第45話「鳥子の罰」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 ますます寒くなるこの頃、葉須香のお尻開きの罰はテープで固定されて 徐々に尻肉を開かれるテープ尻肉開きの罰へ移った。  言うまでもないが、テープで開くことになって、葉須香の肛門は常に丸 見えの状態となる。  それも肛門の先に見える葉須香のおま●こも一緒に見えてしまうのであ った。 「へへっ、どんどんと尻肉が引っ張られて、すごいことになっていくな」 「肛門丸出しだもんな。おまけに奥のおま●こまでバッチシだぜ」 「けど、見えるのは外側だけだから、つまんねーな。おま●この中は頑固 なまでに見せてくれねーよな」  そう、どんなに尻肉を開かれても葉須香の大陰唇は全く開こうとしない ので最後の場所は覗くことが出来なかった。  が、肛門を常に見られることは女性にとってはこの上なく恥ずかしくも のだろう。何せ、肛門の変化を逐一、男子たちに観察されて指摘されるこ ともあるからだ。 「葉須香ちゃん、今日は少し肛門が盛り上がってねーか」 「もしかして、今日は太いのを出しちゃったりして〜」 「だ・出してないわよっ」(あ〜ん、あんまり見ないでぇ〜)  毎日、肛門を晒し続けてるせいか、男子たちの中では葉須香の肛門のし わを数えて暗記するものも出てきた。  これだけ辱められても葉須香の忘れ物は続いていき、肛門を開く勢いで テープの引っ張り具合も増していった。  いや、実際には肛門が少し開いたままになるまできてしまったらしい。  ただ、運がいいことに罰で肛門が開かれる前に期末テストがきたため、 葉須香の罰はここで一旦、中断されることになった。  もちろん、テストだからって服を与えられることなく全裸のままで受け させられる葉須香だった。 (あ〜ん..何で裸で試験を受けなくちゃいけないのよぉ〜)  しかも、どのテストの時間も監督教師が葉須香の近くばかりグルグル回 っていたようだ。 (こんな姿でカンニングなんかすると思ってるのかな..)  まあ、カンニング監視ではないのは一目瞭然だろう。どの教師たちは少 しも葉須香の手元なんか見てはいなかったから。  そして明らかに葉須香の恥部ばかり観察している教師もおり、それは言 うまでもなく裾部であった。 「ぐひっ、そろそろわがクラスにも罰を導入したくなったの〜」    どうやら、裾部の理性のタガが少しずつ外れ始めており、葉須香の罰だ けでは飽き足らなくなってきたらしい。 (期末テストか..これを上手く使えるかも知れんな〜)  何とか自分のクラスの女子生徒にも罰を導入したいようであり、期末テ ストを使って行動を起こそうとしていた。  そう、恥辱の罰は葉須香だけでは済まなくなってるのかも知れない。  そして、裾部の野望を予告するような週末の特別罰が教室で行われるこ とになり、今まで男子たちしか見せてなかった罰が1組の女子たちにも見 せることになった。  当然、女子たちも噂で葉須香が破廉恥な罰を受けていたのは知っていた が本当にそこまでするか疑っていたところもあった。  昼休み、罰を受けに1組に入って来た葉須香を見て男子たちは歓喜の声 を上げたが、女子たちは軽蔑の眼差しでじっと見てきた。  葉須香にとっては男子たちの視線よりも女子たちの嘲りと嘲笑の視線が すごく辛いものとなった。  そんな女子たちの前で葉須香はストリップをするかのように教壇で服を 次々と脱いでいく。 「うそぉ〜。マジで脱ぐつもりなのっ!頭おかしいんじゃないの?」 「ここは学校で勉強する場なのよっ!露出行為を楽しむとこじゃないわ」 「裸になりたいなら、いっそそのまま外に行けば〜。変態女っ」 (みんなひどい..私だって好きでこんなことやってないのに..)  女子たちの罵りの言葉に泣きそうになる葉須香だが、それでも脱ぐこと を止めるわけにもいかず、大騒ぎになってる教室の中でついに最後のショ ーツも下ろし、全裸で直立しながらこう挨拶をしてきた。 「今から忘れ物の罰をしますが、先生がくるまでは素っ裸で待っていいで しょうか?」 「おおっ、どこも隠さないなんてさすが葉須香ちゃんだぜ〜」 「どうせなら、ずっと放課後まで裸で立ち続けていいぞ」 「4組の奴らはこんな姿を1日中見れるのかよ。羨ましいぜ」 「ちょっとっ、男子たち。鼻の下のばして、こんな変態女歓迎しないでよ」 「こんなのおかしいでしょ!こいつ絶対、罰にかこつけて露出を楽しんで いるんだよ」「ち・ちがう..私はそんなつもりじゃ」  男子と女子が激しい論戦を繰り出す中で裾部が堂々と入ってきて葉須香 のフォローをしてきたのであった。 「みんな静かにしろっ!これは忘れ物の罰であって葉須香くんは決して喜 んでやってるわけじゃないぞっ!それはこの俺が断言しよう」 「先生っ!どうして断言できるんですかっ!私たちに分かる言葉で証明し てくださいっ」 「ぐひっ、証明するまでもない。そう、今証明を求めた鴨野。お前自身が 説明することになるからな」

「えっ..ど・どういうことですか」
「それは、前からお前たちの中から
似たような罰をするつもりでいたか
らだ」
「似たような罰って..」
「鴨野、お前には自分の身を持って
女子たちに罰を見せることになるな」
「私は..忘れ物などしません..
罰なんてするわけがないわっ」
「そうか、どちらにしても今後のお
楽しみだ。それよりも今は葉須香く
んの罰をする方が先だ」
「・・・・・」
裾部の言葉で鴨野の顔が真っ青にな
っていく。

ただ鴨野には忘れ癖などないので問
題はないが、にやりとしてきた裾部
の顔を見ると恐怖を感じてしまう。
本当に鴨野も葉須香のように罰をす
ることになるのだろうか?

これから行われる罰を見て、鴨野は
不安でいっぱいになっていくのであ
った。
そして、裾部の言葉を聞いた男子た
ちのいやらしい視線が無数の手のよ
うに鴨野の身体を舐めはじめてきて
いるようであった。

 鴨野が不安になる中で、週末の特別罰が開始されることになり、葉須香 が裾部よりテキストを受け取って1組の生徒の前で裸のままで講習を始めた。 「じゃあ、葉須香くん。頼むぞ」「はい..」  どうやら、今度の罰は葉須香が物理の平均点が低い1組のために”分かり やすい物理”の講習をすることになっていた。  裾部が渡された度が入ってない眼鏡をつけて真剣に物理の公式の1つで ある振り子の運動を説明してきた。  何と乳首にひもを結び、その先に重りをつるして、おっぱいをゆらゆら 揺らす葉須香。 「おっぱいで余計に揺れてますが、長さAの振り子を振動する場合、次の 運動方程式を書いて、物体の質量や鉛直線とのなす角(ラジアン)、重力 加速度を次のようにすると・・・」カキカキ  黒板に難しい物理の方式を書いていくが、葉須香の説明が上手いせいか 意外にもちゃんとした講習になったようだ。  ただ葉須香にとっては、1つ1つ説明する度に自分の身体を使うので相 当恥ずかしかったらしい。  これを見た裾部が、何かを決意したらしく翌日から葉須香の罰をほとん ど名歯亀に任せて、週末の特別罰だけ引き受ける事になった。  これには1組、4組の男子たちが驚いたのだが、どうやらこれは本格的に 裾部が暴走した事を物語るものであった。  そう、裾部がついに自分のクラスでもエッチな罰を考え始めてきたのだ。  最初の被害になったのは前もって宣言した鴨野であり、葉須香のように エッチな罰をすることにしたらしい。  ただ、忘れ癖がない鴨野にどうやって罰をさせるのだろうか?  どうやら、裾部が鴨野の期末テストの成績が良くないことに目をつけて 追試で赤点を取る度に恥ずかしい罰をさせることにした。  それも笛地のように少しずつ脱がすのではなく、初っ端から全裸で立た せるつもりで、放課後に鴨野を生徒相談室に呼んで堂々と言ってきた。 「鴨野、いいか俺は笛地のように甘くない。これからの追試で1回でも赤 点を取った時には全裸になってもらう」 「そ・そんな..最初から裸なんて..」 「嫌なら、勉強を必死にして赤点を取らなければいいだけのことだ。男子 たちは全員、平均点以上の点を取っているんだぞ。たるんだ女子たちの目 を覚ますために、まずはワースト1のお前に頑張ってもらうつもりだ」 「わ・わかりました..その代わり留年の件を何とかお願いします..」 「そうだな。罰までさせて留年じゃひどすぎるからな。罰をするなら成績 に反映させないようにしてやろう」 「お・お願いします..」  実はあと1つでも赤点を取り、追試でも赤点を取ってしまうと鴨野の留 年がほぼ決まってしまうらしい。  鴨野の両親はすごく厳しいとこから、留年も退学も絶対に許す事なく、 赤点を反故してくれる条件を跳ね返すことが出来なかった。 (だ・大丈夫..全裸にならなければいけないことを考えれば、意地でも 勉強に集中できて良い点が取れるはずよっ!)  葉須香のようにはなりたくない一心で、この日から追試がある日まで鴨 野は一生懸命勉強しようと決めることにした。  一方、期末テストが終わった後の葉須香の罰はテープ尻肉開きの罰から 逆立ちの罰へとレベルアップしていた。  もちろん、ずっと逆立ちするわけにはいかないので普段は机に座って授 業を受けることになった。  この逆立ちの罰、始めは5分間の直立逆立ちとなっており、それを毎時 間行なうだけであったが、忘れる度にオプション罰が付加されていった。  逆立ちしたままで腕立てをするとか、逆立ちのままで教室を一周する等 のオプション罰をすることになった。  ちなみに、この罰を3回失敗するとおま●こを開くということになって いたので、葉須香にとっては必死にやるしかなかった。  そして、この逆立ちの罰も以前の全裸起立の罰同様、忘れる度に股を開 くことになり、気がつくと見事な開脚逆立ちに変わってしまった。  この罰の恥ずかしい所は、おま●この外見が丸出しになってしまうとこ だろう。普段はきちんと綺麗に閉じているが、ほんの少し開いてしまう時 があるので、その時は男子たちの喝采を浴びることになる。 「葉須香ちゃん〜、ちょっと開いているぞぉぉー」 「あ〜ん、じろじろ皆見ないでぇぇぇー」 「このまま指で開きたいぜぇぇーー」 「それはダメぇぇーー」  開脚逆立ちだけでも恥ずかしいのに、この状態でオプション罰の教室一 周までさせられるので、葉須香にとっては相当の辱めであろう。  それに、男子たちも股を開いて逆立ちして歩いてくる葉須香を見ると、 つい悪戯をしたくなってくるようだ。 「葉須香ちゃん、逆立ちで歩くのは大変だろ。俺の机で左足を置いて休ん だ方がいいぜ」「えっ..別に大丈夫だから」 「それじゃ、右足は俺の机で休んだほうがいいな」 「ああっ、ちょっとやめて〜」(あそこが..ひ・開いちゃう)  こんな風に時々、男子の悪ふざけで際どい開脚姿にさせられることもあ った。  しかし考えてみると、もう葉須香のおま●こは中身以外、ほとんど晒さ れてしまった感じであり、このままだと最後の中身を晒すのも時間の問題 だろう。  きっと誰もが来年早々、葉須香のおま●こがぱっくり開かれることを期 待していそうだ。  もちろん、葉須香もそこまで晒す気はないので、今度の今度こそ忘れ物 をしないと何度目、いや何十度目かの決心をしていた。  そんな中、1組の方では追試試験が行われることになり、裸の危機に追 い込まれていた鴨野が受けていた。  葉須香が開脚逆立ちまでさせられてることを耳にした鴨野は、自分はそ こまで恥ずかしいことをするまで落ちることはないと強く思って追試試験 に臨んだ。が、情けないほど問題を解くことが出来なかった。 (うそ..あんなに勉強してきたのに..ほとんど分からないなんて)  問題が解けないことに鴨野が疑問に思う。  けど実際、本人が思うほど鴨野は猛烈に勉強したわけではなかった。  勉強をして数分も経たない内に、部屋の汚れが気になって、ついつい掃 除を始めたり、息抜きだと言ってクリスマスプレゼントの編み物をしたり と勉強に集中出来なかったのが真実であった。  当然のことながら、鴨野の追試は見事な惨敗で終わった  この時、鴨野はようやく葉須香の苦悩がわかった様な気がした。 (須和さんも、きっと今まで必死にやってきたのね..)  追試の結果は3学期となるが、年明けから鴨野が裸になるのはほぼ確定 となった。  もちろん、この朗報を裾部はすぐに耳にしており、3学期からの鴨野の 恥ずかしい罰を今から練り始めることにした。  こうして、ますます暴走していく裾部であったが、この男よりもはるか に壊れ始めた者もいた。  それは言わずと知れた名歯亀のことであり、どうやら葉須香だけの罰で は物足りなくなってきたらしい。  あとわずかで学校の方は冬休みへ入り、罰から開放されると思ってる葉 須香だが、まだまだ幾つかの罰が年内に起こることになるだろう。


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