プロローグ


今、日本はペタンペターと名乗るロボット軍団に支配され始めている。 なぜ敵が日本征服にこだわるかは知らないのだが、とりあえず日本が 少しずつ手中に落とされていることは確かであろう。 だが、日本の女性たちの多くはペタンペターを歓迎している。 それはペタンペターに支配されてる区域は完全なる女尊男卑の世界だからだ。 そんな時、日本国民..いいや日本男児を救うため1人の天才科学者が、 あるロボットを完成させる。 そう、そのロボの名はハイパーガーF。 青き鋼の合金が目立つ巨大ロボであり、数多くの強力技を揃えている。 そして、そのハイパーガーFに乗り込んで戦うのは天才パイロットの助郎。 天才パイロットと言われる腕で次々と敵のロボットを倒していくのだが、 優勢であったのは始めの方だけであった。 日が越すことに連れ、相手の機動性の方が高くなってしまい、苦戦しながらも 戦っていくことになる。 そして、ついには敵の幹部の1人までが出てきてしまい、その幹部が動かす ロボットにハイパーガーFはぼろぼろに壊されてしまったのである。 破壊されていくハイパーガーFを見て天才科学者は、ある事を悟った。 「やはりロボット形態では動きが悪すぎる。限りなく人に近づけなければ。」 そう、天才科学者・鯉町博士は新たなるロボとして完全人型の開発する事を 決心したのだ。 こうして新しいロボットを作る博士だが、その間にも次々とペタンペターの ロボットは日本の各都市を制圧していってしまう。 そして、最後の東京を落とされる寸前に博士の新しいロボットが完成する。 鯉町博士はペタンペターに向かうかのような感じで大空に叫んだ。 「ペタンペターよ。お前らの天下は、もはやここまでだぁぁぁーーーーー!  この新しい人型巨大ロボ、美瀬乃Mがお前らのロボを殲滅するだろぉぉぉーー!!」


登場人物

鯉町 出馬蔵(こいまち でばぞう)62歳
世界で最高の知識と技術を持つと言われてる天才科学者。
ただ性格に非常に問題ありすぎ。
マッドサイエンティストとしての名の方が有名である。
一応、ハイパーガーFの設計者。
弾牙 助郎(だんが すけろう)18歳
ハイパーガーFのパイロット。
顔も2枚目、頭脳明晰・スポーツ万能と弱点のない様に
見えるが無類のHフェチズムである事が弱点。
博士を「じっちゃん」と呼び心底から尊敬している男。
鯉町 美瀬乃(こいまち みせの)17歳
博士の孫娘。顔立ちとスタイルの良さから表向きは清純アイドル
として売り出している。
ただ、裏では変装して裏格闘の無敵の女チャンピオンとなる程、
本質はかなり凶暴な女の子。
そんな本質を知ってもちきんと接してくれる助郎がとても好きな
女の子である。
外では蚊も殺せぬ女子高生アイドルを演じているが、家では
凶暴行為を平然としてるかなり裏表が激しい子である。
美瀬乃M(ミセノ エム)巨大ロボ
身長22m、体重は女性型ロボの為、秘密。(大体5tぐらい。)
身長が22mなので中層ビルぐらいの大きさ。
(身長57mの某合体ロボットの半分ぐらい)
ペタンペター
日本を支配しようとしているロボット軍団。
無人型の人口知能ロボットをいろいろ出してくる。
まだ、詳細等は全て謎の組織。

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