プログラム82「抗う華、散りゆく花(中編)」
プログラム82 熟れた華は散った(中編)
「んはぁ!! くぅぅぅ・・・ひぁ・・・くはぁ!!」
ヴィィィィィ・・・
「うぁ・・・もう・・・や・・・だ・・・やめてぇ・・・」
必死に抗うと心に誓ったものの、ローターが与える快感に、すでに屈しようとして
いた。屈辱だが、この快感はさすがに堪らないものがある。
「どうした? さっきからそんなに時間は経ってないんだぜ?」
「くぅぅ・・・はぁ・・・やぁ・・・んぅ・・・ダメェ・・・」
しかし、下萄のその言葉にも、私は弱々しく喘いでしまう。ローターの刺激に完全
に溺れかけている。
「そらそら、何がダメなのか言ってみな?」
「んはぁ!? やめ・・・それ・・・やめてぇ・・・」
快楽に溺れまいと抗う自分・・・快楽に溺れようとする自分・・・一体どっちが本
当の今の私なんだ?
「くくく、どうした? 気持ち良いんだろう? さっきみたいに素直に気持ち良いと
言ってみろよ? そうすればもっと楽になれるぞ?」
「んはぁ・・・やぁ・・・言うもんかぁ・・・んぁ!?・・・そ・・・そんな所!?」
突如、異質な刺激が走る。普段は排泄器官としてしか使用されていない場所、肛門
部分にローターを押し当ててきたのだ。
「や・・・やめろ!! そんな所・・・汚い・・・うぁ・・・ダメェ・・・ひゃうん
!!」
肛門周辺をローターで舐りながら、別のローターでクリトリスや膣口周辺をを満遍
なく刺激してくる。あそこやクリトリスの快感と相乗して、尻の穴から妙な快感が走
り始めてきた。
「んぁ!! やめ・・・やめ・・・ひぁぁ!! そんな・・・くぅぅぅ・・・するなぁ・
・・」
あまりの刺激に、頭の中が混乱してきた。こんな、こんな事って・・・尻の穴が・
・・気持ちいいだと? そんなばかな事って・・・
「どうした? 拒んでる割りにはおまえのいやらしいオ○ンコから愛液が大量に溢れ
始めてるぜ?」
「うぁぁ・・・そんな・・・そんなことぉ・・・」
しかし、私自身否定が出来ない。何故なら、私自身、はっきりと溢れているのを感
じ取れているからだ。
「ほぅらほらほら、こうされるともっと気持ち良いだろう?」
「んぁ!? うぁぁぁぁぁ!!」
ヴィィィィィィィ・・・
「ひぁ!! くぅぅ・・・うぁぁ・・・くぅぅぅぅ!!」
下萄の言葉と同時に、ローターが更に振動が強くなった。振動が強くなったロー
ターは私の敏感な粘膜を更に刺激してきた。
「あ!! やぁ・・・ダメェェ!! くぅぅぅ・・・感じ・・・過ぎるぅぅぅ!!」
「そら・・・そらそらそら!! イッちまいなぁぁぁ!!」
「んぁぁぁぁ!! ダメ・・・ダメ・・・イくぅぅぅぅぅぅ!!」
その凄まじさに、私は浅ましくイくと叫びながらイってしまった。こんな・・・こ
んな卑劣な男の前で・・・女としての恥をかかされるなんて・・・
「くくく、どうやら程よく出来上がったみたいだな?」
ヴィィィィィィ・・・カチッ、ィィィン・・・
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
顔を俯かせたまま、覚えたての絶頂の余韻に、これで何度目かの息切れ状態に追い
込まれる。ここまでされて・・・まず、言い訳は出来ないか・・・
「中の具合は・・・っと」
チュク・・・
「んはぁ!!」
下萄の指が私の恥部に触れる。嫌なはずなのに快感に仰け反ってしまう。これが・
・・女の性だとでもいうのか?
「くくく、こんなにトロトロと・・・ホントにいやらしい女だな? 初めてでここま
で練れるなんてな」
「うぁぁ!! やめ・・・やめろぉ・・・」
指を中に入れ、軽く掻き回しながら言葉で嬲ってくる。しかし、その快感に抗う言
葉を奪われてしまう。
「中までぐっしょりだぜ? これならもう本番に入れるな?」
「んぁぁ・・・本番・・・だと・・・?」
「そうだ。お前の処女開通式だ」
「なっ!?」
その言葉を聞いて顔から血の気が引いていくのが解った。こんな・・・もっとも忌
み嫌っている男に、処女を奪われてしまうだと!?
「そ・・・それだけは止めてくれ・・・お願いだ、他の事は何でもするから・・・頼
む」
いくらなんでもそれは・・・嫌だ。大事な純潔をこんなヤツに奪われたくない。そ
の為ならなんだってしてやる。
「ほぅ・・・何でもすると? 処女を守る為だけにか?」
「そ、そうだ・・・」
目を伏せた状態で頷く。恐らく、その向こうには意味ありげにニヤついた下萄がい
るはず・・・。
「くくく、おもしろい。だったらその証拠を見せてもらうとするか」
「証拠・・・だと?」
「そうだ、証拠だ」
「一体、何をさせる気だ?」
「知りたければ目を開けて俺の方を見ることだな」
「な・・・に・・・?」
そっと、伏せた目を開ける。するとそこには・・・
「なっ!? 貴様一体何を出している!! 早くそんな物しまえ!!」
目に入ってきたのは下萄の男性器、つまり陰茎だった。ヤツはズボンから自分の逸
物を出してきたのだ。
「くくく、何をうろたえてるんだ? これからコレに奉仕しないといけないっての
に」
「な!? 何だと!?」
こんな、こんな汚らわしいものに奉仕するだと? こんな・・・大きい・・・
「どうだ? 俺のは一般よりも大きいからな、奉仕のしがいがあると思うがな?」
「そんな・・・そんな事出来るか!!」
そんな汚らわしい事をするぐらいなら死んだ方がマシだ!!
「だったら処女を頂くまでだ」
「う・・・それは・・・」
あんな汚らわしいモノに奉仕するのは嫌だ。だが、こいつに処女を奪われるのも辛
い。一体どうすれば・・・?
「それが嫌なら奉仕しろ。出来ないなら・・・処女を頂く」
「く・・・」
一体、どうすればいいんだ?
「さぁ、早く決めな」
「・・・・・」
「さぁ、早く」
「・・・・・」
「・・・これが最後通告だ。これで決まらないなら処女を先に頂く」
「・・・わ、解った。ほ、奉仕する」
ヤツのその言葉に、屈辱に震える声を振り絞って答えた。だが・・・
「何だと? よく聞こえなかったがな?」
「く・・・どこまでも嬲るか・・・。だったら、もう一度言う。お前のその・・・
に、奉仕する」
「奉仕するだぁ? 奉仕させて頂きますの間違いじゃないのか?」
どこまでも卑下たヤツめ。そこまで言わせるつもりか? だが、背に腹は変えられ
ない。ここまで言ってしまった以上は・・・
「ほ、奉仕させて・・・いた・・・だきます・・・」
「一体何を奉仕するんだ?」
「そこまで・・・言わないとダメなのか?」
「当然だ。それが出来ないなら・・・」
「わ、解った。言う。言うから処女を奪うのだけは・・・」
「だったら早くしろ。これが最後だ」
「・・・お・・・おち・・・オチ○○ンにご奉仕させていただきます」
「くくく、オチ○○ンか。随分可愛らしい言い方だな? まぁ、初めてだからこの辺
で勘弁してやるか」
そう言いながら私の拘束の一部を解いていく。私が抗わないように両腕を拘束した
まま、腕を吊っていた縄を降ろすと、今度は私を四つん這いにさせてきた。
「この姿勢でしてもらうぞ。いいな?」
「こ、こんな格好でするのか? これじゃあまるで・・・」
犬みたいじゃないか・・・
「嫌ならいいんだぞ?」
「う・・・」
「さぁ、始めてもらおうか?」
「く・・・解った・・・」
「解ったじゃない、解りましただ」
「解り・・・ました・・・」
「これだけは言っておく。言葉遣いには気を付ける事だ」
「う・・・はい・・・」
「では、始めてもらおうか?」
「はい・・・」
そして私は・・・屈辱の瞬間を迎えることになった・・・
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