第1話「美人風紀委員長の屈辱」(挿絵:cabさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 ぶつぶつ「どうして..こういうことに..納得いかないわっ」  ブツブツ独り言を言いながら、風紀委員長の木曽谷 美依(きそたに みい)が放課後に職員室へ向かってツカツカと歩いていた。  廊下の窓からはグラウンドで遊んでいる大勢の生徒の姿が見え、放課後 の割には男子の声が飛び交って騒がしがった。  朝から快晴で温かかったせいなのだろう。  グラウンドではサッカーやらバスケやらスポーツに夢中になっているよ うだった。ただ、男子の数が多いのが気になるところだが..  そんなグラウンドの様子を一望できるところに、ベランダ付きの職員室 がある。  木曽谷 美依は、その職員室へ用事があって向かっていた。校内の風紀 の乱れを一通り取り締まってから来ていた。  いつも彼女は風紀委員長として、どんな相手でも強気な姿勢で取締りを 行っていた。  まだ1年生でありながら、生徒や教師からの人望が高いことから委員長に 抜擢された。そして荒れ果てた学校で生徒たちの風紀と秩序を取り戻し、 次は教師たちの改革を行おうとしていた。  ふと足を止めて、腕についてた腕章をぎゅっと握りながら目の前に見え る職員室を見ながら、こう呟いた。 (負けてたまるものですか..これから、どんな目に遭っても負けないわ)  ガラッ「失礼します」「おおっ、木曽谷か。今度のことは不幸だったな」

声を掛けたのは2年の学年主任だった。何か
勝ち誇った顔をしていた。
(あんなに怯えてたのが嘘みたいだわ)
数日前までは風紀委員長に糾弾されると思
いビクビクしていた教師がいきいきしてた。
(目の前にいるのが例の認定管理所の職員
たちね..)
教師たちと一緒にいる男たちは、書類を出
しながら入ってきた女性が木曽谷 美依で
あるかどうかを確認していた。
「木曽谷 美依さんですね?」
「はい、そうです」
「今回、”特例女子高生”の制度を本人が
申請したことに相違ありませんか?」
「はい、問題ありません。私自身が申請し
ましたから」
悔しい表情を浮かべながら幾つかの質問を
受け答えたあとで学年主任がニヤついた顔
で話しかけてきた。

「お前さんの両親、黒字倒産みたいだな。
恨むなら貸し渋りの銀行にでもするんだな」
「・・・・どーせ、いい気味と思ってるんで
しょ!あんたは..いいや、ここにいる連
中は!」
「何を言ってるんだ。我々、教師は君の風
紀取締りにすごく感謝しているんだよ。君
のおかげで、この学校がどれだけ良くなっ
たか知れないからな」

「そうね。見て見ぬフリをするあんたたちにはいいことでしょうね。それ が対岸の火事と知ったあんたらは慌ててたからね」 「はははっ、何を言ってるんだ。私たちは何のことだか分からないな」 「・・・たとえ、”特例女子高生”になったからって、風紀委員長をやめ るつもりはないわ!それだけは、はっきり言っとくわ」 「ああっ、構わないさ。ずっと我が校のために頑張ってくれたまえ」  どうやら、彼女は親の会社が倒産し、多額の借金を背負ったために”特 例女子高生”の申請をしたらしい。  ”特例女子高生”それはこの地域特有の制度であり、認定されるといろ いろな手厚い補助と免除を受けられることになる。  簡単に言えば、食費や交通費などの多くの生活費が免除されるのだ。  ただ多数のデメリットも発生することになる。  私物は、ほぼ没収され認定管理所より提供されたものしか使用できなく なってしまう。  しかも今、着ている制服や下着までも認定されたと同時に全て没収され るのだ。  彼女も”特例女子高生”の女子が認定と同時にその場で裸にされること を耳にしていた。  聞いた話だと、裸になることを拒否した女子が逃げ出し、追いかけなが ら裸にされたそうだった。  申請した時から、こうなることは分かっていた彼女は自分からこう切り 出してきた。 「・・・分かってるわよ。制服も下着も..没収なんでしょ!いいわよ、 脱げばいいんでしょ」 「素直で結構ですね。あと認定の様子は記録として提出する必要がありま すので、先生の誰かが記録係をお願い出来ますか?」 「えっ?き・記録って..」 「それなら、この私が撮りましょう。学年主任として責任を持って記録し ますよ。隅々までな〜、おっとこれは失言、失言っ」  ニヤニヤしながらビデオカメラを受け取る学年主任。  脱ぐところを記録と撮られることになっても彼女はぐっと我慢してカメ ラの前で自分から服を脱ぎ始めた。  こんな教師たちの前で脱ぐのは悔しいけど、生徒たちの前で晒されるよ りは、ずっとマシだと諦めることにした。  そう..彼女、木曽谷 美依はこの時から”特例女子高生”となった。  制服を脱ぎ、下着姿となった彼女が一度手を止めた。  どうやら、ニヤニヤしながら見ている男性教諭たちの教師らしくない顔 を見たら、悔しさがこみ上げてきたたしい。  けど、恥ずかしがりながら脱いたら、こいつらを喜ばせるだけだと思っ た彼女は堂々と脱ぐことを決めた。  ブラジャーを外し、パンティを脱いだ彼女は、脱いだ下着や服を認定管 理所の男性職員たちに叩き付けた。  バンッ!「これでいいんでしょ!さあ、代わりの服をさっさとよこして!」  だが、男性職員は何故か代わりの服を渡そうとせず、とんでもない条件 を出してきた。 「この脱いだ服は、職員室のベランダから捨ててください。捨てる時は1 つずつ、ゆっくり捨ててください」 「ちょ・ちょっと待ってよ!職員室のベランダってグラウンドから丸見え じゃない!今、放課後なのよ。遊んでいる生徒もいるのよっ!」 「関係ありません!出来ないなら強制的にやらせるだけです」 「・・・わ・わかったわ..やれば..やればいいんでしょ!」  素っ裸の彼女が悔しい顔をしながら自分の服と下着を持って職員室のベ ランダへ出た。  今日は朝から快晴のため、直射日光が彼女の肌を照り付ける。  風紀委員長と堅い立場の女性とは思わないほどの見事なスタイルがグラ ウンドにいる生徒たちの前に晒された。  天気もいいせいか、まだ多くの生徒がグラウンドに残っていたらしく、 突然現れた裸の女子に騒ぎ始めた。  そして、すぐにその女子が風紀委員長であることに知った。  その中で彼女が1枚ずつ職員室のベランダから自分の脱いだ服を捨て始 めた。  当然ながら下の方では男子たちの激しい争奪戦が繰り広げられており、 そんなとこに下着まで捨てなければいけないことに悔しくてたまらない。 「こいつらに..下着を奪われるなんて..」  何度も言うが、かってこの学校の風紀は彼女が来るまでは最悪だった。  その荒れた風紀を彼女が必死に頑張って、良くしていったのだ。  もちろん、取り締まれた生徒たちの妬みや恨みを買うことになるが、脅 しに屈することなく風紀委員長として全力で取り組んだ。  そのおかげで生徒たちの風紀はかなり改善され、あとは堕落した教師た ちを何とかしようと思った矢先だった。  突然、親の倒産で”特例女子高生”となってしまったのだ。 「こ・これは命令されてやってんのよっ!だから見ないでよ」  自分の身体をじろじろ見てくる男子たちに、これが自分の意思じゃない ことを必死に説明した。  下で見ている男子たちは、まさかの教師たちの逆転劇に驚きながらも、 よくやったと内心では褒め称えていた。 「見るなぁぁ..見ないでよぉぉー」  常に凛としていた彼女の恥ずかしがる姿に男子たちの興奮は高まる。  彼女に取り締まられた誰もが、心の中では屈辱にまみれる姿を想像して 鬱憤を晴らしたからだ。まさに、それが現実となったのだ。  さらに想像以上の立派な身体つきに興奮のボルテージは上昇する一方だ。  そんな中で最後の1枚まで、脱いだ服を捨て続けたのであった。  全てを終えて、ようやく服を支給された彼女はホッと安堵の息をついた。  認定管理所からの男性職員たちが職員室から出ていってのを見て安心感 からか、腰がくだけるような感じでその場でしゃがみこんだ。  だが、彼女の恥辱がこれからが本番だとは思ってもいないだろう。  1人の教師が彼女の肩をポンと叩いて、こう言ってきた。 「今日はご苦労様。明日からはその格好で登校してくるんだよ。あと明日 は朝から朝礼があるからね」 「・・・はい、わかりました」  こうして、屈辱の放課後を終えて自宅に戻った彼女だが、家の前に行列 が出来ていることに気づいた。 「こ・この行列は何なの?まさか、まだ何かをやらせる気なの?」  行列の先には認定管理所からの男性職員たちが立っており、彼らに呼ば れるままに玄関までいくと彼女は愕然とした。  何と彼女が着ていた服や下着の物々交換会が行われていたからだ。 「ちょっと..私の服や下着をどうする気?」 「これはもう貴女のものではありません。我々の指示に従って物々交換を していただきます」  彼らが言うには、今から自分の服や下着を目の前に並んでる者たちが持 参した”共通物”と交換しろということだった。  それもこの”共通物”は明からに異様なものだった。 「このヤクルトの容器が共有物って..この中身は何ですかっ!」 「それは言えません。貴女のご想像にお任せします」 「・・・うっ!この白いものをまさか飲めっていうの?」 「はい。貴女には交換したこれを飲むか、頭から掛けるかの選択をしても らいます」 「こ・こんな酸っぱい匂いがするものを飲めるわけないわ!」 「それでは頭からかけさせてもらいます。それで宜しいですね」 「わ・わかったわよっ!好きにかけたらいいわ..」  白濁の汁が入った容器に動揺を隠し切れない彼女。  けど、特例女子高生となった彼女は拒否出来ない。このまま、彼らの指 示通りに物々交換をすることになった。  そして、自分が大事にしていた服や下着が次々と得体の知れないヤクル トの容器へ換えられていく。  もちろん飲むことが出来ないので、彼らの手によって頭から掛けられて いく。 (屈辱だわ..こんな汚いものをかけられながら、交換を続けるなんて)  結局、この物々交換は夜遅くまで行われることになり、全て終わった時 には、彼女の顔はドロドロの白濁まみれになっていた。 「おえっ、げほげほっ」  口の中にも入ってしまった白濁の汁を吐き出す彼女。そして自分がなっ た特例女子高生の怖さを身にしみて分かってきた。 「こ・これが特例女子高生なのね..けど、こんなことで負けてたまるも のですか..」  明日はもっと卑猥なことをされるのは間違いないだろう。それでも何と か乗り越えてやると決意し、全裸で寝床につく彼女だった。 (今晩から裸で寝ろって言われたけど、これはどういう意味なのかしら?)    びちゃ!「!うぅっ..こういうことだったのね」  何と、悔しいことに彼女が寝るベットにも大量の白濁の汁がばら撒かれ ており、彼女は涙を堪えながらそのまま寝ることにしたのであった。


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