第4話「洗われる結愛子」
結愛子は今、生まれたままの姿で調理台の上に登ろうとしていた。
こんな姿、他人に見られてると思うととても恥ずかしいものである。
結愛子は調理台の上にようやく登るとそのまま、そこで仰向けで寝たので
あった。
調理台の上にはすでに先客が結愛子と寄り添う形で横に寝ている。
そう、それは川阪がどっかからで仕入れた1m80cm近くの天然本まぐろ
であり、結愛子はそのまぐろと一緒に調理台の上で並んで寝てる形になって
しまった。
社内ミスコンで優勝した女性を全裸の状態で、まぐろの横に並べられるなんて
料理馬鹿の川阪ぐらいしか出来ない芸当であろう。
本来なら恥ずかしくてたまらない結愛子もまぐろと並べられているせいか、
羞恥心よりも情けなさの方を強く感じてしまったらしい。
(どうして、私がまぐろと一緒にされなくちゃならないのー。この乙女
しらずー。鈍感男ー。)
結愛子のそんな心の怒りとは別に川阪は平然とやってきて水洗いを始めよう
としていた。
「あ・あのー隼人。出来れば水しぶきが目に入るからタオルを顔にかぶして
くれない?」
「ああ、構わないよ。この大きいタオルでいいか?」
「ええ、それでいいわ」
結愛子は川阪に顔に大きなタオルをかけてもらった。
その瞬間、結愛子の視界は消え、周りの様子が一切見えなくなってしまう。
実は、水しぶきが入るからタオルをかけてもらったではない。これから材料
の様に水洗いされてる姿を見たくなかったのであった。
ましてや自分が好きな相手にこんな事をされる姿などとても恥ずかしくて見
れるものではなかった。
そんな結愛子の耳に水洗いのシャワーの音が聞こえ、ついにシャワーの水が
思い切り上半身にあたったのであった。
一瞬、結愛子の体は軽く跳ねDカップの胸も大きく揺れたのだが川阪は何と
平然にその胸を思い切り掴んできて左胸を洗い始めたのであった。
水洗いのシャワーは左胸を中心に固定され、川阪は両手で結愛子の左胸を
一生懸命に洗っていた。
その洗い方は女性の胸を揉む様なものでなく、まるで果汁のつまった柔ら
かい果物を洗っている感じであった。
「ふぁっ..」
結愛子は、つい小さな喘ぎ声を出してしまう。
果物のように洗われることに、奇妙な感覚を覚えてしまう。
胸の方からは普段、聞くことの無いきゅっきゅっとした音が結愛子の耳に
大きく響き、その音に合わせるかの様に川阪の見てない下半身からは愛液
が少しずつ飛び散っていた。
そう、タオルで視界を閉ざしたせいで、いつもより肌が敏感になってしまい、
性感に歯止めがかけられなくなっていた。
気づくと大股を開き、腰をピクピクさせている結愛子。
すでに、おま●この方は大陰唇が既にぱくぱくと小刻みに収縮を繰り返して
おり、こんな姿を川阪が見れば間違いなく軽蔑されてしまうだろう。
結愛子は何とか、この性感を抑えようと必死に違う事を考えようとした。
しかし、川阪が硬くなってる乳首を果物のヘタの様に摘んで磨き始めると
もうそれどころではなくなってしまう。
「うぐ・・うぅぅ・・・うんぅぅーー!!」
結愛子はタオルの中で声を漏らさない様に必死に唇を強く噛んでいた。
こんな所で喘いだらもう一巻の終わりだからだ。
相変わらず、結愛子の硬くなっている乳首を平然と擦って洗っている川阪。
好きな男に乳首を弄られてるせいか、結愛子のつま先は今にもつりそうな
ぐらいまでピンと伸びきっており、秘部からは止まることなく愛液が流れ
つづけていた。
べとべとに濡れてる大陰唇は結愛子のものと思えない程の淫乱さを見せて
おり、腰の方も定期的にピクピクと跳ねていたのであった。
それを知らない川阪は普通に右胸の方へ洗いを移し、快感がどんどん高ま
る結愛子にとっては絶頂だけは避けなければと思い、我慢を続けてた。
運良く絶頂寸前で胸が洗い終わり、結愛子はタオルの中でほっとしていた。
(はぁ・・はぁ・・・たすかった・・あと・・もうすこしで・・・・)
結愛子がほっとしている中、川阪はあいかわらず平然とした口調で次の
作業へいこうとした。
「じゃあ、桜野くん。次はお腹を洗うよ」
「・・・・は・はい・・・・・」
「じゃあ、シャワーをすこ・・・!!!」川阪はシャワーを結愛子のお腹
に合わせようとした時とんでもない光景を見てしまう。
それは結愛子の淫らな下半身の姿であった。まだシャワーをかけてもない
にも関わらず秘部の回りは愛液で濡れきっており、いまだに止まらない
愛液が、ぱくぱくと収縮している大陰唇から次から次にと垂れ流れてた
のであった。
「・・・・・・・・・・・・・!!!」
川阪はこの時、初めて我に帰ったのであった。そう自分がとんでもない事
をしている事に気づいてしまった。
(・・・・・しまった・・・俺は何て事を・・・・)
川阪は2度、結愛子の裸を見たのだがそれは両方とも暗闇が少しかかった所
であり、こんな明るい照明の下で見たことはなかったのであった。
2度目の時は唇をかわし互いに裸で抱き合いはしたのだが、結愛子が急に
怖がってしまったせいか、それ以上の進展はなく、胸なども2・3回軽く
触った程度であった。
そんな自分が料理に夢中になってたとは言え、結愛子の胸を思い切りいじって
いたのは確かであった。
その上、まだ川阪は結愛子の秘部をはっきりと見たことがなかった。
そこまでの関係にいかなかった川阪にとっては、秘部を見たのが今日初めてで
あり、それもこんなに淫らな結愛子の秘部をいきなり全て見てしまったのだ。
今、もし自分が結愛子に深い関係を求めれば今度は全てを受け入れてくれる
だろう。
もう結愛子の身体は完全に準備が整いすぎているのだから。
膨らむ自分の股間に理性の歯止めが外れていく川阪が静かに少しずつチャック
を下ろし始める。
(結愛子・・・・すまん)
チャックから飛び出た自分の勃起した性器を見て、我慢できずにベルトの
方も外し始めてしまう。
そして、ついに禁断の行為に出ようとした時・・・
「・・・隼人?どうしたの?シャワーがおかしいの?」
急に水が止まった事に疑問をもった結愛子が問い掛けてきたのであった。
「!!あ・・・すまん。ちょっと調整が・・・今、出すからもう少し待って
くれ・・・」「・・・・・?・・・うん・・・」
(ああああああーーー俺は何て事をしようとしたんだ!!俺は・・・)
川阪は初めて葛藤をし始めた。そして、そんな川阪がズボンのポケットより
1枚のぐしゃぐしゃになっている写真を急に取り出した。
それは恋人の結愛子の写真ではなく、あの陸永 洋蔵の写真であった。
(そうだ。俺はあいつを倒さなければいけないんだ!!あいつは許せねー!!)
写真を強く握り締める川阪から先ほどの煩悩が消えはじめていく。
(洋蔵ーー!!俺はお前と違う!!お前と同じ道など行ってたまるかーーー!!!)
川阪の目つきは先ほどと全然違うものになっていた。過去、この洋蔵と何が
あったかはわからないが洋蔵に対する憎悪だけは何事にも勝るものがあった。
(結愛子・・・俺はこの勝負を捨てるわけにはいかない。お前の恥ずかしさは
苦しいほどわかるが許してくれ・・・)
川阪は何かを固く決意したかの様に再度、結愛子の淫らな下半身を見て言った。
「結愛子・・今からお腹を洗うんだが少しシャワーを強くしていいか?」
「?・・ええ・・・いいけど...」
「じゃあ、洗うよ・・・・」川阪は思い切りひねったシャワーの行き先を
わざと結愛子の秘部に思い切り当ててきたのであった。
「ひゃっ!!!」結愛子はあまりの水の勢いに声を出してしまう。
「すまん、結愛子。思い切りひねったら水が違った所にいってしまって」
「・・・いいのよ。隼人。気にしないで続けて....」
(ほっ、よかった。今のできっと私のあれが流れてくれたわ。隼人も気づいて
ないようだし・・・)
そう結愛子の心を感じていた川阪がわざとシャワーで愛液を流したのであった。
川阪は何事もなかったかの様に結愛子のお腹を洗い始め、ついに問題の箇所の
水洗いが迫ってきてしまった。
だが、ここで躊躇したりすれば結愛子が気づく事のはわかっていた川阪は思い
切り、秘部を洗いにかかる。
結愛子の秘部はさっきの1回のシャワーで綺麗に愛液が流れたわけではなく、
まだべっとりと残っており川阪が結愛子の恥丘に手をかけると川阪の手には
たっぷりと結愛子の愛液がついてきてしまう。
(ううぅ..こんなに溢れるなんて..結愛子はそんなに感じてるのか?)
川坂は今でも濡れ続けてる結愛子の秘部に動揺を隠せなかった。
だが、こんな恥ずかしい目を受けても自分に協力してくれた結愛子の事を考え
ると自分がしっかりとしないといけないと誓うのである。
意を決して結愛子の恥丘を洗う川阪だが、洗うに連れて小陰唇の方も充血し
始め徐々に開いてくるのがわかるのであった。
その上、粘着質の愛液と水が交じり合う音は実に淫らであり、川阪の理性を
少しずつ狂わそうとしていた。
ぐちゅ..じゅぷ..
(こ・このままじゃまずい..結愛子もやばいし・・俺の股間も固くなって
やがる..気がおかしくなりそうだ・・・・)
タオルで視界を閉じている結愛子には分からないのだが、今の川阪の姿は
かなり危険な姿となっている。
チャックから飛び出た川阪のイチモツは見事なまでに勃起しており、いつ
下着から飛び出してもおかしくないだろう。
(早く洗わないと..俺がとんでもないをしてしまいそうだ..)
男の本能を何とか抑えようとした川阪はとんでもない行動に出た。
「結愛子。もう少しシャワー強くするから我慢してくれよ」
「えっ?」
川阪はシャワーの栓を思い切りひねり、その先を何と結愛子の秘部にあてた
のであった。
シャワーの勢いで結愛子の大陰唇はあっという間に大きく開き、小陰唇のひだ
までも大開きとなり、膣口が丸見えになってしまう。
その状態で、さらに川阪は結愛子の大陰唇を思い切り掴んで、洗い始めてくる。
川阪としては止まらない愛液を早く流し、急いで秘部の洗いを終わらせようと
して、この行動をおこしてしまった。
実はこの川阪、洋蔵と対立して以来、料理一筋でいってた堅物男で女性の秘部
の仕組みなどはほとんど知らないチェリーボーイだった為、こんな馬鹿げた
行動を平気でとってしまったのであった。
一方、結愛子にとっては大変な事になったきた。
シャワーをあろうことに思い切り秘部に当てられ、その上自分の大陰唇や小陰唇
を思い切りつかんで洗ってくるからとんでもない状況になってくる。
あれほど我慢してた声ももう止めることなど出来なかった。
「ああああんんっっっーはああああぅぅぅぅぅぅーーー」
「隼人ーーーそこはだめだめっだだめめ・・」
結愛子の身体は大きく痙攣し始めており、もう絶頂寸前となり始めてる。
「結愛子!もうすぐで終わるから我慢してくれ!」ぐにゅぐにゅにゅにゅ!!
「だめぇぇぇーーーお・お願いーーもぉぉおーーいじらないでぇぇー」
「もう少しで、もう少しなんだー」
「もうーーだめなのぉぉぉーーーおねがいいいいいあああぁぁっっ」
「あと、真ん中のこれを洗えば全部・・・」
「!!ちょっとぉぉぉ〜そこはだめぇぇ〜!そこはつかまないでぇぇぇ〜」
「すぐ終わるから我慢してくれ!」
川阪はそう言うと女性の一番性感が敏感なクリトリスを思い切り摘んでしまった。
「!!はぅうううーもうだめだめっっっあああんんんー」
「おい?結愛子?」
「いやああああああぁぁっっーーーーー!!!!!」
プシャァァァァァーーーー!
「うわぁ!!何だ!?」川阪の顔に結愛子の愛液が思い切り振りかかってしまう。
そう、あまりの辱しめを受けた為に絶頂と同時に潮を吹いてしまった。
絶頂と同時に顔を覆っていたタオルも落ち、絶頂でいった結愛子のだらしない
顔があらわれたのであった。
身体は陸にあげられた魚の様に小刻みに震え、秘部はまだ物足りないかの様に
激しくぱくぱくとしていたのであった。
意識を完全に飛ばした結愛子を見て川阪はようやく自分の失態に気づいたので
あった。
「結愛子・・・すまない・・・」
(ちくしょぉぉーーいつまで股間を膨らますつもりなんだぁぁーー俺の大馬鹿
やろぉぉぉーーー)
普通、男ならここまでなった彼女をみれば何かをするはずだが川阪はまた洋蔵
の写真を取り出して煩悩を捨て去ろうとしていた。
きっと川阪の頭には洋蔵のこんな言葉が聞こえていたのかも知れない。
<ぶっははははははー隼人よ。下衆な料理を見て、下衆な行為をするなど、
貴様らしいぞ!だから貴様はいつまでもたってもわしに勝てんのだ!>
「洋蔵〜!俺はお前とは違う..こんなとこで堕ちてたまるかあぁぁー」
川阪は勃起したイチモツに思い切り拳を振りかざした。
馬鹿な男と言いたくなるが、これが川阪が選んだ答えなのだ。
そして、この後は気を失っている結愛子の身体を再度、真面目に水洗いをし始
めていく。
そんな結愛子が次に目覚めるとそこには、またとんでもない羞恥な状況が待ち
構えていたのだった。
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