第6話・・・深夜の学校


あの後、ポストに鍵入りの封筒を入れ家に帰り玄関に座り込んだ。
まだ足がガクガク震えている。
メールを見る・・・
(やっぱり・・・夢じゃない・・・現実なんだ・・・・)
これからの事を思うと智子の心の中は暗くなるばかりであった。
そして・・・二階の自分の部屋に行き、ベッドに倒れ込んだ。
極度に緊張したせいか、そのまま眠りに落ちていった。

・・・・・・目が覚めると、もう暗くなっていた。
暗闇の中で携帯のメール着信の光が点滅している。
時間はもう23時を回っていた。
おそるおそる携帯を開ける・・・やっぱり・・・・・アイツからだ・・・

「こんばんは。寝てしまったようだね。もう約束の時間が残り少ないのでは
 ないかな? 言い忘れてたが学校へ行く服装を指定する。
 プレゼントの中に体操服があるはずだ。智子用に改造してあるからそれと首輪を下着を着けずに着て行くように!1分でも遅れたら智子の恥ずかしいオナニー写真をクラス全員とテニス部全員に郵送してしまうよ^○^」

メールを見て、怒りや不安な気持ちが湧き上がる。
しかし、命令に従わざるおえない智子は唇をかみながら体操服を探しに一階へと降りた。
ソファーの上の衣装や道具の山から体操服らしき物を発見したが見た瞬間、智子は
固まってしまった。
上は智子の学校の体操服で「変態マゾ奴隷智子」と刺繍が入っていた。しかも乳首の所が
綺麗に切り取られていた。下は一見、普通の紺色のブルマだがVラインが異様に食い込みまるで競泳用のハイレグ水着みたいだった。しかもサイズがSなのでお尻や股に食い込むのは容易に想像できた。
(こんな格好で・・・行くなんて・・・)
智子はしかたなく着ていた制服を脱ぎそれを着てみた。
鏡に映す・・・
乳首は体操服から突き出てブルマは想像したとおり、お尻に食い込みTバック状態だ。
股も同じく食い込み割れ目の線がクッキリと浮かび脇からは陰毛がはみ出ていた。
(全裸より恥ずかしい格好じゃない・・・・いやらしい・・・・)
陰毛を中に入れても動けばまた同じでしかも動けば動くほど股やお尻に食い込むばかり
だった。
しかし智子の中のマゾはこの姿に興奮していた。
その証拠にブルマの股底にはすでに淫汁が滲み始めていた。
時計を見ると23時半を回っていた。学校までは10分もかからないがこの姿を考えると
もう家を出た方がいいと智子は考えた。
玄関まで行く。なかなか外に踏み込めない・・・時間ばかりが経ち気持ちが焦る。
智子は恐る恐るドアを開け外を覗き込んだ。
隙間からは誰もいないように見える。
智子の地区は割りと車や人通りが昼間でも少ない住宅地なのでこの時間に外にいる人間はめったになかった。
智子は覚悟を決めて外へ出た。もう春とはいえ夜の空気は肌寒かった。
玄関の所であたりを見回す。誰もいないようだ・・・
智子はここから学校まで何があっても走ろうと考えた。何かあったら
「これはジョギングです」という言い訳まで考えていたがこの格好と時間帯を考えると、そんなうそは通用するはずがないのに智子はそれがわからないくらい冷静さを失っていた。
そして学校まで全速力で走り始めた。
途中、幸運にも誰にも遭遇することなく校門まで辿り着くことが出来た。
学校に入り、肩で息を切らしながら校舎の時計を見る。
23時58分だった。約束の24時まで2分しかない。
校庭は校舎の裏側にある。校舎と山に囲まれている為、外から見られることはないがそれでも全裸で走るとなると話は別だ。
智子は急いで校庭へと急いだ。
校庭には人の気配はなく水銀灯と月の明かりだけがある。
(もう24時になる・・・早くしないと・・・)
智子にさっきのメールの1分でも遅れると・・・の文が思いだされる。
周りに誰もいないのを確認して智子はブルマと体操服を脱いだ。
(とうとう学校で全裸に・・・そして今から校庭を走るのね・・・・)
不安と快感が入り混じった気持ちで智子は走り始めた。
走ってきたので少し汗ばんだ体がさらに熱くなってくる。
(誰かに見られたら・・・・)
そんなことを思えば思うほど露出の快感に目覚めた智子の秘部からは淫汁が
股を伝い太腿のあたりまで濡らしていた。
3周走り終えた頃には淫汁は足首まで伝い智子の快感はピークに達しようとしていた。
そのまま、テニスコートに向かう。
頭の中はもうオナニーをしたくてたまらなかった。
いつも部活で見慣れいるコートも夜来るとまた違ってみえる。
水銀灯がテニスコートだけをスポットライトが当たってるかのように照らしだしていた。
(早くぅ・・・・したい・・・・)
智子はコートを走り始めた。
左手で乳首を摘みながら右手で勃起したクリトリスをしごく。
1周もしないうちに絶頂を向かえ地面に淫汁が飛び散った。
「んん・・・あぁ・・・イクぅ・・・・・」
足取りは次第に遅くなっていき歩くような速度になりながらも自慰の手を休めることは
なかった。
手はすでに淫汁でベトベトに濡れ、静寂の夜の空間に智子の喘ぎ声と淫靡な音が響いていく。
「3年A組・・・広末智子テニス部キャプテンは・・・変態マゾ奴隷です・・・
 テニスコートをオナニーしながらぁ・・・走っていますぅ・・・
 皆見てぇ・・・変態な私を見てぇ・・・ハア・・ハア・・・イクぅ・・・また
 イクぅ〜・・・・」
命令されてもないのに勝手に言葉が飛び出した。
智子の脳裏には部員全員が回りにいて自分が全裸で自慰をしながら走る光景が
映し出されていた。
そして・・・3周走り終わった瞬間に今まで感じたことのない絶頂の波が押し寄せ
一際、大きな声で
「イ・・・イクぅー・・・・・・」
とその場に崩れ落ちた。
そして膝立ちの状態のまま天を仰ぐ姿のまま秘部からは淫汁が激しく飛び散った。
すべてを出し尽くしたその後に、上からオシッコがとめどなく地面に飛び散って
その音は深夜の闇にこだましていた・・・・


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