シスターバージン第4話
私は音を立てずに静かに中に入った。この部屋の間取りは頭に入っている。
どの男のこともある程度調べておいたから。
部屋の中はすでに暗くなっており奥で姉さんと男がいちゃついてる。
いちゃつけるのは今のうちだけだから気にしない。
私はいろいろな細工をしてから見つからない場所で待機した。
しばらくするとシャワーの音だけが静かに響いてくる。
シャワーの音が聞こえたからといっても慌てる事はない。姉さんが男と一緒
に入らないのを知っており、こういう場合男が先に入るのがわかっていた。
すこし時間を待ってから、台所に行き、テーブルの上に乗っていた飲み掛け
のペットボトルを月の光に照らしながらしばらくぼーとしていた。
バタンッ。シャワーの方で大きな音がした。人の声は聞こえない...
どうやらシャワーを浴びてたのはやっぱり男だけの様だ。
私はあの酔いつぶれた男に感謝をしている。
こいつが女とやる前には酔い覚ましに必ずスポーツ飲料を飲むと聞けたのだから。
シャワー室で熟睡している男を確認しシャワーを止めた。
たっぷりと睡眠薬を入れた効果が出てた様だった。
私は裸で寝ている男にタオルをかけ優しく声を掛けた。
おやすみなさい...姉さんは私のものなの。
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