第9話「小学校のロケにて」
4本のレギュラーを順調にこなしてる中、作山がまた新たな仕事を衣愛
代のとこにもってくる。
「衣愛代ちゃん。今度はリポートの仕事が来たけど、どうかな?」
「リポートですか..それってバラエティの中でのリポートですか?」
「いや、お昼の番組のまじめなリポートなんだけど」
「えっ..そんな番組のリポートの仕事が来たんですか?」
「ああ、毎回いろんなアイドルにリポートさせるコーナーがあって衣愛代
ちゃんに次回のリポートが来たんだよ」
「そうだったんですか..それなら是非やらせてください」
衣愛代はすぐに出演の承諾をする。リポートは一度してみたかった仕事
であり、それが昼3時の真面目な番組のリポートといったら断る理由はな
いからだ。
「じゃあ、出演OKだね。生番組だけど大丈夫だよね?」
「はい、大丈夫です。失敗しない様に何回も練習しますので」
「よし、じゃあ、まかせたよ。衣愛代ちゃん」
「はいっ」
衣愛代はこうしてリポートの仕事を受けることとなり、ついにリポート
当日の日となった。
今回のリポートは、ある小学校に行き小学生たちにリポートをする仕事
であり、それもこれから行く小学校は少し名が通っている名門校であった。
その名門校に行き、実際に小学生たちに最近ヒットしたRPG”ペタク
エ”の感想を聞くのが衣愛代のリポート内容であった。
そして、いよいよ午後3時、衣愛代の出演する番組が始まり、衣愛代は
校庭に向かって歩いていく。
丁度、校庭に着くころに番組から生中継が繋がる進行であったのだ。
「では、今日のアイドルリポートのコーナーですが、今日は誰でしょうか」
司会者の掛け声と共に衣愛代の方へ中継が繋がる。
ついに、衣愛代の生リポートが始まったのである。
「はい。光野 衣愛代です。今日は最近ヒットしたRPG”ペタクエ”の
感想を聞きに、ここ**小学校まで、やって来ました」
「わぁーー衣愛代だぁぁーー」「衣愛代ちゃんだぁぁぁーー」「わぁぁーー」
校庭の真ん中に向かう衣愛代に校庭にいた多くの小学生たちが一斉に集
まってくる。
あらかじめTVの生番組がある事やアイドルの衣愛代が来るという事が
校内に伝えられていた為、集まってきた小学生は100人を軽く超えてい
たのであった。
あっという間に衣愛代の周りには100人の子供たちの輪が出来、衣愛
代は周りの子供たちに向かってリポートを始めたのであった。
「ねえ、みんな。ペタクエって知ってる?」
「うん、知ってる」「持ってるよ」「僕もプレイしてるよ」
「そのゲームって面白い?」
「うん。面白いよ!」「すっごく楽しいよ」「めちゃくちゃハマるよ」
「へぇ〜、じゃあ、お姉ちゃんもやって見ようかな」
子供たちは素直に衣愛代の質問に答え、何事もなく順調にリポートが続
いている。
そう、この時までは、ごく普通のリポートだったが、この後、衣愛代の
身にとんでもない事が起こってしまうのである。
後々、その元凶とも言える二人の子供が、怪しい行動を開始する。
小声で相談しながら衣愛代の元へ少しずつ近づいてくるのであった。
ぼそぼそ。「おい?本当にやるのか?」
ぼそぼそ。「もちろん」
ぼそぼそ。「大人のって..やっぱ違うのかな」
ぼそぼそ。「いろいろ違うよ。まあ見てろって」
小声で何やら話しているこの2人は、実はこの学校で有名な悪ガキ2人
組であり、そんな2人が良からぬ企みをしながら衣愛代に近づいてくる。
もちろん衣愛代は、それに気づくことは無く、あっさりとその2人を真
後ろに来る事を許してしまうのだ。
ぼそぼそ。「ふふ、やっとここまで着たぜ」
ぼぞぼぞ。「じゃあ、そろそろやるか?」
ぼそぼそ。「ああ、一気に行くぜ!!」
ぼそぼそ。「おおっ!それじゃ、いっせいのーー!!」
ズルッ!!
2人の悪ガキはそう言うと、何と衣愛代のジャージの腰のとこに手を掛
けてそのまま一気にジャージを下ろしてきたのである。
それも、とんでもない事にパンティと一緒に下まで下ろしてしまったのだ。
「!!」(えっ!!)衣愛代は子供たちに何かをされた事に少し驚いてし
まう。
だが、まだ全ては知る事は出来ず、悪ガキの1人の手がお尻に当たる事
でようやくジャージが脱がされた事に気づいたのであった。
(うそっ..ジャージ下ろされている..ああっ・・・ショーツまでも!!)
そう、今日は子供たちが相手という事もあり、スカートは捲られる危険
があるとしてわざわざジャージ姿にしたのだが、それがかえって裏目に出
てしまった事になる。
まさか、丸ごと下ろされてしまうなんて考えもしなかったのであった。
(ど・どうしよ...下半身が...)
衣愛代は顔を真っ赤にして辺りを見回す。けど、周りは何も慌てる様子
なく普通に番組が進行している。
そう、100人もいる子供たちの背が衣愛代のへそが隠れる所まで来て
いるので脱がされている事がまだ判っていない状況であったのだ。
(...どーしよ..生番組だし..ここで、もし騒いだら..)
衣愛代は困惑しながらも必死に考える。すぐにでもジャージを上げたい
のは山々だがそれを行えば何が起こったかをTVに知らせる事になってし
まう。
これは真面目な番組であることから、恥部など見せた日には取り返しの
つかないことになるだろう。
生中継は時間にして数分、このリポートが終わるまで、事を大事にしな
いのが賢明であると衣愛代は判断し、あえて苦汁の選択を取るしかなかった。
一方、脱がした悪ガキたちは衣愛代の箇所について大胆にも話し始める。
ぼそぼそ。「ほら、女だからちんちん付いてないだろ?」
ぼそぼそ。「本当だ。でも毛が生えているんだね」
ぼそぼそ。「大人の女はみんなこうだよ。母ちゃんも生えてたからな」
ぼそぼそ。「ねえねえ。前の方は何か割れてる感じだけど?どうして?」
ぼそぼそ。「本当だ。なんでだろ?これ開くのかな?」
悪ガキたちは何と衣愛代の秘部を少し左右に開いてしまう。
「ひやぁっ!!」あまりの悪ガキの行動に衣愛代は少し小さな悲鳴をあげ
てしまった。
(この子たち..何てことをしてくるのよ..)
衣愛代は身体を少し震わしながらも平常心を保とうと必死に笑顔を作る。
しかし、悪ガキたちの悪戯は止まることはない。
左右の大陰唇を掴んでいる悪ガキが、柔らかい感触を楽しむかの様に揉
んでくる。
衣愛代は腰を振るなどして何とか抵抗を試みるが、悪ガキの手は離れない。
むしろ、抵抗する衣愛代に面白がって悪ガキたちは更に陰唇を広げてし
まう。
(ああぁぁぁっ・・・)
衣愛代は仕方なく抵抗をやめると、悪ガキたちは衣愛代の開いた秘部の
中を指で軽く弄り始める。
もはや、衣愛代のおま●こは悪ガキたちの手中に堕ちていたのだ。
悪ガキたちの撫で回す行為に思わず声を出しそうになってしまう衣愛代。
もし、こんなことがTVの前に晒されてしまったらアイドル生命も終わ
ってしまうだろう。
だが、モジモジしている衣愛代の動きは変であり、その不可思議な行動
にカメラマンが衣愛代の後ろ姿をクローズアップしようと後ろに回ってし
まう。
「うわぁ!!」
とんでもない映像にカメラマン自身が悲鳴を出し、事の真実をTVカメ
ラで映してしまった。
そう、一瞬だけTVにはジャージを下ろされた衣愛代のお尻が映ったの
である。
すぐに、カメラマンが咄嗟にアングルを変えたのだが、脱がされていた
とは予測できなかった為、お尻のシーンが数秒TVに流れてしまった。
だが、幸か不幸かそのシーンが後ろで助かったと言う事だった。
もしこれが前だったら大問題になるのは当然であるからだ。
ジャージが下ろされたシーンを見た司会者が咄嗟にフォローを入れてくる。
「いやあ・・・最近の子供は危ない事しますね..」
何とか、その場を切り抜けようとしているがスタジオは、もはや混乱状
態である。
そして当の衣愛代自身も未だ、ジャージを下ろされたままで立っている。
というより、この後、どうしていいか衣愛代自身では判断できないからだ。
とりあえず分かった事はジャージを下ろされたのがスタジオにばれてし
まったと言う事であり、隠し通す必要が無くなった衣愛代は恥かしさが込
み上げ、ついにマイクを放して両手で前を隠してしまうのだった。
だが、その必死な行為が悪ガキや周りの好奇心旺盛な子供たちを刺激し
てしまう事となる。
悪ガキが周りの子供たちを刺激する言葉を大声で出してきてしまう。
「それーみんなではがしちゃえ!!」
「いやぁっ!!ちょっとやめてぇぇ!」
子供たちは無邪気に衣愛代の股を押さえてる両手を数人で外してしまい、
衣愛代の羞恥姿を遊び始めてくるのであった。
こういう状況になると大人たちよりも、恥じらいを知らない子供たちの
方がとんでもない事をしてくるものである。
男の子たちの手が一斉に衣愛代の前の秘部や後ろのお尻に触り始めてき
てしまう。
「そーれっ!!ここを開いちゃえー!!」ぐにゅっ!!
子供たちは何と衣愛代の秘部を思い切り開いてくる。
「きゃっ!!そこはだめっ!!」
「うわぁー何かぐにゃぐにゃだー!」
「ピンク色で変なのー」
「いやぁぁーーそんなとこ掴まないで!!」
子供たちは平気で衣愛代の大陰唇をつまんで引っ張ったり、揉んだりし
て無茶苦茶な事をしてくるのである。
「ちょっとお願いだからやめてっ」
衣愛代は恥部を弄られながらも、必死に自我を保ちながら子供たちに頼
みこんでくる。
しかし一度、悪戯心に火かついた子供たちを止めることは不可能に近い
ことであった。
「やだよー」
「それ!かんちょーだぁぁ」
「きゃっ!!」
「ぐりぐりー」
「だめっ。そんなとこに指入れないで・・」
子供たちの影で一切、TVでは映る事のない猥褻な行為だが、スタジオ
では司会者の脇の女子アナが顔を真っ赤にしてしまう。
そう音声は入っており、その音声から何をされてるかが予想つくからで
ある。
「あ・あの..こ・子供たちは何をやっているんで・でしょうかね」
女子アナは何とか司会者と一緒にその場をフォローしようとしているが、
子供たちがやっている行為が音声として次々と卑猥さを盛り上げていって
しまう。
「た・単なるこ・子供の悪ふざけですよ..すぐ治まりますよ...」
司会者も少し汗だくになりながら何とか場を切り抜けようとしていたが、
もはやとんでもない状況なのは間違いない。
そんな状況の中、衣愛代がほとんど抵抗できない事を知ると子供たちの
行動が、ますますエスカレートしていってしまうのである。
「もじゃもじゃー」
「それそれ」
「いやー引っ張らないで!!」
「中のピンクには毛はないね」
「本当だ!」
「ちょっと、そう言うこと言っちゃだめっ」
平然と危ない事を言ってくる子供たちに衣愛代はこのままだとまずいと
思った。
そこで衣愛代はしゃがむ事でこの状況から抜けでようと考え、しゃがん
で切り抜ける事を考える。
そして、すぐに実行に移し、突然子供たちの輪から消える衣愛代。
当然、しゃがんだ事によって下半身への子供たちの行為も抑えることが
出来たのである。
だが、かえってこの行為が衣愛代の身に新たな羞恥を呼ぶとは思っても
いなかったであろう。
そう、ここでしゃがんたのが、とんでもない間違いであった事を衣愛代
はこの後、思い知る事となったのである。
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