プログラム１１７「崩れゆく鋼の意思(中編)」

プログラム１１７　もう一つの処女(中編) 

「あ・・・あぁ・・・うぁ・・・ぁぁ・・・くぁ・・・あぐ・・・ぅぁぁ・・・」 
　あれからどれくらい経ったのだろう？　お腹の中は激しく地響きをあげ、私に鋭い 
鈍痛を与え続けている。 
「うゆぅ、かえで姉ってば我慢強すぎるなり。えいっ、えいっ」 
「くはぁ!?　あぐぅ・・・くぅぅぅ・・・止めて・・・くだ・・・さい・・・かすみ 
お嬢様・・・」 
　かすみお嬢様が無邪気な声で私のお尻の穴の入り口を指で小突いてくる。その刺激 
に、中のモノが洩れてしまいそうになる。 
「ダメよかすみ、突いちゃ。かえでさんに自分から出したいっておねだりするまで待 
ちなさい」 
「ほーい。でも、もうあれから大分経つよ？」 
「そうね、もう３０分ぐらいかな？　凄いよね、かえでさんって強い精神力で」 
「でも、そろそろ出してくんないと先に進まないよ？」 
「そうよね。どうしようか？」 
「むぅ、だから突いてるのに・・・」 
「だから言ったでしょう？　自分の意志で出すように促さないとダメだって」 
「じゃあどうするなり？」 
「そうだ、かすみが見本として出してみせて」 
「うやぁ!?　私ッスか？」 
「そうと決まったら膳は急げね。さぁかすみ、かえでさんに向かってお尻を突き出し 
なさい」 
「え？　え？　す、既に確定？　むぅ、相変わらず一方的なリ。ひどいよぉ」 
　そう言いながらも、私の前にお尻を向けていくかすみお嬢様。その悪夢のような光 
景を、私は今だに信じられなかった。だが、このお腹の底から響く便意は紛れもなく 
ホンモノであり事実であった・・・ 
「文句言う割りには素直に聞くのね？」 
「うゆぅ、だってお姉ちゃん怒らすと凄いことしてくるから・・・」 
「解ってるならよろしい。じゃあ早速いくわよ？」 
「うぃ、優しくお願いするッス」 
「ふふふ、はいはい。たっぷり出しなさいね」 
　ツプ、チュゥゥゥゥ・・・ 
「んはぁ・・・ふぅぅん・・・入るぅ・・・入ってくるぅ・・・」 
　浣腸器の中の液体が中に入っていく度に、かすみお嬢様の口からは切なそうな、で 
も気持ち良さそうな声が洩れていく。 
「ふぁ・・・ふぁぁ・・・ぁぁ・・・」 
「よし、これで終わりっと。今日はまだ１回もしてないから内容物が出ちゃうね？」 

「むぅ、解ってて言うのはちょっち恥ずかしいなり」 
「ふふふ、さぁ、かえでさんの前で出して」 
「うん・・・んぁぁ・・・ふぁ・・・ぁぁ・・・」 
　頷くと同時にお尻の穴に力を入れだすかすみお嬢様。何の躊躇もなくその行為に及 
ぼうとするかすみお嬢様に、私は改めて二人が徹底的に貶められたことを確認する。 

「んぁ・・・で・・・出るぅ・・・」 
　ブ・・・ブババババ!! 
「うぐぇ・・・ぐぅぅ・・・」 
　凄まじい音と共に、かすみお嬢様の内容物が出てくる。その汚らわしい光景と異臭 
に、私は腹の底から来る吐き気と、便意にうめいた。 
「うわ・・・かすみあなたひょっとして最近便秘気味だった？」 
「そ、そんな事ないと思う・・・」 
「でもこの臭い・・・一日２回しかしてないからってこれはちょっと・・・ってかす 
み、あなたちゃんと一日２回、中がスッキリするまでしてたの？」 
「うゆぅ、ここ２日ほど手抜いてました、ごめんなさい」 
「はぁ・・・ま、いいけどね。こっちの方が効果あったみたいだし」 
「むぅ？　ホントだ、まさに今限界がって状態だね」 
「あ・・・ぐぅぅ・・・くぅぅ・・・」 
　かすみお嬢様が排泄する光景に加え、悪臭のせいで、私の便意は二人の言う通り限 
界が来ていた。でも、ここで屈するわけには・・・ 
「あ・・・ぁぁ・・・ダメ・・・うぁ・・・ダメェ・・・」 
　しかし、今まで長時間便意を堪えた経験のない私には、この痛烈な鈍痛は堪えきれ 
るものではなかった・・・ 
「うやぁ？　お姉ちゃん、いよいよみたいだよ？」 
「ホントだ、アナルから液が洩れかけてる」 
「ひぃぃ・・・そんなこと・・・言わないで・・・くぅぅ・・・あぁ・・・もぅ・・ 
・もぅ・・・」 
　二人の言葉に更なる羞恥心を煽られる。その刺激がさらに便意を高めていく。これ 
以上我慢でき・・・ない・・・ 
「あぁ・・・ダメェ・・・ぐぅぅ・・・ダメェ・・・あ・・・ぁぁ・・・ぁぁぁ・・ 
・」 
　ブピュ・・・ブバ・・・ブバババババ!! 
「ぐあぁぁあ!!　出る・・・出るぅぅぅぅ!!　イヤァァァァ!!　出てしまうぅぅぅ 
!!」 
　ブビビビビビ・・・ 
「うわぁ・・・我慢してた分が一気に出てる感じね。凄い勢い・・・」 
「うゆぅ、しゅごしゅぎるなり」 
「イヤァ・・・見ないでぇ・・・見ないでくださいぃぃ・・・」 
　人として最も恥ずべき行為。それを人前でさせられた恥ずかしさと屈辱に、血の気 
がどんどんひいていく。 
「かえでさんもこれでまた、奴隷への道を一歩進んだわね」 
「早く慣れると良いね、かえで姉」 
「う・・・うぅぅ・・・」 
　二人のその言葉は、屈辱に打ちのめされている私の心を深く揺さぶってきた・・・