第7話「女体盛りの品評会」


今、結愛子は課内の中で男子社員たちに見られながら全裸で配膳台の上 に寝かされている。 だが、天才料理人である隼人に盛り付けた姿は女体盛りのいやらしさを 全てかき消してたので、1つの名料理へと変わっていた。 そのせいか鼻の下をのばしていた男子社員たちも真面目に評価してきた。 それはまるで女体盛りの品評会のような感じになっており、結愛子は 男子社員に囲まれながら、いろんなとこを見られてしまうことになった。 「さすが川阪だな..女体盛りのイメージが変わったぜ」 「ああ..これは1つの立派な料理かも知れね〜」 普通、素っ裸の女性に盛り付ければ、どこかしら変な強調がされて卑猥 なものになるが、隼人が結愛子の身体を肌色の大きな立体皿として考えて 綺麗に盛り付けたのだから見事としか言いようがない。 そう、隼人の姿盛りの技術は卓越していることから、豪華絢爛な姿盛り から結愛子の頭と手足が生えている様にも見えてしまうのだ。 その為、課内の男子社員たちは料理の品評会のように盛られている食材 の色つやや仕上げ具合などを厳正にチェックしてきたのであった。 だが、結愛子の生々しい姿に興奮してないのだろうか? いや、きっと彼らは結愛子が何かを着けていると勘違いしているのだろう。 恥部が少しも見えてない以上、結愛子が素っ裸でするなんて思いもしな いからだ。 そんな男子社員たちを前にして隼人が意見を求めてきた。 「どうだ?みんな。女体盛りもこうすれば、下衆にならないだろ?」 「そうだな。いや感心したよ。これならもう1つの立派な料理だよ」 「そうだな。女体盛りという感じも失わないように何も付けてない風に 見せるとこも憎いな..」 「ああ、最初驚いたぜ。桜野さんがすっぽんぽんで来たと思ったぜ。あはは」 「馬鹿かっ、お前。何か欲求がたまってねーか。裸でくるわけねーだろ」 「マドンナである桜野さんがそんな恥ずかしいこと出来るかよ。なぁ〜」 男子社員たちは完全に結愛子が何かを着けてると思っており、その意見に 隼人はちょっと苦い表情を見せていた。 もちろん、結愛子もいつばれてしまうか不安でたまらない。 (どうか..このままバレないように..お願いぃ..) 何せ、この豪華な盛り付けには一箇所だけ違和感が出ているところがあり、 それは結愛子が一番ばれて欲しくない下半身の所であった。 そんな無防備な下半身に男子社員たちの視線が集まり、まずは恥丘について の意見が出てきたのだ。 「しかし〜この毛っぽく見せてるのは少しやり過ぎだな」 「そうだな、刺身のつまを細く切ってうまく演出してるけど、やばいよな」 「桜野さんも、ここが毛っぽくて恥ずかしいんじゃないか?」 「え・ええ・・・」 (ああぁっ、本当の毛が混じってるのよぉ〜あんまり見ないでぇぇーー) そう、いろんな色の芸術性の高い刺身のつまの中に堂々と結愛子の恥毛は 表に出ていたのであった。 でも、いくら隼人の技術が凄いからと言って、女性の恥毛が出てるのを隠 すことが出来るのだろうか? この答、実際はNoである。いかに卓越した技術を駆使しても堂々と見えて いる毛など隠せないだろう。 たまたま結愛子が薄毛であったから、隠すことが出来ただけの事なのだ。 元々、結愛子は、薄い恥毛が割れ目の上にちょびっとだけしか生えてない ので、刺身のつまで簡単に隠せたのであった。 これが普通に生えている女性であったら、たとえ綺麗に剃ったとしても剃 り跡が目だって卑猥に見えてしまうのだ。 ほとんど生えていない結愛子の恥丘だから誤魔化せたのであり、男子社員 も勝手に普通に生えてる結愛子の恥毛イメージを持っていたせいで、ばれ なかったのであろう。 しかし、一部の男子社員たちは刺身のつまの間から、わずかに見える1本 の縦すじに疑問を抱いていた。 「お・おい、何か桜野さんのマンスジが見えるんだが気のせいかな」 「馬鹿言うなよ。それって刺身のつまの影じゃねーのか?」 「そう思うんだけど、ほらっ、何か生々しいスジに見えるだろ?」 「確かにそう見えるが、それだと桜野さんがノーパンってことになるぜ」 「そ・そうだよな..俺たちの前でま●こ出すわけねーよな」 「たまってるんだよ。まあ、俺もたまってるみたいだけど..やべぇ」 どうしても結愛子のマンスジに見えることに彼らは唾を飲み込んでしまう。 もちろん、これが正真正銘の結愛子のマンスジであるから、そう見えても 無理はないだろう。 まあ、恥丘の方は見抜くのは難しいのだが、その近くに隼人らしくない 下衆な表現の部分があった。 そこは結愛子にとっても話に触れてもらいたくない箇所であった。 「しかし..下のコレは大胆すぎるじゃねーか?川阪?」 「そうそう、活きあわびの貝殻でここを隠すのは露骨な感じだよ..」 男子社員たちはニタニタしながら、結愛子のあそこをすっぽり隠している 天然の活きあわびへ視線を集中させる。 貝殻で隠すなら、もっと綺麗な貝殻が多くあるはずなのに川阪は何故か 天然の活きあわびを選んで結愛子のおま●こを隠している。 あわびと言えば、女性器を指す隠語で有名なのに何故選んだのであろうか? 結愛子自身もこれに関しては問い詰めたいところであった。 実はわざわざ天然の活きあわびを選んだのは大きな理由があった。 結愛子が素っ裸である以上、仮に綺麗な貝などで盛り付けた場合、試食 の際にあっさりと取られてしまう危険性を感じたのだ。 要は迂闊に手を出しにくいように、わざと露骨な貝を選んで、おま●こ が晒されないように配慮したのであった。 そして、もし結愛子が濡れてしまっても活きあわびの卑猥さで目立たな くする目的もあった。 現に結愛子の太ももには刺身ではない匂いが濃いチーズ系の料理が盛り 付けられていることから、匂いの誤魔化しも予めしているからだ。 そうでなければ、結愛子の愛液の匂いに気づく男子社員がいたはずだ。 すでに匂いについて、危険なことをいう男子社員もおり、結愛子は生きた 心地がしなかった。 「ところで川阪〜、あわびまでは良いとしても太もものチーズは桜野さん を侮辱してねーか」 「そうだ、そうだ!これじゃ、あわびの貝汁が誤解されるじゃねーか」 「桜野さんも怒ったほうがいいぜ。ちょっと連想させすぎだとな」 「え・ええ..」(ぁぁ..これ以上言わないで..濡れてきちゃう) 男子社員が貝汁と思ってるとこの場所が、少しずつ広がっていく。 そんなやり取りを見ていた課長が思わず吹きだしてしまったのだ。 「何、課長笑ってるんですかっ!」「すまんすまん、別のこと考えててな」 「こんな時に意味のないことをしないでくださいよ」「すまんすまん」 課長は結愛子の困りきっている表情をみて、おかしくてたまらなかった。 (くくっ、可哀想になぁ〜。本物のマン汁ですって口が裂けても言えん だろうな〜) そして課長は同時にこう思ったのだ。 (どうやら、女体盛りに付き合わせたのが効いたようだな。私の思った 通り、桜野結愛子は女体盛りがやりたくて疼いてたんだよ!ははは) 課長はすでに結愛子の密かな願望を見抜いていたのかも知れない。 そう、それを確信したのは女体盛りに付き合わせたときの事であった。
第7話後編
実は課長は、結愛子と隼人と一緒に女体盛りを出すとこに行った時に、 ずっと結愛子の様子を密かに観察していた。 そんな結愛子を見て、いやらしい願望を見抜いたというが本当だろうか? 何せ、結愛子が初めて女体盛りを見た時は明らかに吐き気を催すほどに 気持ち悪がっていた。 だが、この過剰すぎる結愛子の反応に課長は何かを感じ取ったのだ。 普段から何事に対しても冷静な態度を取っているのに、この時ばかりは 最初から口を押さえて吐き気を我慢していた。 課長の女体盛りをあさるおぞましさに吐き気が起こるのはわかる気もする が、少し反応がオーバーじゃないだろうか? 普通の女性なら、吐き気を起こす前に軽蔑したり、呆れたりするのが先で あろう。 それも、その吐き気はすぐに治まってしまったらしく、吐き気がなくなっ た結愛子はまばたきを惜しむかのように女体盛りの女性を観察してきた。 (これは私が思った以上の反応をしてきたな..くくっ) 女体盛りを見続けている結愛子は周りのことが目に入らないほど、魅入 っており、身体の方が火照ってきていることを課長が見抜いた。 (これはこれは..清楚な桜野くんとは思えない姿だな) すでにこの時の結愛子のショーツは濡れてきており、そんなショーツを 晒すかのように無意識に足を開いてスカートの間から見せてきたのだ。 どんな時でも足をしっかりと閉じていた結愛子らしくない態度に課長は ある確信を得た。 桜野結愛子は女体盛りをしたくてたまらないと。いや辱められることを 求めている。奈緒と同じ淫女の素質があるぞと! シミが浮かんでいるショーツを無防備に晒しているのが証拠であると! だが、これだけで決めるのはまだ早いのかも知れない。 もう1手だけ、完全な決め手となるものが欲しかった課長であった。 (これは久々に私の妙技を出す時かも知れんなっ) 何かを決意した課長は用を足しに少し席を立っていった。 そして戻った時に、酔ったフリをして、足をつまずかせて転んだ芝居を 打って、結愛子にしがみ付いたのだ。 「す・すまないっ!別にしがみつくつもりじゃ..」 「あっ、だ・大丈夫です..」 女体盛りに集中していた結愛子は課長の行為に気にせず、生返事をして きたのであった。 実はこの時、課長の妙技が炸裂しており、その成果を確認し始めた。 (おおっ、揺れとる、ゆれとる。見事な揺れだな) 課長の妙技、それは人に自慢するには恥ずかしいホック外しの技であり、 結愛子にしがみついた際にフロントホックを外してきたのだ。 普通、ホックが外れてしまったら、すぐに気づいて付け直すのだが、結 愛子は全然、気づかないでDカップの見事なおっぱいを揺らし続けて いた。 それも、よく見るとブラウスの胸の位置にあるボタンを2つも一緒に 外してきたので、横の隙間から結愛子のおっぱいが丸見えになっていた。 (くくっ、乳首まで見えてるぞ!もしかすると3つでも平気だったな。 とりあえず、これで完全に決まりだな。桜野結愛子は堕とせる!堕とし まくってやろう!) 結愛子の胸チラを見ながら、強い決意をした課長であった。 そして、今まさにその恥辱な舞台の幕が開いたところであろう。 この女体盛りに行った出来事も数時間前のことである以上、結愛子の くすぶっていた性癖は今、少しずつ開花している最中なのだから。 しばらくは、配膳台に群がる男子社員たちの様子を離れて見ることに している課長。 今はまだ、自分が手を出さずとも男子社員たちがいろいろやってくれる と思っていたからだ。 (くくっ、一生懸命に清楚な彼女を保護してるがいい!お前達のその 言葉が結果として桜野くんを狂わしているんだからな〜) 課長の言う通り、結愛子の愛液をあわびの貝汁と勝手に誤解して、配慮 をしている男子社員たち。 けど、結愛子にとっては、この配慮が凄く恥ずかしいものとなっている。 そして男子社員たちが気軽に取れないように考えて、活きアワビを選ん だ隼人の行為も結愛子を恥辱な状況に追い込んでいた。 (ぁぁ..何で活きアワビなのよぉぉぉーー) 実を取ったアワビの貝殻をかぶせるなら、まだ許せるのだが、これは 身がついてる上に活きアワビなのだ。 今、結愛子の少し開いてる陰唇は活きアワビの身と合わせ貝のように くっついており剥がされでもしたら卑猥な姿を晒してしまうだろう。 結愛子は、女体盛りの評価だけをしてもらって、早くこの場から立ち 去りたい気分でいっぱいであった。 そんな結愛子の気を知らずに隼人がとんでもない言葉を言ってきた。 「じゃあ、みんな次は試食してみてくれないか?」 「えっ..ちょっと、それは..」 隼人はついに結愛子が恐れていた事を軽々と言ってきてしまった。 (隼人のぉぉぉぉーーーーばかぁぁぁぁぁーーー) だが、意外にも男子社員たちはすぐに試食をしようとせず、わざわざ 結愛子の方に確認を取ってきたのだ。 「桜野さん、本当に食べていいのかい?」 「川阪の奴に無理強いされてるなら、俺たち我慢するからっ!」 (ど・どうしよぉぉ..断ってもいいの?隼人..) 隼人の方も男子社員たちの意外な言葉に試食を推し進めるわけにも いかず、ここは結愛子の判断に全てを委ねることにした。 「結愛子..いや桜野さん。俺はお前の答えに全て任せるよ」 「えっ..」 (そんなぁ..隼人だって試食を目的でここに私を連れてきたんでしょ) 答えに迷い始める結愛子に、男子社員たちの優しい言葉をかけてきた。 「川阪の料理は見事だけど、やはりこの太もものチーズが気にいらねー。 こんな桜野さんをいやらしく見せる工夫の試食はしたくないんだよ」 「そうだよな〜。このアワビはやり過ぎだし、貝汁がもっと酷すぎだぜ」 いつまでも結愛子を清楚なままのイメージで思ってくれる男子社員たち に嬉しく思うのだが、隼人を悪者にしたくない結愛子の心がある決心を させてしまった。 「こ・ここだけは私のアイデアなんです..私が隼人..いえ、川阪 くんに頼んだんです」 結愛子の大胆な発言に男子社員たちが信じられないような顔をしてきた。 「またまた..桜野さんったら、からかわないでくれよ」 「そうだよ。川阪に言わされてるのか?」 「川阪くんなら、ここも見事な細工をしてきます。女体盛りだから、 少しは淫乱に見せたほうがいいと思って提案したんです..」 「淫乱って..」「おいおい」 男子社員たちは自分の耳を疑った。そんな男子社員たちに更なる大胆な 発表をしてきたのだ。 「後で驚くと困るので先に言っておきます。実は水着も下着も着けてい ません。女体盛りは裸でするのが当然と聞いたので、川阪くんに素っ裸 で盛り付けてもらいました」 「マジかよ..素っ裸って..」「まあ、川阪をかばう気持ちはわかるが」 結愛子の素っ裸宣言に男子社員たちは戸惑いつつも、内心では信じてない ような感じだった。 清楚で課のマドンナの結愛子がそんな姿になるわけない。きっと試食の際 に照れ笑いを浮かべて、「本当に裸と思ったでしょ?エッチ♪」って 言ってくるんだと、ほとんどの男子社員は思ったのだ。 ただこれでわかったのは試食をしても大丈夫ということであり、男子社員 たちは次々と箸を持ち始め、いよいよ女体盛りを食べ始めようとしていた。 もちろん、これだけ大胆な事を言った結愛子にはこれを素直に受け入れる しか選択の余地はなく、これから羞恥の試食会が行われようとしていたの であった。


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