「裸の学級」第一話


1、始業式

  私立青空学園の始業式は4月6日に行われた。今日から担任を受け持つことになった新任教師゛沢田あかね゛はこれから教師としてやっていこうという胸の高鳴りでワクワクしていた。
  小等過程全校生徒340名の前で校長先生の挨拶が始まり「新入生の皆さんこれからの6年間を有意義に且つ正しく過ごしてください。そして進級される皆さんは新しい仲間と共に
  楽しい学校生活をすごせるように、そして勉強もしっかりお願いしますよ。では皆さんの担任の先生を紹介します」と言うと次々と担任の教師が紹介されて3年5組のあかねの番にな
  った「5組の皆さんよろしくね。沢田あかねです」
  その後の教師の挨拶を終えて始業式が終わり皆教室へ向かっていった。そこへ遅刻してきた女生徒が1人その列に加わろうとしてきた。しかもその女生徒は全裸であった。

2、3年5組  
  全生徒が教室に入っていったがその女生徒だけは教師たちに取り囲まれてしまった。「君はどういうつもりでこの青空学園に転校したのかね。裸で授業を受けようとするのかバカバカ
  しい、親を呼びなさい親を」と言ってあくまでも教室に入れようとしない教師達であった。そこへ5組担任のあかねがやってきた。「あのこの子の担任の沢田ですけど、このままでは風邪
  をひいてしまいますので一旦中へ入れないといけないと思います」するとさっきの教師が「それはそうだがしかし裸というのは困る」と沢田は「保健室で親御さんがくるのを待ったらどうで
  しょう」と言うと「ウーン、ここはそれしか仕方ないか」と言った。
  沢田は「さぁこっちへ来なさい、寒かったでしょう」と言って保健室へ連れて行った。沢田はその足で3年5組の教室へ入った。
  「皆さん、私が5組の担任の沢田あかねです。今遅刻してきた生徒さんを保健室へ連れて行きました。今日は彼女はホームルームには出ません明日から授業を受けてもらいます
  なにか質問は」と言ったところでしまったと思った。彼女が全裸であることを見た生徒もいるかもしれないとという不安である。

3、親も全裸
  一時間が経ち女生徒の親が車でやってきた。というより遅刻した時も車で送ってきたのだが帰宅した時学園から呼び出しがあって再び舞い戻ってきたのである。校庭の隅に車が止まり
  ドアが開いて中から女性が出てきた。なんとその女性も全裸であった。
  校舎の中に入ると「保健室はどこかしら」と通りすがりの教師に聞いた。「ウワー」と言ったきり声も出せない。状態だが「ほ、保健室は突き当たりのの右側です」「そーありがとう」と言って
  女性はおっぱいを揺らせヒップを左右に振りながら歩いていった。
  しばらくしてあかねが保健室に来た。ドアを開けてめを丸くしてびっくりした。母親も全裸だったからである。「お母さんですか、まぁどうしてお子さんが裸なのか疑問でしたがお母さんも
  裸なのですか」と言うと「ええ家では女は全員裸で過ごしているのですよ。以前の学校も許可を得て二年生まで裸で通わせていました。もっとも最近は女の子を狙った事件も多い
  ので生き帰りには服を着させていましたが転校することになってからは私が車で送ることにしましたので家を出るときから裸でくるようにしましたがいけませんか」という母親である。

4、服
  あかねは「そうは言ってもお母さん、裸では周りの生徒の目もあります。服を着ないと娘さんがいじめられるかもしれません」「はいそれはわかっていますが家には服というものがありません
  ここに転校するときも以前の学校の服を全て棄ててしまいました。服を着るということが苦痛なのです。ですからこのまま裸で授業を受けさせたいのです」あかるは新任早々困ってしま
  った。まさか自分のクラスの女生徒が裸で授業をうけようなどと思ってもいなかったからである。「とにかく今日はこのままでは困りますのでお子さんを連れて帰って下さい。今日の職員
  会議で検討してみますので」と言うしかなかった。
  あかねはクラスに帰って困り果ててしまった。「どうしよう、このまま裸で授業を受けさせるかどうか。それはいけないことだとはわかっていたが釈然としない気持ちのまま生徒たちの顔を見て
  いた。その時1人の生徒が手を挙げた。「先生、遅刻してきた人って裸じゃなかったですか」というと皆もそうだそうだと騒ぎ始めてしまった。「静かに、静かにして」というしかないあかねだ
  った。

5、職員会議
  その日の職員会議は喧々囂々の体であった。まず教頭が「沢田先生、お母さんまでもが裸で学校に来られてびっくりなさったでしょう。一旦家に帰したのは良い判断だと思われます
  がそれは学校に判断を委ねたという形にしたということでしょうか」と尋ねた。あかねは「ええそうです。私としても生徒が裸で授業を受けるなどは思ってもみないことでしたのでこれは
  退学も含めて検討すべきだと思いまして」「それはそうですね、しかし義務教育の期間は余程のことが無い限り退学はできないということもあります。別に校則に違反しているわけで
  もなく」という教頭。と1人の教師が「教頭先生、しかしこれは学園の存続を揺るがしかねない大問題ですよ。私のクラスでもその話題でもちきりだったのです。裸の生徒が見たい
  などと」と苦々しく言うのである。あかねは「私はお母さんとお話をしましたがけっしてふざけた思いつきでやっているのではないと感じました。ただあの家族では裸は普通なのだと」
  そこまで言うともう1人の教師が「どうでしょう、一週間裸で通わせては、それで他の生徒が普通に対応できるのであれば問題はないと思うのですが」と言うと「まぁしかたないですか」
  という声が聞こえた。
  
6、裸の自己紹介
  次の日女生徒はお母さんに連れられ3年5組のクラスにやってきた。もちろん全裸である。他の生徒は「裸だ、まっぱだかだ。凄い」という歓声にも似た声を上げた。あかねは「静かに
  皆さん静かにして、これから自己紹介してもらいますので」というと裸の女生徒を促した。
  「こんにちは、大城加奈と言います。このとおり裸ですがお母さんが人間は裸で生まれたたのだから裸は恥かしくないと言っています。私もそう思うので裸で授業を受けようと思います。
  よろしくお願いします」と言うと拍手が沸いた。それを見てお母さんはおっぱいを揺らせて泣いていた。
  加奈が自分の椅子に座り一時間目の授業が始まった、他の女生徒は「いやーね、あそこを丸出しで平気なんて。恥かしくないのかしら」とヒソヒソ話を始める始末である。男の生徒
  ポカーンとしていか恥かしくて下を向いているかのどっちかである。

7、虐め
  午前中の授業が終わり給食の時間となった。加奈は当番ではなかったので椅子に座りきりで待っていたのだがいつまで経っても運ばれてこないので不審に思って当番の子に聞いて
  みた。「私の給食は」すると「あぁ裸の人には無いの」という返事である。「ウワーン」と泣き出す加奈。「どうしたの加奈ちゃん。あら給食を配ってくれなかったの。ちょっと当番の子
  来なさい」と言って「あななたち、どういうつもり。加奈ちゃんが裸だから給食を配らないなんて許しませんよ。分かっているの」叱られている生徒は下を向いているばかりだ。
  しかし次の日も次の日も給食は配られることはなかった。その度にあかねが当番の子を叱って配らせるのである「もーあなたたちどうして分からないの。裸は恥かしいことじゃないのよ
  分かったわ。今から先生も裸になるからそれでいいわね」というとあかねはブラウスのボタンを取り始めた。ブラジャーを取ると大きめのおっぱいがブルンと飛び出た。次にスカートを
  ストンと落とし最後の一枚も脱ぐと全裸になった。「どうあなたたち、これが先生のおっぱいよ。これが先生のあそこよ。皆同じなのわかる。女は皆こうなっているのよ良く見なさい」
  というとあかねは泣きはじめた。それを見て生徒達は皆泣いて誤った「ごめんね、先生もうしませんから」という声が聞こえた。

8、裸の授業
  次の日あかねは一時間目を迎えるに当たって迷っていた。昨日はああは言ったもののやはり裸は恥かしい。でも加奈と今日も来ている。やはり私も裸で授業をするべきなのだろう。
  職員室では朝の会議が始まっていた。そこであかねは昨日あったことを正直に話した。「やはり今日から裸で授業をするべでしょうか。加奈ちゃんがまた虐められたら困るし私は
  裸でも良いと思っているのですが」「それは困る。第一職員室から裸で教室に行くつもりかね。他の生徒の目もあることだし」「それは大丈夫です。教室で脱ぎますし脱衣用のカゴ
  も用意してありますので」と言うと「しかし一生徒の為に教師がはだかになるなんて前代未聞だよ」それに対してあかねは「いえこれは生徒全員の問題です。少し変わった生徒が
  いるとすぐに虐めの対象にしようとするそういうねじれた感情はいけないと教えたいのです」
  あかねは一時間目の授業を始めた。その前にブラウス、ブラジャー、スカート、ショーツを脱いでカゴに入れた。生徒から「先生きれい、おっぱいも大きい。ママの裸よりきれいだ」
  という感嘆の声が聞こえた。一時間目は国語の授業だったがあかねが教科書を読むたびに揺れるおっぱいに生徒達はくぎづけになった。

第一話 おわり


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