第14話「ハーフカップブラの罰」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 2月中旬より、始まったダブダブブラの罰は忘れ物が続くたびにダブダ ブ度が増していく。  当然ながら、軽く胸がぶるんと揺れただけで下乳があっさりこぼれてし まう程までレベルアップした。  そんな罰が続く中、男子が待ちに待った2月14日のバレンタインデーと なったので、忘れ物を続けた葉須香の反省としてチョコの罰をすることに なった。  もちろん、笛地が考えた特別な罰なので、男子たちは自分たちの度肝を 抜く過激な罰がくることを期待している。  そんな中、笛地が大きな白い箱を台車に乗せて教室の中に入ってきた。  そこには台車を押す笛地の姿しかなく、あとは人が入れるほどの大きな 白い箱しかなかった。  もちろん、この白い箱の中に何が入っているかは容易に想像でき、男子 たちは早く中身を見たくてたまらない。 「じゃあ、まずこの白い箱を教卓の上に乗せるのに協力してくれ」 「おうっ!」「まかせておけ!」  男子数人で大きな白い箱を教卓の上に乗せる。  人が1人入ってるぐらいの重さがしたので、この中に葉須香が入ってい るのは間違いないだろう。 「じゃあ、開けるぞぉー。それぇぇー!」  笛地が箱の壁を固定している紐を切ると、そこからはやはり、チョコに まみれた葉須香が正座で座ってる姿が現れた。 「うおっ!これって女体チョコじゃねーか?」 「乳首のコーティングがリアルだけど..まさか」 「やっぱり、生乳首だぞっ!トップレス万歳ぃぃ」 「いや..それよりも下の方も下着のラインが..」 「先生っ!教えてくれよぉぉ〜下はどうなんだぁぁ」 「お前たちの予想通り、穿いてないぞ。葉須香には素っ裸になってもらった」  笛地の言葉で教室が騒然となった。  ただ、身体の方には粘着が強い液状のチョコレートがかけられていたの で、恥部が一切見えることはなかった。  特に股間の方は正座して足を閉じてるせいでチョコ溜まりが出来ていて、 どんなことをしても恥丘が見れそうにないだろう。  それでも男子たちの興奮はすごいものとなり、葉須香が何もつけていな いことに下半身が爆発しそうな勢いであった。  けど、この後で笛地が再び箱の壁を元に戻して紐で固定してきた。 「これ以上は刺激が強いので、ここまでにしよう」 「ええぇ〜、まだじっくり見てなかったんだぜ」 「ずるいぜっ、先生〜」 「さすがに股間をじっくり見られると葉須香が可哀想だからな。素っ裸と いうことが確認できただけで満足だろ?」  そう、時間制限付きの罰ということで笛地が葉須香を説得させたらしく、 結局、男子たちが葉須香の全身チョコまみれを見れたのは5分程度であった。  それも、全裸と言っても恥部を見れた男子は1人も居なかった。 「じゃあ、これから女子たちには底にたまったチョコでバレンタインのチ ョコを作ってもらおう」  よく見ると、箱の底は身体から流れたチョコが5cmたまる様に出来て おり、底にたまった液状のチョコで女子たちにチョコを作るように指示し たのだ。  当然ながら、底にある液状のチョコは全て葉須香の身体を流れ落ちたも のなので男子たちは嬉しくてたまらない。  その後、女子たちは葉須香が入った白い箱と共に家庭科室へ行き、葉須 香の身体についたチョコをお湯で全て流し、それを再度湯煎して、冷蔵庫 で冷やした後で、固定状のチョコに整えた。  そして数時間後に出来たチョコはさっそく、男子たち全員に配られるこ とになった。  チョコには笛地が作った葉須香の写真つきのメッセージカードが添えら れていた。

笛地の指示で色っぽい表情をして写さ
れている葉須香。
ポーズの方もおっぱいを強調するよう
な前かがみの格好となっており、この
おっぱいの上を流れたチョコだと思う
と男子たちの興奮が止まらない。

そして極めつけはメッセージの最後に
書いてある言葉であり、「このチョコ
のどれか1つは私の股間にたまったチ
ョコを固めてます♪」と大胆な内容と
なっていた。

ただ女子たちが作ったチョコなので、
わざわざ股間のチョコだけ別にするよ
うな真似はせず、一緒に混ぜて作って
あるので、正確には全てのチョコに混
じって入ってますだろう。

さらに言うと葉須香のチョコまみれに
興味を持った女子数人が自分たちもや
ってみたいと言い出して、裸になって
チョコをかけていた。
当然ながら、その女子たちの身体を流
れたチョコ汁も内緒で入っているので
合作チョコみたいになった感じだ。
(まあ、それでも悪くないのかも..)

 ただ、何も知らない男子たちは葉須香のチョコだと信じてうれし涙を流 して食べていた。  そして誰もが、自分のが葉須香の股間のチョコだと言い張って喜んでい たのだから、女子たちはそれを影で見ながらクスクス笑っていたみたいで あった。  ぼそぼそ「男子たちって単純ね〜。まさか他の女子の分も混じってると は思いもしないみたいね」  ぼそぼそ「けど、逆にそっちの方が興奮するんじゃない♪何せ、10人分 だしね」  ぼそぼそ「意外に気持ち良かったわよ〜。こんな機会じゃないとチョコ なんて身体にかけないからね♪」  どうやら、葉須香のチョコまみれを見て女子たちの理性のタガが緩んで しまったらしい。  ある意味、葉須香よりも女子たちの方が恥ずかしいことをやったチョコ の罰であった。  こうして、バレンタインデーも終わり、再びダブダブのブラの罰と戻っ たが、忘れものが続けてしまう葉須香に次のレベルアップの罰が笛地から 出されてしまった。 「葉須香、明日からはこのハーフカップブラを着けてもらうぞ」 「ハーフカップをですか?」 「そうだ。ハーフカップだ。今度はサイズはちゃんと合ったのを選んであ るから。」 「・・・・・わ・わかりました..」  上部の半分がカットされたブラジャー。普通サイズの3/4カップのブ ラは良く着ける葉須香だがハーフカップはあまり着けることがなかった。  そう、ハーフカップだとおっぱいがこぼれそうな感じがしてしまうからだ。  もちろん罰である以上、断ることが出来ないので葉須香は諦めて着ける しかないだろう。  そして、忘れ物をした次の日にハーフカップを付けことになった。  それは乳首をギリギリで隠す程のハーフカップであり、ストラップ(肩 ひも)も付いてないタイプなので下手するとおっぱいがこぼれてもおかし くない。  言うまでもなく、そのブラを見た男子たちは大いに喜んだ。何せ胸の半 分は露出しており、もしかするとぽろりの可能性だってあるからだ。 (こんなブラ姿で立つなんて..)  葉須香は恥かしさいっぱいでこの罰のいやらしさを徐々に味わうことに なる。  そう、このハーフカップブラには様々な羞恥の罠が仕掛けられている事 に葉須香は気付いておらず、今までの様な目立つぽろりの他に小さなぽろ りまで発生する事を知らなかったのだ。  ハーフカップブラの罰が続いているある日、よく見ると、葉須香のブラ の間からピンク色の乳輪が覗いている。  葉須香は乳輪が出てることに気付かず、男子たちのこそこそ話しでブラ を見て隠す為、注意をしなければ見放題になってしまうのだ。 (あ〜ん〜、見られちゃったよ・・・ぅぅ...)  そう、かってのぽろりと違って乳輪ぽろりは気付きにくいものである。  そして場合によっては乳首までもぽろりする事があるのだ。  10分近くも乳首を出してた事に気付かなかった時は恥かして逃げたく なる程であった。  ぽろりカップやダブダブのブラといい、今回のハーフカップといい、何 か笛地の罰が自分の趣旨に走っている気がする。  葉須香が不安に思ってる中、何とハーフカップブラでの逆立ちの罰が追 加してしまったのである。 「葉須香、今度から逆立ちの罰も加えることにしたからな」 「このブラを着けたままで逆立ちですか..」 「そうだ!以前と同じで教卓の上で逆立ち5分してもらう」 「そ・そんな・・・」  こうして葉須香はハーフカップブラでの逆立ちの罰をすることになった。  今回も男子二人に足を持ち上げてもらう形で逆立ちを始める葉須香。  ダブダブのブラの時はブラが落ちて恥ずかしい目にあったのだが、今回 はおっぱいの方がいつまでブラの中で持つかであろう。  Cカップである葉須香のおっぱいが重力につられて徐々に下にずれていく。  だが、意外にギリギリのところでおっぱいが耐えるのでポロリせずに5 分の逆立ちを終えることが出来た。  けど、まだまだ葉須香の試練は残っていたのだ。 「よし、5分だ。葉須香、よく頑張ったな。そうだ、教卓の上で足を放す と危険だから足を持ち上げながら下ろしてあげなさい」 「えっ..先生、それは..」 「葉須香、持ち上げて下ろすからちゃんと床の方へ集中するんだぞ」 「・・・そ・そんな」  葉須香は悔しさで少し唇を噛んだ。そう、足を持ち上げて下ろすという 事は身体が大きく揺れるという事に繋がる。  それは、おっぱいが簡単にこぼれ、その状態のまま下ろされるという屈 辱的な味わいを受けるということなのだ。  けど、もはや反論する時も与えられずに男子たちに足を持ち上げられて しまった。  手が離れたことにより、大きく揺れる葉須香の身体。  それと同時に葉須香の左乳首がハーフカップから離れてしまい、左胸が 大きく飛び出して揺れる。その揺れで右の乳首もあっと言う間にブラから 外れてしまい男子たちの前で両胸が上下に思い切り揺れてしまったのであ った。 「おおぉーーーすげーぶるるんだぜぇぇっ!!」 「おっぱいが丸出しだぞぉ〜」 「あ〜ん、見ないでぇぇーー!」  男子たちのあちこちから歓喜の声があがる。そんな男子の喜びの声を聞 きながら葉須香の身体はゆっくりと床へ下ろされていったのだ。  わずか数秒の事だが、ほんの少しの間でも丸出しのおっぱいを見られる ことは女性にとっては恥ずかしいことである。  結局、葉須香は丸出しの乳首とおっぱいを見せてしまい、散々な目にあ ってしまった感じだ。  これで、男子たちの大半におっぱいとお尻を見られたことになる。  特におっぱいの方はだんだんと丸出しで見せられることが増えてきたこ とから、このままだとレベルアップをしてしまう恐れがある。  もう、葉須香はこれ以上、忘れ物をしてはまずい状態まできているのか も知れない。  だが、結局はこのハーフカップブラよりも羞恥な罰が来ることになった。 「葉須香、来月から違うブラジャーの罰にしよう」 「違うブラジャーって..」 「今のハーフカップブラ以上のものだと乳首が隠せないから全く新しい嗜 好でいこう」  葉須香は、今までの笛地の罰を思い出し、不安そうにどんなブラかを聞 いてくる。 「一体、何を用意するんですか..」 「実はな、丁度、先生の知り合いでいろんな下着を持ってる女性が居るの で下着を借りてそれを着るのはどうだ?」  また上手い口実を言う笛地だが、恐らくは自分が葉須香に着せたい為に 買ってくるんだろう。  クラスの男子全員がそう思っていたのだが、葉須香の恥ずかしいブラを 期待するために言うのをやめようと誰もがうなずいた。  そんな怪しい雰囲気の中、葉須香だけが不安そうにブラについて問いか けてきた。 「・・・何のブラを用意する気ですか..」 「安心しろ。ハーフカップブラより、おっぱいを隠せるものを用意するつ もりだ」  今よりも露出度を低くしたものを用意すると言った笛地だが、これがレ ベルアップであることは間違いないだろう。  そう、また葉須香は、とんでもないブラを付けられる事になり、3月から は「エッチなブラの罰」が始まった。  男子たちが期待する中、まず笛地が最初に用意したのは、メッシュのブ ラであった。  メッシュということもあって、乳首が透けてみえるエッチなブラに男子 の歓声が教室中に鳴り響いた。  そしてエッチブラの定番でもあるバタフライブラや貝殻形ブラなどの乳 首だけを隠すブラを付けることになった。  そう、葉須香が恐れていたおっぱい完全公開の時が近づいているようで あった。  ただ、もうすぐ終業式なので、ひょっとすれば学年が上がれば恥ずかし い罰から解放されるかも知れないだろう。


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