プログラム１０３「新たなる目覚め(前編)」

プログラム１０３　縄に牽かれて・・・(前編) 

「んはぁ・・・あひぃ・・・食い込むぅぅ・・・」 
　股縄を施された後、手綱のような部分を作られ、その部分を強く引っ張られた。そ 
して、引っ張られる度に、ミミズが暴れる私の恥部に食い込んでいく。 
「んはぁ・・・瘤が動いてるぅぅ・・・」 
　さらに、私のアソコの部分には縄を結った瘤があり、引っ張られる度にその動きに 
合わせて私の肉壁を擦っていく。 
「あふぁぁ・・・クリトリスがぁぁ・・・あはぁぁん・・・ダメェェ・・・」 
　クリトリスも縄で左右から挟まれている。縄が動くたびに左右から揉み扱いてく 
る。 
「くくく、どうだ感想は？　気持ちいいか？」 
「んぁぁ・・・気持ちいいのぉぉ・・・」 
「そうかそうか。なら次の調教に入るとするか」 
「ふぁぁ・・・はいぃぃぃ・・・」 
　次の調教・・・一体どんな辱めを受けるんだろうか？　私の身体は新たなる恥辱に 
悦びの涙を流していた・・・ 
「くくく、ならまずは目隠しからだ」 
「はい・・・ふぁぁ・・・んくぅ・・・いぃ・・・」 
　そう返事すると目隠しが施される。今の状態でも蕩けるような快感が身体中を支配 
している。目隠しをされ、敏感になるとどこまで高まっていくのだろう？　そう思う 
だけで新たなる淫蜜が溢れ出てきた。 
「くくく、これからお前に露出の悦びを教えてやろう」 
「んはぁぁ・・・露出ぅぅぅ・・・？」 
「そうだ、その姿のまま外へ出てもらう」 
「くぁぁ・・・そんなぁぁ・・・そんなのイヤァァ・・・」 
「お前に拒否する権利はないぜ。お前の希望通りに股縄でミミズが出ないようにして 
やったんだ。次の調教へ移る条件として言ったはずだよな？」 
　そう言いながら、手綱を引っ張ってくる。食い込む股間から甘味な悦びが身体を突 
き抜けていく。 
「あふぁぁ!!　それは・・・んくぅ・・・ふぁぁ・・・そうだけど・・・」 
　思った以上の快感に思考が麻痺する。やはり目隠しすると快感が凄く増幅する。 
「ん？　どうなんだ？　それともコレを外して中のミミズまで取ってやろうか？」 
「ふぁぁ・・・それイヤァァ・・・」 
「だったらどうするんだ？　露出調教を受けるか、それとも快感から解放させられる 
か・・・二つに一つだ」 
「そんなぁぁぁ・・・ふぁぁ・・・ひどいぃぃ・・・」 
　ミミズの与える快感にすっかり溺れてしまった私は戸惑った。このまま快感を貪る 
か、更なる世界へ踏み出すのか・・・？ 
「ほらほら、どうするんだ？　これ以上気持ち良くなりたくないのか？」 
「んひゃぁ!!　なりたいぃぃ・・・気持ち良くなりたいぃぃ・・・」 
　縄を引きながら訪ねる下萄にそう答える。新しい快感・・・それがどんなものか？ 
　下萄のその言葉に私の心は惹かれ始めていた・・・ 
「さぁどうする？　これが最後だ。露出の悦びに目覚めるか？　それとも覚えた快感 
を与えられず苦しむのか？　どっちだ？」 
「ふぁぁ・・・それはぁぁ・・・んふぁぁぁ・・・」 
　悦ぶを得るか？　苦しむのか？　ここまで言われて私の心はすぐに動いた。それは 
・・・ 
「ふぁぁ・・・気持ち良くなりたいぃぃ・・・露出するぅぅ・・・」 
　私の心は簡単に身体の欲望に負けた。いや、負けたのではなく、心が渇望し始めた 
のだ。新たな悦びを得ようと・・・ 
「なら大人しくついてこい」 
「はいぃぃ・・・あはぁぁ・・・」 
「くくく、いい子だ。これから手綱を思いきり牽く。お前は牽かれるままについてく 
ればいい。いいな？」 
「はいぃぃ・・・わかり・・・ましたぁぁ・・・」 
「おっと、その前にもっと煽情的な姿にしないとな」 
　下萄はそういうと手綱を放し、股縄の食い込みを緩めた。 
「ふぁぁ・・・んぁぁ・・・まだ・・・なにか・・・？」 
　次に与えられる悦びに期待していた私は、いきなり緩む快感に嘆いた。 
「くくく、安心しろ、すぐに始めてやる。ただその前にコレを履いてもらいたいだけ 
だ」 
　そう言って私の脚を掴んでくる。 
「きゃ!?　一体・・・んぁ・・・何ぃ？」 
　崩れそうになるバランスを何とか保ちながら下萄に訪ねる。 
「じっとしてろ。すぐに終わる」 
「んふぁ・・・はいぃぃ・・・」 
　とりあえずされるままにする。と、足に何かを履かされる感触が走った。 
「ふぁぁ・・・なにぃぃ・・・？」 
「ピンヒールだよ。そら、こっちにも履かせてやる」 
「ふぇぇ・・・？　何でぇぇ・・・？」 
　下萄の不可解な行動にそう呟く。こんなものを履かせて一体何の意味があるんだ？ 

「くくく、どうだ、この高さ１０ｃｍのピンヒールの履き心地は？」 
「ふぁぁ・・・バランス・・・崩れちゃうぅぅ・・・ひぁぁ・・・怖いぃぃ・・・」 

　あまりの高さに足下がふらつく。これが狙いなのか？ 
「くくく、そうだろうそうだろう。さぁ、出発するぞ？」 
「ふぁぁ・・・この・・・ままぁ・・・？」 
「そうだ。しかしヒールを履いたからお前の長い脚がかなり綺麗に映えるな？　いい 
眺めだぜ」 
「え・・・？　んひぁぁぁ!!　あふぁ・・・くぅぅぅ!!」 
　下萄の言った意味が解らない私に、下萄は容赦なく手綱を引っ張ってきた。再び高 
まる性感に喘いでしまう。 
「くくく、そのうち理解できるようになるさ・・・」 
　そんな私の心を見透かしたかのように下萄はそう呟いた・・・