第2話「今江 優美子、ジョギングにて」


「ねぇ、優美子。本当に明日の大会、大丈夫なの?顔、真っ青だよ」 「大丈夫よ。明日こそいい記録を残してみせるから..」 「いつも言うけど、優美子は記録など気にしないで頑張ってくれれば」 「そんなわけにもいかないでしょ。じゃあ、また明日ね」 明日行われる陸上大会に向けて、陸上部のホープ、今江 優美子が練習 を終えて、疲れた表情で家に帰っていった。 今江 優美子(いまえ ゆみこ)、高校3年生。 陸上部のホープと呼ばれる脚力を持つスポーツ万能少女。 容姿も陸上部と思えないぐらい美人で、胸のサイズも走るのに少し邪魔な Cカップである。 彼女の今の悩みは大会になるとプレッシャーに負けて好記録を残すことが 出来ないことであり、次の大会が3年生としての最後の大会となっていた。 当然ながら、陸上に打ち込む彼女には露出狂の性癖などなく、肌を見せよ うなどという露出願望も一切なかったのであった。 そんな彼女に”午後6時16分26秒”、”件名:全裸登校メール”と書かれた メールが自宅のPCに飛んできたのであった。 「全裸登校メール?何よ、このふざけたメールは!明日は大事な大会がある っていうのに..いたたた..」 くだらない件名のメールを見て、頭痛がしはじめてしまった優美子。 頭を抱えながら、削除をしようと思ったら何と間違えてダブルクリックして しまったのだ。 「ああっ!まずいっ!」 もしこれがウィルスメールの類ならPCが壊れてしまうと思った優美子で あったが、中身はただ1行だけのテキストで書かれたメールであった。 ---------------------------------------------------------------- 差出人:   (空白) 宛先:    今江優美子さん 送信日時: 午後6時16分26秒 件名:    全裸登校メール 内容:    「今江優美子さん、あなたは明日から裸で登校してください」 ---------------------------------------------------------------- 「何なのよ!この馬鹿げたメールは!誰よっ、こんなくだらないのを送った 奴は!これって確か都市伝説のやつよね..」 優美子は最近、友人から聞いた”全裸登校メール”の都市伝説を思い出す。 午後6時16分26秒にこのメールが届くと、翌日には全裸登校するという馬鹿げ た都市伝説なので、聞いた時はみんなで大爆笑していた。 信憑性のある都市伝説もあるのだが、これはその逆のまったく現実味のない ものであろう。 大体、これだけの短文で、どうやって女性を裸で登校させられるのだろうか? 「おそらく誰かの手の凝ったイタズラね..まったく明日大会だというのに 変なのを送らないでもらいたいわ〜何が全裸登校よ..」 変なメールを見たせいで頭痛がさらにひどくなった優美子。 早く寝て明日に備えようと布団に潜ったのだが、何故か眠ることが出来ない。 「全裸登校か..きっとすごく恥ずかしそうね..」 全裸登校メールの”裸で登校してください”のフレーズが不思議に頭の中で 繰り返されてくる。 「どんな感じなんだろ..裸で外に出るのって..」 ちょっとだけ頭でイメージしながら股間を擦ってみる優美子。 「ぁぁっ..恥ずかしい..」 裸で外に出てる自分の姿を想像しただけで、ショーツのシミがどんどん広がっ ていく。 「駄目だめっ!私ったら何を考えてんのよっ!こんなことを思いながらオナニー するなんて..」 たとえ妄想だとしても、露出行為でオナニーをしたくない優美子は手を股間から 離して眠ることに集中しようとしたが.. (ぁぁ..まだ濡れてる..どうしよ..) 途中でオナニーを止めたせいか、露出行為の妄想が浮かんでしまう。このままじゃ 眠れないまま朝を迎えてしまうのかも知れない。 (眠るためよ..別に本当に外で脱ぐわけじゃないんだから..) さっきの快感を求めて再びオナニーを再会する優美子。 パジャマや下着を脱いで、おま●こに手を当ててみると、すごく濡れていたことに びっくりした。 (こんなに濡れているなんて..初めてだわ..) 普段の優美子のオナニーは大体が、少しショーツにシミを作るぐらいしか濡れた ことがなく、洪水のように濡れることなんて出来るのかと思っていた。 「せっかくだから..思いきりオナニーしちゃおうかしら〜」 これだけ濡れたおま●こを感じたのは初めてであり、優美子は言葉どおりに激しい オナニーをし始めてきた。 裸で登校してる自分を思い浮かべながら指でおま●こを強く掻き回していくと、今 までにない強い快感が襲ってくる。 (ぁぁ..いいわっ!いいっ!け・けど..何か物足りないかも..) 優美子は部屋の明かりが消えていることから、少しぐらいなら窓とカーテンを開け てもいいかなと思ってきた。 (べ・別に開けたぐらいで..覗けるわけじゃないし..) 初めは、ほんの少しだけ開けていた窓が、オナニーを続ける内にどんどんと開いて いき、気が付くと窓もカーテンも全開になっていた。 「ぁぁっ..うそぉぉっ..日が昇ってきているぅぅーー」 辺りが明るくなったのに気づいた優美子が急いで窓とカーテンを閉めたが、考えて みると、あれからずっとオナニーをしていたことになるだろう。 (今日大会なのに..何をやってるのよぉーー、でも1回ぐらいイきたいよぉ) 窓を閉めたせいで、性欲が解消されずにたまっていく。 生殺しをされているようで、おま●こからは信じられないほどの愛液がこぼれ出し てきた。 「私って..こんなに濡れる女だったの?すごい..こんな快感はじめてぇ..」 もう妄想ぐらいでは、この性欲を発散することができない.. 優美子はそう思うと、自分のPCを急いで立ち上げて、昨日のメールをダブルクリ ックしたのであった。 「今江優美子さん、あなたは明日から裸で登校してください..」 「ああぁっ、これよ..これなのよっ!」 優美子はこのメールに対して、すぐに[全員へ返信]ボタンをクリックして返信メー ルを作成しはじめてきた。 カタカタッ「今江優美子は露出狂でした。これから裸で登校します」 自分が露出狂だと告白した返事を書いて、そのまま送信ボタンを押してしまった。 だが、差出人が空白のこのメールは無事に返信できるのだろうか? しかし、送信した後に送信エラーで帰ってくることはなく、どこかへ確実に送られて しまったであろう。 「はぁはぁ..送ったわよ..これで全裸で登校していいのね?」 優美子は自分の口からそういうと、まだ寝ている両親を起こさないようにして、ソッ クスだけを穿いた姿で、鞄を持って玄関へ行ってしまった。 「お父さん、お母さん、ごめんなさい。私、今から裸で登校します」 まだ眠っている両親の寝室に向かって、出かける挨拶を済ました優美子。 このドアを開けてしまったら、高校3年間の全てが台無しになることは確かだろう。 それでも優美子の手は玄関のドアノブを回して、ドアを開けてしまった。 ガチャッ..「ああぁぁぁんんんっっ!!」 外から射してくる朝日を身体全体に浴びると、おま●こがさらに疼いてくる。 玄関から出ただけで、これだけの快感がくるなら、これからどんなすごい快感が来る のだろうか? いち早く登校したくてたまらない優美子はすぐにジョギングシューズの紐をしっかり と結び、走る準備をした。 優美子はいつもジョギングしながら高校に通っており、ここから走って20分ほどで着 くことが出来る。 通学バックを背負い、片手に水分補給のペットボトルを持って走り始める優美子。 ついに、これから優美子の恥ずかしいジョギングが始まるのであった。 「すげぇぇーーー!朝っぱらからストリーキングやってるぞぉぉーーー!」 「あの子、毎日ここを走って子じゃねーのか?」 「確か、陸上で有名な今江さんよっ!何で素っ裸で...」 「痴女がいるって、写メでみんなに知らせてやろーぜ」パシャパシャ.. 周りの人が次々と携帯を取り出して、優美子のストリーキング光景を写してくる。 その中を大きくおっぱいを揺らしながら優美子が走り続ける。 おそらく、あっと言う間に優美子の恥ずかしい写メは多くの人に転送されている であろう。 陸上部のホープというだけであって、優美子の身体には無駄な肉がついていない せいか、整った綺麗な造形美といっても過言ではないだろう。 唯一ついてる脂肪が豊満なCカップのおっぱいであり、そのおっぱいも弾力が 強くて、左右のおっぱいが激しくぶつかりながら大きく揺れていた。 そして、おま●この方はすでに興奮してるせいか、ぱっくりと淫らに開いている。 そのおま●この間からはピンクのクリトリスが、すっかり捲れて充血しまくってる。 それも周りの視線を受ければ受けるほど、ピンクのクリトリスがどんどんと膨らん でいく。 まるで、見たければ見なさいよ。と訴えてるような感じで思いきり飛び出てきてい るようだ。 そんなクリトリスを見ると、愛液が次々と溢れて飛び散っていく感じであった。 「すげーな。汁垂らしながら、走ってるぜ」 「クリトリスが丸出しだぞ。変態女〜」 (すごく恥ずかしいのにぃぃーー、隠せないぃ..このままじゃ..本当に学校に) このままジョギングを続けたら、あと数分後には学校に着いてしまうだろう。 もし全裸で学校に行ったら、今日の大会にも出ることも出来ず、3年間の高校生活 を自分の手で台無しにすることになってしまう。 けど、学校が近づけば近づくほど、優美子のクリトリスは凄い勢いで膨らんでいく。 指で弄ってるわけでもないのに..いや、弄ってもここまで大きくなったことは ない。 全裸登校という刺激が優美子のピンクのクリトリスを限りなく膨張させている感 じであった。 そんな中で、優美子の視界に通ってる高校の校舎が映ってきた。 「だめぇぇぇーーー!全裸で学校なんか行きたくないわぁぁぁぁーー」 それが優美子の理性が最後に出した悲しい悲鳴だった。 優美子の足は止まることなく校門の方へ走っていくと、通学していた生徒たちが 全員立ち止まって、優美子を見始めた。 もう、このハシタナイ全裸女が陸上部のホープ、今江 優美子とばれてしまった のであろう。 生徒たちの非難の声が優美子の身体の快感を高めていく。この変態女っ!という 言葉を聞くだけで、優美子のおま●こからはドロドロとした愛液がこぼれ出てし まうのだ。 生徒たちが騒ぐ中、優美子は何故か校舎に行かず、校庭に向かっていくと、そこ には優美子が今日の大会で行う100m走のラインが綺麗に引かれていた。 ただ、その100m走の両脇には股間をビンビンに膨らましている男子たちが ラインに沿って等間隔で並んでいた。 そしてゴールにもトランクス1枚で思い切り股間を膨らましている男子数人が 待ち構えている。 そんな100m走のスタートラインに優美子は裸でスタンバイしてしまった。 「露出狂の陸上部のホープさん、いい記録が出たら俺たち全員で可愛がって やるぜ」 「しっかりとおっぱい揺らしてゴールに向かってこいよ。くくっ」 「いいわよ..見せてあげるわ。今江 優美子の最後の最高記録を..」 男子の合図と共に全裸で思いきり100m走を駆け抜ける優美子。 ゴールに向かえば何をされるかを分かっていても優美子は走り続けた。 (好きなだけ..弄ればいいわ。けど、その代わり最後まで走らせてぇぇ!) 思いきり走ることが出来た優美子がゴールに辿りつくと、一斉に男子たちが 群がり、身体を弄くり回してきた。 男子たちの手は優美子のおっぱいをはげしく揉み、おま●こに指を突っ込んで 掻きまわしてきたが、優美子は無抵抗のままで受け入れていた。 じゅぷじゅぷと激しいエッチな音を響かせながら、優美子を囲った集団はその ままの状況で校内に入っていった。 この後、この集団がどこにいったかはわからないが、優美子にとっては、もう 何をされても気にしなくなっていた。 だって、今まで出せずにいた最高の好記録を出せたから..たとえ公式の記録 として残らないとわかっていても... 優美子の全裸登校で校内が騒然となってる中、今回も校門のところでは林檎を かじっている1人の少女が立っていた。 アンティークドールが身につけるドレスを着ていて、相変わらず不思議な感じ がする少女だった。 カリカリッ..カリカリッ.. 「”貴女の林檎”も..なかなか美味しかったわ..それに良い記録だったわ」 そう言って、食べかけの林檎だけを残して、一瞬に消えた謎の少女。 今回も例のメールを出した差出人がこの少女であるのは間違いないであろう。 ただ、この少女が何者であるかは不明なのであった。 後日談:この日行われるはずの大会は主催者側の都合で急遽延期となった。     もちろん、優美子の全裸登校とは一切関係がなく、延期になったようで     あった。ただ、延期になった大会に優美子が出たかはわからなかった。


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