「そういや、昨日の女の抱き心地はどうだった?」
「最悪だったぜ。今は口直ししたいとこだぜ。どっかに手ごろな女が転が
ってればいいんだが」
「無理無理、濡れ濡れの女がその辺に居れば俺だって飛びつくぜ」
(あ〜ん、そういう話しないでぇぇーー!濡れてはいるけど、そういうの
は一切、お断りなんだからぁぁぁーー)
駄目もとでドアを強引に開けようかと思ったけど、危険すぎたのでじっ
とすることにしました。
(こんな姿じゃ逃げることもできないよぉぉぉぉーーーー)
今はただ、一糸まとわぬ姿で彼らの動向に注意するしかないみたいです。
最悪、見つかったときの事を考えなければいけないんだけど、この姿じ
ゃ逃げ場がないよね..
やっぱり、今はただこうして全裸で耐えるしかないのであろう。
もちろん、彼らはそんな私に関係なく煙草に火を付けてのんきに吸い始
めている。
おそらく最低でも一服終わるまでは彼らがここから離れる事はない。
つまり、私は彼らの上でしばらく全裸で耐えなければならないのであった。
私が耳を立てて彼らの様子を伺っていると彼らは煙草すいながら楽しく
話し始めたんです。
(ちょ・ちょっとぉぉぉーー早くどっか行ってぇぇぇぇーーーあーんー)
でも、その会話で更に私の鼓動が早くなってしまいました。
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