W.梅吉


「!? う…梅さん……」  何時の間にか部屋の入り口には前方に曲がった腰に手を回した、あたしのよく見知っているいつも通りの梅さ んが立っていた。でも、昨日の事が夢じゃない限り、その人のよさそうな笑みの下には…… 「くっ……」  昨夜のベランダでの一件が頭の中に鮮明に思い出されていく。確かにあたしも感じてしまったけど…今にして 思えば身の毛のよだつ出来事だった。松永先生たちに声を聞かせようとするなんて……  そして後ろにもう一人。 「夏目…課長……」  遼子さんが震える声で小さくつぶやいた通り、後から現れたのはこの旅館に着た時のように背広に身を包んだ 眼鏡をかけた男、夏目だった。 「やれやれ、廊下で見た時に様子がおかしいと思っておったが…その雌がたくやを逃がすとは思わんかったのう。 もう少し飼い犬の教育ぐらいしておいてくれんか」 「全くだ。いっその事人格が壊れるまで嬲り尽くしていた方が良かったかもしれないな。どうせあいつらの性欲 処理のために連れてきた玩具なんだし。今からでも遅くない、薬づけにでもするか」 「なっ、なんですって……!」  二人の会話からあやふやだった昨晩の凌辱の記憶が真実だったと理解すると同時に、遼子さんをまるで物か何 かとしかとらえていない事にあたしは怒りを感じていた。  とはいっても……どうにかしてここから逃げ出さなきゃ……  廊下へつながる襖の前には梅さんと夏目が立っているし、窓の外はベランダ……あそこから出て、隣の部屋に 移動すれば何とか…… 「まったく、つまらん三文芝居を見せおって。おとなしく尻を振ってチ○ポをしゃぶっておればよいものを」  どうにかして逃げる事ができないかと算段をたてていると、二人が一歩一歩近づいてくる。あたし達を見るそ の目は今までに無いくらい冷たくて……恐い…… 「イ…イや……」 「えっ?…遼子さん……」 「こないで…こないで……こない…で……」  あたしが振り向くと、遼子さんはいやいやと首を振りながら身体を小さく震わせていた。男たちの冷たく突き 刺さる視線に、今までの凌辱を思いだし、これからあたし立ちにされるであろう行為を感じ取ってしまっている みたい……  ……ええい!ここで引いたら男(女)が廃る! あたしだっておチ○チンついてるんだから(注・今は付いてな いです)!!  まるで子供のように脅えている遼子さんの前にあたしは膝立ちで移動し、近づく二人を前に大きく両腕を広げた。 「りょ…遼子さんに手を出すなら…あああたしから…手手手手を出しなさいぃ!」  ああ! 格好よくキめようと思ったのにぃ〜〜! 声が…声が震えてるぅぅぅ!!  震えているのは声だけじゃない。伸ばした指先だって、腕で隠すのをやめたおっぱいだって、吸いこんだ空気 から冷たさが伝わってくるように胸の奥から込み上げてくる脅えが身体中に伝わっていく……  あたしがこうしたって目の前の二人が歩みを止めるとは思えないけど……それでもあたしは両手を精一杯広げ て遼子さんをあたしの背中に庇おうとする。 「そうか。ならばそうさせてもらうかの」 「え?」  梅さんのいつものおじいさん口調に、一瞬だけ、あたしの緊張が解ける。  ガッ!! 「うあっ!!」 「た、たくやさん!!」  その途端、顔を張られて――と言うよりも、平手で側頭部を殴られ、畳の上に倒れ付した。  な…何が…あ……頭が……  でも、一瞬で脳震盪を起こしたあたしはその事を理解できず、自分が畳の上になんで寝ているのかを考えなが らその場を動かなかった。動けないでいた。 「全く…躾の悪い雌犬じゃの」 「グッ!」  梅さんが容赦無くあたしのお腹を蹴り上げる。あたしのお腹を重たい衝撃が貫き、一拍遅れて胸に溜まってい た空気が全て開いた口から涎と一緒に外へと押し出される。 「や…やめて、やめてください!! その人は何の関係も無かったはずです、許して、私はどうなってもいいか らやめてください!!」 「おっと、おまえはこっちだ。どうなってもいいんだったら…今からたっぷりと立場と言う物を教え込んでやる」  あたしのお腹を蹴り上げる梅さんを止めようとした遼子さんを、後ろから夏目が抱きつき、あたしのすぐ側で 床に押し倒す。 「い…いやぁぁぁ!! 離してぇ、やめてえええぇぇぇ!! たくやさん、逃げて、逃げてぇぇぇ!!」 「うるさい!これでも咥えていろ!」 「んグぅ!んん〜〜!」  夏目は遼子さんの口にハンカチをねじ込むと、タイトスカートを後ろから引き裂く。 「ほら、尻を上げろ。明け方まであれだけ咥え込んでたんだ。前戯はなしだ!」  夏目は必死にもがく遼子さんの頭を畳に押さえつけながら白い、飾りのまったく付いていない下着を引き下ろ し、ほとんど濡れていない秘裂に後ろからいきなり肉棒を突き込んだ。 「んん、んんっ、んんんん〜〜〜〜〜〜〜!!!」  潤滑液が全然溢れ出ておらず、それどころか恐怖で硬直し、固くなっているて秘裂を無理矢理割り裂かれ、遼 子さんが堪らず声の無い悲鳴を上げる。 「くぅ〜〜、締まるじゃないか。濡れてない方がいいぞ。そうだ、これからは濡らさずに突っ込んでやる。濡れ てないマ○コにたっぷりと精液を出してやるよ。おまえもその方が嬉しいだろう、なぁ、遼子?」 「んグぅぅ〜〜!! ん…んん…ん…ん…グぅ…ぐむぅ! んん〜〜! んんんぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 「そうか、涙が出るぐらい嬉しいか。ならもっと突っ込んでやる。おかしくなるぐらい犯してやるぞ、遼子。そ ら! そらぁ!!」  いきなり犯す事に興奮しているのか、夏目は遼子さんの秘唇を自分の肉棒を小刻みに捻じ込むたびに声を荒げ、 白い当時を思わせる遼子さんのお尻に腰を叩きつけるたびにその顔に歪んだ笑みを浮かべていた。  どう見たって準備も無しにあんな乱暴に犯されて苦しいはずが無い。普通なら入れただけでそれから抜き差し なんて到底できない状態の遼子さんの秘孔を夏目は無理矢理抉り、無理矢理引き抜き、小刻みに震える白い双桃 の間に自分の肉棒を埋めこんだ。 「んん〜〜〜!! ムグぅ! んん、んむぅ、んむぅ…んんんんっぅぅっ!!」  夏目の腰が動くたびに遼子さんの口からは痛みや恐れの入り混じったくぐもった声が漏れ出ている。畳にこす り付けられている顔は涙で汚れ、股間からペ○スと一緒に引きずり出されたように顔を覗かせる粘膜は真っ赤に 充血し、張れあがっていた。 「締まる! 締まるぞ! おまえも感じてるんだろう? 最初はあんなにガチガチだったのに、もうこんなに濡 れてきてるじゃないか。乳首だってこんなに勃起させて。本当は男のチ○ポが欲しいんだろうが、なぁぁ!!」  遼子さんが諦めて抵抗をやめて、見ているだけでも痛々しいピストン運動にジッと身をすくめて耐えていると、 あたしを犯した時よりも興奮の度合いを増した夏目は遼子さんの胸に両手を回し、服を力任せに引き裂きいた。 そして露わになった美乳を力任せに荒々しく揉みしだき、大きくも固くもなっていない乳首を指先でグリグリと 捻り続ける。 「んっ…んんっ!…んむぅ…んっ、んっ…んん…んグゥぅぅ!!」  それでも、身体は自分の身を守ろうと遼子さんの意思に反して夏目の行動を受け入れ始める。柔肉の中から引 っ張り出すように摘み上げられたピンク色の乳首は乱暴な行為で徐々に赤く張れ上がり、二人の結合部からは大 事な生殖器を守ろうと潤滑液を滲み出させ、少しでも痛みを減らそうとか細いウエストが夏目の動きに合わせて くねり始める。 「自分で腰を振りはじめたな? どうだ、お前だって感じたいんだろうが、男に抱かれて感じたいんだろ、そら、 そらそらそらそら!」  遼子さんの秘所が濡れ始めた事に気付いた夏目は胸から手を離し、その手で割り開いた尻肉の間から自分たち の結合部を見ながら、腰を寄り大きくグラインドさせて上に向かって突き上げるように花弁を貫いていく。 「んぐぐぐっ!! んんっ、んんんぅぅぅ〜〜〜!!!」  パン、パン、パン、パン!!パン、パン、パン、パン!!!  何度も夏目の腰が遼子さんの白いお尻へと叩きつけられる。一突きごとに静かな室内に肉のぶつかり合う音が 響き、肉欲を感じ始めている事に恥ずかしさを感じた遼子さんは顔を真っ赤にし、それでも指の跡が赤く残る双 乳を畳に押しつけながら首をそらせ、涙で潤む瞳で目の前の空間をぼんやりと見続ける。 「うう………りょ…遼子…さん…………」  その光景を見ていても、お腹に受けた衝撃で呼吸さえまともにできないあたしは立ったままで遼子さんの犯さ れるところを見つめる梅さんの前で動けないでいた。  な…何とかしないと……  息を吐き出す事はできても吸う事ができない。口をだらしなく開いて何とか空気を少しでも取り入れようとも がくけど、目を開けている事さえ苦しくなってくる。 「なんじゃ、おまえもああいう風に犯して欲しいのか?」 「…はっ…はぁ……あ……」 「そうかそうか。そんなに口を開いて、チ○ポを早うしゃぶりたいか。まぁ、ワシも嫌いではないからの、たっ ぷりと犯してやるぞ。昨夜おまえがヨガり狂ったこれでの、くっくっく」  あたしは返事ができないからと勝手に解釈した梅さんがにこにこしながらズボンを下ろすと、こうなる事を予 想していたのか、パンツを履いておらず、既に勃起して先端に透明な液を滲ませているペ○スを露出させた。 「ほれ、まずは咥えるんじゃ。先から根元まで綺麗に舐めまわしたら許してやらん事も無いぞ」」  畳の上に倒れているあたしの顔に向かって、長年使いこまれた自分の男根の浅黒さを誇るように下腹を突き出 す。 「……んっ………」  ヌラッと不気味な光をたたえる梅さんの亀頭が顔に近づいてくると顔の周りに濃厚な男の匂いが立ちこめる。 鼻を突いて香ってくる刺激臭に顔をしかめると、あたしは胸の中に残っていた一握りの空気を使って口を開いた。 「だ…誰が……梅さんみたいな……おじいさんのを……」 「……見かけによらず、結構強情じゃの。もう少し流されやすい女子かと思うとったが」 「ここに来て…鍛えられまし…グふっ!」  再びお腹を蹴られ、息が詰まる。あたしは蹴られた場所を押さえ、口から舌を突き出して空気を求めて喘ぎな がら転げ回る。 「まだ減らず口が聞けるか……ならば遠慮はせんぞ」  梅さんはそんなあたし背中を向けたのを見計らって醜悪な精液とあたし自信が放ってしまった愛液の染みこん だのスカートと下着を引き裂くと、お尻に圧し掛かるようにドロドロのあたしの秘部へと肉棒を突き込んだ! 「んんなああっ!」  子宮にズンッと響く衝撃とお腹を蹴られた苦しさにお腹の中の液体を吐きそうになる。けど、あたしは唇を噛 んで、唾と一緒にお腹の中に飲みこんだ。  こうなったら…ぜ…絶対に…声なんか上げてやらない……  膣内にペ○スを突き入れられた以上、抜いてと言っても抜いてくれない事は分かりきっている。そんなあたし にできるささやかな抵抗と言えば、まだ自由に動く口から声を出さない事だけ……ものすごく自分が情けないけ ど、それはあたしが梅さんに負けないためのただ一つの抵抗だった。 「なんじゃ?泣き叫ばんのか。ならば儂も儂のしたいようにしようかの」 「グ…んん……!!」  何時間もバイブレーターにこね回されて柔らかくなった淫肉の中をブチュリと卑猥な音を立てながら梅さんの 肉棒の先端が入りこんでくる。快感に慣れてしまった身体はそれだけで達してしまいそうになり、最奥に達した まま動かない肉棒を歓迎するかのように締め付けながら、全身から感じてしまえと命令するような疼きを沸きあ がらせる。 「むぅ、中の方が絡み付いてくるわい。押しこんどるだけでイきそうじゃ。ほれ、儂のイチモツがおぬしの子宮 を押し上げとるのが分かるか?」  わ…分かってるわよ……痛いぐらいに押し当ててるんだから………ん……  動いているのかどうかもお腹の中でしか感じ取れないほどの微妙な出し入れと腰の捻りで蜜壷をグジュグジュ と掻き回してくる。挿入時のような突き抜ける感覚こそなかったものの、まるで岩を思わせるような亀頭に子宮 口を弄られると、身体が熱くなる一方で寒気にも似た刺激が背筋を駆け上っていく。 「気が変わった。おぬしは儂が飼うてやる。地下室に鎖で繋いでのう。そして旅館の男客全員に抱かせてやるわ。 おぬしほどの名器じゃ、二ヶ月もあれば百人には抱いてもらえるじゃろうよ」  なに言ってるの…んん!  突然梅さんは変な事を喋りだした。でも腰の動きは以前のまま小さく、小刻みで、微妙に腰を動かしては子宮 の入り口に自分の肉棒の先端を擦りつけて刺激してくる。 「妊娠したら儂の肉棒で腹の赤子を引きずり出して堕胎させてやるわ。いや、待てよ。十人ぐらいに犯らせて、 堕胎する瞬間をビデオに撮るのも悪くないのう。売ればきっと高く買う客がおるぞ。それともメス犬はメス犬ら しく犬に犯らせるか。一晩公園にでも裸で置いておけば何匹でもやってこようて」  そ…そんな……んムぅ! そんなこと…ぜったい……やぁ………  子宮口を抉じ開けるような肉棒の動きはまだ止まらない。梅さんの言葉を想像してしまったあたしは、さっき までバイブを入れられていた事もあって、最奥まで来ている肉棒を無意識に締めつけて、射精を促すように茎に 肉ヒダを絡ませてしまう。 「言葉だけで感じておるのか? 儂のチ○ポにマ○コが吸いついてくるぞ。くくくくく…やはりおぬしは淫乱よ のぉ、男の肉棒を欲しがる淫らな雌犬よ」 「ち…ちが…ああァぁぁ!!」  あたしが口を開いた瞬間、梅さんが大きくあたしの子宮を抉った! それまで必死に閉じていた声のバルブが 開き、同時に決して出さないと誓った喘ぎの声が込み上げてくる。 「何が違うんじゃ。肉棒を突き込まれてそんな声を上げおって!」  そしてあたしのむっちりとしたお尻に指を食いこませ、丸く広げられた秘唇から奥の淫肉を圧迫するように極 太の肉の塊を押しこまれる。 「いやあああぁぁぁ〜〜! あぁっ!! ああぁぁぁぁぁ〜〜〜!!」  突き入れられる時に中に溜まっていた愛液が水鉄砲のように肉棒と陰唇の間から押し出され、引き抜かれる時 に大きく張ったエラの部分で幾重にも重なり合った肉ヒダを根こそぎめくり上げられる。  梅さんの腰の動きに合わせてあたしの豊満な身体は全身に溢れる疼きに我慢できずに畳の上でビクビクと痙攣 し、ほんのり桜色に染まったお尻を右に左に振りながら肉棒を食いちぎるかのように根元を締めつけていた。 「ほんに具合がいいのう。ミミズ千匹とはよう言うたもんじゃ。儂の魔羅に余すことなく絡み付いてきおるわい。 そんなに儂の魔羅が気に入ったのか?」 「いい! イヤ! いやァ! ああ、あぅ、あ、いい、い、いやぁ、ああぁ〜〜!」  口を開くと、喉が震え、顎が震え、舌が震え、どんなに頑張っても出てくる言葉は喘ぎ声にしかならなかった。 「もう何を言うとるか分からんほどに感じとるのか?」 「ち、違う、感じて…なんか……あぁ! いやぁ! そんなっ、動かないでぇぇぇ〜〜〜!! お腹、お腹いっ ぱいにぃぃぃ!!」  リズムをそのままに梅さんの腰の動きだけが大きくなると、まるで摩擦で火でもつけられたかのように擦れあ う粘膜から目を見開くほどの疼きが全身に駆け巡り、太股やお尻の穴まで愛液にまみれた下半身をより淫らにく ねらせた。 「なら正直に言うんじゃ。感じとるの?」 「あ…あたし……」 「感じとるの?」  ぐじゅぅぅぅ!!  お尻にビタンと音を立てさせながら腰を打ち据えたかと思うと、そこからさらに股間を突き出し、肉棒でいっ ぱいになった膣道の奥で激しく子宮口を抉り突いた。 「んああああぁぁぁぁぁっ!? あっ、ああああああああ!!!」  子宮がたわむほど強烈な突き上げに脳が振動するほどの衝撃が襲い掛かってきた。  あっ…すごい……あそこ……貫かれたみたい………  ほんの一突きでそれまで頑張っていた意思が梅さんに屈服しようとしていた。崩壊し様としていく心を押しと どめようという気力も無く、お尻を掲げたあたしの身体は絶頂に陥り、透明な愛液をぼたぼたとこぼしながらも 深深と埋めこまれた肉棒をギッチリと咥えこみながら全身を断続的な痙攣に震わせていた……  どうして…こんなに感じちゃうのよぉ………  張りを増して柔らかさと揉み応えのある弾力を併せ持った乳房が震えるたびに膨らみの柔肉と乳首が畳のざら ざらの面に擦れて、下半身から押し寄せてくる快感にビリッと電気が流れたような刺激を付け加える。 「どうなんじゃ、感じとるのか? 感じてないようなら抜いてしまっても構わんのじゃぞ」 「………あっ……」  思わず口から出てしまいそうになった言葉の内容に、あたしの顔が恥ずかしさで熱くなる。 「くくく…答えが出るまでは楽しませてもらおうかのぉ……」 「んんっ……あああっ!! んっ…くぅぅ…だ、だめぇ!!」  梅さんのペ○スに突かれる度に身体をビクビクと震わせながら、おマ○コの中から押し出された愛液が畳に大 きなシミを作っている。そのシミが大きくなるに合わせて、あたしもどんどんと快楽の中へと溺れていく。  突き上げられるリズムに合わせて、はちきれそうなお尻を振って……梅さんのおチ○チンを……欲しがってる ぅ……  最初の心とは裏腹に秘部をグチャグチャに掻き回されて沸きあがる快感の大きさに気が遠くなり、ためらう事 無く大きな声が出てしまう…… 「どうなんじゃ?」  梅さんの声が頭の中に響く。それは催眠術のように壊れたあたしの意識に染みこんでくる…… 「あぁん…か…感じて…ます……あたし…感じてます……」  かろうじて保っていた最後の理性が……その言葉でとうとう消え去ってしまった…… 「ワシのような年よりのチ○チンなんぞ全然よくないんじゃろ?」 「いい、いいです、気持ちいいです、あたし、いい、それいいのぉ、あん、いい、はぁん、イく、イっちゃう!」  押し広げられたおマ○コから愛液が流れ出る……太股を伝い落ちる熱い愛液の感触と自分が口にしている言葉 にあたしの身体は恥ずかしさでさらに熱くなっていく…… 「ならワシに飼われるか?」 「イ…イい! いいの、もっとぉ! ああっ、ああああ!!! あ、い、イい!イくぅ!イくぅ〜〜!」 「ふむ……言葉も喋れんぐらいにヨガっておるか……まぁいい。三日もあれば完全に堕ちるじゃろう。どれ、朝 一番の濃いやつを流し込んでやるとするかな」  梅さんの手が身体の下で潰れているたわわな乳房を持ち上げ、揉みほぐす。そして乳首を摘み上げ、指の腹で 転がしながら、老人とは思えないほど逞しい肉棒をあたしの中に突き入れてくる! 「ひゃぁ! ダメ! おっぱい弄んないでぇ! かんじちゃうぅ!! あ、あぁぁ!!」  途端にあたしの中で梅さんのモノがグングン大きくなった……違う…あたしが…あたしが梅さんのが欲しくて …… 「そ…そんなに締めつけるな…出そうじゃ……」 「出して! 中に出して! ああ、我慢できないのぉ、いやぁ、ひゃあぁぁんっ!!」  もういい…どうなってもいい…イかせて………イかせてぇぇぇ!!  まるで狭いとでも言うかのようにあたしのおマ○コを押し広げて入ってくるおチ○チンがビクリッビクリと脈 動する。それでも梅さんはその巨根をグリグリと膣に捻じ込み、引き抜く時に粘膜を引っ張るように擦っていく。 「うぅんっ!! くっ…はああぁぁぁ!!」  梅さんの激しいピストンに快感を受け入れ続けて感じる事に慣れてしまった身体は連続で頂上に達してしまい、 身体中から匂いのキツい汗を噴き出しながら身体をびくつかせる。大きいペ○スに翻弄され、それでも快感の波 に溺れる事にあたしは酔いしれていた。 「たくや、おまえは儂の雌犬じゃな!」  下半身を肉棒で貫く事でしっかりと固定しながら、あたしの上半身を捻らせた梅さんの指がツンと尖った乳首 を親指と人差し指でグリグリと弄ぶ。 「いぃぃ! あたし、いい、どうなってもいい! 凄い!奥まで来てる! 抉ってるぅ! イく、イって、イっ てぇぇぇ!! ひぅっ! あっ、うああ〜〜!! ああああああぁぁぁ!!!」  段々と梅さんの腰の動きが小さく、早く、短いものへと変わっていく。子宮をひっきりなしに突き上げられ、 勃起してビクビク震えている乳首を弄られながら、あたし自身の身体のくねりも大きくなっていく。 「あぁん…激しくて…だめ…あたし…壊れちゃうぅぅ!! きてぇ!! あっ、あっ、くる、きちゃう、あはぁ ぁぁぁぁ!!!」  肉棒に貫かれるたびに重たい快感で痺れる腰を快感の命じるままに突き出して、それまで以上に梅さんのモノ を愛液を我慢する事もできないほどだらしないおマ○コに深く迎え入れる。  際限無く溢れる愛液は刺激に耐えきれずにビクビクと脈動を繰り返すおマ○コから飛沫となって辺りに飛び散 り、さらに挿入の間隔を速める肉棒が蠢きを増すおマ○コをズボズボと突きまくる! 「ひゃああああ!! い、イっちゃうううぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」  力が入って固くなった身体が不自然な体勢のせいで横向きにそりかえっていく。そんな固くなった身体を壊す ように、梅さんの男根は暴力的なまでにあたしを犯し抜く! 「ああっ…ああああああああああっっぁっっぁぁ!!!」  終わりの無い絶頂にあたしの意識が真っ白になっていく。何も感じられない意識…その中でも梅さんの激しい ピストンの快楽だけはしっかりと一突き一突きあたしの身体に刻み込まれていく。 「よう言うた、この淫乱が!それ、ご褒美じゃ!お前の欲しがっとったザー○ンじゃ!」  ビュル、ビュル、ビュルルル! ビュルルルルルル!!!  あたしが絶叫を上げた直後、梅さんはあたしの中に溜まって行くのが分かるぐらい濃いザー○ンを一番奥にぶ ちまけた。 「んぁぁあああああ!!! は、はいっ…るぅぅ!!」  ビュク!! ブビュルルル!! ドビュ!ドビュ!  昨晩の時よりも梅さんの精液の量と濃さはスゴかった……子宮の中をあっという間にどろどろにすると、射精 をしながら肉棒を前後に大きく動かし、イき続けで感じやすい肉ヒダの隅々にまで自分の吐く抱く精液を撒き散 らしていく。腰を動かすと同時に身を屈めてあたしの胸に吸いつき、舌と唇で唾液を塗り付けていく。 「はあぁん!! あはぁぁぁぁ!! ああぁ…ああああぁぁぁ!!!」  コリコリの乳首を舌先でこね回し、お尻の穴にも指を這わせながら、梅さんは膣の奥へ奥へと突き込んでくる。 射精された精液は収縮を繰り返す蜜壷の中であたしの愛液と一緒にかき混ぜられ、グチャグチャと恥ずかしい音 色を奏でていた。 「くうぅぅっ!!……ふぅぅ……」 「あはあっ!!……はっ、…は…あぁぁぁぁ………」  最後に肉棒を一際大きく脈動させ、尿道に残っていた精液を子宮の中に流しこんでようやく動きを止めた梅さ んは、あたしの背中へと圧し掛かってきた。あたしはその力に身を任せ、メイド服からこぼれ出たおっぱいを畳 に押し付けるように、崩れ落ちていった…… 「……くくくく…あれだけ出してやったと言うのに儂のチ○ポからザー○ンを吸い取りよるわい。わかるか?  ワシのチ○ポがドクドクいっとるのが」 「は…はい……入ってる……あたしのおマ○コに……ドクドク……あん……入って…る……」  あたしのおマ○コ……梅さんのおチ○チン……キュウって締め付けて……離さないの……あ…ぴくって……し てる……  梅さんの男根が未だ小さくならずに震えているのが粘膜越しに分かる……首筋に梅さんの少しタバコ臭い息を 感じながら、あたしはぐったりと身体を横たえ、呼吸を整えていた……  じゅぽ 「ああっ!………はぁ……」  もたれかかっていた梅さんが身を起こして、あたしの膣内から太い肉棒が卑猥な音を立てて引き抜かれると、 浮いていた腰も崩れ落ちた。横向きに倒れこんだあたしの股間からは、出されたばかりの熱い液体が秘唇を押し 広げるようにたっぷりとあふれ出てきて太股へと流れていく…… 「あ……」  昨晩からの行為の中で一番スゴい快感を感じてしまったあたしは肉棒を引き抜かれた事で、自分の中にポッカ リと穴が開いたように感じられた…… 「ようやく終わったか」  夏目は既に遼子さんの中に欲望を吐き出していた。霞んでいくあたしの視界の中で、服をボロボロにされた遼 子さんはうつ伏せになって身じろぎ一つしない…… 「あんな大声出させやがって。他の奴に聞こえたらどうするんだ? いまさら面倒ごとはごめんだ」 「大丈夫じゃ。この旅館は音を通しにくい造りになっておるからの。どれ、今度はこっちを頂くか」  そう言うと梅さんは遼子さんのお尻を抱え、あたしの愛液が滴り落ちるほど絡みついている肉棒を秘部の中心 にあてがった。 「りょ…こ……さ………」 「ちっ、このスキモノジジィが。だが…出発前の景気付けにはちょうどいいか。なら俺はたくやだ。ほら、尻を 上げな。お前の大好きなモノで犯してやるからよ」  梅さんが遼子さんを犯し始めたのを見た夏目は口元にいやらしい笑いを浮かべながらネクタイを緩め、こちら は遼子さんの愛液で濡れている肉棒を扱きながらあたしへと近づいてくる…… 「やっ……い…や……」  一息つけたことで多少理性を取り戻したのはいいけど、まだ身体の中に快感が残っていて逃げる事ができなか った。 「安心しな。おまえはあっちに言っても俺がたっぷり可愛がってやるからな」 「こないで……やぁ……やっ…!」  夏目の手が伸びてきた……その時―― ドゴン!  その時、前触れもなく部屋の入り口の襖が音を立てて部屋の中に倒れてきた――というより吹き飛んだ!  そして襖が床や反対側の壁に接触するよりも早く室内に飛びこんできた影は、迷うことなく梅さんへと襲いか かる! 「ちっ!!」  咄嗟に梅さんが投げつけた物を弾き飛ばし、影が長い棒のようなものを真横に振るう。けど、間一髪の所で梅 さんは間一髪の所で遼子さんを置いて横に飛び、空気を引き裂き、風を起こすほどに力を秘めたその一撃から逃 れた。 「くそったれ…遅かったか……」 「あっ……」  あたしの前で動きを止めた人影は陵辱されたあたしと遼子さんを見て、怒りと後悔が篭った言葉を紡ぐ。そし て、手にした木刀を片手で肩に担ぎ、窓際へと移動した梅さんと正対する。 「これは一体どう言う事だ? きっちり説明してもらおうじゃねぇか、梅吉さんよ」 「それはこちらの台詞じゃ……真琴」  目の前に立つ人物――この旅館の板前である真琴さんがなんでここにいるのか理解できず、あたしは……もは や事の成り行きに付いていけなくて、ぽかん…とするしかなかった……


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