「通学バス(その13)」


「はぁ……はぁ……うっ……うぇぇ……」 「……ど…どうしたの?」  胸や股間をまさぐる手や身体の動きが止まり、ようやく一息つけそうになった途端に、私の髪に顔を  うずめている男の子がすすり泣きし始めた。  ……どちらかと言えば泣きたいのは私の方なんですけど………  とにかく、こうやって抱きつかれたまま泣かれている訳にもいかないので、吊革から両手を離して腰  に巻きつく男の子の手を解きながら、振りかえってしゃがみこむ。太股の後ろに飛び散った男の人の  アレはふくらはぎにも触れて、ちょっと気持ち悪いけど……なるべく安心させてあげようと、膝を突  いて視線の高さを合わせて、肩に優しく手を乗せながら顔を覗きこむ。 「だって……だって僕…ちゃんと終わる前に…終わっちゃったから……ぐす……」 「お…終わるって……?」  なんだか文法がおかしいような気が……… 「あの……うぐ……最後まで…先生を…イかせることが出来なかったから……」  イかせるって………もしかして…あのどこかに飛んで言っちゃいそうな感じ……かな?  男の子の言葉に思い当たる「イく」と言うのが、私が朝のバスのときに感じたアレだとしたら……女性が  あんな感じになるのが痴漢なのかと自分の中で結論付ける。確かに、あんな風に触られてたら無理やり  あんな変な感じをいつかは味合わされるんだろうけど…… 「これで…これで僕…ダメなんですね……落第なんですね……僕……先生より先にイっちゃった……」  あ……そういえば、これも授業の一環だったんだっけ…… 「だ…大丈夫、大丈夫だから。一度ダメでも、また挑戦すればいいんだから…ね、元気を出して。私も……  その…私でよければ…また痴漢に…付き合ってあげるから……」  喋っているうちに、自分のイうっている事が、魔話この子にお尻とか胸とか股間とかを触って欲しいと  言う意味である事に気付き、声が尻すぼみに小さくなっていく…… 「ひっく…ひっく……い…いいんですか……また…してもいいんですか……?…ぐす……」 「え?……えっと…………う…うん……」  目尻から涙が止めど無く零れ落ちてグチャグチャになっているひとみでジッと見つめられると、「さっき  のは無し」と言う事も出来なくて……戸惑いながらも顔を縦に小さく動かしてしまう……つまり「されても  いい」って……  恥らいつつも私が俯いたのを見ると、それまでめそめそしていた男の子は顔をほころばせ、腕で涙を拭い  て明るい笑顔を見せてくれた。 「先生ありがとう! 僕、次は頑張るからね!」 「う。うん……頑張ってね……」  そう…言うしかないよね……この場合…… 「それじゃあ僕、席に戻るね……あっ……」 「? どうしたの、何かあったの?」  一歩私から離れて、元々座っていた座席に戻ろうとした男の子が小さく驚いたような声を上げた。 「あの………僕のおチ○チンの…精液が……」 「あ……」  俯く男の子の視線を追うように私も目を下に向けると、確か男の人のイった時に出てくる液体がまだ上を  向いているおチ○チンの先っぽの方に水滴となって付着していた。全部が私の太股に掛かったわけじゃなく、  床についている膝の近くにも点々と液体の跡が見て取れる。 「そうよね……こんなんじゃ戻れないわよね。まってて。今ハンカチを取ってくるから」 「だ…ダメですぅ! さっき先生が言ってたじゃないですか。僕達の精液は…女の人に飲んでもらうって……」  あっ……そう言えば…そんな事を自分でも言ったような…… 「だから……先生…これ…舐めとって……」 「な……舐めるの!?」  頬に涙は流れていない、でも目を閉じた幼い顔を恥ずかしさに真っ赤にしてそう言うと、手を自分のお尻の  辺りで握り合い、液体を出したばかりのおチ○チンを私の方に向かってグイッと突き出した。その振動で先  っぽに溜まっていた透明の汁が零れ落ち、白い肌の表面を伝って下の方にぶら下がってる袋みたいなものの  方に流れ落ちていった。 「あ…あの…あの……な…舐めなくちゃダメなの? たしかアレって窓の外に出すとか書いてあったんじゃ……」  急な男の子の言葉にどうしていいか分からず、おろおろとしながら何とかこの場を切り抜けようと色々と考  えてみる。 「でも…先生が言ったんです……だから…先生が……」 「そう…だけど……あっ!?」  動こうとしない私に業を煮やした……と言うわけじゃないんだろうけど、男の子が下がった分の一歩をまた  前に出てきたので、当然男の子が自分で出した液体で濡れ光るおチ○チンが、しゃがんでいる私の顔の近く  に近づいてくる。ちらりと男の子の顔を見上げてみると、どこか私に舐めてもらうのを待っているかのよう  に見えなくも無い……  私が自分で言っちゃったんだし…ハンカチで拭くって言ったら何だか悪い気もするし………もうっ、いいわ、  ご前中にあんなに舐めさせられたんだから…いまさら恥ずかしくなんか……  何とか自分自身を説得しようとしても、身体や理性の方はなかなか納得してくれない。汚したままの状態で  長い間放っておくわけにはいかないと思っても、男の子のおチ○チンの大きさより少しだけ大きく開いた唇  は……少しずつとしか進んでくれなかった……  もう…ここまできたら舐めるしかないのかな……  ぴちゃ……  車内の空気が冷たいのか、目の前でプルプルと小刻みに震えるおチ○チンに唇に触れる直前で、私の舌が  すっと隙間からすべり出てきて、小さな先端に絡みつく。 「ひっ!」  一番液体の溜まっていた先っぽを硬く尖らせた舌で舐めて綺麗にしてあげながら口の中へ差し込むように  咥えこむ。  さっきまではカラカラに乾いていたのに、いつの間にか唾液でいっぱいになっていた口内に包まれると男  の子の身体も、おチ○チンも大きく跳ねあがったけど、私は唇を離さずに、おチ○チンを隅々までたっぷり  と舐めまわしてあげる。 「ひっ…せ、せんせぇ……すご……あったかくて…きもち…いいよぉ……んっ……」  やだ…おチ○チンから…まだお汁が……んっ…苦い…でも…舐めとって………んく……  男の子の腰骨の辺りを掴み、唇をおチ○チンの根元まで吸いつかせながら綺麗にしてあげていると、口の中  にあの苦い液体が二・三回迸った。驚いて咄嗟に頭を下げようとしたけど、男の子が私の頭を押さえてさら  に強く自分の股間に押しつけてくるから……仕方なく、苦味を薄めるように舌で唾液と混ぜ合わせてから、  喉を鳴らして飲みこんでしまう……そして汁の出てくる穴に舌を当てて、ストローを吸うように中に残って  いたお汁も全部飲みこんであげる…… 「ひゃあ…んっ……はぁああ……」  ちゅぽん 「ひゃあんん!!」  最後にもう少しお汁が出るかと思って、唇でしっかりと挟みこんで吸いながらおチ○チンを引き抜くと、  空気の抜ける子気味のいい軽い音と男の子の高めの声が響いた。 「んっ……これで…綺麗になったわね……」 「あ……はい……ありがとう…ございました……」  ふう……なんだか…口に中が変な感じ……  口の中に吸い出された最後の精液を、口元を手で隠しながら飲みこむ。  喉を通っていく唾と精液の混ざり合った液体がお腹の中に落ちていくのを感じてから顔を上げると、男の子  は満足そうだけど、どこか残念さが混じった表情を浮かべて私を見下ろしていた。  これで…一人目か……まだまだ続くのね…… 「じゃあ……君は席に戻って。じゃあ次を……」 「先生、ちょっとその前に……」  もう……まだ何かあるの? できれば早く終わらせたいのに……  もういいだろうと私が立ち上がろうとした時、今度は後ろの男の子が声を上げる。 「先生……先生の太股についた精液はどうするんですか?」 「え……あぁ!?」  振り向くより少し早く男の子が口にした言葉に、私の太股も精液で汚れていた事を思い出した。手を這わせて  みると、それほど時間がたってないから、まだベットリと太股と、そしてふくらはぎにへばり付いている。 「あの……これも拭いちゃダメなの?」 「……多分…そうだと思います……だって先生が言ったんですから」  私が言ったんだから私が変えてもいいと思うのに……くすん……  何を言ってもどうせ私が舐めるしかない事は変わらないと思って諦めつつ、濡れた太股に指を這わせて、ねちゃ…  と絡みついたものを突き出した舌で舐めとっていく。 「うわぁ…スゴく色っぽい……」 「あんな風におチ○チンを舐めてるんだ……」 「男の子の精液なのに……あんなに舐めてる……」  ……みんなが…みんなが見てる……私が自分で精液を舐めてるところを……はぁぁ………  車内の真ん中で、自分より年下ばかりの子供たちが見ている中で、朝のバスのように市内のTVに私の姿を  映し出すだろうカメラのレンズの前で……ペロペロと、まるでミルクを舐める猫のように、精液の絡みついて  くる指を何度も何度も口に含み、唾液をまぶし、舌を絡ませて隅々まで綺麗にして、また精液を掬い取る……  私…なんでこんな事をしてるんだろう……みんなが…みんなが見てるのに……自分から男の人のを舐め取る  なんて……  人差し指と中指を開き、間に溜まった汁を唇を這わせて拭い取り、唾液で濡れた指を二本揃えて横から咥えて、  少し唇から出した舌先でツツッ……と舐め降ろす。そして……熱いため息を吐き、濡れた指先を潤んだ瞳でジッ  と見つめてから、スカートのお尻をめくって肌に触れさせる……  どんなに恥ずかしく思っても、精液を舐め取る行為を止める事は出来ず、まるで…まるで自分からそうしている  ように……生臭い男の子の汁を…指と一緒に延々と口に含み続けた………


その14へ 戻る