第3話
あ〜、皆が見てる。下着姿はサービスだと宣言したので当然の如く男子全員が残って私を見てる。男の子たちのエッチな視線が私の体に絡み付いてくる。
勇気を出して護君の方を見てみると、護君も他の子と同じように私のことを穴が空くほど見つめている。嫌だ、見ないで。護君だけにはこんな姿見られたくなかった。あまりの恥ずかしさに頭の中が真っ白になってくる。
「ここからは私がしきるわね、おっぱい5000円で見せるわ。」
佐藤さんが時間がおしいとばかりに、どんどんと話を進めていく。女の子達は同情的な視線で事の成り行きを見守っているが、止めようとするものはいない。皆佐藤さんに逆らうのが恐いのだ。それを攻める気はない、私だって他の女の子達と立場が一緒だったならばきっとそうしてるはずだ。それよりも、男の子達の視線が熱い。クラクラしてくる。
私、おっぱい見られちゃう、大好きな護君に見られちゃうよ・・・アソコがジュンってなったような気がした。
「皆残ってるね〜感心感心。」
ハッっと視線を上げると、男の子達は佐藤さんの言うとおり皆残っていた。高校生にとって5000円といえば結構な額だ。それを全員が持っているということは、やっぱり皆今日私がショーに参加するってことを知ってたんだ。
護君もやっぱり私の裸みたいのかな・・・とっても嫌で死んじゃう程恥ずかしいはずなのに、体が火照ってる気がするの、何で・・・ううん、気のせいだよね、私は皆にみられて感じちゃうような変態じゃないよね。
「彩香、はずして。」
「・・・はい。」
私は手を後ろに回してブラのホックを外した。バサッ。ブラが地面に落ちた。
う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお〜!
男の子達の絶叫が旧音楽室に鳴り響いた。私はぼ〜っとしたまま護君の膨れ上がった股間を見ていた。
雨宮彩香が胸を見せるという、ここで5000円を惜しんで出て行くような馬鹿はこのクラスには、いや、この学園の中にはいない。いるとしたら、そいつは本物の聖人君子か真性のゲイだけだ。しかし、やっぱりイジメなのだろうか。佐藤の腰ぎんちゃくの水野を除いた他の女子達は皆どこか同情的な視線を送っている。というより、彼女は大丈夫なのだろうか、目がだんだん虚ろになっている気がする。ここで止めようものなら男子達に殺されてしまう。なら彼女を好きなものとして本当に最悪な事態を阻止するべく残って見守るほうがいいはずだ。俺は自分をそう納得させ事の成り行きを見守ることにした。
佐藤の合図とともに彼女がブラジャーを外した・・・長い沈黙が降りてくる。そして男子達の絶叫。俺もおもわず叫んでいた。彼女の胸はとても綺麗だった・・・
雨宮彩香の胸はそれ程大きくない。というか、全体的に起伏が少なく、まだまだ大人になりきる前の少女のような体系である。良く言えばスレンダー美人、悪く言えばお子ちゃまなのである。彼女の胸はちっちゃいながらも上向きに張りを見せ、形は申し分なく整っており、先端に向かってツンとしている。乳輪は小さめで、清潔なピンク色をしておりほとんど肌と見分けがつかない。乳首も可愛らしい大きさで、透き通るように色素が薄かった。エロビデオ等で見た他のどの女性よりも彼女の胸は美しかった。ピンクの乳首が架空の存在でないということがはからずも実証されてしまった。AV女優や佐藤の乳首は茶色く変色していたのだ。
やばい、鼻血がでそうだ。俺の興奮はピークに達していた。他の男に見られるのは癪にさわるが今日という日の幸運を神に感謝したい。それより、彼女の胸は何て綺麗なんだ。でかいだけの牛佐藤何かよりずっといい。乳首はピンクだし。小粒の乳首がピンピンと精一杯の尖りを見せて・・・いる・・・
え、彼女の乳首立ってないか・・・
俺は意識せず彼女の股間に目がいっていた。その部分は微妙に変色しているように見える。汗じゃないよな・・・
俺は彼女の顔を覗きこんだ。彼女の視線は爆発寸前の俺の股間を妖しい瞳で見つめていた。
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