河合ほずみは緊張した面持ちで壇上に上がっていく。
普段だったらシーンとするはずだったが、見知らぬ男たちの乱入のせい
で、館内のざわつきが終わらない。
校長が「卒業生代表のスピーチなんだから、静かにしなさい!静かに」
と何度も注意するが、生徒たちが静かにならない。
「校長先生、私は平気なので、スピーチをしてよろしいですか?」
「…仕方ない..あとから詳しく聞くから続けたまえ..」
「はい..みなさん、卒業生を代表して3年5組の河合ほずみが一言ご挨拶
申し上げます。本日は私たち卒業生のために、集まっていただいた皆様に
よりお礼申し上げます。皆さん、3年3組の羽倉香菜という女子のことを覚
えていますでしょうか?彼女は残念なことに校内で如何わしい行為をして
自主退学となりました。けれども多くの生徒はこの処罰がものすごく甘い
と思っています。なので私は今でも厳しい処罰が必要だと感じています」
河合ほずみの罰の言及に、多くの生徒たちが「その通りだ」「さすが」
と絶賛の拍手と歓声で応えてきた。
パチパチパチパチ。パチパチパチパチパチパチ...
この河合ほずみの言葉の効果か、このあとの校歌斉唱は雑談を止めて、
全員起立で歌い始めた。
校歌斉唱を終え、河合ほずみは深呼吸を2・3回繰り返してから、スピ
ーチのつづきを始めた。
「先ほどの厳しい処罰の件ですが、愚かな全裸露出行為に相応しい重い罰
が必要だと思います。た、たとえば..みんなの前で裸に剥くのは..ど、
どうでしょうか?」
その質問に「って言うか、AVデビューしてんじゃん」「街中全裸歩行
してたぜ。意味ないじゃん」と羽倉香菜の露出DVDを見た男子がつっこん
で多くの生徒が笑い出した。あろうことにネガカッパの教頭が「ワシも買
っちゃった」と言うので館内が爆笑した。
「そ、そうですね..それじゃ、こんな写真を罰として晒しても意味あり
ませんね」と、当時学校が没収していた校内での全裸露出行為の写真が館
内のスクリーンに映し出した。
顔は写っていないが、羽倉香菜の露出DVDを買ったものを驚かせるには
充分の写真だった。
「私は今でも..あのような罰をしたものは..多くの生徒が希望した処
罰で良いと思っています..」
河合ほずみの身体がガクガクと震えている。スクリーンには何故か思い
出のアルバムのように顔が写っていない全裸露出行為の写真のスライドシ
ョーが始まり、それを見た男子の1人がボソリと言った。
「羽倉香菜って..小柄だよな?あんなに背があったか..」
館内が再びザワメキ始める。そんな中で河合ほずみはスクリーンの近く
に立ってスピーチの続きをはじめた。
時々、スクリーンの実写大の写真と横並びしてしまうことに河合ほずみ
は頭が真っ白になりそうだった。
そして、男子たちが何故か処罰のことについて、細かく聞き始めると河
合ほずみの全身が火照ったように真っ赤に染まった。
「もし、羽倉香菜じゃなかったら、どうするつもりだ?」
「…それは、羽倉香菜に罪を擦り付けて..のうのうと卒業式に出ている
女子に..せ、制裁をあたえます」
「おいおい、制裁って穏やかじゃないな」「いったい何をする気だ?」
「こ、この場で裸に剥きます..本人が拒否しても..もう無駄です」
「無駄って?ど、どういうこと」「もしかして、あそこに居る男たちに関
係してるの」「おいおい、でもそれって..」
「…私も詳しいことはわかりません..せっかくの卒業式をこんなスピー
チで終わらしてすいません..これで私の挨拶は終わります..」
こうして河合ほずみが壇上を降りていくと、藤堂たちが拍手しながら駆
け寄ってきた。
もちろん、こんな状況に堕ちいっても、河合ほずみの心はまだ折れずに
居た。
いつか、この性癖を克服して普通の生活に戻ろうと考えていた。
ただ藤堂たちも今まであの手この手で、河合ほずみを堕とそうと亜子を
使ってひどいことを仕掛けてきたが成果が出なかった。
つい一週間前は亜子が、体育館での卒業式の予行練習中に仕掛けてきた。
「先生〜、ちょっとほずみが気分が悪そうなので連れてっていいですか」
と亜子が河合ほずみをそのまま体育館横に止めてあるミニバンのとこへ連
れていった。
「亜子から聞いたぞ。おめぇ、まだ彼氏とやってねえんだってな」
(えっ)
そういえば、亜子は河合ほずみにこんなことを言っていた。
「もういっぱい恥ずかしい露出しちゃったんだし、そろそろ彼にも裸を見
せちゃって、セックスしてもいいんじゃない?」
「だめよ!内緒にしてよ!」
「でもぉ〜彼が知らないとこで裸で愉しんでいたのを知ったら・・・」
「やめて!」
「あはは!!でも卒業式にすべてばらすんでしょ」
「そ、それは..」
やはり、彼氏には絶対言えない..。河合ほずみが来月から露出DVDで
AVデビューすることを。
「ほずみ、これだけは安心していいわ。あなたのバージンはまだそのまま
にしてくれるそうよ。本番行為無しで撮ってくれるなんてありがたいわよ」
「あ、ありがとうございます..」
「礼はいいさ。その代わり、いっぱい恥ずかしいことをしてもらうぜ。今
日はこれからここで素っ裸になって、俺たちにケツを叩かれてもらうぜ」
「わ、わかりました」
河合ほずみは男たちの前で全てを脱いで台本に書いてある台詞を笑顔で
言わされることになった。
「もうすぐ卒業式を迎える3年5組の露出狂の河合ほずみです。今日は天気
がいいので裸になっちゃいましたぁ〜。ほら、私のパンティ見てください
よぉ〜。マン汁いっぱいでぐちょぐちょですよぉ〜」「カット!!」
「えっ?何で..」「何でじゃねーよ。大してマン汁ついてねーよ」
「あっ、すいません。藤堂さん、お手数ですが私のおま●こ、弄ってくれ
ませんか?」「しゃーねーな。世話のかかるま●こだな」
河合ほずみがおま●こを突き出すと、藤堂が堂々と指を入れて掻きまわ
していく。亜子はそれを見て「ぷぷ、すっかり見事な露出狂になっちゃっ
たね〜」と茶化していた。
そして、おま●こをぐちょぐちょに濡らした河合ほずみが撮影を再開す
る。「先週、彼氏が居るのに私に告白してきた野球部キャプテンの飯田君、
断ってごめんね。告白じゃなくチンポ入れていいって聞いてくれたら、私
の淫乱おま●こがOKしたのに残念っ。お詫びにケツ叩きで絶頂する変態
女の姿を見てチンポをシコシコしてちょうだいね〜」
「飯田君〜。これが河合ほずみの本当の姿さ。振られてよかったな」
「あっ・・・あぅ・・・・・あっ・・・」パンッ!パンッ!パンッパンッ!
ミニバンの、体育館とは反対側のスライドドアが開いている。周囲には
制服と下着が捨ててある。河合ほずみは日に照らされながら男たちの手で
思い切りケツ叩きされていた。
外がまぶしい。後ろから二の腕をつかまれて、胸が激しく揺れている。
亜子がカメラを覗きながら、言った。
「卒業式の予行練習を抜け出してのケツ叩きはどう?」
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」パンッ!パンッ!パンッパンッ!
「かわいそうだったかなぁ・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」パンッパンッ!
「そうそう、先にAVデビューした香菜、この前から本番も始めちゃった
みたい、処女だったのに今じゃヤリマンだって」
「そ、そんな..香菜ちゃんがそんなことまで..」
「ほずみには発売前のDVD貸してあげるね。あのコ、3時間もチンポくわえ
まくって、イきまくってたから」
(あ、あのこが・・・うぐっ・・ああぁぁっ)パンッ!パパンッ!
声を押し殺して、背中をのけぞらして上り詰める河合ほずみ。
こんな風に、河合ほずみは今日の卒業式まで藤堂たちに毎日いろんな辱
めを受けて、牝のような扱いを受けてきた。
すでに、河合ほずみの卒業後の就職先はAV会社の専属女優と決まって
おり、今日の卒業式で全てをばらす予定だった。
そして今、男たちの手で全て真実が明らかになろうとしていた。
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