プログラム96「淫らな・・・(後編)」


プログラム96 奇なる道具(後編) 「さぁ、入りな」 「何か仕掛けてないだろうな?」 「余計なことは考えるな。大人しく入れ」 「解った」  チャプン・・・ザバァ!! 「ひぁ!? 何だこれは? なんでこんなぬるま湯なんだ?」 「いいからさっさと入れ。お前がもたもたしてたから温度が下がっただけだ」 「だ、だったら沸かし直してくれても・・・」 「入ったらお湯をたしてやるよ。それでお前の気に入る温度に調整してやる」 「ほ、本当か?」 「あぁ、だから早く入れ」 「わかった」  チャポ・・・チャプン・・・ 「はぁ・・・」 「ん? どうした、溜息なんてついて。そのままの温度の方がいいのか?」 「べ、別にそういうわけじゃない。ただ、風呂に入るのが好きなだけだ」 「そういえば一日に3回は入っているらしいな? さやかお嬢様と一回、かすみお嬢 様と一回、そして一人で一回だったか?」 「な、何でそんな事を知っている!?」 「ふん、そんなもの、お前の行動を見れば解るだろうが」 「う・・・」  下萄のその言葉に赤面してしまう。確かに、毎日繰り返していれば誰だってわかる はずだ。 「さて、それじゃあお湯を足してやろうかな」 「あ、熱めで頼む」 「くくく、了解」  意味ありげな笑みを浮かべながら、お湯を取りにいく下萄。また何か善からぬこと 企てているのか? 「待たせたな。さぁ、たっぷり味わうがいい」 「味わう? 一体何を?」  バシャーン!! ボトボトボト・・・ 「な、な、な!?」  バケツを持ってきて意味ありげな下萄の言葉に抗議しようとした瞬間、勢いよくバ ケツの中の物をかけられた。ただ生温いお湯をかけられただけならまだいい。だが、 バケツの中にはそれ以外のモノが紛れていた。 「ひ、ヒィィィ!? 何、え? 何なの!? ひぁ!! ヌルヌルする。や・・・うぁ、動 かないで!! ひゃう・・・気持ち悪い!! イヤァァァァァ!!」  あまりに不気味な感触に私はうろたえ、もがいた。黒く、細長い、大きさは1mぐ らいの蠢く何か。10匹以上はいるであろうそれが、私の身体に纏わり付き、嫌悪感 を与えてくる。何だ!? 一体何を入れたんだ!? 「くくく、中々いい音色の絶叫だな。どうだ? 特製鰻風呂の感想は?」 「うひゃぅ!! う、鰻・・・ひぁ!? 風呂ぉ!? んぁぁ・・・やぁん!! 変なところ を突かないで!?」  下萄が鰻と言ったソレは、私の敏感な突起を刺激したり胸に絡まり揉みこもうとし てきた。両手で必死に抗うが、鰻の緊急時に出す粘液で滑ってしまい、中々思うよう にいかない。 「おっと、あんまり暴れると気持ちよくなれないぜ?」 「んひぁ!? そこダメェ・・・、こ、こんなので気持ちよくなりたくない!!」 「そうかい。だったら抵抗できないように縛るだけだ」 「え? キャアア!?」  下萄は言うなり私の両腕を掴み、縄で動かないように縛り上げてきた。さらに・・ ・ 「両足をバタつかされると鰻が死ぬ恐れもあるからな。こっちも縛っておくとする か」 「うぁぁぁ!! ヤメロォォォ!! う、鰻が・・・鰻が入ってくるぅぅぅぅ!!」  鰻はなんと、私のアソコの穴を自分の巣だと思い込んで、私の中に入ろうとしてき た。それを防ぐために脚をバタつかせ、入らないようにしていたのだが、そうはさせ まいと下萄は私の両手両足を大きく開いた状態で縛ってきた。 「あ・・・ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!! イヤァ!! 入る、入ってくるぅぅぅぅぅ!!」  縛られ、動かなくなった私の中に、鰻は身体をうねらせながら入ってきた。おぞま しいさと挿入される感覚に、絶叫をあげて抵抗する。しかし、それも無駄な足掻き だった。 「どうよ? 鰻に犯される感想は? この鰻は遺伝子操作で生み出されたヤツでな、 女の愛液を主食とし、その為のテクニックを身に付けているんだ」 「ハヒィィィィィ!! イヤァァァ!! 中で・・・中で暴れるぅぅぅぅ!! いや・・・ ダメェ!! 変になる・・・変になっちゃぅぅぅぅ!!」 「それとな、こういった状況でも使えるように、40度ぐらいまでのお湯の中なら生 きていれるんだ。どうだ? 凄いだろう?」 「ひぃぃぃぃぃ!! ダメ・・・そこ・・・食べちゃダメ・・・んぁぁぁぁぁ!! 口に 含んじゃダメェェェ!! ひぃ・・・ダメ・・・イヤ・・・イヤなのにぃぃぃ・・・」  下萄の説明も他所に、鰻の与える刺激に悶え続ける。嫌悪感と微妙な刺激に身体が いやらしく反応していく。両方の乳首を口に含まれ、ザラついた何かに刺激される度 に、感じたくない快感が走る。 「いひぃぃぃぃぃぃ!! そこは・・・そこはダメェ!! 食べちゃダメェェェェ!!」  私のアソコを何度も突きながら刺激していた鰻が、私のクリトリスに照準を向けて きた。乳首からくる刺激から考えても、これは私の人としての意志を崩されかねない 行為だ。それだけは、何とか阻止したい。阻止したかった。だが、今の私は、両手両 足を鰻の蹂躙しやすいように縛られている。どうしようも・・・ない・・・ 「あ・・・・あぁ・・・ダメ・・・食べられたら・・・狂っちゃう・・・イヤァァ・ ・・」  何度も含もうとクリトリスを刺激する鰻達。突かれるたびに走る快感に、なおさら 嫌悪感を高めさせられる。 「ひぁ・・・ダメ・・・ダメェェェェ!!」  そして次の瞬間、私の悲痛な叫びが浴室に響き渡った・・・」


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