プログラム95「淫らな・・・(中編)」
プログラム95 奇なる道具(中編)
「一体・・・ヒァン・・・どこへ・・・んく・・・連れて行くつもりだ? くふぅ・
・・」
目隠しをされ、股間に通した縄に、手綱のように縄を結ばれ、グイグイと引っ張り
縄を食い込まされる感覚に、甘い喘ぎを出しながら、下萄に訪ねる。
「くくく、それは秘密だ。そんなことより、部屋に着くまでまだかかるから、精々こ
れで感じていることだな」
「ヒァン!! くぅぅ・・・そんなに強く・・・はぁ・・・引っ張るなぁ・・・」
「感じながら言っても説得力が無いがな」
「くぅぅ・・・なんで・・・ふぁ・・・感じるのぉ・・・?」
目隠しで敏感になっているとはいえ、快感の度合いが凄まじい。何か薬でも盛られ
たか?
「今日は昨日以上に感じているな? そんなに股縄が良いのか?」
「ちが・・・アヒン!?」
そう言って縄を強く引っ張る。その刺激に思わず喘いでしまう。この口調からする
と盛ったのではなさそうだ。だとすると私の身体が快感に敏感になったのか?
「そら、もっとしっかり歩け。気持ちいいからってそんなに内股になってたら歩きづ
らいだろう? もっと姿勢を正して歩け」
「んぁぁ・・・そんな・・・ひぁん・・・ムリ・・・よぉ・・・」
「くくく、そうかい。別に遅くなってもいいがその分縄の与える刺激が長くなるだけ
だぜ?それでもいいのか?」
「んぁぁ・・・そんなこと・・・はぁ・・・言われても・・・ムリなものは・・・
ひぁぁ・・・ムリなのぉ・・・」
「なら、そのまま悶えながらついて来な。我慢しててやるからよ、感謝しろよ?」
「べ、別に・・・んぅぅ・・・頼んだ・・・きゅぅぅ・・・わけじゃないぃ・・・」
「ふん、言い訳はいいからしっかり歩けよ」
「くぅぅ・・・この・・・ひぁ・・・人でなしぃ・・・」
「くくく、さぁ、行くぞ」
「くぅぅ・・・食い込むぅぅ・・・やはぁん・・・んぁぁぁ・・・」
そのまま、縄を何度も食い込まされながら、私は部屋に着くまで歩かされた・・・
「さぁ、着いたぜ」
どれくらい縄に悩まされ続けたのだろうか? 1時間か、それ以上か解らない。あ
まりの刺激に意識が朦朧とし始めていた私に、下萄が語ってきた。
「んぁ・・・ひぁ・・・つい・・・たの・・・?」
「くくく、よっぽど快感に浸ってたんだな。身体中汗まみれだぜ?」
「んぅ・・・それは・・・」
「安心しろ、すぐにその汗も流れていくさ」
「どういう・・・意味?」
「すぐに解る」
そう言いながら私の目隠しを外す。視界の晴れた私の目に入ったもの、それは風呂
のようなものだった。
「風呂に・・・入れてくれるのか?」
「あぁ、ただし、色々細工してあるがな」
「細工? くぅ・・・一体何を?」
「くくく、入れば解るさ。だが、その前に縄を解かないとな」
「え・・・? もう・・・いいのか?」
「なんだ? もっと縛ってて欲しかったのか? すっかりマゾの悦びが身に付いてる
じゃないか。この短期間でたいしたものだ」
「ちが!! そんなんじゃない。ただ、お前のことだからこのまま入れると思ったん
だ」
「くくく、そうかい。だがな、この風呂は出来るだけ縛らないで入れたいんだ。
まぁ、そのワケはその身体で実感することだ」
「まさか、また淫らな仕掛けが施されているのか?」
「くくく、さぁな? それより動くなよ。只でさえお前の汗で解きにくくなってるん
だ。これ以上手を煩わせるなよ」
「く・・・好きでかいたわけじゃ・・・んはぁ!? やぁぁん!!」
ヌチャ・・・ヌチュゥゥゥ・・・
「くくく、凄いな。お前の愛液で股縄がぐっしょりだ。よほど股縄が気に入ったとみ
えるな」
「ひぁぁ・・・んぅぅ・・・くぅぅ・・・」
強く食い込んでいた股縄が、私の恥部から淫らな音を立てて外される感触に、切な
い快感を味わってしまう。抑えようとした喘ぎ声がつい漏れてしまう。
「くくく、お前のオ○ンコもグチョグチョだ。クリトリスなんてこんなに硬くしこっ
てるぞ?」
「あひぃぃぃぃ!? 弾かないでぇぇぇ!!」
クリトリスを指で弾かれ、その衝撃に叫んでしまう。皮から剥けて、硬く大きく
なっているのが自分でもよくわかる。与えられた快感が全てを物語っていた。
「ほら、よく見てみろよ。こんなにグッショリ濡れてるぜ?」
「い、いちいち見せなくてもいい・・・」
「くくく、自分の淫らな部分を認めたくないってか? ま、いずれ逆の考えになるよ
うにしてやるさ」
「堕ちない・・・堕ちて・・・たまるか・・・」
心に何度も言い聞かせる。今は・・・これしか自分を保つ術がない・・・
「乳首もこんなにしこってやがる。そら、こうされるとどうだ?」
「あくぅぅぅ!? つ、摘まないでぇ!!」
両方の乳首を思いきり摘まれる。快感の電気が脳へと走る。
「こんなにしこらせて・・・これでも堪えようとするんだからな、たいした精神力だ
ぜ」
「ひぁぁ・・・乳首・・・転がさないでぇ・・・」
指で丹念に転がされる。その微弱な刺激も、今の私には凄まじい快感になる。まさ
に、この男の掌で踊らされている。
「さぁて、それじゃあ風呂に入って貰おうか?」
私の腰に腕を回し、移動しながら下萄はそう言った・・・
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