第10話「ショーツ丸出しの罰」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 日増しに寒さを肌で感じるようになってきた11月中旬、葉須香の罰は1度 原点に戻ることになった。 「葉須香、次からは原点に戻って、下着を晒す罰に戻そう。ただし、今度 は時間制限なしだ」 「えっ..時間制限なしって、どういう事ですか?」 「簡単に言えば、次に忘れものをしたらスカートを足元まで下ろしてもら うという事だ」 「スカートを?それってショーツが丸見えに..」 「ああ、そうだ。ショーツ丸見えにしたくなかったら忘れ物をしない事だ」 「は・はい...」  恥ずかしい競泳水着から解放されたのは嬉しいが、今度はショーツをず っと晒す事になってしまい、辱めを受けることには変わりがなかったので ある。  今度こそ、忘れ物をしないと決意する葉須香だったが、次の日にあっさ りと忘れ物をしてしまう。  この時ばかりは自分自身が情けないと深く思った葉須香であった。 「葉須香、あんだけ言ったのに忘れたのか?さあ約束だ、スカートはおろ してもらうぞ」 「はい..」  葉須香は素直にスカートのホック外しショーツを見せる事になってしま った。  ただ、始めのうちはスカートをおろしても手隠しがOKだったが忘れ癖 が治らないので、すぐに手隠し禁止のショーツ丸出しの罰に変わったのだ。  こうして、しばらくショーツ丸出しの罰が続くことになり、葉須香とし ても男子たちの前で晒す以上、ショーツに気を使わなければならず、この 月に買った下着はかなりの枚数になったらしい。  そして、この罰も何回も続くとエスカレートしていくことになり、笛地 の授業で新たな罰が開始されることになった。 「葉須香、今日から新たな罰を開始するぞ」 「えっ?新たな罰って..」 「とりあえず、その姿で教卓の上にひざを立てて乗るんだ」 「教卓の上に?」    突然、新たな罰として笛地から教卓の上に座れと命じられた葉須香。  どうやら、中学の数学の復習として「三平方の定理」の正三角形の高さ を求める公式を葉須香の身体を使って説明するとの事であった。 「葉須香、三平方の定理を簡単に言ってみろ」 「直角三角形の3辺の長さを求める公式ですよね..」 「そうだ。abc3辺の長さの内、2辺の長さが分かればa二乗+b二乗 =c二乗が成り立つから残りの1辺の長さを求められるということだ」 「はぁ..」 「さて、これからが本題だ。葉須香、正三角形になるまで股を開けっ!」 「わ・わかりました..」  笛地に言われて、葉須香は脚を正三角形まで開かされ、「三平方の定理」 を身体を使って実演させられることになった。  まず笛地が黒板に大まかな説明を書くと、いよいよ差し棒をもって高さ を求める公式を真面目に説明してきた。 「いいか、まずはこのスジに沿って、正三角形を真ん中で切るんだ」  シュッ!笛地が大胆に葉須香のショーツに浮かんだ割れ目を指し某で擦 ってきた。(ぁぁっ..そんなとこ、擦らないで..ああっ、また)  シュッ!シュッ!「ここで切ることにより正三角形は2つの直角三角形 とするのを忘れるなっ!2つに割ったことにより、まず底辺はどうなると 思うか?葉須香、分かるか」シュッ! 「はぅ..て・底辺は2等分になるので他の斜辺の2分の1になります」 「その通りだ。つまり2つに割った底辺をそれぞれ1と仮定すれば、斜辺 は自ずと2ということになる。これで2辺が分かることになり、残りの1辺 はa二乗+b二乗=c二乗の三平方の定理に当てはめて展開すればルート 3が導き出せる!つまり高さはルート3となるっ!」  意外にも分かりやすい説明に男子たちもすぐに高さがルート3であるこ とがわかった。 「いいか、要は正三角形の場合は1辺だけ分かれば高さがすぐに求められ るということだ!1辺が2だったら1対2対ルート3で高さが計算せずとも ルート3と導きだせるんだ!わかったか?」

「はいっ、先生」
「何度も言うが、この公式で一番大事な
のは〜〜ルート3だ!」ピシャッ!
ルート3の声と同時に葉須香のショーツ
の上を軽くピシャリと叩く笛地。
軽く叩きながらも、実は葉須香のクリト
リスを的確に弾いているのだから凄い
テクニックであろう。
「いいか、ルート3だ!」ピシャッ!
「ルート3」ピシャッ!「ぁぁっ..」
少し小さな声で甘い声を出してしまった
葉須香。
そんな葉須香を見て笛地はとんでもない
事をしてきたのだ。
「さあ、みんなで今の公式を復唱するぞ!」
「はい、先生!」「ルート3!」ピシャッ!
「ルート3!」ピシャッ!
「ルート3、ルート3!」ピシャピシャッ!
「ぁぁぁっ..」

公式の説明が終わった頃には、少しショ
ーツが湿ってしまった葉須香であった。

 こうして恥ずかしい正三角形を実演が終わったことになったが、男子た ちの受けが良かったという事で数回、正三角形を実演をしてしまう事にな ってしまった。  当然ながら、毎回葉須香の身体を使って三平方の定理を繰り返したせい か、男子たちは完全に公式を覚えてしまったらしい。  それも、よほど葉須香の正三角形が脳裏に焼きついてしまったらしく、 これから数十年経った後でも男子たちは三平方の定理を忘れることはなか ったようである。  そして女子の方たちにも別の反応が現れたらしく、笛地が正確に葉須香 のおま●こをピシャリと叩いている音を聞いて不覚にも股間が濡れてしま っって感じてしまったらしい。  女子の中には罰を見ている内に、葉須香とシンクロしてしまい、自分の おま●こが叩かれてる感じがして思い切り濡れてしまい、授業が終わると すぐに女子トイレで下着を履き替えに行ったのだ。  見ている女子たちでさえ、濡れてしまう罰なので直に罰を受けている葉 須香のショーツには時々、いやらしいシミを見せてしまうことがあった。  何せ、笛地がルート3の合図で精確にクリトリスを叩いてくるので、ど うしても感じてしまうのであった。  その上、この罰をしている期間はパブロフの犬ではないが、ルート3と と聞いただけで身体が悶えてしまう危ない身体になっていた。 「ルート3!」「ああっ..」ビクンッ♪  そんなショーツ丸出しの罰もそろそろ終わりに近づく中で、葉須香はあ る日うっかりな事をやってしまった。  何と学校で禁止されている黒の下着を着てしまったのである。  笛地は当然、このショーツを見て怪しく目を光らせて注意してきた。 「葉須香、お前は風紀規則も忘れてしまったのか!」 「す・すいません..先生」 「まあ、風紀規則の違反する下着を晒すわけにはいかないから、今日のシ ョーツ丸出しの罰は中止として、代わりに上を出してもらうぞ」 「上着を脱ぐんですか?」 「そうだ。ついでだから、今度から上を出してもらう罰にしよう」 「・・・わ・わかりました」  葉須香は諦めて上着を脱ぎブラ姿になったのであった。  だが今日の罰はそれだけでは済まされなかった。 「あの〜、代わりに上を脱いだのでスカートを返してください..」 「スカート?これは黒の下着を着てきた追加罰として今日1日、没収する」 「そ・そんな..これじゃ下着姿の罰じゃありませんか」  スカートを返してもらえないことに納得がいかない葉須香だったが、ど うやら下着姿を晒すだけで済まされる問題ではなかったのだ。 「あと葉須香、一応規則だからその黒いショーツも没収だ」 「ぼ・没収って..この状態で脱げと言うんですか?」 「この持ち物没収票を渡すから、これで股間を隠せば問題ないだろ!」  そう言って笛地が渡したのはA4版の持ち物没収票であり、そこにはす でに黒ショーツ没収と没収物の項目に記述されていた。 「別に手隠しでもいいんだぞ。一応、脱ぐ時は教卓を使っていいから、そ こでショーツを下ろして、この用紙をちきんと張るんだぞ」 「・・・ぅぅ..わかりました」  葉須香は結局、教卓の後ろでショーツを下ろして、股間全体を隠すよう にへそのところにA4版の持ち物没収票をテープで張ることになった。  言うまでもないが、今の葉須香の下半身はお尻が丸出しとなり、前の方 も紙1枚でおま●こを隠してる状況なのである。 (ああぁっ..捲れたら見えちゃう..気をつけて歩かなくちゃ..)  多少恥ずかしいが、男子たちに横姿を見せたくない葉須香は横歩きで教 卓から離れ、脱いだショーツを笛地に渡してきた。 「これでいいですか..」 「ああ、あとは教室の角にピッタシ身体を付けて立ってくれればいい。そ れなら後ろは隠せるだろ?」 「はい..」  笛地に言われて、再び慎重に横歩きしながら教室の角でそのまま立った 葉須香だが、これはかなりの興奮ものの姿だろう。  一応、男子たちの方からは葉須香の股間は見ることは出来ないが、紙1 枚でのノーパン姿はたまらないものだ。  それも紙を止めてるのがへそのところのテープだけであり、ぴらぴらと 紙が舞うので男子たちは片時も目が離せなくなった。  しかし、恥ずかしいのはこれ以外にもあり、ショーツの方も没収だけで 納まるほど笛地は甘くなかった。 「確か規則違反の品は後ろの黒板に吊ることになってたよな」 「えっ...ちょっと待ってください」 「規則は規則だ。恥ずかしいと思うかも知れないが諦めるんだな」 「そ・そんな・・・」  笛地は平然とした口調でいいながら、後ろの黒板へ向かう。だが、ここ で更にとんでもないことをしてきたのだ。 「パンティを黒板に吊るすという事は、やはり道徳的にまずいよな。ここ は目立たない方法にしておくか」  笛地が珍しいことを言いながら黒板消しの近くにあった大きい木製の正 三角形の定規に目を付ける。  よく数学の授業で教師が使う1辺が60cmの大型の木製三角定規だ。 「よし、これに付けて置いとくことにしよう」 「えっ..先生何を..」  葉須香は笛地にやることに目を疑ってしまう。何と、さっき今脱いだ葉 須香のショーツを思い切り広げて、大型の木製三角定規にすっぽり被せた のだ。  1辺が60cmの大型の木製三角定規の為、ショーツは思い切り広がり、露 になってることに葉須香は顔を真っ赤にし、叫びたい気分で一杯であった。 (なんで、そんなものにショーツを穿かせるのよぉぉーーまだ吊るした方 がましよぉぉーー)  顔を真っ赤にして惨めな姿になったショーツを見る葉須香に、更に衝撃 的なことを見つけてしまう。 「せ・先生っ!な・なぜ裏地を表にするんですかっ!」  ショーツを木製三角定規に付けられた事自体、恥ずかしいというのに、 それを更に裏地で晒すなんて酷すぎる仕打ちであった。  だが、そんな葉須香の悲痛な問いに対して、とんでもない理由を笛地は 言ってきたのだ。 「三角定規にパンティの形で穿かしたら変態になってしまうだろ。こうや って裏地にして穿かせれば、ただの黒い布地となるわけだ。そういう意味 で裏地にしたんだぞ」「そんなばかな事って..」  明らかに屁理屈な回答であったが葉須香は返す言葉がなかった。ここで 反論したとしても勝ち目がないことはわかっていたのだ。  運がいいことに、差ほど汚れてないショーツだったこそ良かったもの、 ここにシミなど付いてた時には、もっと恥ずかしい目に遭っていただろう。  この日は結局、このままノーパンでの股間に持ち物没収票を張ったブラ 姿だけで立ち続ける事になり、恥ずかしい木製三角定規を見ながら立たな くてはいけない葉須香にとってはツライものとなった。  唯一の救いは股間の用紙が剥がれることも、捲れることもなく済んだの だが、正直なところ見れなかったのは男子たちだけであって、実は教壇に 立つ教師たちには葉須香のおま●こが見えてしまったらしい。


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