第69話「秘境温泉でドキドキ」
周兄さん。今、私はネットで見つけた温泉地へ向かってます。
休日を利用して身体を癒そうと露天風呂へ。コホンッ..まあ露出もつ
いでに楽しむんだけど..メインは、お、お風呂なんだからねっ。
で、私がこれから行く露天風呂と言うは秘境温泉とよばれ、これから行
く温泉地から、山道を2時間ほど行った先にあるんです。
以前、砂防工事のための宿泊施設があったのですが、使われなくなって
建物が風化したらしく、湯船だけが残ったようで、近くにある源泉を入れ
て、地元の山菜取りの人たちなどが利用しているとネットに書かれていま
した。
要は、あんまり人が入ってこない温泉なので午前中にその場所に行けば、
人目を気にせず露天風呂を満喫できるんです。(まあ、露出もね..)
とりあえずパパとママには美紗里たちと温泉に1泊旅行すると行って出
かけることにしました。(ごめんなさい)
「やっと着いたぁ〜。あと山道を歩くだけね」
温泉地についた私は山道を歩き目的地に向かいました。人がいっぱい歩
いているようなら、引き返そうと思ったけど誰も居ないから、思い切り羽
を伸ばせそう。
2時間後、ようやく秘境温泉についた私は湯船の中にある砂をかきだして
パイプを使って湯と沢の水を入れることにしました。
そして、湯がいっぱいになる間に大きい石で作った脱衣所と思われると
ころで、服を脱ぐことにしました。
ネットで調べた事前調査では、ここの秘境温泉は水着着用なんだけど、
誰もいないことだし、タオル1枚で入っても問題ないよね?
「やっぱ、大自然の中の風呂は気持ちいいっ」
何か露出行為のことを忘れて、普通に温泉を満喫したくなっちゃうかも〜。
周兄さん、どうしたらいいですか?
*****沙智菜の勝手なイメージ*****************
「沙智菜、ここまできて何もしないのは勿体ないぞ」
「まずは身体に巻いてるタオルを投げ捨てるのだ」
「タオルを温泉に入れるのはいけないことなんだぞ」
********************************
ええぇっ〜。だって水着OKの温泉なんだからタオルも問題ないような..
けど周兄さんの言うことは正しいよね!
こんなタオルは投げ捨てなくちゃ!「えいっ!」ポイッ。
大胆にタオルなしで入ることになった私だけど、湯が少し熱かったたの
か逆上せそうです。
「そろそろ温泉から出ないと..でも裸になっちゃったし..」
まあでも〜、考えてみたら、ここってもともと施設が建ってところだし、
周りは木々に囲まれいるし、2箇所ある山道の出入口に気を付ければ問題
ないよね?
とまた露出行為に有利な情報を並べてしまって湯船に腰掛けてました。
もし、人が着たらおっぱいもお●んこも丸見え状態かもぉ〜。
「足湯だと思えばいいのよ。うんうん、そう思えば当たり前だと思う..」
こうして、しばらく足湯を楽しむ私だけど、ふと向こうに見える山が気
になってきました。
少し離れている向こうの山。もしあの山から人が覗いていたらどうしよ
うと考えちゃう。
当然、この揺れてるおっぱいもおま●こも見られてしまう。いやカメラ
でなんかで狙ったらバッチシ撮られちゃうよぉ〜。
でも、そう思うと身体がドキドキ、ズキンズキンして、変に疼いてきち
ゃう。
何か私のおま●こからかき回している水音が聞こえてくる気もする..
「って、こんなとこでオナニーなんてダメェェー!何で勝手に指が動いて
るのよぉぉ〜」
ああ〜ん、恥ずかしい!いつもの悪い癖でオナニーしてるよぉ〜。さす
がに、こういう場所でのエッチなことは危険だよぉぉ〜。
けど、人が覗いているとと思えば思うほど、手の動きが止まらない。
(いやいや、そろそろストップしないと!)
って思ってるのに、おっぱいを何で揉んでいるかなぁぁ〜。自分のおっ
ぱいだけど結構、柔らかくて感触がいいのよね〜。
もみもみっ。「ああぁんっ」
ついつい、イケナイ妄想しちゃう。
そう、私のおっぱいは覗いていた男たちに見つかって揉まれているの〜。
この女、乳首ビンビンに尖っているぜと、乳首を乱暴に引っ張るのぉぉ。
「はぁぅんっ。そんなに乳首を伸ばさないでぇぇ〜」
あ〜ん、また私ったら暴走してるよぉ〜。でもでも、こんなに火照った
らイかなくちゃ止まらない。
何か、思い切り向こうの山から見えるようにオナニーショーをしてる気
がするよぉぉ〜。
「ああぁぁっ!す・すごくぅぅ..気持ちいいぃぃっ..」と声を漏らし
て、軽くイッたときに突然、熊鈴の音が聞こえたんです。
「えっ?誰か居るの!」って慌てて湯船に入ると、おじさんが現れました。
「誰か居るのかい。小生が入ってきていいかい?」
「は、はい、だ、だ、大丈夫です」
ちゃんとおじさんが入る前に声をかけてきたから思わず承諾しちゃった。
もちろん、おじさんは水着に着替えて湯船に入って来ました。
(あ〜ん、どうしよぉぉ〜。私、裸のままだよぉぉ〜)
裸で入っていることがばれないかドキドキする私。いや、よく見ればバ
レバレなのは分ってるけど..
ただ相手のおじさんは私をジロジロ見ることなく、普通に温泉を楽しん
でいる感じであり、少し沈黙が続いたあとにおじさんのほうから話しかけ
てきました。
「小生は秘境にある温泉が趣味でいろんなところに行っているんだけど、
まさか可愛い女の子が入っているのに出くわしたのは初めてだよ。いつも
は鹿とか猿ばっかしだしね」
何か悪い人じゃないかも..気が付くとずっと他愛無い話をして盛り上
がってしまいました。
でも、ずっと温泉に浸かってたから逆上せ始めてきたよぉ〜。
(ど、ど、どうしよぉ〜。裸を見せるわけにもいかないしぃ〜)
でも、おじさんの方が私が逆上せている感じがするのに中々湯船からあ
がらないことで裸であることに気づいたようです。
そして、意外な言葉を掛けてきました。
「こんな場所では、熊や女性の裸を目的の輩がいるから危険だよ。裸で入
りたい気持ちはわかるけど、水着を着けないといけないよ。小生が人が来
ないか見張っているから早く着替えなさい」と言ってくれてました。
おじさんは、何と私が着替えるまで1度も振り向かずに見張ってくれま
した。
(このおじさん、すごく紳士的だよぉ〜)
何と私が着替え終えると、男たちの声が聞こえてきました。
どうやら、私が心配していたとおりあの山から覗いてようであり、オナ
ニーしている女がいると思い急いできたようなんです。
で、おじさんが「ひとまず身を隠しなさい。小生が何とかしよう」って
言ったので急いで脱衣所からでて、身を隠すことにしました。
もちろん、この後で男たちが息を切らしながらやって来ましたがおじさ
んが入っているを見てがっかりしてました。
「チッ、やっぱ見間違いだったのかよぉ〜」
「俺たち、たまってるのかな..まあ、頭でも冷やすとするか」
「おいおい、温泉で頭なんか冷えるのかよ?」
汗だくてやって来た男たちは、折角ここまで来たから温泉に入ろうとし
て脱衣所に入って着替え始めました。
それを見たおじさんが今の内に行きなさいと合図を送ってくれたので、
男たちに見つかるないようにうまく逃げることができました。
でも、このまま逃げるのも不味いような気がする。
「せめて、おじさんにお礼を言わなくちゃ..」
とりあえず、温泉から少し離れた場所でおじさんが温泉から上がってこ
こを通るのを待つことにしました。
でも温泉から上がったおじさんが更に山道の奥へ進んでいったので、私
は慌てて追いかけた。
「あっ、ここにも温泉があったんだ」
さっきのと違って、こじんまりした温泉であり、おじさんが入ったのを
見て、私も服を脱いで入る決意をしました。
もちろんタオルを巻いてですよ。
「お、おじさん。さっきはありがとうございます」
「おや、もうとっくに下山したと思ったら、小生のあとをついてきたんだ
ね。まあ、とりあえず温泉に浸かった方がいいよ」
「は、はい..」
おじさんに勧められて温泉に入ることになったけど、よく見てみると水
着をつけてないような..ぼんやりと見てはいけないものがぁぁ〜。
「うん?あっ、そうか。ここは水着着用が駄目でね。まあ、タオルぐらい
なら問題ないから、巻いたままでいいよ」
「・・・は、はい」(でも、おじさんはタオル巻いてないけど..)
どうしようかな..さっきもタオル巻いてなかったし、はっきりと裸が
見えるわけじゃないんだから..ここは..
「あ、あの、私もタオルを外します!おじさんを信じます」
かなり大胆な行為だけど、やっぱタオルを入れてはいけない温泉っぽい
からタオルは外さないと..恥ずかしいとかの問題じゃない気がする。
まあ、男性の前でタオルを外して裸を見られてしまうドキドキ感もある
んだけど..
「君は偉いね。恥ずかしさよりも温泉のルールを守るとは。安心していい
よ。小生は変なことするつもりもないし、可愛い女の子の裸で欲情するこ
ともないから」「そ、そうなんですか..」むぅぅ〜
ホッとする言葉なんだけど、何だか未熟な女性として見られているよう
な気がして、複雑な気持ち。
「うん?これは少し小生が失言したようだね。正直言って勃起はしている
が、純粋に君の身体が美しいと思っただけでね。これぐらいは大目に見て
くれないか」「は・はい..」
勃起ってぇぇ..このおじさん、さらりととんでもないこと言うよぉ〜。
この温泉って小さいから身体がどうしても触れちゃうし、間違ってその
あの..アレに当たったらどうしよぉぉ〜。
でも考えてみたら、私って今、知らないおじさんと仲良く裸で温泉に入
ってることぉぉ〜。これって、すごくとんでもないことじゃ..
だけど、変な雰囲気にならないところが、このおじさんの凄いところな
のかな..ぼ・ぼ・勃起したなんて言ったけどジロジロ見てはこないし、
いつの間にかお盆を浮かべて一杯やってるし〜。
「小生は温泉で一杯やるのが好きでしてね。これがまた美味いときたもん
だ」「はあ..」
もう何か1人でいろいろ心配してるのが馬鹿らしくなるほど、和やかな
雰囲気になったせいか、ついおじさんにお酌を始めてしまった。
「こりゃ嬉しいねぇ〜。こんな可愛い子にお酌されるなんて、小生は幸せ
もんだぁ〜」「んもぉ〜。そんなお世辞ききませんよ〜」
(・・・あ〜ん、よく見たらお酌の度におっぱいが湯から出ちゃう..)
少し身体を湯から出してお酌をするから、おっぱいの上半分は湯から出
ちゃう。いや、水面近くまで出てるってことは、お湯の中の乳首はくっき
り映っている。それもビンビンに尖っているよぉぉぉ〜。
こんないやらしい乳首を前にして、おじさんはどう思っているんだろう。
「そうだ..この際だから思い切って聞きたいことを言っていいかい?」
「えっ?聞きたいこと?」
何か嫌な予感がするけど、断ることも出来ないし..とりあえず聞くし
かないよね..
「いいかい?小生が質問しても..」
「は・はい。大丈夫です」
いったい何を聞いてくるんだろう..ドキドキだよぉぉ〜。
「はっきり聞くけど、君には露出癖があるってことでいいかね?」
って!いきなりド直球ですかぁぁぁ〜。そんな質問に「はい、そうです。
私、露出狂なんです」なんて答えられるわけないでしょぉぉぉ〜
「あっ、すまない。質問の仕方が間違えたようだ。実はさっきの温泉で君
がしてた行為が目に入ってしまって、あの時は何とか誤魔化してはみたけ
ど気になってしまってね」
「そ、そ、そうなんですか..」
ああぁぁ〜、すでに証拠確保済みじゃないぃっ。私に露出狂を否定する
言葉なんて見つからないよぉぉ〜。
って言うかジタバタしている私の態度がそのまんまの答えかもぉぉ〜。
「おっと、これまた小生の言い方が間違ってたよ。君を問い詰めるつもり
じゃないし、露出狂でも普段がしっかりしていれば問題ないと思うんだよ」
「はあ..」(何か、このおじさん相手だと調子が狂うよぉ〜)
「えっと、そうそう。小生の仕事を先に言えば良かったな。名刺、名刺っ
とお盆と一緒に持ってきたはずだが..」(何で、お風呂に名刺を?)
「あった、あった。小生はこれでも一応、画家をやっていてね。職業柄、
女性の裸は慣れているんだよ」
「画家なんですか..名刺ありがとうございます」
おじさんが画家ってことで、より安心感が増したような..えっと篠谷
李真さん..あれっ?何か、この名前どっかで聞いたような..
「あっ!裸婦画で有名な..」「ん?こりゃ驚いた。小生のことを知って
るとは..」
いや、知ってるも何も..えっとママが「これ素敵でしょ。裸婦画で有
名な篠谷さんに描いてもらったのん♪」って自慢してたから..
それも何枚もあって、見せるたびに名前を言うから覚えていたのだ。
「あ、あの..実はその..ママが..」「ん?ママ?おっ、も・もしか
して新宮さんでいいのかな。早知華さんがよく話す露出好きな娘の沙智菜
ちゃんかい?」「・・・は・は・はい..」
うそぉぉ〜。完全に苗字も名前もバレてしまったんですがぁぁ〜。
って言うか、ママったら何、人の性癖ばらしてるのよぉぉぉぉ!
周兄さんっ。こういう場合、どうしたらいいのぉ〜?
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