第13話「贖罪の入社式」
まだまだ肌寒い日が続く4月1日、結愛子が入社する会社近くの千兆ホテ
ルにて入社式が行なわれることになった。
ホテルの入口には新入社員が続々と到着し、最上階にある会場に向かう
ためエレベータに乗っていく。
ここまでは、ごく普通の入社式となっていたが、会場の方ではピンク会
社らしい趣向が始まろうとしていたのだ。
すでに、余興らしきものが開始しており、会場の端には何と1人の男子
社員がちんぽ丸出しの丸裸にされて縄で吊るされていた。
その恥ずかしい光景を入社式に参加していた先輩社員たちが見ながら失
笑していた。
「中條も馬鹿だよなぁ〜。わがままお嬢を敵に回したら、こうなることは
分かってるのに。さすがのスケコマシも裸で吊るされたらおしまいだな」
「吊るされた処罰理由は新人研修で勝手に研修室に入って新人に手を出し
たからみたいだぜ。先輩OLの方は堂々と入っていたのに、そっちはお咎
め無しなんてな」
「そりゃ、ただの建前だろ。本当は先輩OLたちを中條が堕としたからだ
ろ。わがままお嬢の息がかかったOLなんかに手を出すからだよ」
「おいおい、どうやら処罰されるのは中條だけじゃないみたいだぜ。中條
が手を出してた新人OLも同罪らしいぞ」
「っていうと、まさか中條と同じ風に..」
「ああ、素っ裸の上、逆さで吊るされるそうだ。それも壇上の真上でな」
「おい、壇上の真ん中を見てみろよ。2本の縄が下がってるぞ。あそこに
吊るされるなんて中條より処罰重くねーか?」
「処罰っていうか、要は桜野さんを辱しめたいだけだろ?けど、当本人が
来てねーじゃないか?入社式はもうすぐだぞ」
「さすがに逃げたんじゃねーか。裸で吊らされるのをどっかで知ってしま
ったんだろ」
「そうだよな。もし処罰されるのを知ってて来るのなら、頭がどうかして
ると思うぜ」「だな」
ほとんどの社員は結愛子が入社式に来ないで、このまま辞めてしまうと
思っていた。
が、その結愛子が何とホテル入口に到着した。
「・・・来てしまったわ。このまま行ったら私は裸で吊るされるのね」
驚くことに、結愛子は自分が処罰されることを知っていた。
どうやら昨日、結愛子宛てに入社式の案内と辱しめの概要書が送られて
きたらしい。
入社式の結愛子の流れ。
会場に入ったと同時に全ての服と下着を没収する。
壇上の真上で逆さ開脚の姿で吊るされること。
中條との共謀を自分から認めて謝罪する。
処罰として1週間の男子社員寮で奉仕を行なう。
これを我慢すれば彼氏の半年分の給与前借りはチャラとなる。
(たったの半年分の借用書で、ここまでひどいことを受け入れろってこと
なの..でも、これは私の贖罪かも知れない)
そう、結愛子は今回の辱めを自分の贖罪と思って受け入れることにした。
中條にあっさり落とされた恥知らずの女。ましてや好きになってしまう
なんて、こんな淫らな自分の罰としては丁度いいと思った。
(そうよ..次のデートの約束までするなんて最低だわ..あんなスケコ
マシを好きになった私にはお似合いの罰なのよ..)
が、やはりこれだけの辱めを受ける勇気がすぐに出なかったのも事実で
あり、激しい葛藤の末にようやくホテル入口まで来れたのだ。
(もうすぐで..入社式が始まっちゃう..あとは指定されたエレベータ
に乗るだけ..でも、これに乗ったらおしまいだわ..)
もう新入社員たちは全員エレベータで会場に行っており、結愛子1人だ
けが取り残されている。
ちなみにエレベータは会場へノンストップで行くので、乗ったら最後、
エレベータ出口で待機している先輩OLたちに、すぐに裸に剥かれるだろ
う。(押さなくちゃ..これは贖罪なんだから受け入れなくてはいけない
のよ。中條さんを好きになった私が一番悪いんだから..)
「でも..でも押したくない..おしたくない..」
(押さないといけないのに..贖罪なんだから押さないと..)
エレベータのボタンにギリギリまで指を近づけている結愛子。
あと1cm、指を前に出すだけの動作を未だ出来ず、遠くから見ても分
るほど指がガクガク震えていた。
「押さないとダメ..押さないとダメ..押さないとダメなのよ〜」
3分間ほど激しい葛藤をしてから、やっと結愛子の震える指がボタンを
押した。
ポチッ..
(ああぁ、隼人..ごめんなさい。私はこれから贖罪を受け入れます)
30秒後、結愛子の目の前にエレベータが降りてきてドアが開く。震える
身体を押し入れるようにして結愛子は中に入ってドアを閉めた。
「これで..もう後には引けないのね..」
プシュッと目の前のドアが閉まり、全てを諦めた結愛子を乗せたエレベ
ータは1分も経たない内に会場に着く。「チンッ」というエレベーターが
到着した音が会場に響き、ドアが開くと社員たちの驚きの声が一斉に響い
た。
「おおっ、マジでやってきたぞ。どういう気だよ」
「ひゅぅ〜、自分から吊るされにきたぜ〜」
(ぁぁ..みんな私が裸で吊るされるのを知ってるのね..)
まさかの結愛子登場に男子社員たちは狂ったような歓迎の言葉を掛けて
くる。
まさに見せしめの罰であり、ここの会社で社長令嬢に逆らうと、こうい
う理不尽な辱めを受けるのだと全社員への忠告も含まれてるのだろう。
あとは、この会社に居続ければ男にとって嬉しいシーンを拝めるという
特典のようなものを植えつける効果もあろう。
そう、久々に見れる恥辱の見せしめの罰に男子社員たちが、この会社に
勤めていて良かったと実感していた。
が、こんな雰囲気の中で脱がされる結愛子にとっては相当悔しいはずだ。
未だ、周りが騒然とする中、まずは待ちかねた先輩OLたちが結愛子の
方へ向かう。今の結愛子の姿は紺色のレディーススーツを着ており、とて
もこれから辱めを受けるような姿では無く、どちらかと言うと爽やかな印
象を受ける姿だった。
「あぁぁ..やっぱ無理っ..あんなとこで吊るされるなんて嫌ぁぁ」
今さらながら、壇上の縄を見て急に怖気ついた結愛子。慌てて逃げよう
とエレベータの下ボタンを何回も押し始めた。
「な・何で下に降りていったのよ。は・早く上ってきて..」カチカチッ。
もちろん、エレベータが間に合うはずはなく、エレベータが到着した時
には、すでに先輩OLたちに両脇を抱えられて逃げられなくなっていた。
「放して〜。お願いですから腕を放してくださいっ」
「だめよぉ〜♪桜野さん。この場に及んで逃げるなんて許さないわぁ〜」
「さあ、私たちが壇上までエスコートしてあげるわぁ〜」
「いやぁぁぁぁっ〜!嫌っいやぁぁぁぁぁっ〜〜〜」
思い切り叫ぶ結愛子を先輩OLたちが壇上がある場所まで両足を引きず
るようにして連れて行く。
そんな結愛子に対して男子社員たちが野次を飛ばす。笑うものも居た。
「ひゃはは、今さら叫んでも遅いんじゃないか〜」
「もうここまで来たら諦めな。いひひっ」
理不尽な見せしめの罰なのに、結愛子の辱めが見えると思うと男子社員
たちの理性が無くなっているらしく、壇上へ連れていかれる結愛子に非情
な言葉を投げかけてきた。
「いつまでそんなスーツ着ているんだよ。早く剥げよ」
「そうだそうだ。まずは素っ裸にしろ。すっぽんぽんっ、すっぽんぽん」
「いやぁぁぁ〜。放して〜、放してぇぇぇ」
まだ必死に激しい抵抗を見せる結愛子だが、もう手遅れであろう。
すでに壇上近くまで連れていかれ、あとはこのまま服を脱がされるだけ
だからだ。
身動きが取れない結愛子のところへ新たに脱がす役割の先輩OLが数人
やってくる。
そして、男子社員たちを焦らすかのように人垣で囲んで、結愛子の後ろ
姿だけがチラチラ見える風にしながら、1枚ずつ服を脱がし始めた。
なので、肝心な場所は晒されないが脱がされる経緯は見ることが出来る。
まずは結愛子の着ていたジャケット、タイトスカート、ブラウス等の服
が脱がされ、人垣の外にポイと放り出される。
この放り出された服は、別の女子社員が服を拾って壇上のめくり台に飾
っていく。
「すげぇ〜、脱がされた服がどんどん、めくり台に吊るされていくぜ」
「一体、どこまで飾るつもりなんだ。って言うか、あれってブラかっ!」
「うおっ、もうパンツ一丁にされてんぞっ」
そう、あっと言う間に結愛子はブラジャーを外されて、外されたブラジ
ャーがめくり台に飾られた。さらに、この後には男子社員たちが見てる前
で最後のショーツまでも一気に下ろされた。
ズルッ!「いやぁぁぁぁ〜、見ないでぇぇ〜!」
結愛子の悲鳴が聞こえる中、先輩OLたちがわざと離れて、結愛子の後
ろ姿を晒しだす。
全ての服を脱がされた生尻が痛々しいまでに切なく映る。
もうここまでされると結愛子の方も観念するしかなく、両手をダランと
下にさげ無抵抗の意思を示した。
そんな結愛子に先輩OLが近づき、無情にも足首からショーツを引き抜
き、代わりに吊るす縄をセットする皮製の足輪が付けられた。
かなり恥ずかしいのか、結愛子の全身は小刻みに震えており、そんな結
愛子に先輩OLたちは嘲笑しながら命令してきた。
「ぷぷっ、やっと素直になったようね〜。じゃあ、そこで不様にバンザイ
をしなさいっ」「は・はい..」
結愛子は言われるがままに両手をあげてバンザイした。
「ぷぷっ、ぷははっ、じゃあ今度は股開きな」
「こ・こうですか..」
悔しさに全身を震わしながら足をパカッと開く結愛子。
「ぷぷぷっ、いいわ、いいわね〜。それじゃ仕上げに180度回れ右よ」
「!!180度回れ右って..」
「何とまどってんのよ。男子社員があんたのケツは見飽きたって言ってん
のよっ」パシィィィーーンッ!
「ああぁっ..」
「そうよ!口答えすんなよ」パシンッ、パシィーーンッ!
「いやぁぁっ..」
「返事は?」パシィィィーーンッ!
「は、は、はぃ..」
「ほらっ、ちゃんと謝りなっ」パシンッ、パシィーーンッ!
「・・・す・すいませんでした」
先輩OLたちが結愛子の生尻を何度も思い切りひっぱ叩く。
すると、男子社員たちが見てる前で、結愛子の生尻はあっという間に真
っピンクに染まった。
もはや結愛子に残された道は1つしかなく、その台詞を出すしかなかっ
た。
「口答えして大変申し訳ありません。今から、ふ、振り向きます」
「最初からそういえばいいんだよ」パシィィィーーンッ!
「ああぁっ..」
「おらっ、大声出して言うっ!」パシンッ、パシィーーンッ!
「はいっ!こ、こ、これからっ、180度回れ右しますっ」
先輩OLたちの容赦ない仕打ちに男子社員たちは少しゾッとした。
でも、これから結愛子の裸が拝めるせいか、文句を言うものは誰もいな
かった。
そして、ついに結愛子はバンザイをしたままで男子社員たちの方へ振り
返ったのだ。
が、まだ結愛子の恥部は晒されなかった。「そう簡単に見せないわよ」
と先輩OLたちがタイミング良く結愛子の前に立ちふさがって上手く恥部
が見えないようにしてきた。
「ちくしょぉ〜、あいつら上手く隠しやがったぞ〜」
「ここまで期待させてお預けって..そんなのありかよぉぉ〜」
「けど、晒されるのは時間の問題じゃねーか。両手はあげてることだし」
(あぁぁ..見ないでぇぇ〜。こんな不様な姿、見ないでぇぇ〜)
心の中で叫ぶ結愛子。いくらギリギリで恥部が隠れていても、先輩OL
たちのさじ加減1つでいつでも恥部が晒される状態だ。
「ほらっ、桜野さん。前のみんなに「どいてください」とお願いしな」
「!そ・そんなぁ..」
「また口答え?いい加減にしなよ」パシンッ、パシィーーンッ!
「あんたのま●こなんて、いつでも晒せるのよっ」パシィィィーーンッ!
「ひぃっ!す・すいません。ど・どうか、すぐにどいてください」
「あら?私たち、どいちゃっていいの〜」「ま●こ見えちゃうわよ〜」
「か・か・構いませんっ。私の、は、裸を、晒しちゃってくださいっ」
半ば強制的に言わされた結愛子の言葉を聞いて、先輩OLたちが嘲笑し
ながら1人ずつ離れていく。
可哀想な状況だが、結愛子を助けようとするものは誰も居らず、全員が
ニヤニヤして裸を晒されるのを待っていた。
「いひひっ、やっと裸が拝めそうだな。OLどもがどんどん離れていくぞ」
「あと3人。しかし、まだバンザイしてるぜ。横乳が見えてるのに、よく
やるぜ〜」
「よしっ!最後の1人が動いたぜ。あと数センチでぇぇーー」
ついに結愛子の全裸姿が晒されると思った瞬間、何と突然照明が落とさ
れて真っ暗となる。
「うおいっ!せっかくのシーンなのに停電かよ?」
「ふざけんなよっ!またお預けかぁぁ〜。さっさと明かりつけろよ」
「そうだ、そうだ!早く続きを見せろっ!」
闇の中から男子社員たちの不満の怒号が飛び交い、騒然となった。
が、1つのスポットライトがついて壇上の方を照らし始めると怒号が全
て歓声に代わった。
どうやら、照明を落とした間に結愛子を壇上の上に吊るしたらしく、今
は逆さ開脚にされてる足首だけが見えていた。
もちろん、スポットライトは徐々に下におりていく。結愛子の生膝が見
えると男子社員たちが一斉に壇上前方へ詰め掛け、食い入るようにしてお
ま●こが晒される瞬間を待っていた。
「ひゃっほぉぉ〜!今度こそ、おま●こ公開だなぁぁ」
「ライト下りろ下りろおりろぉぉぉ〜」
「ついに!ついに見れるぞ!みれるぞぉぉ」
が、結愛子の恥丘が見えるギリギリのところでスポットライトの動きが
止まる。再三にわたる焦らしに男子社員たちがイラつき始めると、吊るし
てる縄の方に変化が起こった。
「!お・おい..吊るしてる2つの縄が左右に移動してねーか?」
「ああ、移動してる、してるぞっ!股がさっきよりも開いてるぞ」
「股が開くってことは股間の位置が上にあがっていくってことかぁっ」
「そ・そうだよ!お・お・お・おおっ〜〜な・何かライトの下から出てん
じゃないかぁぁぁ〜」
「も・も・もしかしてっ!ま・ま・ま・ま●こぉぉ〜〜〜!?」
そう、男子社員たちの言うとおり、縄が左右へ動くにつれて股間の位置
が上がっており、ついにスポットライトが結愛子のおま●こを1cmほど照
らしてきたのであった。
第14話へ