・・・んはぁ・・・そうですが・・・ひぁう・・・汚い・・・ふぁ・・・こ
とには・・・はひぃ!? 変わりません!! ・・・んぅぅぅ」
抗議の声をあげようとするが、さやかお嬢様の巧みな舌技に、骨の髄まで甘味な快
感に蕩けさせられてしまう。
「うゆぅ? そんな甘い喘ぎ声を出してたら説得力がないよ?」
「んぁぁ・・・それはぁ・・・お願いです・・・さやかお嬢様・・・はぅん・・・も
うこれ以上しちゃ・・・いや・・・」
「かえで姉ってば、だから、そんな甘えた言い方じゃ逆に煽っちゃうよ?」
チュルルルル・・・
「んはぁぁぁ!?」
鮮烈な快感に、私は身体を思いきり仰け反らした。一体・・・何が・・・?
「プァ・・・かえでさんのアナル、すっごくいやらしい・・・。中はトロトロなのに
入り口はキュウキュウ舌を締め付けて・・・まさに奉仕する為の穴ね」
「んぁぁ・・・そんなぁ・・・言わないでぇ・・・」
ミミズ達にお尻を責められた時点で、はしたなく淫らな場所だと認識していた。け
ど、今こうやってあからさまに言われると、別の恥ずかしさが込み上げてくる。
「これだけ柔らかくて、トロトロならそんなに解さなくても大丈夫ね。さぁ、後の処
女を頂きますね?」
「え・・・? 何・・・?」
しかし、その言葉の意味を確認する暇もなく、私は凄まじい圧迫感と衝撃に襲われ
た。
「うぁ!? か・・・はぁ・・・!?」
メリ・・・ムリュ・・・ズブブブブ・・・
「うぐぁ・・・あぐ・・・くぅぅ・・・んはぁ・・・あぉう・・・ぅぅぅ・・・」
あまりの凄まじさに、苦しみの嗚咽を漏らすしか出来なかった。息が詰まり、意識
が飛んでいってしまいそうだった。
「ふふふ、凄いわかえでさん。初めてなのにこんなに簡単に飲み込んでいくなんて・
・・」
「うぐぁ・・・やめて・・・おねが・・・止めてぇ・・・」
「ダメです。このまま根元まで一気に入れますね?」
ズブブ・・・ズン!!
「くぁぁぁ!?」
根元まで入った衝撃に、またも身体を仰け反らしてしまう。さやかお嬢様の体温
を、お尻に感じてしまう。それほど深く挿入されてしまった。
「ふふふ、これで・・・かえでさんのアナルのバージンは私のモノですよ?」
「んぁぁ・・・ぁぁ・・・ぁぁぁぁ・・・」
さやかお嬢様が耳元でそう囁く。しかし、アナルを貫かれた衝撃に狂う寸前の私に
はその言葉はただ流されるだけだった・・・
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