第28話「ずるりパンティ」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 雨季が終わり、少しずつ暑くなろうとしている7月上旬。  葉須香の古下着の罰がそろそろレベルアップしてもいいかなと誰もが思 う中で葉須香はあるトラブルを起こしてしまう事になった。  7月初日、葉須香はある下着を着て学校に来ていつもの様に古下着の罰を するために服を脱ぎ始める。  ここまでは、いつも通りなのだが、問題は下着のショーツにあった。  毎日、古下着へ穿き代えるとあって、日ごとになるべく違う柄のショー ツを履くことにしていた。  交換したショーツは後ろの黒板に吊るされるので、2日続けて同じショー ツを晒すには抵抗があるようだ。  だが、ここのところ天気が悪く、ショーツの替えがなくなってきた。  それに、先月のおしくらまんじゅうで切られて穿けなくなったショーツ も多く出てしまった事から、やむを得ず古いショーツを履いて来てしまった。  しかし、この古いショーツを穿いた事が、これからの恥辱を引き出すこ とになったのだ。  一見、古いと言っても柄も悪くなく、問題ない様に見えるのだが、少し サイズが大きくゴムが緩めなのが問題だった。  そう、ほんの些細な力を与えただけで、あっさり脱げてしまうのである。  もちろん、そんな問題を持つショーツだから上を脱いだ後のスカートを 下ろす時には注意をし、スカートのホックを慎重に外した。  パチン、スルンッ。 (あっ..)  慎重になって指が震えてたせいか、ホックを外した時、指を滑らしてス カートを離してしまう。  離したスカートが勢い良く落ちていく。このまま普通に落ちてくれれば 問題なかったのだが、何と運悪く落ちる途中で止め具がショーツに引っか かってしまい、その状態でスカートが落ちていったのだ。  もちろん、普段だったらスカートの重みでショーツが落ちるはずはなく、 スカートが途中で止まるのだが、このショーツは違く一緒に下までズリ落 ちてしまったのだ。  止める手が間に合わず、恥丘を丸出しにしてしまった葉須香。 「いやぁぁぁぁぁぁぁーー!!」  葉須香は急いで腰を落としてしゃがんだが、1部の男子にははっきりと 見られてしまった。 「うおおぉぉーーずるりだぜ。ずるりっ!」 「やったぜぇーー最後のお毛々も見ちゃったぜ。ラッキー」  ついに最後の箇所も見られてしまい、顔を真っ赤にする葉須香だったが、 そんな葉須香に笛地はあの時と同じに、非情な事を言ってきたのだ。 「葉須香、しばらくは、そのパンティで登校してくるんだ。もし、そのパ ンティでこなかったら脱いで立ってもらうからな」 「そ・そんな・・・」  その日から、葉須香はこの緩めのショーツを履く事を義務付けられてし まった。  男子はこれを「ぽろりブラ」の時と同じに「ずるりパンティ」と勝手に 名称をつけて罰を楽しんでいる。  さすがにブラの時と違って、ショーツはそんな簡単にずり落ちることは ないのだが、男子たちの視線が日ごとに集中度を増していく。  そんな日々が続く中、笛地のとんでもない罰が週末、おこってしまった のである。 「葉須香、今週は忘れ物がひどすぎたから特別な罰をあたえるからな」 「特別な罰って..」 「そう、特別な罰としてこれをショーツに付けて3分じっとしてもらう」  笛地は葉須香の目の前に先にクリップがついた理科の実験で良く使う天 秤を差し出してきた。 「そ・それをどこに付けるつもりなんですか..」 「もちろん、ショーツの股下に付けてもらう」 「そんなものを付けたらショーツが..」 「それを耐えるのがお前の罰だ、いいな。葉須香」 「・・・・は・はい..」  こうして葉須香はショーツの股下に天秤をぶら下げる罰を受けるはめに なってしまった。  股下にクリップが付けられ、天秤の上に分銅がピンセットで乗せられる。  笛地に指名された男子が時間を計ることになり、いよいよ罰がスタート した。  男子たちは当然、気付いているがこの罰の恥かしいとこは徐々にショー ツがずり落ちていくことであった。  時間が経つことに徐々に下に下がっていく葉須香のショーツ。  じわじわとショーツのラインが落ちていき、恥丘までわずかとなってくる。  1分を過ぎた頃になると、ついに恥毛の一部がショーツの中から少しず つ、はみ出してきたのだ。 「おおぉぉぉーー毛が見えてきたぜーー!」 「もう少しで丸見えだぜぇぇーー」 「ああっ..毛が出てる..」

毛が出てしまったことに動揺する葉須香。
このままでは全ての箇所を晒すのは時間の問題
であろう。
ずり落ちるショーツを食い止める手段としては
両足を開くことだが、これは男子の前で股を開
くという女性としては恥ずかしい行為になって
しまう。
けれど、そんな事を気にしている場合ではなく、
結局はショーツが落ちないように少しずつ足を
開くしかなかった。
だが、葉須香の頭の中では、これ以上は開きた
くないという心の葛藤をし始めていたのだ。
(ああぁ..股をこれ以上、開きたくない..
けど、開かないとショーツが落ちちゃう..)
そんな間にもショーツは葉須香を脅すように下
にずれてしまい、止まろうとしてくれない。
仕方なく股を開くことを選ぶ葉須香だが、それ
でもショーツが下がるスピードを押さえるだけ
の結果となってしまったのだ。
一方、男子たちは下がるショーツの光景と股を
開いていくW効果に手を握りしめて興奮をどん
どん高めていた。

「すげー!葉須香ちゃん、どんどん股開いていくぜ」 「葉須香ちゃん、あんまり開くと大事なとこが丸見えになっちゃうよ〜」 「ああぁ、言わないで..」  男子の言葉によって股を開いてるのが恥ずかしくなってくる葉須香。  ついには自分から足を閉じ始めていくという皮肉な選択をするしかなか ったのであった。  普段だったら、もうこの段階で恥ずかしくてすぐに隠したい気持ちだが、 罰のため、それが出来ない。  1本、また1本と恥ずかしい恥毛が飛び出して男子の目の前に晒されてい った。  男子たちは恥毛が次々と現れる中、半ば狂乱しながら、その様子をじっ と見つめている。 「意外と毛が少ねーほうだな。真ん中に生えてるだけなんだ〜」 「おい、見ろよ。あれ割れ目の先の方じゃねーのか?すげー、もうすぐで おま●こ丸見えだぜ」 「・・・ぁぁぁ..」  ショーツはもうすでに葉須香の恥毛をほとんど出すとこまで下がってお り、秘部のたて筋の上部が見えてきたのである。  これ以上、ずり落ちると一気に落ちてしまうラインまでショーツが下が り始めている。  このままだと男子全員に全てを見られてしまう。  必死で身体を動かさずに、最悪の展開だけは避けなければならない。  しかし、ショーツはじりじりとずり落ちていき、まだ止めることが出来 ない。  男子たちは大興奮しながら目を血走らせて葉須香の秘部に集中していた。 (このままじゃ...ショーツが..ショーツが落ちちゃう..)  必死で耐える葉須香だが、無情にもショーツがずれ落ちていき、恥毛の 全てが完全に表に出てしまった。  もちろん、恥毛の全てが出たからと言って全てが晒されたわけでもない。  実は葉須香自身のあそこは恥ずかしい事なのだが普通の女性と比べると 恥毛が少ない方である。  葉須香の恥毛は縦にわずかに生えてる程度であり、恥毛の下には無毛の 一本の縦すじの部分がはっきり見えてしまう幼い性器であった。  もちろん男子たちも、この事を理解し、さらに興奮し始めたのであった。 「うぉぉぉーーー!もしかして、あの下ってツルツルなのかよ」 「まじかよ。じゃあ、おま●こ丸見えってか」  あとわずかで、割れ目の部分までもが全て男子に晒されてしまう葉須香。  それだけは、どうしても晒したくない。もう後はひたすら落ちないこと を願うだけだった。  その願いが叶ったのか、何とかギリギリのラインでショーツが止まった。  あとは身体を動かさず必死に残りの時間を耐えることだった。  何せ、恥ずかしさに負けて少しでも身体を動かせば一気にショーツが落 ちてしまうからである。  こうして残り時間を男子のブーイングの中、何とか持ちこたえることが 出来た。  だが、ほっと息をついた時に身体を動かしてしまった時にショーツが一 気にずり落ちてしまった。 「きゃあぁぁぁぁぁーーー」  すぐにしゃがんで隠したので全ての男子には見られなかったのだが、こ の後で持ちこたえた事を、かえって仇にする出来事が起こってしまったのだ。  何と笛地がしゃがんでいる葉須香に近づいて、とんでもない事を言って きた。 「葉須香、ちょっとその状態で構わんからショーツを足元から抜いていいか?」 「!?ど・どういう事ですか?先生」 「何、別に取ったからと言ってお前を立たせたりしないから安心しろ」 「・・・・・・わかりました..」  笛地は上手に葉須香の足元からショーツを取ると、何といきなりショー ツの両端を掴んで思い切り左右に引き伸ばしたのであった。 「!先生、な・何を!?」 「今のままだと大した罰にならないから少し伸ばしただけだ」  あっけらかんと言って葉須香に伸ばしたショーツを返す笛地。  伸ばされた時に生地が少し切れるまで伸ばされてしまったせいか、ふた 周り以上伸ばされてしまった形となってしまう。  そして、それ以降はまさに「ずるりパンティ」に相応しいものになり、 ちょっとのハプニングですとんと下に落ちる様になってしまったのであった。  スルスルーーストン♪ 「いやぁぁぁぁーー!」 「うぉぉーー今日も出たぜぇぇーずるりぃぃーー!」  ついに、最後の箇所までも頻繁に見せてしまうようになり、このままじ ゃクラスの男子全員に全てを見られるのも時間の問題であった。  ただ笛地が事を急いで生地を伸ばしたせいで、この罰はかってのポロリ ブラの時と似たような理由で中止になる事になった。  もはやゴムの威力が限界に達しており、何もしなくても落ちてしまうほ ど、ひどい状態になり始めたからである。  ずり落ちる度に晒される葉須香の幼き恥丘。  Cカップの立派なおっぱいとは正反対な少な目の恥毛とぴったしと閉じ た縦筋の割れ目は男子たちの目を釘付けとさせる。  他の同世代の女子だと恥毛が割れ目を隠してるのが普通だが、葉須香の 恥毛は割れ目を隠す役割がなく、ただの飾りに近いものであろう。  救いなのは、ぴったし閉じたおま●こからはクリトリスも小陰唇もちき んと隠れていて飛び出てないとこだろう。  しかし、この幼き恥丘からすると男を知らないのが手にとってわかる。  そんな葉須香のおま●こをずり落ちる度に見れるのだから男子たちは幸 せでたまらない。  特に、この罰が中止になる日には何回もショーツがずり落ちてしまい、 おま●こ見放題のサービスをしている感じであり、ようやく中止になった 事をほっとする葉須香であった。 「葉須香、もうゴムもやばいだろ。明日からは違う罰に変える事になるが、 問題ないか?」 「は・はい..あの..違う罰って..」  不安になる葉須香に向かって、笛地はかってのあの罰のレベルアップ版 を言ってきた。 「葉須香、今度から忘れ物をしたら、おっぱいに違う正の字を書かせても らうぞ」 「違う正の字って..いったいどんな罰ですか..」 「今度はカラーマジックで書いてもらうから忘れたらおっぱいは落書き帳 のようになるぞ」 「そんな..落書き帳なんて、ひどすぎます」 「まあ、カラーマジックの方も2週間ほどで消えるから諦めるんだな」 「・・・わ・わかりました..」  レベルアップしてしまったカラーマジックでのおっぱい落書きの罰。  夏休みが近いということでショーツは普通のを履いていいことになった が、おっぱいにカラーで字を書かれるのには無様になるような気がして耐 えられない。  けど、懲りずに忘れてしまうのが葉須香であり、カラーマジックの罰が 始まってしまう。  初日は青色のカラーマジックで書かれることになり、葉須香のおっぱい に忘れ物をした分の恥ずかしい青い線が3本書かれる。  このままいくとおっぱいがいろんな色だらけになるのは確実であり、男 子たちがそんな無様な葉須香を見て何かをしてくるのは間違いなかった。  男子たちも、そのタイミングを計っておりカラーマジックが日々増える ことを楽しみにしている。 「だんだん、葉須香ちゃんのおっぱいがすごいことになってるぜ」 「もうすぐ夏休みなのに、あれじゃビキニの水着など付けられねーな」 (ぁぁ..このカラーマジック、夏休みになったら落としたいよぉ〜)  早く夏休みが来て欲しいと願う矢先に葉須香は、また自分自身で恥ずか しい罰を引き起こすきっかけを夏休み寸前の日でやってしまったのである。  そして、これが葉須香の長く恥ずかしい恥辱の1日の始まりとなろうとは 葉須香自信も思ってもいないことだろう。


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