最終話「淫女の確認」


 結愛子の意識が少しずつ戻ってくる。  眩しい光が少しずつ結愛子の視界に入り、自分を取り囲んでいる異常な 空気に気づき始める。  どうやら、自分が気を失ってる間に男子社員たちが携帯で恥部を写して おり、写すときにたかれるフラッシュが眩しかったのであった。 (ぁぁ..ついに全て晒されてしまったのね..)  まだ快感で身体の自由がきかない結愛子は卑猥な撮影を黙って受け入れ るしかなかった。  よく見ると、いつの間にか腰の下には枕が敷かれており、卑猥なおま● こが見やすくされていた。  そんな丸見えのおま●こを男子社員たちが携帯を近づけて接写している。 シャッター音が耳に響くたびに、おま●こがピクピクと反応していた。 (どんどん撮られていく..私の恥ずかしいところが..)  パシャパシャ「すげぇ〜、桜野さんがこんなに淫らだなんて驚きだな」  パシャパシャ「下に敷いた枕も汁でぐしょぐしょだぜ。ここまで濡れる なんて相当たまってったんじゃねーか」  パシャパシャ「気を失ってる間に、どんどん撮っておかないとな。今日 は最高の日だよ」  パシャパシャ「おい、そろそろ目を覚ましそうだぜ。桜野さんのおま● こを撮り溜めしなくちゃ」  意識が戻ってきた結愛子の身体の反応が激しくなる。男子社員たちは結 愛子の目が覚める前に1枚でも多く撮ろうと、慌てておま●こばかり撮り にいき、結愛子のおま●この前には多くの携帯がシャッター音を鳴り響か せていた。 (ぁぁ..そんなに写さないでぇぇ)  ようやく結愛子の目が開き、意識が戻ると男子社員たちはとっさに携帯 をしまって台から離れていく。  そして、男子社員の代わりに陰健課長が台の近くにやってきて、結愛子 の腰の下に敷いた枕を見てこう言ってきた。 「宿直室(仮眠室)の枕が愛液でぐちょぐちょになったみたいだな。こり ゃ、これからこの枕で寝る者は桜野くんの汁の匂いを嗅ぎながえら眠りに つくことになるな〜」  どうやら、腰の下に枕を敷いたのは陰健課長であり、わざわざ宿直室に 常備してあったものを持ってきたらしい。  それも枕カバーを外し、結愛子の愛液を直に吸い取るようにしていたの であった。  さらには枕のとこには剥がした活きアワビまで置かれていたらしく、結 愛子の開いたおま●こと比較できるようにしていた。  今では外気に晒されてアワビの口の様な身は閉じているのだが、先ほど までは快感がおさまっていく結愛子のおま●こと同じタイミングで徐々に 閉まっていたようであった。  それは合わせ貝のように、同調したような感じに閉まっており、見てい る男子社員たちにはたまらない映像であっただろう。  陰健課長がそんな活きアワビを見ながら感心しながら言ってきた。 「アワビの事をよく女性器と例えることがあるが、こうして並べて見ると 実にそっくりなもんだ」  陰健課長の屈辱的でいやらしい言葉を聞きながら結愛子は後悔していた。  貝汁のことを聞かれた時や、濡れてないと聞かれた時に、素直に濡れて いることを言えば良かったと..  きちんと濡れてる理由を言えば、ここまで辱められるまでいかなかった はずだ。  そう、よく考えれば他の女性でも濡らしてしまうかも知れない。  何せ、いきなり同僚の前でこんな姿で出されてしまい、その上、おま● こに活きアワビを付けられれば感じない方が不自然かも知れない。  それに、結愛子は試食の前に隼人によって1回、イかされてしまったせ いで身体の疼きが残っていたのである。  だが今さらどう悔やんでも、取り返しはつかない。  現実として結愛子の全てが晒されてしまったと言うことであり、どうし ていいかわからなくなりそうで正常心を取り戻せない。  そんな結愛子に陰健課長は更なる追い討ちをかけてきた。 「しかし、何だね?この濡れまくりのおま●こは!桜野くん、失望したよ。  君がこんなにいやらしい女性だったとは..」 「ち・違います!!こ・これは・・・」  結愛子は何とか弁解を言ようとするが言葉が出ない。  陰健課長は攻撃の手を緩めず、結愛子が答えを見つける前に新たな言葉 で責めてきた。 「君は真剣な試食会を快感の道具に使っていたんだな!何というフシダナ な事だ」 「違いますっ..そんなつもりじゃ..」 「じゃあ、何だそのぐしょぐしょに濡れてるおま●こは?」 「そ・それは..」 「実際、どれぐらい濡れてるか確かめてやろう」 「えっ..何をする気ですか」 「君がどれぐらい濡れてたか正確に伝える義務が私にはあるんだよ。悪い けど指で開かせてもらうぞ」 「い・いやっ..そ・それだけはやめてください..お願い..」  とんでもない陰健課長の言動に結愛子の頭はさらに混乱しはじめる。 手足を動かせるのだから、この場から逃げることも出来るのに何故か身体 が言うことを聞かない。 「私は決してやらしい気持ちで君のおま●こを開くんじゃない!君がどれ ぐらい淫らだったのを確認するだけだ!」 「や・やめてぇぇぇ・・・・」  結愛子の声も空しく、陰健課長の指は思い切り結愛子の陰唇を掴んで大 きく開いてしまった。  大きく開かれたおま●こからは悲しい事に膣内に残っていた愛液が次か ら次へと腰に敷いた枕に向けて溢れ出てしまう。 「ぁぁぁ..見ないで..みないで..」 「ずい分と溜めたものだな。こんなにも君は欲求がたまっていたのかい?」 「ぁぁぁ・・・ひどい・・」  陰健課長の暴言に私はただ言葉で抵抗するしか出来ず、あまりの恥ずか しさからが、結愛子の身体は金縛りにあったようになっていた。  陰健課長がどんなに卑猥な事を言っても今の結愛子は指一本上手く動か せず、無抵抗で責められている結愛子の姿を男子社員たちは唾を飲み込み ながら魅入っている。  一方、女子社員たちの視線は男子社員たちとは逆に軽蔑した厳しい目つ きでこちらを睨んでいるようであった。  そんな女子社員から、結愛子を侮辱する声が聞こえてきたのだ。  ぼそぼそ「何よ。あの女。あれが社内ミスコンNO1だなんて信じられ ないわね」  ぼそぼそ「言えてる〜♪前からこういう目に遭うのを期待してたんじゃ ない」  ぼそぼそ「もしかしたら〜例の露出女が桜野さんじゃない?」  ぼそぼそ「そうかもね。例の携帯女をやっていたかもね」  彼女らの言葉が次第にある噂の話しの方へ流れていく。  そう最近社内で噂になっている”携帯女”の話へ変わっていた。  ”携帯女”..結愛子もこの噂は知っており、終業時間が終えた社内で 時々、下半身を丸出しにした女子が携帯をあろう事に秘部に挿しながらう ろついてると言う噂だった。  そんな女子たちの話しを聞いてた陰健課長が結愛子にとんでもないこと を確認してきた。 「君は携帯なんかをおま●こに挿してうろついてたのかね?噂の携帯女が 私の課内から出てたなんてばれると困るんだがな」 「ち・違います!わ・私、そんな事していません!」  結愛子は慌てて陰健課長を訴えた。  裸にされたことにも悔しいのに、その上、携帯女にまでされてしまうな んて冗談ではないからだ。  もう、これ以上は耐え切れない!結愛子は早く隼人に助けてもらいたく て隼人が帰ってきてるかを確認し始めた。  だが、何故かまだ隼人の姿がなく、いまだに刺身を準備しているようで あった。 (ど・どういう事?まだ隼人は帰ってきてないの?時間も経ってるはずな のに..)  目をきょろきょろする結愛子に陰健課長が気付いたらしく、隼人が戻っ てこない訳を話し始めたのである。 「桜野くん、あの男が君の乳首やおま●こを晒されるのを放っておける男 だと思うか?」 「えっ..」(そういや..隼人なら急いで帰ってくるはず..) 「答えは簡単だよ。何かトラブルに巻き込まれたんじゃないかな。くくっ」 「!!」 「まあ、あの男のことだ。余程のトラブルでなければ、とっくに戻ってる のかも知れんな」 「・・・・」(な・なんてことなの..隼人もはめられたのね..)  陰健課長の巧みな罠に引っかかった私たちだが、気になるのは刺身を取 りにいった隼人の身に何が起こったかが.. (ぁぁ..隼人が無事であってほしい..お願い..隼人が無事なら私、 どんな辱めを受けても耐えてみせるから..)  もう試食会が再開されることがない状況で、ここで陰健課長が1つの提 案をしてきた。 「川阪もなかなか帰ってこないし、ここは試食会を中断することにしよう。 私もいろいろ羽目を外してしまったしな。桜野くん、課を代表して謝罪し よう」 「課長..」 「しかし、このままで終わりにしたら、桜野くんが試食会を利用して裸で 見せて楽しんだようになってしまうな〜。そう思わないか?」 「・・・・・」 「いやいや、私は桜野くんがそんなことをしない女性だとわかっている! わかってるのだが..みんなは疑いを持ったままだと思うぞ〜」 「は、はい..」  陰健課長の的確な言葉に結愛子は何も言えなくなってしまう。  そんな結愛子に何故か陰健課長が救いの手を出してきたのだ。 「桜野くんがここ1ヶ月、一生懸命仕事に打ち込んでいたのを私は見てい るんだ。そんな真面目な彼女を今回のことだけでいやらしい女と見るのは すごく憤慨だ!みんなもそう思わんか?」 「課長..」 「そこで、桜野くんは単に仕事で疲れきって混乱していたのだとを証明し てほしいのだよ」 「えっ..」 「私だって疲れてる時に酒を飲むと裸踊りをしてしまう時がある。桜野く んは、今回少しアルコールを口にしてたから、酒の勢いで馬鹿をやったか も知れない。自分がそんな女性じゃないと証明するために、もう1度同じ 試食会をするのはどうだろうか?」 「同じって..」 「ああ、私は桜野くんの汚名を返上したいんだよ。今日から1週間後に全 く同じ盛り付けで試食会をして、そこで桜野くんがいやらしい女でないこ とを証明してもらおうじゃないか!桜野くん、それでいいかね?」 「・・・わかりました」(隼人のことも心配だし、ここは素直に提案に乗 るしかないわ) 「みんなもそれでいいかね?今日の桜野くんの言動は全て見なかったこと にしようじゃないか〜」  陰健課長が必死に男子社員たちを説得してる中、2人の男子社員だけ反 論をしてきた。その2人は何と結愛子たちを監視していた男たちであった。 「課長〜、それじゃまだ足りねーんじゃないか?仮にも俺たちを誘惑して きたんだぜ」 「そうそう、いやらしい女でないと言うんなら、もっと大胆なことで証明 してくれねーとな」 「そんな..」 「まあまあ、それも一理あるな。じゃあ、こういうのはどうだ。1週間後 の試食まで桜野くんは一切の下着を着けないで仕事をしてもらうというの は?仮にも男子社員を惑わした罰は必要だし、いやらしい女性だったら、 とても仕事なんて出来ないから証明するには丁度、いいだろ?」  とんでもない案を次々と出してくることに結愛子も課内の社員たちも驚 いたが、ここは同意せざるを得ない。 「…理不尽さを感じますが、課長は私に裸で仕事をしろと言ってるわけじ ゃないし、私にも自分を失った落ち度があるわ。ここは課長の案どおりに します」 「さすがだね。桜野くん。しかし、仮に感じてしまったら私でもかばいき れないぞ」 「わかってます。もし私がそんな態度を見せるようなら、その場で服を剥 いてください!素っ裸にしても構いません!」 「それじゃ、マン汁なんてものを垂らしたら、すぐに裸になるのかね?」 「…そう捉えてもらって結構ですっ!は、裸を晒してくださいっ!」 「宜しい!どうだな、みんな?女性である桜野くんがここまで言ったんだ。 今日のことは他言無用、口外禁止としようじゃないか」 「そうだな..そこまで桜野さんがするなら」 「俺たちにもいけないとこあったしな..」  どうやら陰健課長のとんでもない案でこの場は丸く納まることになって しまったが、結愛子は少しずつ罠に落とされてるようだった。 「じゃあ、桜野くん。今日から1週間は下着着用は禁止だよ。もちろん公 私関係なく下着を着けちゃダメだぞ。あとズボンやロングスカートは反則 だぞ。いつものスカートで来るんだぞ。上着も厚着でくるのは反則だからな」 「わ・わかりました..普段通りの格好を守ります..」 「一応、念のために後で一筆もらっていいかね?桜野くん」 「は、はい、あとで一筆しておきます」 「よし、じゃあ服を着替えに戻っていいぞ。その間に僕がちゃんと誓約書 を作っておくから。そうそう、川阪くんなら秘書室に居るかもしれんぞ」 「秘書室!!わかりました。とりあえず、着替えに戻ります」  こうして結愛子は下着着用禁止で1週間過ごすことを認めてしまった。  結愛子が課を出た後で、陰健課長が一筆入れるための誓約書を急いで作 成する。  一方、結愛子は秘書室へ急いで向かったが、隼人と会うことはなかった。 何故なら秘書室のドアを開けることが出来なかった。鍵は掛かっていなか ったが、複数の女性の喘ぎ声が響き、ドアの隙間から淫臭が漂っていたの であった。 「…は、隼人のバカッ!!でも、これが私たちの運命だったのね..」  まんまと課長たちの策に堕ちたのが、結愛子には悲壮感が漂っていなか った。何故か悔いはない..どうやら媚肉料理に嵌ってしまったようだ。 「さっきは、あれほど嫌だったのに..私ったら、どこか課長の誓約書に 期待している..も、戻ったら、私も堕とされてしまうわ..」  服を着替えた結愛子は正面玄関へ走っていた。この場から逃げないと、 自分も隼人みたいに堕とされることが分かったからだ。 (そうよ!これ以上の辱めは受けたくないっ!この会社から逃げなくちゃ いけないの!)  はたして結愛子は会社から飛び出たのか?10分後、結愛子が自分の手で 開けたのは課内のドアだった。もちろん、下着は約束どおり、一切着けて いなかった。 <完>


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