梅雨がまだまだ続く6月中旬、この時期は毎日雨が続くせいか学校に通
うのが面倒になってくる。
誰もが早く梅雨があけて欲しいなぁと願うのが普通だが、葉須香のクラ
スの男子たちだけはずっとこのまま梅雨が続いて欲しいと切に願っていた。
なぜ、こんなに必死に願うのかというのは葉須香がいるからであり、忘
れ物がひどい葉須香がどうしてもしてしまうのが傘の置き忘れであった。
葉須香の通学手段はバスか自転車であり、雨の日は大体バスに乗って学
校に通っていた。
普通の人でも、こういう乗り物でよくしてしまうのが傘の置忘れであり、
忘れ癖がひどい葉須香にとっては必ずと言って忘れて降りてしまう置き忘
れ常習者であった。
(忘れた傘は週末まとめて引き取りに行ってる)
今日も雨が降っているというのに傘を置き忘れて停留所に降りてしまい、
仕方なく頭にカバンを乗せながら学校まで走るしかなかった。
当然のことながら、夏服は雨でびしょびしょとなり、着替えなおす時間
もないので、その姿で教室に行って乾かすしかなかった。
それが男子たちにとって至極の瞬間であり、教室に入ってきたびしょび
しょの葉須香の姿を見て、みんなでこっそりガッツポーズをして喜んでいた。
夏服のブラウスはすっかり雨でずぶ濡れて、葉須香のブラが張り付いて
見えているからだ。
男子たちは女子の冷たい視線を気にしつつも、葉須香の透けてるブラを
確認してから、こそこそ話して感動を分かち合っていた。
ぼそぼそ「今日は水色だな..透け具合は結構いいぜ」
ぼそぼそ「くぅ〜明日はもっと大雨が降ってくれねーかな」
ぼそぼそ「でも、さすがに大雨で置き忘れはあり得ないだろ?」
そう、バスの途中で晴れてきたせいで傘を置き忘れることは納得出来る
が、大雨が降り続ける中で置き忘れる者がいるだろうか?
だが、それをやってしまうのが忘れんぼの葉須香であって、気づいた時に
はバスが遠くに行ってしまう後であった。
「ああっ、そのバス待ってぇぇぇーーー」
これが帰りだったら、バス停で雨が弱くなるのを待つのだが、朝はそん
なゆとりもないので、滝のような大雨の中を走っていくしかなかった。
ブラウスは完全に透けて肌の色が浮かんでおり、白いブラの模様が細か
くわかるほど透けてしまった。
(教室に体操着があったから、それに着替えないと..)
水浸しの状態で諦めて教室に行くと、男子たちの視線が一斉に集中する。
よほど嬉しいものを見れたせいか、ほとんどの男子が手で口を押さえて、
喜びを必死に抑えていた。
何故なら、透けてるのはブラウスだけではなく、白いブラも水を吸って
透けており、乳首のポッチが浮かんでいたからであった。
「須和さん〜、スケベたちが見てるから胸押さえた方がいいわよ」
(女子めぇーーー何てことを言いやがるんだぁぁぁーー!)
クラスの女子が注意したせいで、男子たちはせっかくの大チャンスを逃
すことになってしまった。
おそらく近くまで行って見れば、葉須香の乳首の姿を拝めたかも知れな
かったからである。
こんな感じで、すでに日常が罰のような状況になってる中、葉須香の罰
は男子待望のものになってしまう。
それはスカートめくりであり、葉須香の下着が罰として公開されること
になってしまった。
学年内でも3番目に挙げられるに可愛い美少女として挙げられている葉
須香が自分から下着を捲るということもあって男子たちの興奮が止まらない。
そんな中で葉須香は教壇にあがり、男子たちを前にしてスカートを捲ら
なければならないのだ。
「今から罰として..スカートを捲ります..」
葉須香の言葉に男子たちの喝采が起こった。だが言う言葉はこれだけで
はなかった。
「これは忘れ物の罰なので、遠慮なく私のショーツを観賞してください」
「おおっ、言うね〜」「もちろん、じっくり見てやるよ」
盛り上がる男子たちを見ながら笛地がこう言ってきた。
「これなら恥ずかしくて忘れ物しないだろ?」
「はい..」
「じゃあ、懲りたことがわかったら、スカートを捲りなさい」
「わかりました」
葉須香はこれは罰ということを頭で繰り返しながら、スカートを持ち上
げていくと少しずつ禁断の領域があらわとなってきた。
だが、恥ずかしかったせいか1度目は少しショーツの下部が見えたとこ
までしか上げられなかった。
「え〜、今のでおしまいなのかよ〜」「それじゃ観賞できねーぜ」
一瞬のことに見れなかった男子がブーイングを始めるが、笛地はそんな
男子たちに珍しく注意をしてきたのだ。
「お前ら、今日はこれでOKとしろっ!葉須香も懲りたんだから、もう忘
れ物をすることはないだろう。だが、次に忘れたら思い切りあげてもらうぞ!」
「はい..ありがとうございます」
何とか少しだけのスカート捲りで助かった葉須香だが、結局は次の日に
忘れものをしてしまい、ショーツを再び見せる羽目になってしまった。
もちろん、その時は完全にスカートをあげなければならず、葉須香のシ
ョーツを男子たちは見ることが出来たのだ。
ここまで恥ずかしい罰を受ければ、葉須香自身も忘れ物をなくそうと必
死に頑張る決意をしたが、どうしても次の日になるとまた忘れてしまう。
スカートを捲るたびに顔を真っ赤にして後悔をする葉須香だが、忘れ癖
が治るわけではなく、ついには3秒間めくると言う罰になってしまった。
3秒間めくりの罰を最初に行った日は、男子たちは全員、目を見開いて
葉須香がスカートをめくる瞬間をまっている。
興奮めいた男子たちの前で笛地のカウントダウンに合わせ葉須香は自分
のスカートをめくって3秒間自分のショーツを見せたのであった。
男子たちの歓喜は教室中に響き渡り、みんなで葉須香のショーツを堪能
した。
そんな3秒スカートめくりの罰もしばらく続いてしまうことになると、
罰の方法も少しずつ変わり始め、カウントダウンを取るのが笛地から男子
たちへ移ることになった。
そうなってくると男子たちは、わざとカウントダウンの掛け声を遅くし
てスカートめくりの時間を延ばしていくのであった。
罰が続く内に3秒どころじゃないような長い間、スカートをめくる羽目
にされてしまった。
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