朝の清々しい光が差し込むバスルームで、葉須香は朝シャンをしていた。
窓から差し込む柔らかな日差しが気持ちよく、思わず鼻歌を口ずさんでい
た。
その時、スマートフォンが何回か鳴り響く。葉須香は泡を流し、耳を澄
ませた。
「うん?今の音はLINEだったよね。誰だろう?」
朝シャンを早めに切り上げ、タオルで髪を拭きながらスマートフォンを
手に取った。
画面を確認すると、クラスメートの数人の男子からのメッセージが表示
されていた。
「何だろう?大事なことなのかな?」とメッセージを開いた。
<朝からごめん!一応念のための確認だけど、今日の英語の授業、教科書
だけじゃなくてリスニング教材も必要だから、忘れたらダメだぞ>
他の男子たちもリスニング教材の事を思い出して伝えてきた様だった。
葉須香はそのメッセージを見て、ハッとした。
「そうだ、リスニング教材も必要だったああ〜」
慌てた葉須香は着替えるのを忘れて裸で部屋に戻って、リスニング教材
を探し始める。机の引き出しを開け、教科書やノートの山をかき分けなが
ら必死に探した。
「どこに置いたんだろう…さすがにこういう忘れ方は嫌ぁぁ」
葉須香は部屋中を見渡した。ベッドの下を覗き込み、クローゼットの中
を探し、棚の上まで手を伸ばしたが、リスニング教材は見つからなかった。
「まさか、昨日の朝に出したゴミ袋かも…そんなはずはないけど」
万が一ということもあるので、焦った葉須香は裸のままで外に出てゴミ
捨て場に走っていった。
「良かった。まだ袋があった!」
葉須香は急いでゴミ袋の中身をひっくり返し、一つ一つ確認し始めた。
手がゴミ袋の中を探るたびに、紙くずやプラスチックの感触が指先に伝わ
ってくる。しかし、探し物は見つからない。
「もしかして無くしたのかな…いや、まだ時間あるし」
自宅に戻った葉須香は、最後の望みをかけてリビングルームに向かった。
ソファのクッションを持ち上げ、テーブルの下を覗き込み、テレビの周り
を探したが、リスニング教材はどこにもなかった。
「ぅぅ..もう諦めるしかないのかな..」
落胆の声を漏らす葉須香の視界にベランダの小型物置が映った。春休み
の際に一時的にしまった覚えがあったのだ。
「うん!中に入れた覚えがある!」
葉須香は一縷の望みを胸に、裸のままでベランダに向かい、扉をガラリ
と開けると、冷たい風が一層強く吹き込んできた。
そして、小型物置の扉を開け、中を覗き込んだ。そこには、埃をかぶっ
たリスニング教材があった。
「よかった。見つかって..」
葉須香は安堵の息をつき、教材を鞄に詰め込んだ。けれど、時計を見る
と、もう登校時間ギリギリだった。ここで裸のままであったのに気づいた。
「はっ!も、もう裸飛び出しなんてしないわ!ちゃんと今が裸って気づい
たから!」
葉須香は急いで下着や制服を着てから靴を履き、家を飛び出した。
学校に向かう道中、「…よく考えたら、何かとんでもないことしたよう
な..」と顔を真っ赤にしたが、そのまま学校へ向かうしかなかった。
(でも、今日は忘れ物をしてないはず!必死で探した甲斐があったはず)
朝の冷たい空気を感じながら学校の門に向かって歩くと校門の前には、
昨日と同じ風紀委員と許奇が立っていた。
「こんな派手なアクセは没収だ」「君、こんな怪しい物は没収だから」
生徒たちの所持品をチェックし、違反した持ち物は次々と没収されてい
く。アクセサリーやピアス、派手なものなど、些細なものが多かった。
ちなみにエッチな本や漫画は見逃してくれた。風紀委員もこんなの没収
しても意味ないよなと思っていたからだ。
そんな中、葉須香が登校してきた。少し立ち止まり深呼吸をし、心を落
ち着けながら校門に向かった。
(大丈夫!今日は忘れ物してないはずだから)
「おはよう、葉須香」
「おはようございます、先生」
「じゃあ今日もお前の所持品チェックは先生がしよう」
「お、お願いします」
許奇は葉須香の鞄を開け、中を見渡した。
(今日は大丈夫なはず..はずよね)
「うん、葉須香。このリスニング教材は..」「英語の授業で使うもので
すが..」「そうだな。だが、緑字は2学期からだ。青字はどうした?」
あれだけ必死に探して見つけたリスニング教材は2学期用だったらしく、
間違えて持ってきてしまったのだ。
「ああ、そういえば青字のもあったよぉ〜」
「まあ、これも忘れ物だ。今日もここで脱ぐなら、走った後は制服で教室
に戻っていいぞ」
(どうしよう..少しの間だけでも..制服でいられるなら)
「わ、わかりました..今日もここで脱いで..走ります」
「じゃあ、脱いだものは、あそこの箱の方で頼む」
「あ!嘘っ」
少し驚いた葉須香の視線の先には<風紀違反没収箱>と書かれた箱と一
緒に<須和葉須香専用没収箱>と書かれた箱が並んで置かれていた。
「先生、箱の近くで脱ぐんですか?」「当たり前だろ」
「わ、わかりました」
生徒たちの違反物が没収された箱を見ながら。葉須香1人だけが今日も
制服を脱ぎ始めた。
もちろん、校門には人がどんどん集まっていく。昨日の噂を聞いた生徒
たちが、足を止めて、葉須香のストリップを注目していた。
「信じて来て良かったぜ!マジで脱いでいくぞ」
「今日も朝からストリップだああ〜」
「下着姿やばすぎだろ」「最強すぎる」「もう、こんなエロ本いらねーよ」
何故か、風紀違反没収箱には自主的にエッチな本や漫画が置かれていく。
(いやぁぁ〜、私が脱いでる隣りでエッチなもの置かないでぇぇ〜)
生徒たちが葉須香の下着姿を堪能してる中、今日もまた皆の前でブラジ
ャーが葉須香自身の手で外された。おっぱいを必死に手で隠しながら脱ぐ
のが葉須香らしい。
(堂々と外すなんて無理っ。恥ずかしいっ!)
「毎回、必死で隠すのがたまらんよな〜」「ああ、やっぱ恥じらいは最高
だ!」「まあ外した後は罰として隠さないギャップも最高っ」
すごい人だかりとなる校門で、おっぱいを出した葉須香は最後のショー
ツも下ろした。
「割れ目つるつるキタ〜」「スジの上しか毛が生えてないのがたまらんっ」
「朝からこれじゃ1日が持たねーよ」
「せ、先生、全て脱ぎました」「よし!じゃあ、校庭5周だ!」
今日も全裸の葉須香が校庭に向かって走っていった。
(5周走れば..制服に着替えられる..早く走らなくちゃ..)
おっぱいを揺らし、恥毛を風になびかせて、校庭を駆け抜けていく。
ようやく校庭を走り終えた葉須香は、汗だくになりながら、昇降口に戻
った。置いてあった箱には制服や下着以外にも今日も冷感タオルが用意さ
れていた。
当然、昇降口には多くの生徒が居たが、男子は基本、離れた場所から見
てるだけで、女子たちの方が大胆に葉須香の元に駆け寄ってくる。
「葉須香先輩!私に拭かせてください」「こっちのタオル使ってください」
「じ、自分で拭けるから..ぁぁ、ちょっと」
我先にと葉須香の身体を拭いてくる後輩女子たち。このチャンスを逃す
まいと拭くふりをしながら、おっぱいやおま●この感触を堪能していた。
(うそぉっ!この柔らかさと弾力は反則だよぉ、病みつきになりそう)
(先輩の汗いっぱい取れた!何でこんなに良い匂いするんだろう)
(先輩のま●こちょっと見れたけど、グロさなんて全然ないじゃん)
それを見てた男子たちは同じ言葉をつぶやいた。「女子怖っ..」
こうして、何とか制服に着替え終えた葉須香は、「明日こそは!忘れ物
をしないようにしなくちゃ!」と強く誓い、教室へと向かった。
教室に戻ると今日も机の上には男子たちが用意してくれた飲み物が置か
れていた。
「葉須香ちゃん、罰は落ち着いてからでいいからな」
「ゆっくり休めよ」
「みんな、ありがとう」
葉須香は感謝の気持ちでいっぱいになったが、こういう状況で自分から
脱ぐのにはかなり無理があった。
(えっと..だ、誰か..脱がしてもらえないかな..裸になるのは嫌だ
けど..自分から脱ぐのはまだ無理だよぉ)
男子たちに脱衣OKのサインをそれとなく出すが、正直なところ、無理
矢理脱がすのはどうかなと男子たちが動く様子はなかった。
そんな中、これが自分たちの特権だと言わんばかりの女子たちが、わざ
と意地悪そうな口調で葉須香の身体を掴んで、強引に立たせてきた。
「はい、制服タイムはこれで終了〜」「え?」
「いつまでも脱がない葉須香にはお仕置きが必要ね」「へ?」
「まずは下だけ出しちゃおうね」「賛成っ」「何で下から〜」
あっと言う間にスカートを外され、ショーツを下ろされた下半身だけ丸
出しにされた。
「下だけは恥ずかしいよ〜」「そうなんだ!じゃあ、上もいっちゃお〜」
強制的にバンザイ姿にされて、ほんの数秒で上着とブラが脱がされてし
まった。急に全裸になった葉須香はすぐに手で胸と股間を隠した。
「ほら!葉須香っ!手で隠しちゃダメよ!気をつけ!早くっ」「はいっ」
女子の言葉に素直に従って、葉須香は全裸起立の姿勢をとった。
「それじゃ、お仕置きとして、どこも隠さずに教室中をウォーキングね」
「え?そ、そんな..」
「これも罰だから!わかった?」「う、うん」
(すごく..恥ずかしいけど..これで終わりにしちゃ駄目よね。罰の再
開を認めたのは私なんだし..)
そう思った葉須香は、男子たちが歓喜する中で教室内の席の間をゆっく
り歩いた。どこも隠さないで、Dカップとなったおっぱいも、ぷっくらと
した割れ目を晒したままで歩いた。
しかし、そんな葉須香を間近で見る男子たちもついつい自然と手が伸び
てしまう。
(あっ、もぉ〜!でもこれぐらいは我慢しないと)
大体が軽いおさわり程度なので、葉須香自身も仕方ないと受け入れるこ
とにした。ただ中には悪知恵の働く男子も居て、「これ拾ってくれないか
?」と膝曲げて中腰姿勢になった葉須香のおっぱいを思い切り揉んだもの
も居た。
むぎゅぅ〜「ちょ・ちょっとぉ〜」「おっ、すまんすまん」
(・・・搾るほど揉んでるのに..温かさの方が伝わってくる..何で)
「へへっ、葉須香ちゃんのツボはそれなりに抑えてるぜ。嫌な感じこねえ
だろ?」もみもみっ。
「研究熱心すぎるわよぉぉ〜」「へへっ」
(・・・いやらしいのに..皆それぞれの優しさが..伝わってくるよ..
ありがと..けど!揉みすぎっ、触りすぎぃぃ―っ)
男子の揉みもみに頑張って乗り越え、ウォーキングは終わった。
そして、教壇へ戻ってきた葉須香は1度深呼吸してから、顔を真っ赤に
しながら、こう言ってきた。
「・・・えっと、女子のみんな、脱がしてもらって、ありがとう。今日はみ
んなには迷惑をかけてしまったので..私が忘れ物を心の奥から後悔する
ほどの特別罰を出してくださいっ。お願いします」
「そんな風に頼まれたら、仕方ないよなぁ〜」
「それじゃ、葉須香ちゃん。罰の再開を後悔させる特別罰として、教卓に
あがって体育座りしてくれないか」「そりゃいいな」「早く!」
「わ・わかりました..」
自分から男子たちに要求した罰なので葉須香に拒否権はなく、恥ずかし
いのを我慢しながら教卓にあがり、お尻を着けて両脚の膝を立てて座った。
「葉須香ちゃん、かかとを揃えるのはズルイぜ」「ほら開いたひらいた!」
「は、はい..」
葉須香は素直に揃えていたかかとを左右に離す。両手は膝の上に乗せる
ようなM字のような体育座りとなった。
当然、男子たちの目線の高さに、葉須香の太ももに挟まれたぷっくらと
厚めの大陰唇が丸出しである。
割れ目はしっかりと閉じていたので中を覗くことは出来ないが、下の方
の可愛らしい蕾も見えるので男子たちにはたまらない。
「すげぇ〜、つるつるだぜ。毛どころか、くすみも全くねーよ」
「こんな小さなピンクの肛門で用を足せるのかぁ〜。嗅いでも臭くねーし」
「お、俺っ、匂いフェチじゃないけど..この香りたまんねーぞ」
「さっきまで制服着てたから蒸れ具合がいい感じだぜ」くんくんっ
「やぁん〜、香炉じゃないんだから、そんなに嗅がないでぇぇ〜」
こうして、特別罰も終え、明日こそ忘れないと誓った葉須香が翌日登校
すると、教室の入口には男子たちが待機して待っていた。
「お、おはよう..みんな」「おはよ。今日も裸で走ってたよな?」
「う、うん。また忘れ物したので校門で脱いで走りました..」
「俺たちも何を忘れたか確認していい?」
「ど、どうぞ..あ、あの..いろいろと忘れました」「そうみたいだね」
葉須香の周りには男子たちが囲うように立っていた。
教室にはのんびりとした始業前の音楽が流れている。罰が無かった時は、
この眠たそうな曲を聴きながら、席についてから軽くあくびをしつつホー
ムルームを待っていたが、今は違う。
(もう..そんなのん気なことも出来ないのね..でも忘れ物をした私が
悪いんだから..)
葉須香は鞄を床に置いてから、ゆっくりと男子たちに話しかける。今日
は昨日と違って机で休憩するつもりはなかった。
「ば、罰があるのを知ってて..須和葉須香は..忘れ物をしました..
なので今日はこのまま男子のみんなが好きなようにしてください」
次の瞬間、多くの手が葉須香の制服に触れ、ぐっと掴んできた。
今日はこのまま強引に脱がされると覚悟した葉須香の耳に男子たちの意
外な言葉が聞こえてきた。
「俺たち、このまま服を脱がすけど、嫌だったら止めるから言ってくれ」
「え?」
「葉須香ちゃんを泣かしてまで、裸にするつもりはねーから」
「ああ、遠慮なく駄目なら言えよな!」「う、うん..」
(本当は..見たいはずなのに..みんな、必死に我慢してるんだ..私
も..忘れた以上はギリギリまで我慢しなくちゃ..)
今日だけは男子たちの言葉に甘えようと思った葉須香は、自分の机を見
ながら一枚一枚脱がされていくのを我慢した。
葉須香の机の上に男子たちが脱がした服が置かれていく。それを見るた
びに葉須香は忘れ物をしたことに悔いていった。
(あれほど注意したのに..何で何で忘れ物をしちゃったの?まだ心のど
こかで忘れ物をしても罰をされないと思ったの?)
忘れ癖を無くすためには、もっと悔いて必死にならないといけないのだ
と葉須香は深く感じた。
そんな葉須香の視線の先の机には脱がされた自分の服が重なっていく。
(でもでも、さすがに全裸待機は許して..そんな恥ずかしいこと、やり
たくないの〜。せ、せめて今日は先生が来るまで下着姿で..)
そう思った葉須香だが机の上を見ると、ライトブルーのブラが落ちてい
くのが見えた。
「!!」(えっ?もうブラが..それじゃ、まさか!)
「葉須香ちゃん、立派だね。これも乗せていいね?」「!!」
男子が葉須香に向けてライトブルーのショーツをかざしてきた。
今さらながら自分の身体を見ると、おっぱいがぷるんと揺れてて、ぷっ
くらとした割れ目も丸出しだった。
(私ったら、最後まで許しちゃうなんて..だけど返してなんかいえない
から..)
「・・・そ、そのショーツも置いてください..今日の私には不要ですから」
口に出したくない台詞だが、これも罰の一環だと顔を真っ赤にし、言う
しかなかった。
ただ、どうしても両手は恥部を隠してしまい、恥ずかしくてどかすこと
が出来なかった。
(隠してたら罰にならないけど..手が動かないよぉ)
「高校3年なのに..ずっと裸で立つなんて..やっぱ無理..」
それを見た男子が心を鬼にして葉須香に厳しい言葉を投げかけた。
「葉須香ちゃん、手隠しは禁止!気をつけの姿勢っ!」「は、はいっ」
「俺たちは別に葉須香ちゃんを辱めてたくてやってるわけじゃないんだぜ」
「ごめんなさい」
葉須香は手を全てどかし、直立不動の姿勢を取った。もうこれで葉須香
が恥部を隠すことは出来ないはずだ。
やはり葉須香本人に忘れ物を無くすために罰をしていると念を押してる
のが効いているのだろう。
葉須香もこういう罰じゃないと忘れ癖を改善できないことを知っている。
だけれども、葉須香が承諾しなければ辱めをしない。つまり、これは葉須
香の暗黙の了解のもとに行われてることになる。
この辱めをやめるには忘れ癖を治すしかないと葉須香は思い込む。逆に
言えば忘れものを続ければ、どんな罰も受けなければいけないようになっ
ていくのである。
「葉須香ちゃん、この後は何をするか分かってるよな?」
「はい、須和 葉須香は、忘れ物をしたので..ほ、放課後まで..この
姿で黒板横で立っています」
こう言うと、葉須香は自分自身から黒板の横に行き、直立不動の姿勢を
取った。
(やっぱ、すごく恥ずかしいよぉぉ〜!明日は絶対に忘れ物をしないよう
にしなくちゃ!!)
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