週明けの教室には男子たちが1時間も早く登校してきた。
3年4組に限っては朝ギリギリまで寝てから学校へ行く男子は居ないよう
で、朝が近づくとギンギンと反り立ったチンチンが早起きは三文の徳と言
わんばかりに起こしてくる。
「うおお〜〜っ、早く学校へ行きてぇ〜!」と元気よく叫んだあとで、軽
く走ってからシャワーを浴び、しっかりと朝ごはんを食べてから登校する。
特に今日からは新しい罰が始まるとのことで学校へ来るのが楽しみで仕
方ない男子たちだった。
男子たちが全員登校済みの教室に、ぼさぼさ頭の気だるそうな感じで臨
時教職員の許奇が葉須香と一緒に入ってきた。
「えーと..おはよ..ここのクラスの男子は早起きが多いね..ふああ」
「あ、あの..先生..私はどうしたら..」
「うーん、それじゃ、その姿で黒板横に立っていてくれないか?」
「は、はい..」
許奇に言われて制服姿の葉須香が黒板の横に立った。男子たちは唖然と
していた。どんな罰が..いいや!全裸以上の恥ずかしい姿が見れると期
待していたからだ!それなのに、何故かただの立たされ罰に戻ってしまっ
た。もうこれは口をポカンと開けて唖然とするしかないだろう。
「えーと..今日からは制服姿で立ってもらうことにした。あと、下着も
ちゃんと着けてもらうことにした」
許奇の言葉を聞いた男子たちが一斉にブーイングをし始めた。
「おいっ!何だよ、この罰はぁぁぁ〜」
「制服着て下着も着けているんじゃ、ただ立たされてる罰じゃねーか」
「てめー、俺たちを騙したなぁぁぁ」
話が違うと文句を言ってくる男子たちだが、よく見ると葉須香の様子が
おかしい。
今までの全裸の起立罰よりも顔を真っ赤にしているようであり、それに
気づいた男子たちが、ようやく何かに気づいたのであった。
「ん?あの制服、何か変じゃないか?継ぎはぎっぽいような..」
「って言うか、制服の切れ端が落ちてねーか!」
「葉須香ちゃん、これってどういうことだ」
「・・・じ、実は、この服は全部..パッチワークで出来ています..私か
ら罰を説明していいですか?」
葉須香の言葉に男子たちは黙り、静かになってところで葉須香自身が今
回の罰を細かく話し始めた。
「これはパッチワーク制服の罰で、幾つかの布が仮縫いのままになってい
ます。下着も方も仮縫いとなっているの」
「・・・つまり、どんどん布が落ちていくってことかい?」
「う、うん..」
「要は布が全部落ちると全裸になるってことだよね?」
「は、はい..裸になります」
何故か裸になることに凄く恥ずかしがっていることに男子たちは疑問を
抱く。だって罰が再開してからは、葉須香は朝から放課後まで全裸で黒板
の横で立ち、さらには全裸で校庭5周までさせられているのに何でこの罰
でここまで恥ずかしがるのだろうか?
前もこういう意味不明なときがあったことを男子たちは思い出す。
それは名歯亀よりも前の笛地の罰でよくあったことだ。ようやく男子た
ちがこの罰に何かあると気づいたところで許奇が話し始めた。
「えーと..これは「枯れ葉の罰」ということで葉須香くんには枯れ葉を
例えた布を全身に纏ってもらったんだ。そうだよね?」
「は、はい..身体についている布が..全て落ちた時には..みんなの
前で..あ、あ、あそこを..一瞬だけ..開きます」
タイミングを合わせたかのように葉須香の恥ずかしい説明が終わった時
にスカートの前面の布が大量に落ち、股間についていた下着の布までも落
ちてしまった。
(うそっ..どうして股間のところだけ..布がぁぁ..)
ついに葉須香におま●こ開きを引き出した許奇に男子たちが喝采を送っ
た。
「葉須香ちゃん!あそこって今見えてるところで合ってるんだよな?」
「・・・は、はい..合ってます..」
「うおおおおおっ!もう1つ聞いていいかい。開くってどれぐらい?」
「〜〜〜〜〜ぅぅ」
「おいおい、それを葉須香ちゃんに聞くのは酷だぜ。先生に聞こうぜ」
「先生、開くってどれぐらいですかっ」
「えーと..まあ、こういうことで問題ないですよね?葉須香くん..」
かすれた声で許奇が黒板にチョークで書いていく。最初に1本縦線を書
き、横に矢印を書いて、矢印の先にひし形の絵を書いて葉須香に確認した。
「そ、その通りです..」
葉須香は黒板のひし形の絵を見てコクリと頷いた。
(だ、大丈夫よ..布が全部落ちるはずなんてないわ..肩のところなん
て私が激しい動きをしなければ落ちないんだから..)
どうやら、朝から放課後まで全裸で立たなくていいことを許奇に巧みに
利用されたみたいだ。
「許奇の奴、なかなかやるぜ!見てみろよ、次はおっぱいの布がどんどん
落ちていってるぜ」「まあ、あんだけ揺れちゃ仕方ないな」
計算されたかのように股間の次は、葉須香の胸の布がどんどん落ちてい
き、恥部だけはあっという間に丸見えとなった。
「えーと..それじゃ放課後まで頑張ってくださいね。そうそう、暑いか
ら換気した方がいいですね」と許奇は教室の窓を次々と開けていった。
「だ、だめぇぇ〜..風が..風が吹いてくるぅ〜」
葉須香の身体についている布が教室になだれ込んでくる風で一気に床に
散っていく。
男子たちはこれを見て、葉須香のおま●こが解禁になることを実感して
きた。
「これってマジで見れるんじゃねーか!葉須香ちゃんのアソコが!」
「窓を開けたら半分以上、布が落ちてねーか!うひょぉぉ〜」
(うそ..まだ授業が始まってないのに..もうこんなに布がぁぁ..)
もう、葉須香の服から全ての枯れ葉(布)が落ちるのは間違いないだろ
う。パラパラと落ちていく枯れ葉に男子たちは、ずっと興奮しっぱなしだ
った。
「す、すげぇぇー!許奇の奴ぅ〜、俺らをこんなに興奮させるなんて..」
今までの全裸罰に少しマンネリを感じた男子が新鮮な興奮を見せていた。
「おおっ、俺らずっと許奇先生のあとについていくっす。見ろよ。肩の布
も落ちてしまったぞぉぉ〜」
「ああっ、どんどん落ちていっちゃう..いやぁぁ〜」
無情にも枯れ葉が落ちていく葉須香の困る姿も男子たちにとってはたま
らなかった。
けれども昼休み近くになると、枯れ葉の落ちるスピードが落ちていき、
残りの数枚がなかなか落ちないことに男子たちは焦らされるが、それがと
ても気持ちいいらしい。
あと数枚がなかなか落ちそうで落ちないことで男子たちの興奮はさらに
あがっていき、制服のズボンには見事なテントが張っていた。
それに枯れ葉が落ちるたびに葉須香が顔を真っ赤にしながら「ぁぁ..」
と、小さな悲鳴をあげるのもたまらない。
結局、この日は残り3枚で放課後を迎え、あそこを開く危機を逃れたが、
とある症状が酷くなることで更なる危機が迫っていた。
それは花粉症であり、かって葉須香はこの症状が悪化したことで、胸を
ずっと見せることになった経緯がある。
今は薬で何とか症状を抑えているが、一度でもくしゃみを出すと止まら
なくなるほど薬の効き目が弱くなってきたのであった。
去年もそうだったが、この日から男子たちが朝早く来て窓を開けたり、
休み時間も思いきり換気し始めたので教室内は花粉が充満してきた。
当然、花粉症がひどい葉須香にとっては、くしゃみが止まらずずっと手
が口と鼻から離れることがなかった。
「くしゅっくしゅっ!」ぱらっ!
「うぉっっ..また落ちたっ!」「あと5枚だぜ!5枚っ」
この枯れ葉の罰は毎日、終業近くになると5枚以下になるので、葉須香
のおま●こ解禁は目の前に迫ってる感じがした。
葉須香自身も常にティッシュを手に持ってないといられないぐらい花粉
症がひどく、落ちる枯れ葉を気にするゆとりもなくなっていた。
昼休みに残り1枚となった日の男子たちの興奮は凄まじいものであり、
男子全員の視線が枯れ葉に集中し、必死に落ちろと念を送っていた。
一方、女子たちの方は冷静に「あれ絶対落ちないよね..」「落ちそう
だけど落ちないようにしてるような..」と判断していた。
もちろん、男子たちも薄々そんな感じはしているが、それはどうでもい
いことで大事なのは、葉須香が本気で落ちると思っている様を実感できる
からだ。
「お、落ちないで..落ちちゃう」
男子以上に残りの枯れ葉が落ちることに焦る葉須香。
「こ、これが..落ちたら..私..私..」
葉須香は黒板に書いてある”ひし形”をチラ見してから、股間を見た。
「い、いやぁ..落ちたら..ここを開いちゃう..開いちゃう」
落ちる焦りから、つい心の声が表に出てしまう。
「あ、ああっ、今日は..みんなの前で開いちゃう..でも..罰だもの、
落ちたら..開かなくちゃ..ぁぁっ」
こんな葉須香の声を聞けただけで男子たちは満足であり、これだけの興
奮を与えてくれることに、この罰の価値があると感じてたのだ。
まあ、最後まで落ちなかったのは言うまでもない。
葉須香の方も4月初めと比べて忘れ物のひどさが無くなり、最近は忘れ
物をしないように「うん、今日は何も忘れてないよね」と家を出る前にチ
ェックするようにしていた。(まあ、それでも忘れ物をしている)
今日も遅刻寸前で慌てて食べている父親と、半分眠気まなこの母親と一
緒に朝食を食べてあとで「いってきます」と挨拶してから葉須香は学校へ
向かった。
この時期の葉須香は花粉症用のマスクとゴーグル式メガネをして登校し、
家の近くのバス停に着いて数分もしない内に学校行きのバスがきた。
複数の学校の生徒が多く利用しているバスなので、すぐに満員となり、
ぎゅうぎゅうともみ合うのを我慢し、学校付近のバス停で降りる。
ここから3分ほど歩いたところで校門につき、葉須香の姿を見たクラス
メイトが挨拶してきた。
「おはよ、葉須香ぁ〜」「おはよう、洋子」
「今日こそは忘れ物してないよね」「今日は大丈夫よ」
「・・・って言うか、ずい分と渋い鞄持ってない?」「えっ?」
洋子がはぁーっと大きな溜息を吐いたのを見て、葉須香は父親の鞄を持
っていることに気づいた。
当然、この鞄を持って校内を歩くと、男子たちの視線が葉須香の全身に
集まってくる。
枯れ葉の罰が続いたせいで、葉須香の罰の再開はほとんどのクラスにも
届いており、忘れ物をした葉須香は自分の教室へは入らず、廊下奥の空き
教室へ入った。
「先生、おはようございます。すいません、今日も..わ、忘れました」
「えーと..君は懲りずに忘れるねぇ〜。それじゃ、今日もさっさと全裸
になってくれないか〜」「は、はい」
「えーと..本当は言わずに脱いでくれると有り難いんだけどね〜。それ
は無理な相談かね..?」「いえ、次からは自分から脱ぎますので」
「えーと..忘れたら全て脱ぐ..その認識で良いかね?」「は、はい!」
(そうよ..罰なんだし、忘れたら脱ぐなくちゃいけないんだわ..)
気だるそうに枯れた声で葉須香に無理難問を要求し、それを素直に受け
入れる葉須香。
この様子を空き教室のドアの隙間からこっそり?覗いてる男子たちもニ
ヤッとした。
葉須香も覗かれてるのを知っているようで決して廊下側に正面を見せな
い姿勢で服を脱いでいく。
(お尻は仕方ないけど..おっぱいは絶対に見られないようにしないと..
覗かれるのも..きっと罰の一環ですよね?)
「えーと..何か聞きたそうだね..まあ、こういう恥ずかしい目で後悔
してるから..君の忘れ物は少しずつ改善されていくと思うんだけど..
どうかね?」
ドキッ!「・・・は、はい..そう思います..」
(確かに..少しずつ減ってはきているかも..)
「えーと..だから忘れ物が続くようなら..こっちもレベルアップして
もいいんだよね?」「・・・お、お願いします」
葉須香の了承に覗いていた男子たちが、これからはもしかすると葉須香
の後姿以上のものが見れるかもと感涙した。
こういう他のクラスの男子の射幸心を煽るものの、葉須香がこちらを向
いて服を脱ぐ可能性はほとんど無く、悲しいことに男子たちはいつか見え
ると待ち続けて覗き続けるしかない。
そして葉須香のクラスの男子たちには、枯れ葉が全部落ちたらおま●こ
を一瞬見れるという期待を上手く使い、「今日こそは全部落ちる」「明日
は風が強いから見れる」と相変わらず男子たちの射幸心を煽っている。
最初の頃は恥部がすぐに見えていたのに、最近は恥部が見えない日も出
て男子たちをガックリさせる。
けど、愕然とした男子に許奇が「えーと..昨日はあまり落ちなかった
ので、今日から3日間は、特別に10枚以下で全部落ちたことにしましょう」
と男子たちのがっかり感を一気に消してしまう。
こういう落差がある方が男子たちにとってはより興奮するみたいだ。
葉須香の方も今までの罰と違い、恥部を晒さない日があることでホッと
している。
やはり、数え切れないほどに裸を見られたとしても、恥部を晒したくな
い思いは変わらない。
そう、わすれんぼの罰以外では絶対に裸を見せることはないだろう。
逆に、わすれんぼの罰の一環となれば葉須香は辱めを受け入れてしまう
はずだ。
現に、忘れ物を続けている葉須香が、レベルアップとして自分自身がチ
ョークを手にして、ここまであそこを開きますと縦線からひし形へ変化す
る絵を描くようになったからだ。それは確実におま●こ開きが現実に近づ
いている証明だった。
「あ、あの..先生が言ったのですが、この枯れ葉の罰は今日で終わりだ
そうです..なので..今日は半分落ちたら..あ、あそこを開きます」
今日が4月30日でGWも近づいているので現状の罰が終わることは男子も
薄々予想していたが、最後の最後で嬉しいサプライズが来るとは思いもし
なかった。
何せ、今まで半分以上残った日は1度も無く、今日は大荒れの天気で強
風が吹き荒れるというのだ。
いや、今までのことを冷静に考えれば今日に限って半分以上残りそうだ
が、それでも葉須香の口からこれほどの悪条件を言わせることが大事だと
男子たちは思っていた。
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