河合ほずみは学校では真面目で元気な女子生徒だった。クラスの中では
人気が高くマドンナ的な存在であり、決して露出癖のある女子には見えな
かった。
ほとんどの生徒が卒業後、大学に進学する中、河合ほずみだけは家業手
伝いということで大学にいくことを断念していた。
誰もが、河合ほずみが大学に行かないことに勿体ないと思い、河合ほず
みが裏で恥ずかしいアルバイトをしていたことなど知らずに卒業を迎える
ことになった。
河合ほずみの大親友であるみねも、河合ほずみがそんな風になってると
は思っていなかった。
何せ、いつも「ほずみは真面目すぎるのよ。いい加減、彼氏と進展しな
さいよ」と、河合ほずみに話しかけてくるぐらいだった。
こうして、河合ほずみは学校では普通の女子高生として3年間過ごし、
今日の卒業式を迎えることになった。
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校長が壇上で「ご卒業おめでとうございま
す」と長い挨拶をしてから卒業式が始まっ
ていく。
そのあとは1人ずつの卒業証書を生徒たち
が受け取っていく。
この時までは、普通の卒業式であった。
河合ほずみ(赤髪の子)はみね(青髪の子
)と一緒に並んで、卒業式を出席していた。
翌日から悪夢がくるのは、河合ほずみ本人
は知っていたが、今は忘れることにした。
「さっき、彼氏といい雰囲気だったよね〜」
「違うわよ!」
「卒業式で、えっちするコって、いるのよ
ね〜」「何言ってんの、ば〜か」
「実際どこまでいってるのよ、教えてよ!」
「うるさいつーの。アイツとは、まだ何で
も無いわ」
「へ〜意外ね〜。まあ、友人として応援し
とくわ」
「うるさいな〜っ。あんたには関係無いジ
ャン!・・・・・」
「でも卒業式って何か感動しちゃうよね」
「うん、そうだね」
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「そうだ、卒業式が終わったら就職先を教えてちょうだいね。働くつもり
なんでしょ?そういうの内緒にしたままで別れるのはやだよ」
「わかってるわ..」
「そういや、3組の羽倉香菜って自主退学だけで済んだみたいね。あんだ
け学校に迷惑かけて何のお咎めもないってズルいよね?」
「…そ、そうだね..」(香菜..わ、私のせいで..)
「そうそう、羽倉香菜って18歳になった途端、AVデビューしたみたい。
男子たちがAVデビューするなら、皆の前で裸で謝罪するぐらいの罰をし
ろって文句を言ってたわ」
「裸で謝罪って..ひどくない?」
「ひどくないわよ。何せ、散々校内で全裸露出行為をして愉しんでいたん
でしょ!それなら、皆の前で裸にして謝らせてもいいんじゃない?」
「…それじゃ、可哀想よ..」
「あっ!ごめん..羽倉香菜は..ほずみが校内イジメから救ってあげた
んだよね。ほずみは偉いよ。誰もが見て見ぬフリをしていたイジメに真っ
向から立ち向かったんだから」
「そういうつもりじゃ..」
羽倉香菜は元々、マゾっ気のある女子で、校内イジメも自分から受け入
れてしまうところがあった。でもイジメがどんどん陰湿になっていくのを
河合ほずみが見ていられなくなって、イジメ撲滅運動を始めたのだ。
だが、羽倉香菜にとっても性的イジメがストレス発散になっていたらし
く、河合ほずみに八つ当たりを始めた。
そんな羽倉香菜を亜子の協力を得て、ストレス発散にと恥辱のアルバイ
トに巻き込んでしまったらしい。
意外なことに羽倉香菜は水を得た魚のように亜子みたいに喜んで受け入
れてしまい、河合ほずみだけが未だに脅されてやっているようになった。
校内での全裸露出行為も大半が河合ほずみがしていたものであり、羽倉
香菜とのコンビ露出の際に、校内に残っていた生徒に見つかってしまった
のであった。
「ほずみちゃんは逃げてちょうだい。私が囮になって見つかるから」
「!そ、そんなこと出来るわけないでしょ」
「…イジメから救ってくれたこと、今でもすごく感謝しているよ。それも
こんな気持ちいいことまで教えてくれたなんて..」
「香菜..」
「こんなこと言っちゃ、ほずみちゃんが悲しむんだけど..やっぱクラス
には上手く馴染めなかったよ..だから、学校辞めてもいいよね?」
「だ、だめだよ..卒業までもう少しじゃない!」
「そうだね..だからだよ。ほずみちゃんには停学なんてして欲しくない!
だから、ごめんね..」
そう言って羽倉香菜は大声を出して裸で飛び出していった。
悔しいことに河合ほずみは、身体が震えてその場を動くことが出来ずに
難を逃れることができた。
(本当だったら..私がみんなの前で罰されるべきなのに..最後まで真
面目な模範生徒として過ごしてしまったわ..脅されてるから?ううん、
脅されていても、あんなもの撮れないわ..いっそのこと、あの映像をみ
んなに晒して欲しいぐらいだわ)
河合ほずみは羽倉香菜が自主退学したあとも全裸露出行為を続けていた。
誰も居ない放課後に3年3組の教室に行き、卑猥な落書きだらけになって
いた羽倉香菜の机の前で裸になって、感じながら叫んだ。
「わ、私が本当の真犯人の5組の河合ほずみです..全校生徒の前で裸で
謝罪しろって..そういうことは私に直接言ってちょうだい..」
机に書いてある中傷に答えると、おま●こがびくんびくんと感じる。
自分が露出狂とばれて、全校生徒の前で裸に剥かれる映像が浮かび、イ
ってしまいそうになる。
「私のおま●こを見てぇ〜。みんなの前で裸に剥かれると思ったら軽くイ
っちゃったよぉ〜。みんなが必死に探してた露出狂は河合ほずみでした〜」
全身に快感の電撃が走る。おま●こからピュッピュッと愛液が噴き出て
止まらない。
「みんな、これが男子が必死に見たがってる河合ほずみのおっぱいです!
でも残念なことに、このおっぱいを思い切り汚しちゃいます〜」
何と河合ほずみは胸に洗剤を垂らして、羽倉香菜の机の落書きを胸で消
していく。
「あはは、無様でしょ〜。河合ほずみの綺麗なおっぱいがどんどん真っ黒
になっていきますよぉ〜。こんなことをしてるのに私ったら、またイって
しまいそうです」
机に胸を押し付けながら、河合ほずみが思いっきりイってしまい、羽倉
香菜を苛めてた主犯の女子の机に噴出した愛液がべっちゃりとついた。
「これで..羽倉香菜が露出狂じゃないのがわかるでしょ?みんなの前で
辱めを受けなければいけないのは..河合ほずみなんだから..」
ただ、これについて3年3組で大問題になることはなかった。イジメに批
判的だった3組の誰かが机の落書きを消した後で、嫌がらせでやったと思
われたからだ。
こうして今日の卒業式を迎えるまで、河合ほずみには一切の疑いもかか
らずに皆から人気のある真面目な女子として思われていたのだ。
ぼそっ「この卒業式の最後で..私は全てを..」
「ん?何か言った、ほずみ?」
「…贖罪の時がもうすぐってことよ..」
「はあ?何を言ってるの、ほずみ?」
河合ほずみがみねに対して意味深な言葉を出した時、体育館の扉が突然
開き、後ろが騒がしくなってきた。
どうやら見知らぬ集団が体育館に入ってきたらしい。
入ってきたのは怪しいサングラスをした3人組の男。
近くの女子から「だぁれ?」「いけてるわね」・・などなど小声でささ
やいているのが聞こえてくる。
最初は怪しかったが、先生らと会釈しながら話してるところを見ると、
別に普通の人のようだった。生徒の誰かの兄キらが来てるだけか。ならも
っと着るものは空気読んで来いと思いたくなる。
そのうち、3人組の男はタバコを吸ったりパンを食べ始めたりしてきた。
「君たちは一体、何だね。今は卒業式をしてるのが分かってるのか」
壇上で注意する校長に向かってサングラスをした3人組の男は悪びれる
様子もなく、おかしなことを言って来た。
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「そんなの分かってるぜ。おっさん」
「俺ら、卒業式だから来たのさ」
「ここには知り合いを迎えにきたん
だよ」
「?君たち、何をふざけたことを!
卒業式を何だと思ってるんだ」
怒る校長を無視するかのように3人組
の男は知り合いの生徒を迎えにきたと
言い続け、辺りを見回してきた。
「おっ、あそこにいるじゃん」
「へぇ〜、いつもとはイメージがずい
分違うんじゃないか?」
「まあ、それも今日のこの時までさ。
じゃあ、鮮烈なデビューといくか〜」
そう言った3人組の男は、河合ほずみ
が居るとこへ向かっていった。
実はこの男たちが、河合ほずみを裏で
調教していた者たちであり、昨晩も全
裸に剥いた河合ほずみに首輪をつけて
散歩をしていたらしい。
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一方、河合ほずみの方は何となくこの状況を把握していた。
(普段、3人組はサングラスをかけていない為、分からなかった)
みねと後ろで起こってることを噂しており、3人組が近づいてくるまで
他の生徒たちと一緒に知らないフリをしていた。
ついに、3人組の男は、河合ほずみの近くまで接近し、みねを押しのけ
るようにしながら男たちが割り入ってきた。
一応、確認のため男は河合ほずみをじっと見つめ「河合ほずみちゃんだ
よね?」わざと聞いた。
河合ほずみの方はすでに分かっていたが「は?あ、あの、誰ですか?」
と顔をしかめてきた。
だが、他人のフリなど通じるはずはなく、河合ほずみは男たちに取り囲
まれた。そして、はっきりと気づいた河合ほずみが小声で言ってきた。
ぼそっ「藤堂さん!や、約束が違うわ..まだ卒業式は終わってないわ。
最後に来るって言ってたでしょ!」
「さあ、そんなこと約束したかなぁ〜」
ぼそっ「そっちがその気なら、私も約束を守りませんっ!」
「へぇ〜、やっぱ普段のほずみちゃんは威勢がいいなぁ〜」
「こういうほずみちゃんもなかなかいいぜ」
「実はな、ボスが卒業式終わりじゃ映像としてはインパクト無いと文句言
ってきてさ。早めにやれっていうことになったんだ」
ぼそっ「そ、そんなのそっちの勝手でしょ!」
「まあいいじゃねーか」「よくないわよっ!」
藤堂たち3人組と揉める河合ほずみ。体育館の左半分は女子で、右半分
は男子が並んでいるが、男子のほうからは女子の方がよく見えない。
が、何か藤堂たちと言い合ってる事はわかっていた。
河合ほずみを取り囲んだ藤堂たちは、周りからは見えないようにして胸
元を開いたり、スカートをはたいて楽しんでいる。
後ろの女子は、驚いた目で見ている。
「あいつら、何やってるんだぁ?」
幼馴染のカレは、遠くから不思議そうにみていた。
「そうだ、せっかくだからほずみちゃんを胴上げしよーぜ」
「俺たちなりの卒業祝いってやつか、いいね〜」「じゃあーそーれー」
周りに生徒たちが居る中で、藤堂たちは河合ほずみを身体を持ち上げて
胴上げを始めると男子たちの目がある部分に釘つげとなる。
それは胴上げで無防備になった河合ほずみの白のパンティが丸見えとな
ったからだ。
「おい、お前らも手伝えよ。3人じゃ重いんだよ」
その言葉に近くに居た5人の男子が周りの目を気にせずに胴上げに我先
にと加わってきた。
それはきっと河合ほずみの身体に触れられるからだろう。
藤堂たちが意図的に男子たちの手の上に河合ほずみの胸やお尻が落ちる
ように誘導する。河合ほずみの柔らかな恥部の感覚を男子たちに堪能させ
ながら、5分ほど胴上げが続いた。
「さて、胴上げもすんだから本題にいくとするか〜」
「ま、待って!卒業生代表のスピーチが残ってるから..それだけやらし
てちょうだい..」
「そっか、スピーチは目玉だがら認めてやるぜ」
「くだらねースピーチしたら、分かってるよな?」
「…分かってるわ..あなた達に言われなくてもするつもりよ..これは
私なりのケジメなんだから..」
おそらく、これが真面目な河合ほずみの最後の姿であることを自分が一
番知っていた。
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