第3話「恥辱の下準備」


結愛子と川阪は今、調理室に2人きりでいた。 そう、これから結愛子は女体盛りの受け皿になるはめになってしまい、 裸になるとこであった。 まさか..女体盛りになる機会がこんなにすぐに来るとは結愛子自身 思いもしなく戸惑いの色を見せている。 裸にまだ抵抗のある結愛子が川阪に何やら相談してきた。 「あの・・・川阪くん?やっぱり水着ぐらいつけてやらない?」 「水着か..けど、それだと上手くイメージがつかめないんだ..」 「そ・そうよね・・・」 どうやら、結愛子の妥協案を受けてくれるような川阪ではなかった。 料理になると納得するまで追及するのが彼であり、水着などという 中途なことが通るはずはなかった。 「わかったわ・・・裸になるわ・・」 川阪の真剣な雰囲気に結愛子は逃げ場のない状況にされてしまった。 けど、彼の目の前で裸になると思うと結愛子の顔は真っ赤になってしまう。 「じゃあ、悪いけど桜野さん。すぐに服を脱いでくれないか」 「・・・・・はい」 「俺は料理の準備するからそれまでに頼むよ」 川阪はそう言うと本気に料理の支度を始め、結愛子の目の前でいろんな 準備をし始めていったのであった。 (えっ?すぐに脱げってまさか..) 「ちょ・ちょっとここで服を?」 「ああ、そうだけど」 「仕切り板などはしてくれないの?」 「ん?俺は別にここで見てるわけじゃないから問題ないよ」 「そ・そういう事じゃなくて・・・」 「とにかく、早く頼むよ。じゃあ準備入るから」 川阪は平然とした顔で言ってきてそのまま振り返って準備を続けていく。 いくら、これから女体盛りで裸になるからって、ここで脱ぎ始めるのは なかなか受け入れられるものでなかった。 けど、川阪を見ると本当に料理の準備に夢中で、目線も結愛子ではなく 調理器具の方へ完全に向けられていた。 (川阪くん・・・なんで料理の事になるとこうなの?) 結愛子は少しため息をつきながら、その場で服を脱ぐ決意した。 まずは上着を脱ぎブラウス姿となり、うつむきながらブラウスのボタン を外していく。 視線を気にしながら上からひとつふたつと外し、ブラ姿をはだけた所で、 裾を引っ張り出し下からはずしていった。 結愛子はちらちらと川阪を見るのだが、その川阪はまるっきりその様子 を見ておらず、まだ調理器具を真剣に選んでいた。 結愛子の心音が高まる中、ボタンをすべて外し、ブラウスの前をはだけると、 その下から結愛子の滑らかな素肌があらわれた。 ブラジャーは地味な無地の水色のフロントホック式のフルカップだが、その カップを押し上げるDカップの胸の隆起は見事と言えるほどボリュームある ものだった。 結愛子は両腕からブラウスを抜くと、近くに置かれたテーブルの上に置く。 (・・・・・まだ見てないんだ...) 結愛子は見られてないにも関わらず、手でブラが見えないように隠していた。 いくら、これから全部脱ぐといっても、平然と見せるほどの勇気はないからだ。 川阪の目線が自分の背中にあたるようにしながら次にパンストを脱ぎ、 スカートのホックに外してジッパーを下げたのである。 下げた腰の所からは腰の素肌が少しあらわれ、その段階でまた手を止めて しまう結愛子。 そう、川阪をちらりと見てこちらを見ていないのを確認してスカートを少し 押し下げだ。 小さなへそがようやくあらわれ、いよいよ降ろそうとしたが今日は料亭での 会合があったのでショーツが見えない様にきつめのスカートを穿いていた。 その為ベルトラインがなかなか結愛子の豊満なヒップを通過せず、おろすのに 手間取ってしまった。 まるで、その仕草は川阪に対して腰を振って挑発する様に見えてしまった。 ようやくスカートを下ろすとそこにはブラジャーと同色のショーツがあらわれ、 結愛子はまた両手を膝の所で止めてしまい川阪の方を見たのであった。 (い・今の見てないよね。こんな所見られたら・・・) しかし、結愛子の心配とは別にやはり川阪は平然と料理の準備をしていた。 だが結愛子の視線に気づいたのが、こちらをようやく見てあっけなくこう 言ってきた。 「ん?どうした?」 「きゃあっ!!振り向かないで!」 「まだ、スカートか?準備が終わる前に早く脱いでくれよ」 「えっ?あ・あの・・・」 「もうすぐで終わるから早くしてくれよ」 「は・・はい・・・」 そう言うと、また平然とした顔で川阪は調理器具の方へ顔を向けてしまった。 (ちょ・ちょっと何よ。その態度?私はこんな恥ずかしいのにーーー) 結愛子は少しむっとし少しだけスカートを押し下げるとスカートはあっという 間に足元に落ちてしまう。 川阪の視線を気にしながら、身を屈めスカートを足から抜き取る結愛子。 これで残されたものは、もう下着だけになってしまった。 (これを取ったらもう川阪くん・・・ううん隼人に全て見られてしまうのね。) 結愛子は一瞬戸惑ったが、何かを決意しかたの様に両手をおっぱいの谷間に 伸ばして、ブラのフロントホックを外す。 その瞬間を待ったかの様に弾力のあるDカップの胸は水色の布を弾き飛ばし その見事な姿を現した。 薄いピンクの乳首は、恥ずかしさからか、すでにピーンと突起しており結愛子 は、そんな勃っている乳首を見て顔をさらに真っ赤にしたのだ。 (やだ...乳首が勃ってる..隼人見てないよね..) 結愛子は川阪に見られてないことを1度確認してから、肩紐を降ろして両腕から ブラジャーを抜き取ってブラウスの上に置いた。 これで、ショーツ1枚きりになってしまった結愛子。 川阪の視線を気にし、川阪に背中を向けて最後のショーツに手をかける。 だが、いざ下ろすとなると手が震えて下ろすことが出来ない。 結愛子はここにきて、少し迷い始めていた。 (これを脱いだらもう後戻りは出来ないのね。でも隼人のためなら・・・) 川阪の為にここは脱がなければならない。結愛子は最後の覚悟を決め、川阪の 目の前で何もかも脱ぎ、素っ裸の身体を見せる決意をしようとしていた。 しかし、いざとなると自分自身の手でこの最後の一枚を取るにはかなりの勇気が 必要だった。 (何やってるのよ。結愛子!隼人にはもう2度も裸を見せてるのよ!!   思い切っておろすのよ!!) そう、裸を見せるのはこれが初めてでなく、もう2度ほど見せていたのである。 1度目は夏の海水浴の夕焼けの岩陰で、2度目は一緒に温泉旅行に行ったときの 夜の混浴で全てを見せていた。 結愛子は自分自身を勇気づけ、やっとショーツを掴んでいる手に力を入れることが が出来た。 深呼吸をし、気持ちを整いながら徐々にショーツを下げていくとお尻の割れ目が 少しずつ見えていく。 ある程度、下げていくとショーツがくるんと捲り、桃のような実ったお尻が露と なった。 そして、さらにショーツを下げていくと今度は、目を奪われそうな綺麗な恥丘が 見えてくる。 普通の女性よりも結愛子の恥丘は肉付きがよく、柔らかそうでぷっくらとした 感触が一目でわかるだろう。 そして、そのぷっくらとした恥丘には見事な縦のすじが見えており、意外にも ほとんど毛が生えていない無毛に近いおま●こであった。 (ぁぁ..ここも見られちゃうのね..でも今さら穿きなおせないわ..) 結愛子自身、ちょっと自分のおま●こにコンプレックスを持っており、同性に すらあまり見せたくない場所となっていた。 そのおま●こを外に晒したせいか、すじの奥からは少し濡れてくる感じがした。 いや、もうすでに濡れていたようで、川阪が近くにいるにも関わらず、愛液が 脱いだショーツに向かって少し糸を引いて垂れてきたのだ。 (!!やだっ。私ったら、何で濡れてきてんのよっ!) 川阪に見られる前に何とか愛液を止めようとした結愛子だが、好きな男性の前 で裸になってると思うと、余計に垂れる愛液の量が増えてしまう。 (ショーツにシミが出きているわ..見られない内に脱がなくちゃ) 結愛子はショーツを急いで足元まで落として、そのショーツをそっと足元から 外して、川阪に見えないようにしたのであった。 まさか、乳首が勃ったのと同じく、おま●この方がこんなに濡れていたとは 思わなかったのであった。 (・・・どーしよ..どんどん濡れてきている..私..何かを期待してるの?) 今、調理室にいるのは結愛子と川阪のみであり、一度は一線を越える手前まで きた2人なので、そういう展開になってもおかしくはなかった。 もちろん、結愛子自身もそろそろ川阪に全てを捧げてもいいと思っており、 これがきっかけで進展して欲しい願いもある。 そんな想いを抱きながら一糸まとわぬ姿になった結愛子は川阪の方を振り向き、 胸とあそこに添えてた手を全てどかした。 あえてどこも隠さずに川阪に言葉をかけることにしたのだ。 「・・・・・は・隼人・・・・全て脱いだわ....」 川阪に3度目の裸を見られる瞬間が来ようとしている。 結愛子の心臓は激しく動き、秘部からも恥ずかしいことだが愛液がより強く 溢れ始めてきた。 (ぁぁ..濡れてきてる..どーしよー・・・まるで変なことを期待してる みたい・・) だけど、そんな高ぶっている結愛子とは正反対に川阪は平然と振り向いて とんでもない事を言ってきた。 「桜野さん。ちょうどこっちも準備が出来た所だよ。あっ、そうだ。女体盛り だと、一応洗わないとまずそうだな。桜野さん。ちょっと水洗いするから調理 台に寝てくれないか?」 「み・水・・洗い・・!!」 「そうだよ。皿なんだから洗わないで出すわけいかないだろ。さあ、早く」 「洗うって..身体の隅々まで洗うの?」 「当たり前だろ。食器を洗うのは衛生上、当然の行為だからな」 (食器って..私のことを言ってるの..) 「さあ、早く椅子を使って台に乗ってくれ」 「・・・・・うん・・・わ・わかったわ・・・」 結愛子はあまりにも素っ気無く言う川阪に唖然としていた。 3度目の裸を見せる結愛子にはそれなりの劇的なシーンがくると思っており、 もしかするとこのままイケナイ関係にも発展するのかと内心ドキドキしていた。 だが、あまりにも予想できない答えに結愛子は愕然としてしまった。 (隼人のぉぉぉぉーーーーばかぁぁぁぁぁーーー!!!) 心の中で思い切り叫ぶ結愛子。 まさか、ここまで川阪が料理バカとは思ってもいなかった。 恋人が裸になっても何の興奮もせず、料理のことしか頭にない川阪に自分1人 で興奮してたことに馬鹿馬鹿しくなってしまう。 今の隼人にとっては結愛子の見事なおっぱいも濡れてるおま●こも、ただの 皿の模様ぐらいにしか見えてないのだろう。 (こっちは必死の思いで裸になってるのにぃ〜ばかばかばかぁぁぁぁっ!) すっかり興ざめした結愛子は川阪に見えないように急いで濡れてるおま●こを 近くの布で拭き取った。 (私1人濡れていたなんて思われたくないわっ) 「桜野さん。何もたもたしてるんだ。早く乗ってくれないか?」 「わ・わかってるわよ。ちょっと足が汗で滑るから拭いていたのよ」 愛液を拭いてとっていたことを誤魔化しながら、呆れた表情を見せてきた結愛子。 「早く拭いて乗ってくれよ」「わかってる..」 少しだけ、わざとおま●こを拭くところを見せた結愛子だが、やはり川阪は料理 のことしか考えておらず、ちっとも見ようとはしてなかった。 (普通の男なら彼女のあそこが気になるでしょぉぉ〜隼人のばかっ!) 川阪の無関心さに愛液の方も完全に止まった結愛子は少しムッとした顔を見せな がら調理台に向かい、その調理台に椅子を寄り掛けて、それに足をかけて台の上 に登った。 (何でこんな目にあわなくちゃ、いけないのよっ) 今から他の料理材料の様に水洗いされると思うと結愛子は情けない気分で一杯に なった。 しかし、情けないと思いながらも身体の方は再び疼き始めており、結愛子のおま ●こからは愛液が少しずつ溢れ始めていた。 結愛子はまだ自分が濡れてきてるとは分かっておらず、これから行う水洗いで とんでもない淫らなことになるとは思ってもいないだろう。 そう、結愛子の更なる羞恥はこれから、どんどんと増していくのであった。


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