第72話「ストリップデビュー」


 いやぁ〜ん、何だかんだ言ってショーに出てしまった沙智菜です。  今日のチケット買った人は後悔しなくて済んだかもしれないけれどぉ〜、 私は後悔しまくりですよぉぉぉ〜  大体、シャワーを浴びるまで気づかないなんて鈍感すぎるんじゃない?  そりゃ、温泉で何度もイかされたし、熊に遭ったりと波乱万丈な1日で ぐったりはしてたけど、こんな間違いはあり得ないんだからぁぁ〜!  そう、冷静になって記憶を辿ればこのシャワールームに似たものはステ ージ端に設置してあったよね。  観客の方に向けてすりガラスとなっていて..ガラス越しにストリップ 嬢のシャワーシーンを見せていたはず.. 「!!代わりって..こういうことだったんだぁぁ〜」 (関係者専用シャワー入口って書いてあったけど、出演の方だったのね)  案の定、今回も自分からエッチな目に遭ったようで、頭を抱えて叫びま した。 「んもぉぉぉ〜、最悪ぅぅぅ!!って言うか、あのお婆さんがシャワー浴 びる予定だったのぉぉぉ〜」  けれど、もう今更どうすることも出来ないし、せめてもの救いは湯煙で はっきり見えてないと思うしかないかも..  そうよ、すりガラスなんだし..ぼんやりとした程度で済んでいるはず よ(うんうん)。  ただ、私がホールで見た時は、すりガラスに細工がしてあって途中から 縞々なすりガラス状態になって透明部分に変わったラインからストリップ 嬢の乳首やら、おま●こやら見えてた気がするよぉぉぉ〜。  よくよく見ると湯煙で分からなかったけど、いつのまにか透明な部分が 増していて、胸と股間は見えているような.. 「いやあああああ〜〜〜、今更だけど見ないでぇぇぇ」  本当だったら、すぐにシャワー室を飛び出して逃げたいのに..  まだ、胸から上は透明じゃないし、顔は完全に隠れているんだし、スト リップ嬢と勘違いしていれば問題ないのかも。って、そういう考えをしち ゃうからいつまでもこんな恥ずかしいことをしているんでしょぉぉ〜〜! 「ともかく湯煙が無くなる前に..ここから出なくちゃ..」と言いなが らシャワーのお湯を時々ガラスに向けているんだけど.. (あ〜ん、わざと湯煙を無くそうとしてるじゃないのぉぉ〜)  それも、観客の方に何回か振り向いてシャワーを続ける。いつもの露出 癖が思いっきり暴走しているじゃないぃぃ!!  周兄さん、これは見せすぎですよね?やりすぎですよねぇぇ〜 *****沙智菜の勝手なイメージ*****************   「大丈夫、誰も沙智菜が代わりにしてると思ってないはず!」   「ここはストリップ嬢になりきってサービスするんだ」   「ほら、おま●この方は正直に反応してるぞ」 ********************************  確かに..私のおま●こはすごく濡れてきてるけどぉぉ〜。  これはいろいろ不味いでしょ!女子高生がするバイトじゃないよぉ〜。  でもでもぉ〜、視線が刺さってくると変な気になっちゃう〜。 「はぁぅ!見られてると思うと感じちゃう!感じちゃうよぉぉぉ〜」  私の正直すぎるおま●こが火照ってきてます。シャワーを持つ手も自然 と恥部にロックオンしてきたよぉ〜。 「私ったら何をやってるのよぉぉ〜。こんなこと続けたらイっちゃうぅ」  もちろん、さすがに絶頂するわけにはいかないので、何とか理性を奮い 立たせて普通にシャワーを浴びるようにしたけど、今のシーンも絶対見ら れてしまったかもぉぉ〜。 (もう、これ以上は無理っ!無理なんだからっ!)  いろいろ見せちゃったけど、すりガラスが全部透明になる前に何とか自 分の性癖を押さつけてシャワールームから逃げ出すことが出来ました。 (まあ、首より下はほとんど見られちゃったかもぉぉ〜)  着替えて廊下に出てみると何故か、私の代わりに出るはずだったお婆さ んの姿は消えているしぃ〜。  これを見たおばさんはどう思うんだろう。私が間違えてショーをしてし まったのは気づいてると思うし..  が、おばさんは私の姿を見るなり、思いきり抱きついてきました。 「あんたのおかげで大ピンチから大盛況に変わったさね!今日のショーの 大トリ、危うく穴あけるとこだったから代わってくれて助かったわさ」 「はあ..」 (大トリって..あのお婆さんが?) 「なぁに〜、いつもくっきり見えないようにドライアイススモーク焚いて るから、あんたの大事なとこさ、あんま見えてねーから」 「ほ・本当ですかっ」  おばさんの話だと、恥部は前列にいる人ぐらいにしか見えておらず、そ こには常連のおじいちゃんたちばかりというから、ちょっと引くかも..  ただ、さっきまで喜んでいたおばさんの表情が急に困った顔に変わって きました。 「ところでさ、悪い知らせも起こってしまったんよ」 「えっ?悪い知らせって」(もしかしてシャワーショーをした私が女子高 生ってばれたとか..まあ、お婆さんには見えないし..それなら、どー しよう) 「実はね。あんたと代わった梅婆が、ぎっくり腰になっちゃって明日の午 前のショーも出れないって言うのさ。それですまないがさっきの勢いで今 度は明日のストリップ嬢も代わりで出演して貰えないか?」 「ええぇぇ〜。す・す・すとりっぷなんて無理です〜。無理ったら無理ぃ」 (いや、それよりも..あのお婆さんが脱いでいるんですかぁ〜) 「梅婆のところは、客も地元の老人しか夢中で見ないから安心しておくれ。 とりあえず、曲に合わせて焦らしながら服を脱いで行き、最後にチラっと おっぱいとおま●こを見せてくれれば大丈夫だから」 「いやいや、チラっとなんて無理です〜〜」 「大丈夫だよ。梅婆にも出来る簡単なことだし。今日はその梅婆の家に泊 まってもらうから、しっかりと演技指導もしてもらえるし、明日の午前の ショーは5人出演することになっているのに、これではお客に申し訳ない し、店の信用がなくなっちゃうから、お願いだからなんとかならないかい」  と言って迫ってくるけど、こればっかりは無理!絶対無理ったら無理ぃ! (そもそも、梅婆は出ても出なくてもいいんじゃないのかなと..) 「私、まだ学生だし..トップレスで踊って、おま●こを見せるなんて無 理です」と正論で攻めてみました。  するとおばさんは、「あんたが学生だってことは分ってるさ。それなら、 ニプレスと前貼りを付けて踊るのはだめかね」と提案してきました。  おばさんには、今日の泊まるところも世話してもらってるし、バイトさ せてもらっているので、少し考えることにしました。 「え、えっと..本当に大事なところを隠してもいいんなら..それなら OKしますが..」 「もちろん、それでいいさ。あんたのような若い子が代わりに出るなら、 客はそれだけで満足だし、さっきの飛び入りの子のストリップを明日見た いって客が騒いで煩くてさ」 (うう..何か、上手く嵌められてしまってるような..けれど、間違え てしまった私も悪いし..)  あ〜ん、周兄さん。やっぱり、こういう展開になってしまいました〜〜。  明日は恥ずかしいストリップデビューをすることになっちゃうなんて..  さすがに今日はこれ以上、恥ずかしいことは起きないと思ったけど、例 のお婆さんの家に泊まるので演技指導を受ける羽目になりました。 (何が悲しゅうて〜ストリップの極意を学ばなくちゃいけないのよぉ〜) 「ほら、時間がないんだよ。あんたの潜在能力はこんなもんじゃないよ! あたしの48の極意を伝授しなくちゃいけねーんだから」ピシャーン! 「って、そこまで伝授しなくていいですからぁぁぁ〜〜」  お婆さんに生尻を叩かれながら裸でストリップの極意を覚えるって、ど んな仕打ちなのよぉぉぉ〜〜!!  こうして、恥ずかしい目に遭いながら次の日を迎えました。  お婆さんに太鼓判を押された私はお店に行き、まずは昨日と同じ窓口で チケット販売を任されました。  こんな朝からストリップをやって、人なんて来るのかなと思ったら杖を ついたおじいちゃんたちが続々と買いにきました。  昨日は日が暮れていたから店の雰囲気が掴めなかったけど、ここって若 者が入りづらい古き昭和そのものって感じで昔の映画やドラマなどに出て くるストリップ劇場かな〜。  だから客層は高齢男性ばかりで、夜だと温泉客が多くなるので客層が若 くなるみたいです。 (うう、何かストリップ劇場の窓口というよりは老人ホームの受付をして るような..)  まあ、中年男性や若い人も買いにくるけど、ごく稀にってところです。 「知ってる人は誰も居ないし..これならストリップをしても平気よね?」 (・・・私の出番はまだ来ないよね..)  一応、出番までの進行状況を確認するために券買所にはステージの進行 状態を見られるモニターが付いていました。 (昨日は恥ずかしくてじろじろと見れなかったけど、いろんなのが置いて あるんだ..) 「うわぁ、ストリップ嬢の生写真まである〜。私のは臨時だから、撮られ ないはずよね..こっちには生下着が置いてるよ〜」  もしかして私って、とんでもないところに居るのかも..それにいろい ろと見ているうちにモジモジと..(あっ、あんっ)  昨日からエッチなことが続いてるせいか、私の身体が朝から火照ってい るんです。まあ、お婆さんがこしらえてくれた妖しい食事を食べたせいも あるけれどぉぉ〜。 (す・少しぐらいなら..いいよね?)  昨日と同じ、ノーパンで仕事をしている私は小さい窓口からしか券買所 の中が見られないことを利用し、腰から下をそっと捲り上げる。 (あぁ..おま●こ丸出しの上に大股に開いちゃったよぉ。こんなはした ない姿でチケットを売ってるなんて〜。見えてないはずなのに買う人がみ んな鼻の下を伸ばしながらチケットを受け取ってるよぉ〜)  もしかして..おま●こから溢れてる愛液が匂ってるの? (はぅん〜。こんなに濡れちゃうと..露出だけじゃ物足りないぃ..)  気づくと、券買所中にある売り物用、お客さんモニター用のバイブやロ ーター(どんな感じで動くかの確認用)を見つけて、その中の極小ローター や乳首バイブを身に着けてしまいました。  ヴヴヴヴヴッ..  気持ちいいぃぃ..はしたないことをしてるのに振動を止められない。  指で股間を少し触ってみたら、ぐっちょりでした。それも濡れたままの 指でお釣りを渡しているよぉぉ〜。 (私ったら何でこんなエッチなことしちゃってるのよぉぉ〜)  いくら下が見えないって、こんなことしちゃバレバレじゃない。  けれど、それでもちょくちょくおま●こ弄りながらチケットを売ってる なんてぇぇ〜。 「あ、ああっ、今日の私、何か変だよぉぉぉ〜。あんっ」  さすがにイくほどの暴走までいかないけど、身体の火照りは抑えきれな くなっている。チケットを全部売った頃にはもうすっかり興奮状態になっ ていました。 (あ〜ん、椅子が私の愛液でびしょびしょだよぉぉ〜)  急いで愛液を拭いて何事も無かったようにしたけど、やっぱり窓口付近 は私のエッチの匂いが充満していたのかも.. (チケットは売り切ったから、次の仕事に移らなくちゃ..)  慌てて逃げるようにして次の仕事に取り掛かる私。  今日はホール清掃ではなく、客用のトイレ掃除をすることになりました。  清掃中の看板をぶら下げて、ホースで水洗いするんだけど、狭い室内だ と服が濡れちゃう。 (どうせ、誰も入ってこないのなら..思いきって脱いじゃお!)  そう、さっきの興奮が抑えられず途中から全裸でトイレ掃除敢行しちゃ いましたぁぁ〜。  長靴、マスクに三角巾だけで手袋もしないでの掃除。片手で便器を擦り ながらもう一方の手は股間や胸を弄り、そんなことをしていました。  しばらくの間、お客が入らないので好き放題してたのだけれど、何と切 羽詰ったおじいちゃんが3人入ってきました。  当然、全裸の私を目撃して驚きましたが取りあえず急ぎ用を済ましてき た。お互い恥部を見ることになるけど、おじいちゃんのアレだったら偶然 見てしまっても大丈夫よね..  もちろん見るつもりはないのだけれど、ドヤ顔したおじいちゃんたちが わざと便器から離れておしっこしてるよぉぉ〜。  それも、年に似合わずギンギンに立ったおチ●●ンから迸るおしっこ。 (ええええ〜!何、あの大きさ?)  これが若い男の人だったら絶対にすぐ目を逸らすけど、何故か目が離せ なくなっている全裸の私。  おじいちゃんたちも見られてるのを知ってか放尿後にチン●を扱き出す 有様。 (いやあああ〜!大きくさせないでよぉぉぉ〜)  見たくないのだけれど、あんなに大きくなると思うと余計に目を離せな いじゃない!  そして、おじいちゃんたちがトイレで全裸の事情を聞いてきたので、自 分の顔が見えない事をいいことに修行中の新人で男子トイレという中で、 裸で作業して露出行為に慣れる訓練中とそんな苦しい言い訳をしました。  それじゃ、お客に触られる事も修行しなくちゃいけないよと自分の歳も 考えずに私のおっぱいやおま●こを弄ってきたけど、いい所でおばさんが 探しに来て助かりました。  ストリップデビューはまだこれからだというのに、何かそれ以上の辱め を受けてるような気がするんですがぁぁぁ〜、周兄さん。  お願いだから、ただ見せるだけで終わって欲しいことを願いたいです。


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