]]]X.逆想
「くぁぁぁ……はぁぁぁぁ……は、ぁぁぁぁぁ………」
やっ……なんだか…ものすごく痛かったのに………ああぁぁぁ………
乳首やクリ○リスを散々にいじめられ、最後には浅生までバイブレーターに犯されやあたしは、それでも込み
上げてきてしまったオルガズムの余韻に恍惚とした表情で呆けつつ、松永先生の肩に顔を押し付けて熱い吐息を
何度も繰り返して吐きつづけていた。
メイド服の下では、熱くなりすぎた体温を何とか下げようと肌の表面から大量のねっとりとした汗が滲み出し
ていて、蒸発した汗とあたしの息が混ざり合って、なんとも言えない濃厚でイヤらしい香りがビクッビクッと痙
攣を繰り返すあたしの身体を包み込んでいた。
「ふふふ…ちょっといじめすぎちゃったわね…ごめんなさいね……」
「あっ…せんせぇ……」
痛みに腰が引けて、洗面台に座っていたあたしの身体から一旦離れた松永先生は、腕を伸ばして、汗で湿った
あたしの顔を優しく包み、ついばむような軽いキスを繰り返してくれた……涙のこぼれた目尻…ほんのりと赤く
染まった頬…酸素を求めって大きく動いている喉……苦しみから開放されたあたしをいたわるかのような口付け
の雨と、服の上から緊張した身体をまさぐられる適度な刺激が、あれだけ強張っていたあたしの身体を徐々に解
きほぐしていった……そして涙も………
「う…ううう……せんせぇ…ひどいぃ……んっ……」
さっきのクリ○リス攻めや胸を力いっぱい握り締めた事に対する非難の声を上げようとした矢先、まるであた
しの声を出させまいとするように、紺色のブラウスから露わになった胸元へと先生の唇が降りてきた。
「や…やぁ……だめぇ…せ、せんえぇ……あっ!…はあぁぁぁ……」
先生に汗の雫の浮かぶ胸元を舐めまわされて、甘美な刺激に押されて徐々に上半身が後ろへと倒れていく。
コツン
身体を何とか支えようとする二本の腕には力が全然入らず、とうとう後頭部の一点が壁に取り付けられたガラ
スの冷たくて固い感触に触れる。それでも身体の倒壊は止まらず、背中を曲げ、お尻を前に突き出すようにしな
がらズルズルと洗面台の上に倒れこんでしまった。
その間にも先生の手がブラウスの残りのボタンを外していく……いつもはもっと優しく責めてくるはずの先生
が激しく胸を揉んできたせいでほとんど外れていたそれを外し終え、縦にできた裂け目から両手を進入させてブ
ラウスを押し広げながら二つの胸の膨らみを包んでいたブラジャーを押し上げる。
ぷるん♪
「はぁぁ……」
胸を抑えつけていた布地から開放されると少しだけ呼吸が楽になった……同時にピンピンに固くなった乳首が
胸を圧迫するほど張り詰めている乳房と一緒に、天井を向きながら小さく揺れていた。
「まぁ……あんなにいじめられたって言うのにこんなに大きくなっちゃって……うふふ……」
「ふぁっ!!」
そんな乳首をいきなり咥えられると、雷のような刺激が走り抜ける。バイブを奥深くまで飲みこんだままの膣
道がウネり、擦れた肉ヒダから込み上げる快感に身体が小さく跳ねあがる。それと同時に…ちょっと頭を打っち
ゃった。
「せ…せんせぇ…も…許して……こんなの…いやぁ……」
露わになった乳首を唇でこねながら、太股やお腹の上に手のひらが這いまわる……その感触にあたしの中で下
がり始めた快感曲線が再び上向き始めるけど、喉を込み上げてくる嗚咽を飲みこんで先生に止めてくれるように
訴えた。でも…先生は一瞬動きを止めただけで、次の瞬間にはさらに激しく乳首を吸い上げ、太股を這いあがっ
た五本の指が妖しく動きながらスカートの中に入りこんでこようとしていた。
「だめぇ…お…お願い……も…んんっ……」
「…………ねぇ、相原くん……そんなに私とエッチな事をするのは嫌い?」
「はっ…はぁぁ……はぁ………えっ……?」
汗で濡れる肌の上に指や手が這いまわるたびに身体を窮屈そうにくねらせていたあたしに、胸の頂きから顔を
上げた松永先生が声をかけてきた。
「え…えっと……どっちかと言うと…その………好き…です……」
先生の責めが一時停止している間に洗面台に座る事への罪悪感とかは置いといて、後ろの鏡にもたれるように
座りなおし、乱れたブラウスの胸元を急いで引き合わせる。そして、アソコに突き入っているバイブレーターも
……抜こうとしたんだけど、それは松永先生にやんわりと止められる。
「だったら…どうして私の部屋にきてくれなかったの?」
「あ…あの……どう言った意味…なんでしょうか?」
あたしの手が股間に行くのを妨げるように腰の左右へ手のひらをついた松永先生が大きく身を乗り出して、大
人の魅力が滲み出す綺麗な顔をあたしの目の前につきつけてきた。あたしが学園にいた時は、男子も女子も魅了
していたミステリアスな表情はそこには浮かんでおらず、今にも泣き出しそうな、まるで迷子になった女の子の
ような弱々しい表情をしていた。
な…なんで松永先生が? 今の状況で泣くのは、いじめられたあたしの方じゃないの??
いつも気丈で、さっきだって大の男三人をあっという間にやっつけた松永先生とは思えない表情をされて何が
何やら、あたしの頭の中では現状を理解出来ず、ちょっとしたパニック状態に落ちいってしまった。
「………お昼の私の部屋へ来た時……薬を渡したでしょう? あれは…ちゃんと飲んでくれた?」
えっと…ビンに入った薬よね…ちゃんと二種類とも飲んだわよね……
今にも涙がこぼれそうな顔を見つめられるのを嫌ったのか、視線を外して俯いた先生にも聞こえるように声口
に出して飲んだ事を言うと、松永先生は少し黙った後、髪を結い上げた頭を上げてゆっくりと喋り始めた。
「あの薬の片方……実は媚薬だったの……」
び………媚薬ぅぅぅ〜〜〜〜〜〜!!! あれ…アレってそんな危ない薬だったのぉ〜〜〜〜!?
思い返してみれば、あの薬を飲んだ後に隆幸さんとあゆみさんの二人と記憶か飛んじゃうぐらいに激しくエッ
チしたわけだから………あ…あはは……ど…どうしよう……
頭の中に旅館の主夫婦としちゃった、覚えていないはずのものすごい事の数々が一瞬だけ駆け巡っていく……
…隆幸さんのおチ○チンを二人で舐め合ったり、あゆみさんのおっぱいに顔をうずめてたり、逆に隆幸さんの精
液のこぼれるおマ○コを舐めてもらったり、二人のお尻の穴に指を入れてかきまわしたり……あぁ、あたしって
ば薬に溺れてなんて事を!!
「それなのに……興奮した相原くんはきっと私のところにきてくれると思ってたのに……」
混乱に拍車をかけるように隆幸さんやあゆみさんへの罪悪感を感じていると、松永先生の右手があたしの太股
に上がってくる。そして、丸い斜面を登りきるとそのまま谷間へ降り、汗に濡れる肌の上を滑りながらメイド服
のスカートの中へと……
コツン
「んんっ!!」
やっ……バイブに手が……
スカートに入る直前で、湿ったスカートから頭を覗かせている双頭バイブの先端に先生の手が当たった。軽く
当たっただけだって言うのに、バイブをキツく締め上げていた秘壷には鋭い刺激が走り、平らなガラスに預けた
背中をビクッと震えてしまった。
「お布団も敷いて、相原くんをかわいがってあげる道具もいっぱい用意してたのに……なのに旅館の主人とエッ
チしてたなんて……あの人は結婚しているのよ、相原くんのしたことはいけない事なのよ!?」
「あっ! やっ!…わ、分かった…分かりましたから……さ…さわっちゃ…はぅんん!!」
あたしの手が必死に押しとどめようとしているのも気にせず、股間から伝い落ちた温かい愛液でねっとりとし
ているバイブレーターの突き出ている部分を掴み、淫穴の中に入っている肉棒の型を中心に向かって深く押しこ
んできた!!
引きつつある火照りの余韻で小さく震えていた肉壁をどろどろの愛液を潤滑液にして一気に割り開き、子宮の
入り口に先端がコツンコツンとぶつかってくる。
「はぁぁ! はあああぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!」
子宮に直接響いてくる衝撃が電撃となって一気に背筋を駆け上り、絶叫となって口から迸る。引き抜いてまた
突き刺して来たり、バイブを捻ってヒクついている肉ヒダをえぐり回してきたりはしないけど、真っ直ぐ上に押
しこんでくるバイブの圧力は一度達しているあたしの身体には十分過ぎる快感となって襲いかかってきている。
も…もしかして…先生はその事で……んくぅ!!
「あんな…女性と見れば誰にでも鼻の下を伸ばすような、あんな男の方がいいの? 私だって…私だって相原く
んといい事したいのに……ひどいわっ!!」
グイッ!
「んんんっ!!」
悲鳴を何とか飲み込もうと唇を噛み締めるけど、秘裂の奥深く入ってきたバイブの感触が身体の中に響いてし
まうと、どうしても声が漏れてしま、涙がこぼれそうになってしまう。
手洗いと手洗いの間のタイルに押しつけられたお尻は先生の手に力が加わるたびに左右に揺れ、もっちりとし
た膨らみがお餅のようにひしゃげている。そのもう少し上ではバイブを奥に当たるまでたっぷりと飲みこんだ秘
裂が左右にぱっくりと開き、興奮の熱気を含んだ愛液がお尻に向かって滴り落ちるほどにたっぷりと潤みきって
いた。
「ここに…入れられたのよね……あの人の肉棒を……」
あたしがほとんど動けずに、洗面台に座ったまま身をよじっていると、不意に先生の手がバイブから離れ、新
たな汗の滲み出したあたしの太股の上を滑り、股間の付け根へ移動する。そしてバイブを入れられて形の歪んだ
花弁をそっとなぞると、クリ○リスの下辺りからいきなり秘穴の中に細い指先を捻じ込んできた!!
「うああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
長い指が根元まで一気に入ってきて、あたしの太股がビクッと震え、大きなお尻が数センチ浮き上がった。
「ふふふ…中もドロドロね。ねぇ相原くん、痛い? それとも苦しい? でも許してあげないわ。私ね…相原く
んを待ちながらずっと一人で慰めてたのよ。おっぱいを揉んで、アソコをバイブで掻き回して……ものすごく寂
しかったのよ。だから思ったの……この寂しさを相原くんをいじめて解消しようって……」
「くあぁん、いやぁ、せんせぇ、せんせぇ、くぅ…ぁぁぁあああああああああ!!!」
バイブが入っているだけでもキツい肉穴を、指一本とはいえ無理やり捻じ込まれたんだからあたしにとっては
たまったものじゃない。最初こそぎこちなかったものの、次から次へと溢れてくる愛液の絡みついた指は徐々に
滑らかに動き出し、指先から付け根までの全部を使ってざらつく肉壁を擦り上げてくる。時折指を曲げ、裏側か
ら尿道も刺激され、松永先生のしたいようにされている下半身に段々たまらないほどの疼きが溜まり始めてきた。
やだ……こんなの…いつもの松永先生じゃない……こんなの…こんなのってぇ……!!
無意識のうちに指先から送り込まれる快感を受け入れているのか、松永先生の指の動くリズムにあわせて先っ
ぽが充血しきった胸が小さく揺れる。そんな水風船のように張り詰めた乳房に、松永先生の空いている方の手が
伸びる。
「こんなにひどい事をされているのに抵抗もしないし、おっぱいをこんなに固くして……イヤらしい!」
ギュウウウウウウウゥゥゥ!!
「!?」
汗にまみれた乳房が先生の手の中でゴムマリのように形を変えると同時に、鉤状に曲がった指があたしの中で
一番感じるところ――Gスポットの一番感じるところを引っ掻いた!!
体の中で性欲が溢れかえって渦巻いている所に突き刺さってくるような強烈な刺激! その一瞬で頭の神経は
焼けきれて真っ白になり、悲鳴が迸るはずの口は息をすることも忘れ、ただパクパクと動くだけだった。
「……っ…ぁ…っ!…ぁぁ…あ………!…っ…!」
太股の付け根から真っ直ぐ伸びたつま先と焦点の合わなくなった瞳が天井を向く。
膣の上部を擦られ、引っ掻かれ、押しこまれるたびに、身体中の神経に流れきらないほどの電撃が走り抜け、
筋肉が自分勝手に痙攣を繰り返し続ける。
「あら、もうイっちゃったの? 感じすぎるっていうものも困ったものね……でも、まだ私は満足してないの」
グチュ!!
「ッあああ!?」
まるで秘所を引き裂くんじゃないかと言う鋭い刺激に、頭を逸らせながら身体が跳ねあがる。
曲がったままの指が粘膜をめくりあげるように擦りながら入り口近くまで引き抜かれ、そしてそのままバイブ
の上を滑って奥に進入してくる。めくりあげ、押しこみ、上側一面だけではあるけど男の肉棒なんかよりも強く、
キツく、膣壁を擦り上げる指の動きに秘奥から溢れ出した愛液の洪水がまるでオシッコのように飛沫を上げてし
まう。
「あっ…あぐぅ……ひうッ!…うあっ!!…あ…ああああああっ!!!」
喉がようやく搾り出せた言葉は「あ」の一言だけだった。
身体の中で弾け続ける快感に伸びきった両足は宙を指したままプルプルと震え、乱暴なまでにあたしの中を犯
す指をわななきながら締めつける。その締め付けの強さに比例して指先の肉壁への食いこみが強くなり、既に絶
頂に達して硬直している身体が洗面台の上で何度も跳ねあがる。
こ……こんなの…こんなのって……
見開いたままの目尻から涙がこぼれる。頬から顎へと伝い落ちる感触が、痛みと紙一重の快感に狂い続けるあ
たしには何故かはっきりと感じ取れた……
「ああっ、ああっ、あああああっ、ああああああっ!!」
ひと掻きごとに快感が頭の天辺まで突き抜ける。頭を鏡に、お尻を洗面台に当てたまま背中が弓なりに反り返
り、先生に揉まれていない方の胸が体内から響いてくる振動で震えつづけている。
「どうかしら? 私の辛さがちょっとは分かった?」
「はぁああああ!! あああああああっ!! うああぁああああぁああああ!!!」
「もう限界に近いみたいね。愛液もこんなにビチャビチャにしちゃって…ほら、イきなさい! 私の目の前でい
やらしくイってみせなさい!!」
グチャグチャグチャグチャ!!
「うあああああああああああああ!!! こ…こわ…れ…る……だめ…っえ!! こんなっ、はげし、いやぁぁ
ぁ〜〜〜〜〜!!!」
「いやがってる割りには締めつけてくるじゃない。気持ちいいんでしょ? 言いなさい、相原君は無理やり犯さ
れても気持ちいいんでしょう!?」
「ち…ちが…ちがうぅぅ!! ああッ、イヤぁ!!」
いやらしい水音をたてながら、手首まであたしの汁で濡れた松永先生の手が激しい出入りを繰り返す。その動
きにバイブレーターも細かく動き始め、先端に触れる子宮の入り口を小さいながらもノックを繰り返し、奥に溜
まったドロドロの愛液をかき混ぜていた。
「あッ、あッ、あッあッ、あッ!!」
下から突き上げてくる衝撃に呼吸さえろくに出来ず、意識は既に飛びかかっていたけれど、バイブと先生の指
で弄ばれるおマ○コと、その下で小さく息づくアナルの蕾は快感に耐えながら、最後の瞬間に向かってヒクヒク
と痙攣を繰り返している……でも、それも限界にまで来ていた!!
「あっ、あっ、うはぁ、せ、せんせぇ、あ、あ、あっ…はっ、あああああああああああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜
〜〜!!!」
何かが込み上げてきたと思うと同時に、身体中の筋肉と言う筋肉が一気に収縮する。つま先から太股、お尻、
背中、乳房と広がっていく震え……子宮の奥と突けば割れそうな乳房の中で溜まりに溜まった疼きが一気に弾け、
今日は何度も味会わされた絶頂の向こう側へと突き抜けていく!!
「ああっ、あああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
手が白くなるぐらいに先生の浴衣を握り締める。ロングソックスをつけていない足が何度も空を蹴る。身体中
が壊れた操り人形のガクガクと痙攣し、もう何も感じられないぐらいに感じていたあたしは、白い絶頂の闇の中
へゆっくりと落ちていった………
]]]Y.泣濡へ