第6話「桂、羞恥のクイズゲーム」
ハーバード大学を卒業している清純アイドル、百合谷 桂。
知性派タレントとしても売れている彼女が今、安希の策略に嵌ってお色
気深夜番組に出されてしまっているのだ。
桂はそこでエステティシャンの言うがままに次々と卑猥な行為を見せて
しまうことになり既に清純アイドルとしての立場を完全に崩されることに
なる。
だが、安希にとって、これだけで気がすむはずはない。
アイドルだけではなく、知性派タレントとしての桂のイメージすらも壊
そうとしていたのであった。
「谷野っち。そろそろゲームを始めていいかな?」
「ああ。本当にそのクイズゲームをするのか?」
「ええ、じゃあまずは私の音声をあっちに伝えないとね」
パチンッ。安希が指を鳴らすと編成室の方で安希の音声をマッサージの
部屋に流すように設定したのであった。
「こんばんは。百合谷ちゃん」安希の声がマッサージの部屋に響き渡る。
「!!こ・この声は...」安希の声で桂は崩れかかっていた正気をすぐ
にとり戻し始めてしまう。
そして、これが罠であったことを、やっと気付き始めたのである。
「・・・まさか..この番組って..あなたの..」
「んふふ。さすが知性派の百合谷ちゃん。頭の回転が早いわね」
正気を取り戻していく桂は、今まで自分がやってた事を整理し始める。
そして、今では全裸でマッサージを受けてしまった自分の事を後悔し始
めてきた。
「ぐっ...こ・これは貴女の仕業だったのね!!」
「んふふ。そうよ。でも気持ちよかったでしょ?」
「卑怯よ..こんなことしてくるなんて..」
「今さら、何言ってるのよ。そうだわ。良かったら今からあなたの好きな
クイズゲームをやってみないかしら?」
「ふ・ふざけないで!!」桂のきつい眼光がモニタに向けて発しられる。
そう、エステティシャンが一生懸命追い込んだ桂を安希は台無しにしよ
うとしていた。
「んふふ。そうそう。百合谷ちゃんのその表情を待っていたのよ」
「な・何ですって?」
「百合谷ちゃん。今からあなたの本当の姿を晒してあげるわ。その為にわ
ざわざ正気に戻してあげたんだから」
「バカにしないでよ!もう悪いけどあんたみたいなエロ女に関わる気はな
いわ!!」
「あははっ。エロ女、いい言葉ね。その言葉を陰口じゃなくあなたから直
接、聞きたかったのよ」
「ああー?頭おかしいんじゃない。あんた!」
「おかしくなるのはあなたよ。百合谷ちゃん」
「悪いけど..すぐにでも帰らせてもらうわ!」
「どうぞ。こっちはとりあえず、勝手にクイズを始めさせてもらうけど」
「勝手にすればいいわ。そんなの答えるつもりはないから!」
「わかってるわ。じゃあ、まずは第1問目!」
第1問 <今、怒っている百合谷 桂が本当に望んでいるのは?>
A.安希を訴える。 B.今いるエステティシャンを訴える。
C.番組を訴える。 D.素直にしてと訴える。
「ふざけないで!A、B、C全部やってやるわ!!」
「悪いけど正解は1つだけなのよ。百合谷ちゃん」
「そんな事!どうでもいいわ!!さっさと帰らせてもらうわ!!」
安希の態度に怒っている桂は帰ろうとして、すぐに立ち上がろうとした
が桂の身体にはすでにある異変が起こっていた。
(あ・あれっ?か・身体が動かない?)
そう、まるで金縛りにあったかの様に身体が言う事をきかなかったので
あった。
エステティシャンはくすくすと笑いながら、疑問に応える様に桂の耳元
でこう囁いてくる。
ぼそっ。「もう無理よ。あなたの身体はここから去るのを嫌がっている
んだから。ふふっ」
「!!わ・私に金縛りをかけたのね。卑怯よ!!」
「ふふ。そんな事するわけないでしょ。嫌がってるって言うのはこういう
事よ」
エステティシャンが軽く触れる程度に桂のお尻を擦った。
それと同時に桂の身体中に凄い快感が走ったのだ。
「ふぁぁぁんんっっっ!!」
「あなたはマッサージの続きを楽しみに待っているのよ」
「そ・そんな事ないわ!!」
桂は顔を真っ赤にしてエステティシャンに怒鳴ってくる。
しかしエステティシャンは平然として応え返してきた。
「そう?さっきはあんなに喘いでたのに、続きが欲しくないの?」
そう言いながら今度はお尻近くの脚を擦ってくる。
「あれは!!あ・あなたたちが私を喘ぐ風にしてきたから..」
「そう?その割には今もぐっしょり濡れてるけど?」
「!!!そ・それは..」
「このまま帰ったらお尻のマッサージできなくなっちゃうわよ」
エステティシャンが今度は桂のお尻を強く擦ってくる。
強く擦ると桂の秘部からますます愛液が溢れ始めてきた。
「こんなに興奮しているのは演技ってことなのかしら?ねえ?」
彼女は他の2人のエステティシャンに合図を送ると2人も早速、太もも
やふくらはぎをマッサージを再開し始めたのであった。
「くはぁぁぁんんんっ!!」
「さあ?どうするの?止めてもいいのよ。止める?」
彼女はお尻を擦っていた手を離すと他の2人も一斉に手を止める。
そんな彼女たちに強気だった桂が、弱々しい声で嘆願してしまった。
「ああぁぁ...ちょっとぉ...や・やめないで..」
「ではお客様。そろそろ、お帰りの支度をなさるならどうぞこちらへ」
彼女は桂の答えに反するように、わざと出口を指して桂に微笑んでくる。
既に桂が、この快感から逃げられない事を見抜いており、桂自身もその
事を思い知ってしまった。
そして、ついに桂の口から禁断の言葉を出してしまう。
「・・・・・・・・で・で・・でぃです..」
「う・うん?なぁに?」
「Dです...素直にしてと訴える。です...」
「ゲームに参加してくれるんだ」彼女の問いに桂が軽く頷いた。
「安希さーん。彼女参加してくれるみたいですよ」
「そう。じゃあ、もう1回聞くわよ。百合谷 桂が本当に望んでいるのは?」
「・・・で・Dの素直にしてと訴える。です...」
「ファ●ナルア●サー?」
「ふぁ・・ふぁ●なるあ●さーです...」
桂がついに答えると安希はわざとらしく正解の言葉を溜め始めた。
「う〜ん〜。う〜〜む〜〜」
「ちょ・ちょっと焦らさないで・・・」
「・・・・んふふ。正解っ!!見事20円獲得ね」
「そ・そんな事いいわよ。は・早くお・お尻をぉぉ..」
「んふふ。わかったわよ。みんなご褒美をしてあげて」
「はぁい〜。じゃあ、お尻のマッサージ始めるわよぉ」
「ああん、お尻にぃぃ〜!おしりにぃぃぃ〜」
桂は思わず喜びの声をあげた。エステシャンたちの手がお尻に触れただ
けで幸せを感じる。その手がわざとパンパンとお尻を叩いても、双尻の肉
を引っ張っても身体には快感として伝わる。
それほどまでに桂はお尻のマッサージを待ち焦がれていたのであった。
(いくら叩いてもいいわ..肛門も晒されてもいいわ..マッサージして
くれるなら何でも許しちゃう..)
もはや桂のお尻はエステシャンたちに贈呈されたようなものだ。何をさ
れても抵抗出来なくなっており、桂の秘部からは大量の愛液がはしたなく
溢れ続けていた。
エステティシャンたちは、そんな桂を失笑しながら本格的なお尻のマッ
サージを開始したのであった。
桂のお尻の肉を両手で上に押し上げながら、円を描くようにもみ始めて
いくと、桂の身体に凄い快感が走り始める。
彼女らの1人の指は桂のお尻の割れ目を丁寧になぞり、決して秘部に触
れないように適度につぼを押してくる。
また別の1人は桂の柔らかい尻肉を揉みくだすようにしている。
で最後の1人は完全に晒されてしまったお尻の穴の周りを中心にマッサ
ージを行っていた。
桂の心はこの快感にどんどん酔いしれてきてしまい恍惚な表情になって
いく。
(き・気持ちいい..お尻だけでこんなに気持ちいいんなんて...)
桂の目がとろりとし始めた所で安希が再び第2問を出してきた。
「百合谷ちゃん。そろそろ第2問にいくわよ」
第2問 <普段、肩だしの衣装が多い百合谷 桂の真意は?>
A.ファンションだから。 B.綺麗な肩を見せたいから。
C.とても暑がりだから。 D.おっぱいをこぼしたいから。
「さあ、どれかしら?百合谷ちゃん」安希が答えを求めると同時に3人の
エステティシャンたちの動きが、わざと止まってしまう。
「・・・えっ..と・止めないで..」
桂が自分からはしたないお願いをし始めると、エステティシャンの1人
がうつ伏せでつぶれている桂の胸を軽く指でつついてくる。
ぼそっ。「ここだよね?百合谷ちゃん」つんつん。
何と桂に卑猥な正解を言わせようとアドバイスをしてきたのだ。
(こんな事を言えっていうの・・・・)
桂は一瞬、拒む表情を見せたが快感の欲求から逃げられず、すぐに諦め
た表情に変わり答えを言ってしまう。
「・・・・・・・は・はい。で・で・Dです...」
「う・うん?小さくて聞こえないわよ。百合谷ちゃん」
「Dです...おっぱいをこぼしたいからです...」
「へえ、そうなんだ。百合谷ちゃん、おっぱい大きいからね」
「・・・・・・・・・・・」
「じゃあ、もう1回聞くわよ。肩だしの衣装が多い百合谷 桂の真意は?」
「・・・で・Dのおっぱいをこぼしたいからです...」
「ファ●ナルア●サー?」
「ふぁ・・ふぁ●なるあ●さーです...」
桂がついに答えるとまた安希はわざとらしく正解の言葉をため始めた。
「う〜ん〜。う〜〜む〜〜」
「は・早く正解を言ってよぉぉ...」
「・・・・んふふ。正解っ!!見事50円獲得ね」
「そ・そんな事より..は・早くつづきを..」
「と言うより、もうお尻は終わりよ」
「そんなぁ....」
「次はお尻より、もっといいとこをしてあげる。ふふっ」
そう言うと彼女は桂のうつ伏せでつぶれている胸の側面を指でぐりぐり
押してくる。
次はお尻よりも感じる胸をしてくれるというメッセージであった。
桂自身も、お尻よりも感じる胸のマッサージに期待するかのように声を
出してしまう。
「くふぅぅぅんん!!」
「どうやら、わかったようね」
「あ・あの・・早くしてください・・」
「素直でいいわね。でも、それには安希さんの次の問題を解かないと駄目
だけどね」
「こ・答える!答えるからは・早くぅーーー」
「だって、安希さん」
「そうね。じゃあ続けて第3問にいってあげるわ」
第3問<これから百合谷 桂がTVで見せたいのは?>
A.学者顔負けの知性。 B.お嬢様顔負けの清純さ。
C.女優顔負けの演技。 D.風俗嬢顔負けのFカップ。
「さあ、どれかしら?百合谷ちゃん」安希は微笑みながら聞いてくる。
「・・・・・・・こ・これを言えと..」
「あら?まだ意外に抵抗心が残ってたのね」
そう、さすがの桂も胸を晒す事には抵抗が強くこの問いのおかげで何と
か快感から逃れるキッカケを作れたのだ。
「・・・ひ・卑怯よ..このエ・エロ女...」
「んふふ。もうすぐ、あなたもそのエロ女の仲間入りよ」
「こ・これ以上..好き勝手されてたまるものですか..」
「いつ、あなたを束縛したの?いいのよ。帰っても。ねえ?」
安希はエステティシャンたちに相槌を求める。
「そうよ。でも残念ね。もっと気持ち良くなるのに」
ぐりぐり。彼女は桂の胸を指でぐりぐり回しながら言ってくる。
「くはぁぁ....」
「そうよ。もったいないわよ。こんなチャンス」
今度は微妙なタッチで桂の胸を擦り快感を高めていく。
「くひぃぃ...」
「もう、いい加減素直になったら?」
強情な桂に彼女たちは胸近くの脇のツボを中心に責め始め、再び桂を快
感のトリコに変えていくのであった。
「・・・・・・・わ・わかったわ...」
「わかったって何が?」
「Dよ!!早く私の胸をさ・晒してぇぇーー!!」
ついに桂の最後の抵抗心までもが、快楽に敗北してしまった。
そう、清純派アイドルとしての百合谷 桂が壊れた瞬間である。
桂のあやゆる抵抗は空しく安希によって全て崩されてしまったのであった。
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