U.何処


「ふぅ〜〜、さっぱりしたな。しかし昨日から犯りっぱなしで腰がガクガクだぜ。おまけに眠いしよ」 「へっ、よく言うぜ。そう言うお前が一番あの女を犯したんじゃねぇか。薬まで使ってよ」  朝飯を食った後、俺たちはそのまま朝風呂に入っていた。幸い、他の従業員は俺たちとは離れて食っていたの で身体中に染みついた汗や女どもの汁の匂いには気付かれなかったが、自分の匂いで飯が不味くなるのには辟易 した。どうせもう少し休んだらまた抱いてやるつもりだけどな…くくく…また臭くなっちまうな。あいつらは 「お前だって飲んでたじゃねぇか、バイ○グラ。でも、あそこまで犯りまくったのも久しぶりにじゃねぇか?」 「そうだな。課長の命令があるから町に行って女を抱いて目立つわけにもいかないし、遼子も犯りっぱなしで飽 きてたしな」 「課内一の美人も今じゃただのヤリマンか」 「いっそのことあいつにもメイド服着せるか? ちょっとは気分も変わるんじゃねぇか?」 「それもいいかもな、メイド二人をWファックか……そう言えば女のほうは大丈夫か? 逃げられたりしたら面 倒だぞ」 「大丈夫だって。手足を縛ってあるんだぜ。それに部屋には課長だっているんだ、誰にも見られっこ無いよ」 「そうそう。それよりも、早く戻って犯してやろうぜ。思い出しただけで勃ってきやがった。風呂の中からずっ とビンビンで苦しいぐらいだ」 「う、う〜ん……う〜ん……」 「ん? なんだ、あれ?」  俺たちが部屋の近くにまで戻ると、客室前の廊下でうずくまっている人影を見つけた。あのメイドを閉じ込め ている部屋の前ではなかったが、足を止め、ある程度警戒して相手の様子をうかがう。 「おい、あれってこの旅館の女将だろ? なんでこんなところにいやがるんだ?」 「どうせ掃除でもしてたんだろ。だが……なんだか面白そうじゃねぇか。――おい、どうしたんだ?」  互いに視線を交わし、何を考えているのか分かったんだろう、俺たち三人の口元は次なる獲物を見つけた喜び でにやりと歪んでいた。 「あっ……すみません…なんだか…お腹が痛くて…う〜ん、う〜ん……」  掃除道具を横に置き、こちらに背を向けて腹を押さえる女を取り囲むように移動する。  ひゅ〜〜♪ 上から見ると、また一段とデカい胸だな。あの女もデカいと思ったが、こいつはそれ以上だな。 妊娠しているとかジジイが言っていたから、中にはミルクがたっぷり詰まってるんだろうぜ。あぁ…あの乳を早 く吸いまくりたいぜ……  ジジイからもあの女以外の従業員に手を出すのは止められていたが、どうせ明後日には海外へ高飛びだ。ばれ なきゃいいよな、ばれなきゃ。 「大丈夫か? なんならどこか休める場所に連れていってやろうか?」 「で、でも……じゃあ、お願いします……従業員室まで行けばお薬もありますから……」 「わかった。それじゃあ俺の肩に捕まりな」  下心がばれないようにできるだけ平静を装いながら頭を下げると、三つ編みの女はためらいながらもそこに腕 を回してきた。  おおっ!? で、でけぇ……間近で見ると…たまんねぇなぁ……  多少身長差があるものの、肩を貸した俺の顔のすぐ近くには、手を出したくても出せなかった巨乳がプルンプ ルンと揺れていた。  幼い顔してこの胸かよ。これじゃ旦那が寝こむのも無理ねぇな。だが……妊娠してるんだったな。じゃあいく ら中で出しても大丈夫って訳だ。腹の中の赤ん坊がザー○ンまみれになってもな……  この女を早く犯せとはやる心と、今にも浴衣の間から飛び出しそうな肉棒を押さえつつ、これから輪姦される 事も知らずに部屋へと俺たちを案内する女の示す方向に、俺は仲間二人を引き連れて歩き始めた。  ウィンウィンウィンウィンウィンウィン……  無機質な、それでも熱が伝わり、いつの間にか人間の男根と同じ熱さを持ち始めたバイブがあたしの中でモー ター音を響かせながら子宮の入り口をグリグリと遠慮なく引っ掻きまわす。 「ん…ふぐぅ!…んん!…ん!んん〜〜〜〜〜〜!!」  ビクゥ!ビクビク!ビク!  はぁ…とまんない…イっちゃう…イき…続けちゃうぅ……んくぅ!!  宙吊りにされたあたしは、精液まみれのパンツであたしの秘所に埋めこまれたまま固定され、赤く張れ上がっ た粘膜を上下左右滅茶苦茶に掻き回すバイブの動きと振動に、もう何十回とイき続けていた……  あたしは今自分がどこにいるか知らない…分からなかった。誰かに頬を叩かれて意識を取り戻すと、目隠しを され、真っ暗な視界に驚きの声を上げようとしても猿轡を噛まされて悲鳴を上げる事もできなかった。 『どうだい? ザー○ンだらけのマ○コをさらけ出して吊るされた気分は』  吊るされた――その言葉の意味はすぐに分かった。身体を折り曲げている圧迫感と両手首、両足首にギリギリ と食い込んでくる痛みで、あたしは自分が右手と右足、左手と左足を縛られて、Vの字になるように吊り下げら れていた。  な、なによ、一体あたしの身体はどうなってんのよ!?  その時は思うままに動かす事のできない身体を動かそうと手足に力を込めたけど、そのたびに縛られている部 分に火箸を押し付けられたような灼熱の痛みが走り、無理な体勢をとらされている身体の関節が悲鳴を上げた。 『あんまり暴れるなよ。後でまた可愛がってやるからな。それまではこれでマ○コ濡らしておけよ』  そう言いながら、いつの間にか履かされていた下着の股布を横にどかし、少し乾いた精液の引きつるような感 覚と、ローションかゼリーでも塗られているようなベットリとした感触の入り混じった秘唇に、凄まじい圧迫感 を伴いながら巨大なバイブレーターを子宮に直撃するほど勢いよく突きこまれた。 『ふぐううぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜!!!…ん…んんっ!? んふぅ、んぐぐぐううぅぅぅぅぅ!!!』  思いもしなかった強烈過ぎる刺激が股間から脳天まで一気に突き抜けていく。咄嗟に歯を食いしばり、身体を 引き裂くような衝撃を耐えきって、息をつく暇も無く、グチュっと音を立てて子宮口近くの粘膜がまと割りつい た張り型の先端部分が細かく振動しながら首を振り、少し時間がたっていて潤いの少なくなった膣内を乱暴にね じ回した。 『んんっ、んんっ、んんん〜〜〜〜〜〜〜!!! んっ、ぐぅ、ううううううううう!!!』  頭の中に真っ赤な火花が何度も飛び散る。  異物を挿入されて疼きのような痛みを感じている秘肉を擦り、掻き回し、抉ってこね回していく。お腹の中で 何か生き物が暴れているかのように敏感な粘膜を何度も何度も何度も何度も何度も……単調でも強く抉り続けら れ、粘膜が裂けたんじゃないかと思うほどヒリヒリと疼き、それを保護しようと潤滑剤になる愛液が痙攣を繰り 返す腰の中に溢れかえる。 『それじゃたっぷり楽しみな。俺たちが来るまでな…くくく……』  それがあたしが最後に聞いた人の声だった……それと同時に、それまでわずかに感じていた光りも、あたしの 周囲から無くなってしまった……  目も見えず、喋る事もできず、身体を動かす事もできず、際限無くバイブに刺激され続けて…何時間になった だろう……  あたしの身体にはちゃんと服は着せられていたものの、昨晩引き裂かれた物をそのままにされているだけ…… 三人掛りで浴びせ掛けられたザー○ンの匂いがやけに音が反響する狭い空間の中に充満している。いっそ全裸に されていた方がよかったかもしれないけど……胃の中に溜まったザー○ンがアクメに達して身体が痙攣するたび にお腹の中でタプタプと揺れて、吐き出しそうな生臭さが込み上げてくる……こんな状態じゃどっちだって構わ ない…… 「ふっ…んんっ…くっ!…うううっ!! んクぅ〜〜!! ん、んグぅぅ〜〜!!」  野太いバイブの責め立てに数分で再び絶頂に達してしまったあたしは猿轡を噛み締めながらガクンと首を後ろ に反らせ、脳髄を焼き尽くす快感を少しでもやわらげようとバイブを咥えこまされて歪な形に歪むおマ○コを前 後に踊り狂わせる。ぎしぎしと音を立てて手足の肌に縄が食いこむけど、それ以上に快感であたしの意思を溶か し去っていく事の方が恐かった……  だ…めぇ……もう…動かないで……で、でるぅ……我慢…できない……や…いや…いやいやいやいやああああ ぁぁあああああああああ!!!  あたしが捕まってから一晩……淫液を放ち続けたからと言って生理現象が収まっているわけじゃない……普通 の男性器よりも一回りは太いバイブレーターの亀頭がねとねとの愛液と膣内に残っていたザー○ンをミックスし ながらおマ○コの上天井を擦るたびに、細い尿道管を下ってこようとする小水を涙を流しながら必死で堪える… …けど…それも既に限界だった。 「んぅ、んんぅ、ふぅぅ…んぐぅ!? んっ、んっ、んっ、んっ…ん…んんっ、んんむうううううぅぅぅ〜〜〜 〜〜〜〜〜〜!!!!!」  背中を反りかえらせようと筋肉が収縮するけどこんな窮屈な格好ではそれすらかなわず、目隠しの下で瞳を見 開いたあたしは宙に浮いた肉感タップリのお尻を左右にくねらせ、その直後、身体を一際固くする。  そして――  チョロ…チョロロ…チョロロロロロ………ジョロロロロロロロロロロロ〜〜〜〜〜〜〜〜〜  ヤッ…オシッコが……漏れ…た…漏れちゃった……い、いや…とまって…やだ、とまらない、とまって、とま ってよ、いや、イヤッ…イッ!…………や……ぁぁ…ぁ……  溜めに溜まった琥珀色の液体は噴出と言う言葉が当てはまりそうなほど勢いよく放水されたのに、そのまま宙 へと飛んでいかなかった。  出口のすぐ前にある下着の布地に阻まれたオシッコはバイブの柄で広げられた下着の中に出来た空間でビチャ ビチャと淫らな音を立て、勢いを無くしたもの、勢いのありすぎるものからバイブを伝って垂れ流しになってい た愛液と混ざり合いながら流れ落ちていった……… 「んっ………ふぅ…んっ!…んんっ!!」  尿道が元の形に戻ろうと収縮を始め、それに合わせて小水のでも細くなったと同時にバイブの動きにあたしの 身体が大きく跳ねあがり、下着の中に残っていた液体を辺りに撒き散らす。その事を恥じる間もなく、子宮口と 肉ヒダを擦られると我慢から開放されたばかりの頭に快感が沸きあがり、新たに湧き出した愛液が掻き回されて ビチャビチャと身体の中で音を奏でる。  と…とまって……もう…とまって……  バイブがまたあたしの中をエグってイかされる。そしてまた愛液を噴出して……涎を垂らして……オシッコを 漏らして……涙が流れて…… 「ふっ………んっ………ふぅ……んんっ!!」  光も無い。喋る事も出来ない。何も聞こえない。ただ、あたしの中でバイブが動く事だけがあたしに感じられ る全ての事。 「んっ!? んぐぅ〜〜!! んんっんクぅ〜〜〜〜!!」  もがく  ガク!ガック!ガクガク!!  跳ねる  またイっちゃう!今度は…今度はぁ!!!  踊る  身体が大きく痙攣する。その度に縛られた手首と足首が痛い。無理な体勢なので腰も痛い。その痛みが、不自 由が、もどかしさが………今まで体感した事の無い新たな快感になってあたしを襲う。  そして、狂う 「んん〜〜〜〜!!!んん!…ん……んグ……んんっ……んくっ!!」  なんだか…もう…どうデもイい……  あたしの中が…何もかもが段々と真っ白になっていく。  このまま…んんっ!…バ…バイブで…イかされて…イかされ続けて…あたしは生きていくの……もう…いい… …  何かがあたしの中で壊れる……壊れ…ちゃう……壊れて…またイっちゃう……壊れ……  ガチャ  その時、目の前に光が溢れた。  目隠し越しでも痛いぐらいに、日の光がいっぱいに………


V.遼子へ