文化祭のクラスの出し物がお化け屋敷に決定し、沙智菜はお化けの役を
やることになった。
薄めのまっしろい大きな布をかぶり暗闇から脅かす役になるが、ここで
露出の衝動にかられた。
「ばれないよね・・・きっと・・・」と思った沙智菜は、暗闇の中で服を
脱ぎその薄い布のみで脅かすことにした。
一般のお客や生徒が来る中で、布1枚で自ら出ていからなければならな
い恐怖と羞恥心が入り混じる。
ばれるのは怖いけど、これはすごい快感がくるよぉ〜と、何回も恥ずか
しい姿で飛び出していき、おばけの役を堪能した。
気づくとあっというまに午前中は終わり、お昼休みとなった。
急いで服を着替えて、昼食をとる沙智菜にクラスメイトから今度は女ミ
イラの役をやってくれないかと。
午前と同じお化けのままだと、また危ない事をしてしまいそうな沙智菜
は女ミイラの役を快く承諾した。
どうやらミイラの役は男子2人、女子1人の3人でやるらしく、一人ずつ
包帯を体に巻きつけていく。
2人の男子の包帯が巻きつけ終わり、最後に沙智菜に巻きつけることに
なる。だが、包帯がもうほとんどない。
3人でどうしようと悩んでいたら、隣のクラスから遊ぶにきていた姫條
礼璃、通称、礼璃ん(れいりん)がいいことを思いついたといって、待っ
ているようにいわれた。
少しすると、手にトイレットペーパーを携えて戻ってきた。
「おお!そうか。それなら暗いしばれないな」「さすが!」「これででき
るぞ!」などと皆が歓声を上げる。
「ちょっとカーテンの後ろでやるからのぞかないでよ」といって、礼璃ん
が沙智菜を連れて行く。
カーテンの裏につれてこられた理由がわからない沙智菜は、礼璃んにき
いてみた。
「なんでこんなところでやるの?」「ぇえー。じゃぁ、みんなの前で裸に
なって巻きつけてほしぃ?」
ドキッ!なんてことをいっているのだろうか。
礼璃は続けてこういう「だって午前中だって大胆なことしてたじゃない?
知ってるんだぞぉー。実は午後もやろうと思ってたんでしょぉー。だから
協力してあげるよ」「えっいやそれは……」「いやとは言わせないぞぉー」
・・・言葉をなくす沙智菜。
「じゃぁ脱がせてあげるよ」ぇぇえ???動揺を隠せない沙智菜。
そんな沙智菜を見て礼璃んは説明した「だってここ後ろに窓があるんだ
よ?いっくらカーテンで遮られてるからって、カーテンにシルエットが写
って向こうにいる男子たちに脱いでることばれたいの?だから脱がせてあ
げるの!」と言う。結局、されるがままに脱がされる。
下着姿になったところで巻きつけていくと思いきや、なんと下着まで脱
がしてくるから驚いた。
「ちょっ・ちょっとなにやってんの」沙智菜は少し大きめの声で言った。
カーテンの向こうから「終わったかぁー?あけるぞぉー」と声がする。
「まっ・まだだめ!」「私はいいけどぉー」と礼璃ん。
ぅぅぅ..ここまできたらいうことを聞くしかなさそうね..
沙智菜は観念して、そのまま素っ裸にトイレットペーパーを巻いていく。
が、礼璃はさっきの罰だぁーといって、1重にしかまかない。なら自分
で巻こうと思ったが、足元においてあるトイレットペーパーを拾おうとす
ると、背中でピリッという音がして、簡単にやぶれてしまうことがわかる。
「沙智菜ちゃぁん、もぅちょっとリアリティーだしたほうがよくなぁい?」
近くにおいてある絵の具をおもむろに手に取り、赤い色をところどころ
につけていく。お尻の部分の紙をずらし、直接塗ったりとやられたい放題。
そして、待っている男子たちの前に現れた沙智菜に、すごい!の一言。
薄暗くなければこの時点で襲われていただろう。そのまま各担当のとこ
ろに解散し、午後のお化け屋敷が始まった。
もちろん、トイレットペーパーの下が真っ裸であることは男子たちには
ばれなかったようだ。
ただ、所詮はトイレットペーパー。時間が経つにつれて汗をかいていく
ので破れ始めてきた。
おっぱいもこぼれる寸前で、最後まで持ちそうに無い。
あと30分過ぎれば、素っ裸になりそうな危機が迫った時に、突然お化け
屋敷の中に3年女子たちの大声が聞こえてきた。
「早く、探すのよ。一刻を争う状況なんだからねっ!」
「あっ、発見しました。直ちに拘束しますっ」「えっ?ええぇぇっ!」
沙智菜の周りに3年女子たちが集まり、突然大袋をかぶせてきて沙智菜
を袋の中に押し込んでしまった。
「じゃ撤収っ!」「1年生、あとですぐにミイラ役の男子送るから、この
1年女子借りていくよ」
いきなり3年女子たちに袋をかぶせられて拉致された沙智菜。
そして、3年女子たちがそのまま大袋をかついで3年の教室まで行った。
何か上級生に恨まれることをしたのだろうか?
こんな裸同然の姿を見られることになるので不安でいっぱいな沙智菜だ
った。
3年生の教室に入ったところで、ようやく大袋から出られたが、その時
はトイレットペーパーはボロボロでほとんど裸のままであった。
「うん。こんだけの度胸があれば大丈夫ね。さすが礼璃んが薦めただけあ
るわね。新宮さん、今から私たちのクラスを手伝ってね〜」
「そうね〜。この子ならやってくれそう!今から売り上げ挽回よぉ〜」
裸同然の姿を見ても驚かない3年女子。それどころが、何か分けのわか
らない太鼓判を押されている様子だ。
3年女子に事情をきくと次の通りだった。
ここのクラスでは文化祭でコスプレ喫茶をやることになったが、過激な
コスプレを担当する女子が午後になった途端、逃げ出してしまったらしい。
そこで後輩の礼璃んに相談したところ、沙智菜を推薦したようだ。
「みんなアイマスクしてるから〜、1年女子ってことがばれないから安心
してね〜」「さあ、早く着ましょうね〜」
3年女子たちはメイド服やら、ちょっと派手なものに着替えていき、沙
智菜のとこには露出度が1番高いものが置かれていた。
「さすがに・・・これは」
そのコスプレはエプロンと犬の耳・しっぽ・首輪だった。それ以外何も
無い。
まぁ後で聞いたところ、このしっぽは電池で動くせいか、股間を刺激し
て大変な目にあってしまうというものだった。
とりあえず、裸のままでいるわけにもいかないので渡されたエプロンや
パンツらを着込む。
「あの〜、ブラは..」
「何言ってるのよ。ブラはないわよ」
無情にも3年女子からとんでもないことを言われてしまった。
「アイマスクしてるし〜危なくなったら助けてあげるわよ」
沙智菜はその言葉を信じて、恥ずかしいコスプレをすることになった。
そして、沙智菜の派手なコスプレが加わったおかげで模擬店は大繁盛し
てきた。
ただ、このコスプレ喫茶はかなり恥ずかしい。
何せ、エプロンの裏にかかれたメニューを見せるので、エプロンをまく
り、恥ずかしい姿に感じて濡れてしまった下着を見せなければならない。
イきたいほどの疼きがしており、もどかしい感じの沙智菜を見て男性客
がニヤニヤこちらをみている。
それも何か手にもっており・・・あれはなんだろう?
カチッ!
ヴゥゥゥゥゥ…。しっぽが動き出した。
すごい振動が沙智菜の股間を刺激してきた。
「おー、ちゃんと喜んでしっぽ振ってるぞ」と喜ぶ男性客。
「あっ ひぃぃ… くふぅ」
「ちゃんとなかないとだめだぞ〜」と男性客が手にもったスイッチを”強”
に合わせた。
「キャン!」
振動が強くなった瞬間、沙智菜は軽くイってしまった。
イったせいで、しばらくぼーとしていた沙智菜に女性客の指名が入った。
その女性は沙智菜を3年女子に推薦した礼璃んだった。
「ずい分、まずいことになってるようね〜」「はぁはぁ〜。礼璃んのバカ!」
「まあまあ、怒らないで。これでも裏メニュー解禁する時間に間に合った
んだから〜」「う・裏メニュー?」
「じゃあ、さっそくこれがいいかなぁ〜。ポッキーのおマンコとろとろソ
ース・王様ゲーム風」
「へっ?何よ。その如何わしいメニューは」
「裏メニューだよ。さすがに見知らぬ男に沙智菜ちんのあそこを見せたく
ないから駆けつけてきたんだよ〜。感謝してよね♪」
「ぅぅ..かしこまりました」
沙智菜は観念したようで、パンツを下ろし、大陰唇でポッキーを挟んだ
形で礼璃んに腰を突き出す。
ポッキーにははしたない汁がどんどんたれていく。
礼璃んがそれを妖しい微笑を見せながら、ゆっくりと食べていった。
そして、どんどん近づいて・・・チュッ。レロォー・・・
舌を中に入れてきたのだ。(ちょっとぉぉ〜、礼璃んったら何してんのよ)
他の男性客よりも過激なことをしてきた礼璃んだった。
「いやぁ〜おいしかったよ。ありがとう、沙智菜ちん」「ぅぅ..」
「じゃぁ、この後も男性客に沙智菜ちんを指名されないように2年の先輩
たちがくるから、よろしくぅ〜」「えっ?2年って..」
礼璃んが教室を出ると2年女子が入ってきて、沙智菜を指名してきた。
そのあとも次から次にと上級生の女子がやってきて、指名してきたので
店は繁盛したが、何人にも先輩にHな姿を見られてしまった沙智菜だった。
まあ、男性に裏メニューを頼まれるよりはマシだと諦めるしかないだろう。
こうして文化祭は無事に終わったが、まだ沙智菜の災難は続くようだった。
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