第8話「課内での羞恥試食会」


自分の口から裸で盛り付けをされてることを告白した結愛子。 だが、残念なことにこの恥ずかしい告白は男子社員たちには信じて もらうことが出来なかった。 それだけ、今までの結愛子が彼らにとって清楚でおしとやかに見えて いたに違いない。 ほとんどの男子社員はこの後の試食で結愛子の水着が見えた段階で、 結愛子が舌を出して「嘘ってばれちゃった?」って明るく言ってくる と思っていたのだ。 この状況を見ていた課長は、またつい吹き出したくなってしまう。 今すぐにでも、あの股間のあわびを剥いで真実を伝えたい気持ちで あった。 (桜野くんがせっかくのカミングアウトしたのに気づかんとは馬鹿 な連中だよ〜。くくっ) 課長は結愛子が少しずつ堕ちてきていることに確信を得ていた。 男子社員たちに責められていた隼人を守るために恥ずかしい言葉を 言ったのは分かるのだが、わざわざ裸であることまで告白する必要 はなかったはずだ。 おそらく、心の奥底にしまっていた言葉がつい出てしまったのだと 課長は睨んでいた。 自分が素っ裸であると言いたい願望が結愛子にはあったはずだと。 (くくっ、図星だなっ。今さら後悔しても遅すぎだなっ) 課長が言うように結愛子は顔を真っ赤にして、1人困惑していた。 (ぁぁ..私ったら、何であんな馬鹿なこと言ったのよぉぉぉーー! 本当に確認されたら、どうする気なのよぉぉー) 今さらながら、さっき言った告白を取り消したい結愛子だが、なかなか それを口に出すことが出来ない。 このままじゃ、試食で裸を確認されてしまうのかも知れない。 (どうすればいいの..け・けど何なの..この感覚はぁぁ〜) 結愛子の告白を信じた少人数の男子社員たちが、じろじろと恥部を見つ めてきている。 その視線が甘い刺激となって襲ってくるのだ。 (ぁぁ..さっきのは嘘だと思ってぇぇ〜、か・感じちゃう..) 自分の裸を確認しようとする行為が気持ちよくなる結愛子。 ようやく女体盛りをしていた女性が感じていた理由がわかった気がした。 そしてあの時、自分が女体盛りを見て、濡れてしまったことも素直に受け 入れた。 (そうよ..あの時、濡れていたんだわ。私、女体盛りを見て自分もした くてたまらなかったのよ。それに外されていたこともわかってたのに..) 女体盛りを見てるときに不自然に外されていたフロントホックと2つの ボタンを結愛子は暑さから自分で外したと言い聞かせていたが、何となく 誰かに行為的に外されていたことに気づいてもいた。 (きっと、あのままおっぱいを出されても、出したままにしてたのかも 知れない..自分もおっぱいを見せたかったんだわ..) 結愛子は人に裸を晒すことが気持ちいいことがわかった。 自分は不感症ではなかった。人の前で恥ずかしいことをして快感がくる。 自分には恥ずかしい性癖が潜んでいたことに気づいてしまった。 (そういうことなのね..だから、さっきからずっと感じているのね..) 結愛子は正直に自分の恥ずかしい性癖を認めてしまった。 いや、これで今まで疑問に思っていたことが解決した感じですっきりして いる。 実は結愛子は普通の女性よりも肌を晒すことを極端に嫌っており、常に 肌の露出が少ない服ばかりを選んでいた。 だから隼人と温泉旅行に行った時も裸を見せただけで恥ずかしくなり、 それ以上の行為をする気が起きなかったのだ。 正直、同性が羨むスタイルを持つ結愛子が、どうしてここまで人に見せ ることに嫌悪感を抱いてしまうのだろうか? 結愛子自身も疑問に思っており、その疑問を解決しようと思い切って 社のミスコンにも出てみたが、その答えは出なかった。 ただ、ミスコンの水着審査でビキニをして出たときに激しい目まいを 起こして倒れそうになったことがあった。 女体盛りを見たときも吐き気がしたし、自分は本当に恥ずかしいことが 苦手なんだなと思っていたが、これが間違いだった。 最初から自分自身がとっくに答えを見つけていた。苦手だからではない。 好きだからである。恥ずかしいことが好きでたまらないのだ。 何せ、普段これほど肌の露出を嫌う結愛子の趣味は温泉であり、温泉の時 は裸で入るのが当たり前だから、よくタオルを巻かずに入っていた。 混浴の時もタオルを付けずに入るときがあり、大抵入っているのが老人で あるので裸の付き合いとして、割り切って見せてることもあった。 いつも頭の中で温泉だから..温泉だから..と繰り返しながら、裸を見 られることに正当性を求めていたのであった。 そう、自分が恥ずかしいことに溺れやすいという危険を知っていたんだろう。 (そうよ..きっと、歯止めがかけられない..1度癖になったら、自分 を止めることができない..) 結愛子は自分の性癖を知ってゾッとした。いや、性癖に気づいて良かった と思っている。 別に自分が清楚な女性を目指しているつもりはない。人には変な癖があっ ても仕方ないと納得しているし、こんな性癖が持っていても普段をしっ かり過ごせばいいと思うからだ。 (危なかったわ..気づかなかったら私、このままとんでもないことを してたかも知れない。しっかりしなくちゃ..感じるのは仕方ないけど 理性を捨てたらお終いなのよっ!) 今はまだ勘違いしている男子社員が多い以上、このまま勘違いのままで 終わらせなければいけない! そう誓った結愛子は理性を奮い立てて、快感の状態から何とか抜け出た。 (何とか..試食させないようにしないと..) もし、試食が始まって箸をつければ結愛子が何も着けていない事がバレ てしまう。 そうなったら、再び自分が感じてしまい、すぐに性癖に溺れてしまう。 (考えなくちゃ!試食を止める方法を考えないと..) 結愛子は、この試食を中止にする方法を一生懸命、考えていた。 すでに男子社員たちが箸をもっている以上、一刻も早く何とかしなけれ ばならなかった。 (そうだわっ!!まだ、名案があったわ!) 「あ・あのーみんな..ちょっと聞いてくれる?」 「うん?なんだい?桜野さん?」 「この料理、出来ればもうちょっと川阪くんと検討したいから、やっぱり 今回は見るだけにして欲しいんだけど..」 「あっ、そうか。そうだよな」「わかった」「そうだな。せっかくの作品だし」 どうやら隼人の技法の数々を崩したくない意識が伝わった感じであった。 それだけ隼人の盛り付けは凄いという事でもあった。 「ねっ。川阪くんもそれでいいでしょう?」 結愛子は精一杯、隼人に視線を送って納得させようとした。 「うーん。そうだな。まだ足りないとこもありそうだし..」 「そうでしょ?だから、ここは見てもらうだけにしましょう」 「・・・・わかった。悪いけどみんな見るだけにしてくれないか?」 (良かった...隼人を何とか説得できた...) 結愛子はほっとした。そうこの瞬間までは...だが次の瞬間、とんでもない 事が起こってしまった。 「見るだけか..まあ失敗品は不味いからな」 「!!」「課長!!」 奧からあらわれた課長..いや、陰健(いんけん)課長が何と隼人にいちゃもん を付けてきたのであった。 実は陰健課長と隼人の仲はあまり良くない方で、隼人が料理以外の仕事になると 何もしないことが気に入らなかった。 だからこそ、結愛子を堕として隼人の愕然とした表情が見たくて、奈緒に協力 していた。 今回、料理のテーマが女体盛りになったのも、この陰健課長が裏でいろいろと やってここまできた以上、ここで試食を中止にするわけにもいかないのであった。
第8話後編
「きっと、これは見た目だけだろうな〜」 「課長..どういう事ですか?俺の料理が不味いというのか?」 「君は刺身の食べごろの温度がわかるかね?」 「!!・・・・そりゃ、わかってます...」 「人肌に温めた刺身は美味いのかね?」 「ぐっ..」隼人はどうやら大きなミスをしてしまったらしい。 (そうだわ..隼人はいやらしさを消すのに必死でそこまで考えてなかったわ..) 「ほら見ろ。君は料理人だろ?味で勝負しないでどうするんだね?」 「・・・・わ・わかってるさ。それは俺の今後の課題なんだ..」 「何をわかってるんだ?刺身を美味く食べるにはその皿を冷やす必要があるんだよ」 「課長、冷やさなくても美味しく食べる方法はいくらでもある!」 「どっちにしても人肌に乗せる以上、無茶は出来ないと思うか?ん、ないな〜! そんなの!」 「な・何だとーー!!」「川阪くん。落ち着いて!!」 「ふふっ、反論があるなら皆に食べてもらうがいい。さあ、皆で食べてみなさい」 (嘘!!ちょっとそれはダメよ!!) 結愛子は何とか食い止めようと考えたが、もう間に合わなかった。 ついに男子社員たちの箸が次々と結愛子の身体に乗ってる刺身を食べ始めてしまう。 (ぁぁ..駄目ぇぇっ) 「ううーん。確かに生暖かいな..」 「これは課長の言う通り美味しくないわ」 「見た目はいいんだけど味はな..」 皆は一応、真剣に味を評価していくのだが、それと同時に身体の上の刺身もどん どんなくなっていく。 だだ、さすがに皆、同じ課内の女性と言うこともありながら、無難な場所を中心 に食べていき、胸や下半身などは、まだ誰も手を付けていなかった。 だが、それも陰健課長の行動によって、状況が一転しまう。 「腹ばっかりじゃなくて胸の方の刺身も食わんと違いがわからんぞ。これは試食 なんだから、変な意識をせずにどんどん、食いたまえ」 そう言って、陰健課長が結愛子のおっぱいを覆っている刺身を食べ始めると、それ につられて我慢していた男子社員たちもどんどん刺身を取り始めた。 「あ・あの・・・もうこれ以上は..」 結愛子は、この行動を止めようと必死に考えるのだが、その間にも男子社員たち の手は止まらず、次々におっぱいの周りの刺身を取っていくのだ。 「うぉぉっ!」「マジでブラがないぜっ..」「すげぇ〜」 次々とおっぱいの周りは肌が露出してしまい、横乳に沿えてあった刺身も全て食 べられてしまったので、横から見ると乳房の丸みの曲線が丸見えになった。 これで男子社員たちにノーブラであることが発覚してしまった。 てっきり水着を着けてると思っていた男子社員たちに衝撃が走り、結愛子のノー ブラについて内緒話しをし始めてた。 ぼそぼそ「どういうことだよ。本当にノーブラだったのかよ」 ぼそぼそ「何で桜野さんがここまでしてるんだよ?」 ぼそぼそ「けど、これって絶対にニップレスだよ!」 ぼそぼそ「当たり前だろ!彼女が乳首出すわけねーだろ!」 ぼそぼそ「どっちにしろ、桜野さんにしては大胆すぎるぜっ」 男子社員の中には、これ以上おっぱいに盛り付けられてる刺身を取るかどうか迷い 始めたか、それはほんの一部であり、他の男子社員はもっと結愛子のおっぱいを 見たい衝動を止めることが出来ずに刺身を取ってきた。 そして、おっぱいの揺れを押さえていた幾つかの刺身が取られると、男子社員が 見ている前でぶるぶるんっと大きく揺れてきた。 「うおっ、揺れがすげぇ」「ぶるんぶるんだぜっ」 台の上に寝ているにも関わらず、結愛子のおっぱいが上下左右に揺れてくる。 ボリュームも見事であり、しっかりと型くずれしない芸術的なおっぱいに男子社員 が驚いている。 まだ乳首は晒されてないが、このおっぱいから想像すると、きっと綺麗なピンク色 をしているに違いないだろう。 さすがに、これほどのおっぱいが飛び出してくると、べったりと張り付いている 刺身がすごく邪魔に思ってしまう。 もう、男子社員たちに遠慮という言葉は存在せず、すっかり興奮した彼らはすごい 勢いで刺身を取っていく。 さっきまで隼人の技法の凄さで完全に隠されていたおっぱいが、もう今では見事な 丸出し状態となってしまったのだ。 すでにおっぱいの乗っている刺身は乳首周辺に数枚ほどしか無かったのだ。 さすがに乳首のところの刺身を取る勇気が彼らになく、たとえニップレスが付けて いたとしてもここには手を出せなかった。 いや、男子社員のほとんどは結愛子がニップレスをしてると信じている。 ノーブラ宣言をしても、まだまだ結愛子の清楚さは失っていない感じだった。 しかし、ほとんどが剥き出しになったおっぱいに男子社員たちは目を離すことが 出来なくなっている。 まあ、仕方の無いことだろう。隼人と違って健全な男子社員にとっては結愛子の Dカップのおっぱいは魅力的なのだ。 社内ミスコンの時に水着になった時にさえ、男性たちの歓喜を呼んだ結愛子が おっぱいをほとんど露出してるのだから当たり前の反応だろう。 ぷるぷる揺れる胸を見ると、刺身が今でも落ちそうで男子社員たちがハラハラ しながら見つめている。 さっきから見てるだけの彼らに、もうこれ以上は刺身を取ることはないだろうと 結愛子は少しだけホッとした。 だが、そんな刺身を大胆にも取ろうとした者がいた。 それはあの陰健課長であり、乳輪ギリギリのラインの刺身を3・4枚取ってきた のであった。 「君たちが桜野くんのニップレスを気にしてるのはわかるが、彼女の乳輪はそん なに大きくないぞ。これは美乳に失礼な行為だぞ」 (ぁぁ..駄目だめぇぇ〜本当に乳輪が出ちゃうぅ) さすがにこれ以上、取られると不味いので結愛子は慌てて何とか陰健課長に嘆願 した。 「あ・あの・・・もう、これ以上、胸の方は..」 「ん、そうだな。他のとこを食うとするか。しかしな〜このアワビは露骨だなぁ」 素直におっぱいの刺身をやめてくれた陰健課長が軽く箸で結愛子のおま●こを隠し ている活きアワビの貝殻を突付く。 この軽く突付いたことが何と活きアワビに最後の命を吹き込んでしまった。 結愛子の秘部と身が合わせ貝になっている大き目の活きアワビ。 そのアワビが最後の力で口を大きく開き始めてきた。 おそらく結愛子の恥丘を岩と勘違いして剥がされまいと、最後の力を振り絞って 張り付こうとしてくる。 普段、店などで見かけるアワビの身は閉じてる状態であり、岩に張り付いてる時 は、あの口のような部分を大きく開いて張り付くのである。 活きアワビの口がどんどん開くにつれて結愛子の陰唇も一緒に引っ張られ思い切 り開いていく。 (ぁぁ..あそこがぁ..私のあそこが開いていくぅぅ) 隠している貝の下では秘部が大きく開かれてしまい、膣壁がアワビの身とより 密着した形となってしまった。 こんな活きアワビを選んだ隼人に対して結愛子は心の中で思い切り抗議した。 (隼人のばかぁぁ・・・・こんな活き貝を選ぶなんて最悪よ..) 愕然とする結愛子だったが、それ以上の羞恥が迫ろうとしている。 「さて、そろそろ私の好物の刺身のつまでも頂くとするか〜」 「えっ!そんなっ」 何と、陰健課長が結愛子の恥丘にある刺身のつまを中心に食べ始めたのであった。


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