プログラム85「身に染みていく快感(前編)」


 プログラム85 暴かれる痴態(前編) 「さて、どうやらSEXの悦びをまだ得れてないようだな?」 「あ、当たり前だ!! 私はまだ・・・」  そこで言い澱んでしまう。自分から処女だと言うのが何故か恥ずかしかった。 「まだ・・・なんだ?」 「く・・・言わせるつもりか・・・?」 「言葉で責めるのも調教の一つでな、精々言葉嬲りをしてやるよ」 「・・・ならばなお更答えるか!!」 「ふん、別に構わんさ。それなら言いたくなるように仕向けるだけだ」 「仕向ける? 言っておくが誘導尋問には乗らんぞ」 「くくく、今は言葉嬲りはせんよ。それより開発していかなければならない所がお前 さんの場合はおおいからな。そこから始めてやるよ」 「う・・・」  ヤツのその言葉に恐怖を覚える。さっきの快感で躾ると言っていたように、私の性 感帯を徹底的に責めてくるのだろう。そう思うとぞっとしてくる。 「さぁ、最初はどこから始めて欲しい? 乳首やオ○ンコもローターに十分反応して たからな、まずはそこから始めてやろうか?」 「く・・・す、するなら早くしろ!! だが、私はそんなことには屈しないからな」 「いい答えだ。だったら最初はこのいやらしい胸から責めてやろう。ちょっと待って ろ」  そう言ってまた引出しの方へ向かった。 「くくく、まずはこれで可愛がってやるか」  引出しをあさりながらそう呟いたのが耳に入る。何だ? 今度は一体何をしようと いうんだ? 「待たせたな。まずはこれで両方の胸を可愛がってやる」  そう言ったやつの両手には、多種多様な筆があった。 「それは・・・?」 「くくく、さっきも可愛がってやった筆さ。だがな、さっきのように甘くは無いから 覚悟しろよ?」 「ふん。さっきは油断したが、今度は耐えてみせる」 「そうかい。だがな、こうされるとどうだ?」 「え? うわ!?」  突如視界が暗くなった。何だ? 一体何をしたんだ? 「な、何をした!?」  狼狽した声で訪ねる。いかん、早速向こうにリードを取られている。 「何、只の目隠しさ、心配するな」 「め、目隠しだと!? 何のために!?」 「くくく、すぐに解るさ」 「何を言って・・・うはぁぁぁ!?」  いきなり鋭い焦燥感が左の乳房に走る。なんだ? さっきされたのより凄い快感が 走ったぞ? これは一体・・・? 「くくく、いい声だ。そら、もっと喘け!!」 「んはぁぁぁ!? くぅぅ・・・ひぁ・・・うぁぁぁぁ!!」  一気に両方の乳房を撫でられる。敏感な乳首を除いて・・・ 「どうだ? いいだろう? さっきよりも感じるだろう?」 「くぁぁ!! んはぁ・・・ひぅぅ!! 一体・・・何を・・・うぁ!! した・・・!?」 「何をされたか思い出してみろ」 「んぁぁ!! ひぃぃぃ!! だめ・・・くぅぅぅぅ!!」  与えられる快感に喘ぎながら、辛うじて堪えている理性で考える。さっきされたの は確か・・・ 「くぁぁぁぁ!! んはぁ!! ・・確か・・・ふぁ!! ・・・目隠しぃぃ!?」  だが、目隠しをしたくらいでこんなに快感が増すものなのか? 乳房を撫でられて る時点ですでに目隠し無しで乳首を責められてるような快感が走っていると言うの に。 「くくく、目隠しだけでなぜこんなに変わったのかって顔をしているな」 「んぁぁぁ!! ひぃぃ・・・うぁぁぁぁ!!」  予想外の快感に、悶え続ける私の様子を見て、下萄がそう言ってきた。目隠しをさ れていると言うのに、そんなことが解るというのか? 「教えてやるよ。何故目隠しをしたのかをな」 「ひぁぁぁ!! んく・・・ふぁぁぁぁ!!」  執拗に筆で嬲られ、喘ぐ私は、今にも折れてしまいそうな意識の中で、ヤツの解答 を聞こうとした。 「人間はな、視覚を奪われることによって触覚、つまり触れることで情報を得ようと する。その為、視覚を奪われると神経が従来より過敏になってな、今みたいに快感も 増大するってわけだ。解ったか?」 「そ、そんな・・・んひぁぁぁぁぁ!!」  たったそれだけの事でここまで快感が増したというのか? だったら今乳首や敏感 な果実を責められたら・・・ 「ひぁ・・・」  しかし、そんな事を考えてた瞬間、息が詰まるほどの快感が走った。 「くはぁ!?」  立続けに息を詰まらせる。その原因は解っている。乳首を筆が撫でたのだ。 「ひぃぃぃぃぃ!! いひぃ・・・ぃぃぃぃぃぃぃ!!」  身体を思い切り仰け反らしてしまう。許容範囲外の刺激に、身体が逃げようとす る。だが、縛められた身体は、その刺激から逃げることが出来ない。 「んはぁぁぁぁ!! ダメ、ダメ・・・ひぃぃぃぃぃぃ!!」  巧みに乳首を狙うその責めは、私の理性を完全に奪おうとする。このまま、堕とさ れてしまうのか? 「そらそら、もっとだ、もっと感じろ!!」 「くぅぅぅぅぅぅ!! ひ・・・ひ・・・ひぃぃぃぃ!!」  満遍なく乳房も責めていた筆が、徐々に乳首のみを責めてきた。あぁ・・・こんな の・・・気持ち良過ぎる・・・ 「うぁ・・・うぁぁ・・・あぁぁぁぁぁ!!」  そう思った瞬間、私は絶頂を迎えた。今日まで知ることの無かった性の奔流に流さ れながら・・・


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