『その3、2日目。たくや』(1)


あぁ〜あ…。激しく自己嫌悪…。 あの日。初めて女の子になってしまった時、寺田に犯されながらも途中から快楽に目覚め(もっとぉ) …そう、自分から求めたあげく、それを他の先生や生徒に見つかって… あれは無理やり…って何度も説明したけれど、自分自身それは嘘だって判ってた。だって最後は自分 から寺田の背中に手を回して受け入れていたんだもの… そんな自分が、女の子の身体が怖くて『薬いらないでしょ!』と、怒っていた佐藤先輩に泣いて頼んで 男に戻してもらったのに。 また女の子になっちゃって…(メス奴隷になりますぅ〜) うぅ、あんな事誓っちゃって…どうなっちゃうんだろ?これから… 『女子用の制服、あるわけないよな?これ着て明日から授業受けろ。で、下着は用意してないんだ… 必要無いよな?たくや』 …うぅ〜我慢、我慢よ。あと2日。男に戻れるんだから何されたとしても…忘れればいいだけなんだから。 用意されたそれは…うちの学園のじゃなかった。セーラー服…しかもかなり短い…ちっちゃい。胸が、 きついし、おへそ見えるし、スカート…見えちゃう!絶対見えちゃうぅ!! 寝泊りしている保健室で、朝、着替えていると 「着替えたか?」「きゃ!」いつのまにか寺田が、中に入っていた。 「あの〜先生。これ、ほんとに着るんですか?」「…」 「先生?」「……」 あっ!「ご、ご主人様?」「なんだ?たくや」 くっそぉ〜〜なんであたしがこいつのぉ…内心の忸怩した思いを表情に出さないように注意しながら 話しかける。 「サイズが、合わないんですけど…」「ぴったりじゃないか!」 どこがぁ〜〜!! 「いえ、かなりキツ…」 「似合ってるぞ、たくや。お前に合うと思ってたんだ。…なんだ?恥ずかしいのか?俺とお前しかいない のに何を恥ずかしがる必要がある?え?」 だからイヤなのにぃ〜〜。…あん!ヤ、そんなトコ触らないで… 「もうすぐ授業だ。早く教室へ行け」「…はい。判りました…ご主人様…」 “ご主人様”…言葉に出すだけで顔が真っ赤になる。恥ずかしい…しかもあたしは本来、男…なのに、 そう呼ぶ時に酷く疼く心と身体…ううん!違う!この身体のせい!この感じやすいヤラしい身体にな ったせいだわ!男に戻れば…だい、じょう…ぶ… 午前中、寺田は執拗にあたしの身体を愛撫しつづけた… 保健体育の授業と称した、あたしの身体を使っての“女の子の身体の機能について”。 身体測定と称して、計る必要の無い部分の測定。 機械体操の時間…低い鉄棒に跨らせて(もちろん何も履いていない…擦れちゃう。鉄棒が、あ、熱いぃ) 跳び箱の上に寝転がって(あお向けになったあたしの股間に寺田の舌が…いや、そんなトコ舐めちゃ) マットの上でのマッサージ(そんなローションどこから…ひゃ、つ、冷たい!) …一通り、ヤラしい授業らしきモノに区切りがつくと 「疲れたろ?解してやるからな」と云って、またマッサージ… 背中に軽く爪を這わせる「あ、ああん!」耳と首筋に煙草臭い息を吹きかけられる「ふぅん」おへその 周辺を舐めまわす「ひゃん!」太股に手を這わせ、足の指を舐められ…身体のどんな部分に何をされて もヤらしい声を出してしまうあたし。 イヤ、こんな身体。なんでこんなに感じやすいのぉ… 「…ほんとに感度が良いよな、たくやは。もしもの時の媚薬も用意してたんだが、使う必要無いな。 使ったらイキまくりで失神しまくるかもしれんからな。それじゃこっちがツマらん」 「あ、あ、あ、ダ、ダメぇ〜イっちゃ、うぅ〜」 寺田の言葉の意味を理解する余裕も無い。股間からは熱いモノが絶えず溢れまるでおもらししたように なってる… 「午前中の授業は終わりだ。午後は水泳だからな…」 返事をする前に、あたしの意識は遠くなっていた… 続く


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